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2021年2月

クラリネット五重奏+ クラリネット・ポルカ

クラリネット五重奏+ クラリネット・ポルカ
Clarinet Polka(Polish Air)

編成はクラリネット4本、バスクラリネットに加えてドラムセット(省略可)です。
バスクラリネットはファゴット(コントラバス)またはバリトンサックス、チューバに変更可能です。
コントラバス、バリトンサックス、チューバの楽譜は同梱しています。

ポーランドの陽気な作品をコンサートピースに、ぜひどうぞ。

クラリネット五重奏+ クラリネット・ポルカ
Clarinet Polka(Polish Air)

編成はクラリネット4本、バスクラリネットに加えてドラムセット(省略可)です。
バスクラリネットはファゴット(コントラバス)またはバリトンサックス、チューバに変更可能です。
コントラバス、バリトンサックス、チューバの楽譜は同梱しています。

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参考音源
https://youtu.be/mpKMXUf46Gg

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

クラリネット・ポルカ(Clarinet Polka, A Hupfata, Kirta Polka, Klarinetten Muckl ドイツ語, Polka Dziadek ポーランド語)は、
ポルカの楽曲の一つです。由来には諸説ありますが、一般にポーランド民謡として扱われています。

急速なアルペッジョを中心とした器楽的な曲で、最も一般的な演奏形態はクラリネットの独奏あるいは重奏で、
変ロ長調の軽快なポルカとして演奏されます。この他、アコーディオンやヨーデルを含む様々な演奏形態のために編曲して演奏されています。

日本では、大阪・ABCラジオ(朝日放送)の番組「おはようパーソナリティ道上洋三です」および前番組の「おはようパーソナリティ中村鋭一です」の
オープニング・エンディングテーマ曲として1971年の放送開始当初から使用されています。

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  2021/02/18   animato

サックス四重奏+(六重奏)『ラブ・フォー・セール』

サックス四重奏+(六重奏)『ラブ・フォー・セール』
Love For Sale
Cole Porter

編成はAlto2本、Tenor、Baritoneに加えてVibraphone、Drums、です。
クラリネット四重奏+(六重奏)にも変更可能です。
金管四重奏+(六重奏)は発売中です。

コールポーターの素敵な作品をコンサートピースに、ぜひどうぞ。

サックス四重奏+(六重奏)『ラブ・フォー・セール』
Love For Sale
Cole Porter

編成はAlto2本、Tenor、Baritoneに加えてVibraphone、Drums、です。
クラリネット四重奏+(六重奏)にも変更可能です。
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https://youtu.be/XQtwk39zUKw

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

『ラブ・フォー・セール』( Love for Sale)は、コール・ポーター作詞・作曲による歌です。
スタンダード・ナンバーの一つであり、数多くの歌手によって録音されてきました。ジャズによるアレンジも多くあります。
邦題としては『恋はいかが』、『恋の売り物』と呼ばれています。
1930年12月8日にブロードウェイで初演されたミュージカル『ザ・ニューヨーカーズ』で使用されました。
『ザ・ニューヨーカーズ』は、反道徳的な登場人物とシニカルでけばけばしいナイトクラブの雰囲気を盛り込んだミュージカルであり、
『ラブ・フォー・セール』も娼婦の視点となっており売春を肯定的にあつかっていて公序良俗に反するとラジオで放送することが禁止されました。
しかし、むしろ放送禁止となったことで、話題となりました。
多くの女性歌手によってカバーされていますが、男性歌手によるカバーも存在しています。
トニー・ベネットは歌詞の「I」を「She」に変更して歌っています。

コール・ポーターは、ジョージ・ガーシュウィンらと並び20世紀アメリカを代表する大作曲家。"Love For Sale"に限らず、
"What is This Thing Called Love"、"night and Day"、"You'd Be so Nice to Come Home to"、"I Love Paris"、"All of Me"などなど、
多数のコール・ポーター楽曲が数多くのジャズメンに演奏し継がれ、スタンダード曲として定着しました。
彼は1920年代/1930年代のショウビズ界ではメインストリーム的な存在だったミュージカルの作曲家でした。
現在ジャズ・スタンダード曲として知られている曲の多くは、このパターンです。ガーシュウィンも同様にミュージカル作曲家でした。
そもそもはミュージカルの劇中歌として書かれた曲が、SPレコード化され、またラジオでオン・エアされ人気化するというのが
当時の流行曲のパターンでした。John Coltraneによる名演"My Favorite Things"も、
時代は少し異なりますが Richard Rogers=Oscar HammersteinⅢによるブロードウェイ・ミュージカル"Sound of Music"の挿入歌でした。

Love For Sale
(Cole Porter)

<Verse>
 
When the only sound in the empty street is
人気のないこの通りで唯一聞こえてくるのは

The heavy tread of the heavy feet
重い足取りで心細げに見回る
 
That belongs to a lonesome cop
お巡りさんの靴の音だけ

I open shop
そしてアタシは店を開ける

When the moon so long has been gazing down
お月さんがじっと
 
On the wayward ways of this wayward town
気まぐれなこの街を見下ろし

That her smile becomes a smirk
そしてニヤニヤと笑い出す頃

I go to work
お客はやって来るのさ

<Chorus>

Love for sale
恋はどうだい
 
Appetizing young love for sale
食欲をそそる若い恋は要らないかい

Love that's fresh and still unspoiled
新鮮でまだ傷んでいない恋を

Love that's only slightly soiled
ほんの少ししか汚れていない恋を

Love for sale
売ってるよ

Who will buy?
どなたが買ってくれるんだい?

Who would like to sample my supply?
この果実を試したいのはどの客かい?

Who's prepared to pay the price for a trip to paradise?
パラダイスへのお代を払ってくれるのは誰なんだい?

Love for sale
恋を売ってるよ

Let the poets pipe of love in their childish way
詩人たちには幼い恋を歌わせておけばいい

I know every type of love better far than they
あいつらよりもずっといろんな恋をアタシは知っている

If you want the thrill of love
もしもあんたが興奮する恋を望んでも

I've been through the mill of love
経験してるから大丈夫さ

Old love, new love
古くさい恋、今どきな恋

Every love,
どんな恋でも引き受ける

But true love..
本物の愛以外はね..

Love for sale
恋はどうだい

Appetizing young love for sale
食欲をそそる若い恋は要らないかい

If you want to buy my wares
もしもこの果実を買うつもりなら

Follow me and climb the stairs
アタシについて階段を上がってきな

Love for sale
恋を売ってやるよ

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  2021/02/17   animato

金管五重奏 組曲「ブルレスケ」II. スカラムーシュ

金管五重奏 組曲「ブルレスケ」 変ロ長調 TWV 55:B8
Ouverture Suite Burlesque in B-Flat Major, TWV 55:B8
II. Scaramouches スカラムーシュ

編成はTp.2本、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
クラリネット五重奏、木管五重奏、サックス五重奏にも変更可能です。

ドイツ・バロック期の名曲をコンサート・ピースに、ぜひどうぞ。

金管五重奏 組曲「ブルレスケ」 変ロ長調 TWV 55:B8
Ouverture Suite Burlesque in B-Flat Major, TWV 55:B8
II. Scaramouches スカラムーシュ

編成はTp.2本、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
クラリネット五重奏、木管五重奏、サックス五重奏にも変更可能です。

ドイツ・バロック期の名曲をコンサート・ピースに、ぜひどうぞ。

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参考音源
https://youtu.be/Li4bStpFP2E

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

I. Ouverture 序曲
8曲にわたる組曲「ブルレスケ」の序曲です。「ブルレスケ=バーレスク(Burlesque)」とは、
有名な作品を風刺したり、その作品のテーマをこっけいに描いたりする
文学・戯曲・音楽のジャンルです。しばしばパロディやパスティーシュと言い換えられ、
読み手(あるいは聞き手)に高い教養が求められるジャンルといえるでしょう。
文学や戯曲ジャンルとしての「バーレスク」という言葉は17世紀後半から用いられ、
その後アメリカにおいてバラエティ・ショーの形式による見世物を指すようになりました。

近年、バーレスクという言葉を頻繁に耳にするようになったのは、やはり映画『バーレスク』の影響でしょう。
映画『バーレスク』はクリスティーナ・アギレラが映画初主演を務めるということで話題を呼び、
アギレラのカッコイイ歌声とダンスは全世界を魅了しました。
映画『バーレスク』のような華やかなショーガールが出演するアメリカ式のバーレスクは、
1860年代から1940年代にかけて人気を博しました。

II. Scaramouches スカラムーシュ
スカラムーシュ(Scaramouche、本名:チベリオ・フィオレッリ、Tiberio Fiorelli、Fiorilliとも。1608 - 1694)は、イタリア、フランスの喜劇役者です。
17世紀フランスにおいて、最も有名な喜劇役者の1人でした。彼の演技はモリエールにも影響を与えたと伝えられています。
スカラムーシュ【(フランス)Scaramouche】 とはイタリアの即興喜劇(コメディア‐デラルテ)の
道化役です。黒い衣装をつけ、ほらをふき、空いばりする臆病者です。
17世紀の名優フィオリリによって完成された役柄です。
2歳のルイ14世とのエピソードが次のように伝えられています。
スカラムーシュが2歳になる王太子の部屋に伺候したとき、泣きわめく王太子を持て余すアンヌ・ドートリッシュに、幼児をなだめる許可を得て、
スカラムーシュは、なんともおかしなしかめ面や顔つきを王太子にして見せたので、誰にもまねできないそのしぐさに王太子は泣き止んだだけでなく、
笑い出してしまった。その挙句、こんなに滑稽な場面で、王妃様が大変お喜びになったせいか、
王太子はスカラムーシュの手と衣服にお漏らしをしてしまわれた。おかげで王妃をはじめ、
その部屋に居合わせた貴婦人も貴族も皆が大笑いしたのでした。
このころスカラムーシュは32、3歳でしたが、宮廷に伺候するたびに王太子のもとへ参上するよう命令を受け、
王太子をこよなく楽しませたので、王太子も大いに彼を気に入られ、その後イタリアから喜劇役者たちを呼ばれるときには
必ずスカラムーシュに声がかかったのでした。

III. Harlequinade ハーレクイネード
Harlequinade(ハーレクイネード)とは、ハーレクイン(Harlequin)が主役の無言劇を意味します。
ペドロリーノの後身である,ゆるい白い服に白塗りのピエロ(19世紀パリでドビュローが有名にした〈悲しき道化〉)。
逆にイギリスでは,19世紀初頭クリスマス・パントマイム(別名ハーレクイネードharlequinade)で活躍した名クラウン,
グリマルディのグロテスクな衣装と化粧。そして彼の影響を受けたおなじみの赤いつけ鼻のサーカス・クラウン。

IV. Colombine. Con Grave コロンバイン
イタリアのコロンバイン、コロンバインは、1530年頃にイタリアのコメディア・デラルテで生意気で巧妙な使用人の少女として生まれた
演劇のキャラクターとして知られています。 彼女のイタリア語の名前は「LittleDove」を意味します。 
彼女の衣装には帽子とエプロンが含まれていましたが、コメディアマスクはめったになく、通常はトスカーナ語で話していました。 
フランスの劇場では、キャラクターは女性のメイドで興味深くなり、カサンドレ、パンタロン(パンタルーン)、ハーレクイン、ピエロとは反対の
さまざまな役割を果たしました。 ブリティッシュコメディーでは、彼女は通常、パンタロンの娘またはその類であり、ハーレクインに恋をしていました。 
20世紀のミュージカルコメディのスーブレットは、コロンバインのキャラクターのバージョンです。

V. Pierrot. Viste ピエロ
ピエロとは西洋の道化役の一種。原型はルネサンス期のイタリアの即興喜劇コメディア・デラルテの、のろまでずうずうしい居候の道化役ペドロリーノ。
17世紀後半にパリのイタリア人劇団によってフランス化され、白いだぶだぶの衣装を着て顔を白塗りにし、
男子名ピエールの愛称を名のってボードビルやバレエで活躍しました。19世紀にはパントマイムの名優ドビュローがこの役柄をさらに洗練して、
まぬけだが繊細なロマンチストで恋に悩み哀愁に満ちたピエロ像を完成させました。
またサーカスでは、より活動的な役柄であるプルチネッラやアルレッキーノの要素が加えられ、イギリスのクラウンとも混ざり合って、
ひだ付きの襟飾りと目や口の周りの赤い化粧が強調された道化となりました。そのいずれもが多くの作家や画家の題材にもなり、典型として定着し、
その伝統はジャン・ルイ・バローやマルセル・マルソーによって現代に伝えられています。
また,無声映画のチャップリンや現代のパントマイム,バレエに受継がれ,また,しばしば絵画や音楽の題材となっています。
人前で、こっけいな振る舞いをする人。笑いものになるだけの人を指す言葉としても用いられています。

VI. Menuet 1 - Menuet 2 二つのメヌエット
この二つのメヌエットは楽しげな曲に挟まれた3拍子の舞曲で、どちらか一方を演奏するように指示があります。
メヌエットは 「ミニ」 という言葉から派生して付けられた名前です。
メヌエットとは3拍子の踊りのための曲で、メヌエットが流行した17世紀に踊っていた人は、身に付けていた帽子やカツラが落ちないように、
小さなステップをせわしくこまめに踏みながら踊っていました。そこで「小さい」を意味する “mini (ラテン語起源)/menu (フランス語起源)”、
そして“-etto/-et”を付けて 、「メヌエット」と名づけられました。
メヌエットは、みんなではしゃぐために踊られていた「ブランル」という踊りに起源を持つといわれています。
その踊りがだんだんと上流階級で人気が高まり、流行に敏感だったフランスの王様ルイ14世(1643?1715)が好んで踊り、有名になりました。
ルイ14世は、毎晩寝る前にメヌエットを12曲踊る というのを日課にしていました。メヌエットとは小さなステップが多く、1曲だけでなかなか息切れしてしまいます。
ルイ14世はそれを毎日12曲も踊っていましたから驚きです。
メヌエットの音楽そのものは優雅に聴こえますが、その踊りは大変ハードなものだったようです。

VII. Mezzetin en Turc メズタン トルコ風に
「メズタン」とはイタリアのコンメディア・デッラルテという即興仮面喜劇の有名なキャラクターであり、
パリのステージで定着したものです。ストックキャラクターのブリゲーラ(道化)の一変型であると考えられています。
メズタンは16世紀に初めて登場します。
おせっかい好きで不正直、そして報われない恋に心を痛める役柄でした。
メズタンは熟達した策士でトラブルメーカーであり、必要とあらば暴力行為を犯すこともありますが、
概してブリゲーラに比べ穏やかで、特に晩年は寛大で洗練された性格でした。
多くの場合、メズタンは音楽好きで、歌と踊りがとても得意です。その時々で彼のキャラクターは大きく異なり、
忠実な使用人の時もあれば、主人の失墜をたくらんでいたり、うそつきの夫の時もあれば、妻にだまされることもあります。
また、ブリゲーラよりも女性への関心が強く、時にはナンパする姿も見られます。
この終曲はテレマンお得意の民族色豊かな、トルコ風の曲となっています。

ドイツ・バロック期最大の人気を誇った作曲家、ゲオルク・フィリップ・テレマン[1681-1767]の音楽の明快さは、
その実生活の多彩をきわめた華やかさと密接に関わっているとはよく指摘されるところです。
 テレマンは12歳でオペラを作曲するほどの早熟な天才でしたが、ライプツィヒ大学では法学を学び、
同時に聖トマス教会では礼拝用の音楽も作曲、さらにはオペラの作曲もおこない、学内ではオケを組織し、
新教会のオルガニスト兼音楽監督に就任するなど、キャリアの最初から実にマルチな活躍ぶりでした。
 23歳のときにはプロムニッツ伯爵の宮廷楽長に就任し、伯爵の好みでもあるフランス風な管弦楽組曲を数多く作曲、
伯爵の避暑地ではポーランド系の民俗音楽やジプシー音楽に接して大いに刺激を受けます。
 27歳の時にはアイゼナハの宮廷楽長に赴任し、宮廷礼拝堂楽団を組織し、カンタータ・チクルスなどで君主の厚遇を得ますが、
31歳の年にはこうした宮廷生活に別れを告げ、帝国自由都市フランクフルト・アム・マインの教会の楽長に就任。
さらに9年後、40歳の年には、終生の活動の地となるハンザ自由都市ハンブルクに移って、その後46年間に渡って、
都市音楽監督兼ヨハネスカントールとして、オペラに公開コンサート、教会音楽や自作の出版にと縦横無尽に活躍したということです。
 テレマンの創作の背景にあったのは、当初は宮廷であり、やがて市民社会に変わっていくということですが、
そうした市民社会の豊かな音楽環境があればこそ、『ターフェルムジーク』のような画期的な作品も登場したのでしょう。
 作風も変化しています。宮廷では対位法やフランス趣味を意識していたテレマンも、市民社会に出てからは、
より自由な音楽を志向するようになり、数多くの楽器奏法にも精通していたという特技を生かして実に多彩な音楽を書き上げていきます。

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  2021/02/16   animato

管打八重奏 ビヤ樽ポルカ

管打八重奏 ビヤ樽ポルカ
Beer Barrel Polka

編成はフルート、トランペット、クラリネット、アルトサックス、テナーサックス、トロンボーンまたはユーフォニアム
チューバに加えてドラムセットです。
トランペットはクラリネットに変更可能です。
アルトサックス、テナーサックスはホルンに変更可能です。
トロンボーンまたはユーフォニアムはバスクラリネットやファゴットに、チューバはコントラバス、バスクラリネットやファゴット
またはバリトンサックスに変更可能です。

チェコの陽気な作品をコンサートピースに、ぜひどうぞ。

管打八重奏 ビヤ樽ポルカ
Beer Barrel Polka

編成はフルート、トランペット、クラリネット、アルトサックス、テナーサックス、トロンボーンまたはユーフォニアム
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ポルカ(チェコ)ビヤ樽ポルカ/誰かが見つけたゆかいなビヤ樽
『ビヤ樽ポルカ(ビア樽ポルカ) Beer Barrel Polka』は、1920年後半から30年前半にかけてチェコで作曲されたポルカです。
当初は歌詞のないインストゥルメンタルでしたが、1934年に「Skoda lasky」のタイトルで歌詞がつけられました。
同年のドイツでは「Rosamunde ロザムンデ」として人気を博しました。
1939年にはアメリカで「Beer Barrel Polka」として大ヒット。「Roll Out the Barrel」のタイトルでも知られています。
作曲者のヤロミール・ヴェイヴォダは、
(Jaromir Vejvoda, 1902年3月28日 、オーストリア=ハンガリー帝国のケーニッヒザール(チェコ語地名ズブラスラフ) - 1988年11月13日 同地)
チェコの作曲家です。この「ビア樽ポルカ(英語版)』の作者として知られています。
父親が率いる楽隊でフィドルやフリューゲルホルンの演奏を覚え、後に軍楽隊でこれらの楽器を演奏しました。
1920年代に、岳父が経営するパブでバーテンダーとして働いている時に作曲を始め、1929年に「モドジャニーのポルカ」(Mod?anska polka)を作曲。「モドジャニー」(Mod?any)とは、初演地にちなんでいます。
この曲が旋律の覚えやすさからヒットすると、ヴェイヴォダは音楽活動を生業として追求することが可能になりました。
1934年には「モドジャニーのポルカ」がチェコ語の歌詞付きで「失われた恋」(?koda lasky)として出版され、
さらに出版社・シャピロ=バーンスタインが、第2次世界大戦の直前に「樽のお庫出しだ(Roll out the barrel...)」に始まる
英語歌詞を付けて出版すると、「ビア樽ポルカ」として西側および連合国側で最もポピュラーな歌になりました。
但しチェコ語の歌詞はこれとはまったく異なっており、ビールについては何も触れていないものです。
戦後になると世界的に有名な楽曲となり、ドイツ語圏では、「ロザムンデ・ポルカ(Rosamunde-Polka)」の愛称が付けられました。
日本では「ビア樽ポルカ」として藤山一郎が藤浦洸の日本語詞で歌い、戦後はNHKの番組『歌のメリーゴーラウンド』で
同じく「ビア樽ポルカ」として歌われ、NHKの番組『みんなのうた』では日本語詞による「青空のポルカ」として歌われました。

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  2021/02/15   animato

金管四重奏+(六重奏) 『ラブ・フォー・セール』

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Love For Sale
Cole Porter

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  2021/02/14   animato

クラリネット五重奏+ アイリッシュ・リール・メドレー

クラリネット五重奏+ アイリッシュ・リール・メドレー
Irish Reel Medley

編成はクラリネット4本、バスクラリネットに加えてHigh Lowフィールドドラム(Tom代用、省略可)です。
クラリネット3rdおよび4thはアルトサックスまたはテナーサックスに変更可能です。
バスクラリネットはファゴットまたはバリトンサックスに変更可能です。

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クラリネット五重奏+ アイリッシュ・リール・メドレー
Irish Reel Medley

編成はクラリネット4本、バスクラリネットに加えてHigh Lowフィールドドラム(Tom代用、省略可)です。
クラリネット3rdおよび4thはアルトサックスまたはテナーサックスに変更可能です。
バスクラリネットはファゴットまたはバリトンサックスに変更可能です。

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アイリッシュ・リール・メドレーにはアイルランド民謡の3曲がメドレーになっています。
1.Connaught Lasses
2.Belles of Tipperary
3.Swinging on a Gate

アイリッシュ音楽の種類 リール
アイルランド(アイリッシュ/ケルト)の音楽では「Reel (リール)」や「Jig (ジグ)」といった多くの種類のリズムの曲が演奏されています。
アイリッシュ音楽=ダンス音楽です。
「明るく楽しい曲」「酒場で演奏される曲」といったイメージが強いアイリッシュ音楽ですが、もともとは踊りの伴奏として作られた音楽です。
各地方に伝わる伝統的なダンスの伴奏として、独自の表現をもつ音楽が作り上げられました。
近年ゲームやアニメ、映画作品においてアイリッシュ音楽はしばしば使われていますが、よく踊りながら曲が奏でらるシーンを見かけます。
有名なものではタイタニックでディカプリオが踊るシーンや塔の上のラプンツェルでラプンツェルが街中で踊るシーンなど。
現在は楽器だけでセッションすることが大半を占めていますが、奏者はダンス音楽であることを強く意識しています。
旋律は歌うのではなく踊る。これこそがアイリッシュ音楽の醍醐味です。

アイリッシュ音楽の定番「リール」は4分の2拍子4拍子のダンス曲です。アイルランドで最もよく弾かれているがこのタイプの曲です。
4分の2拍子4拍子で奏でられる快活で明るい曲調はまさに心躍る音楽です。
アイリッシュ・ダンスでは、Reel time(手をつないでぐるぐる回るダンスステップの一種)で踊られるすべてのダンスを指します。
リール(reel)は、フォークダンスの1形式で、そのための音楽(舞曲)も指します。
すべてのリールは同じ構造を持っていて、八分音符で、各小節の1拍目と3拍目にアクセントが置かれます。
その点で、主として均等な拍から成るホーンパイプとは異なります。一般にリールは2つの部分(AとB)から成っていて、
ほとんどのリールは「AABB」と反復されますが、「ABAB」となることもあります。AもBも基本的に8小節で、
それは4小節と2小節のフレーズに分割できます。この構造はQ&A(最初のフレーズが「問い」で次のフレーズが「答え」)の配列に従っています。
32小節(4x8)から成るグループが3、4回反復され、それから次のリールの演奏が始まります。
今日、アイルランドのリールの多くは新曲と、容易にリールに作り直すことのできる他の伝統音楽の旋律で補足されています。
リールはアイルランドのフォークダンスの中でも最も人気のある曲/旋律形式であります。

リールは南西イングランドのフォークソングでも人気があります。アイルランドならびにイギリスの移民たちは大西洋を渡って、
アメリカ合衆国やカナダの大西洋沿岸、およびカナダのフランス語圏にリールをもたらしました。その中には、ケベックやアカディアの音楽があります。
ラ・ボルデュック(La Bolduc)、ラ・ボッティン・スリアン(La Bottine Souriante)、新しいところではネオ=トラッド(Neo-trad)グループの
Les Cowboys Fringantsといったケベックの多くの歌手・バンドの曲にリールは取り上げられています。

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  2021/02/13   animato

金管五重奏 組曲「ブルレスケ」III. ハーレクイネード

金管五重奏 組曲「ブルレスケ」 変ロ長調 TWV 55:B8
Ouverture Suite Burlesque in B-Flat Major, TWV 55:B8
III. Harlequinade ハーレクイネード

編成はTp.2本、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
クラリネット五重奏、木管五重奏、サックス五重奏にも変更可能です。

ドイツ・バロック期の名曲をコンサート・ピースに、ぜひどうぞ。

金管五重奏 組曲「ブルレスケ」 変ロ長調 TWV 55:B8
Ouverture Suite Burlesque in B-Flat Major, TWV 55:B8
III. Harlequinade ハーレクイネード

編成はTp.2本、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
クラリネット五重奏、木管五重奏、サックス五重奏にも変更可能です。

ドイツ・バロック期の名曲をコンサート・ピースに、ぜひどうぞ。

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参考音源
https://youtu.be/0PgJ4bYctVo

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

I. Ouverture 序曲
8曲にわたる組曲「ブルレスケ」の序曲です。「ブルレスケ=バーレスク(Burlesque)」とは、
有名な作品を風刺したり、その作品のテーマをこっけいに描いたりする
文学・戯曲・音楽のジャンルです。しばしばパロディやパスティーシュと言い換えられ、
読み手(あるいは聞き手)に高い教養が求められるジャンルといえるでしょう。
文学や戯曲ジャンルとしての「バーレスク」という言葉は17世紀後半から用いられ、
その後アメリカにおいてバラエティ・ショーの形式による見世物を指すようになりました。

近年、バーレスクという言葉を頻繁に耳にするようになったのは、やはり映画『バーレスク』の影響でしょう。
映画『バーレスク』はクリスティーナ・アギレラが映画初主演を務めるということで話題を呼び、
アギレラのカッコイイ歌声とダンスは全世界を魅了しました。
映画『バーレスク』のような華やかなショーガールが出演するアメリカ式のバーレスクは、
1860年代から1940年代にかけて人気を博しました。

II. Scaramouches スカラムーシュ
スカラムーシュ(Scaramouche、本名:チベリオ・フィオレッリ、Tiberio Fiorelli、Fiorilliとも。1608 - 1694)は、イタリア、フランスの喜劇役者です。
17世紀フランスにおいて、最も有名な喜劇役者の1人でした。彼の演技はモリエールにも影響を与えたと伝えられています。
スカラムーシュ【(フランス)Scaramouche】 とはイタリアの即興喜劇(コメディア‐デラルテ)の
道化役です。黒い衣装をつけ、ほらをふき、空いばりする臆病者です。
17世紀の名優フィオリリによって完成された役柄です。
2歳のルイ14世とのエピソードが次のように伝えられています。
スカラムーシュが2歳になる王太子の部屋に伺候したとき、泣きわめく王太子を持て余すアンヌ・ドートリッシュに、幼児をなだめる許可を得て、
スカラムーシュは、なんともおかしなしかめ面や顔つきを王太子にして見せたので、誰にもまねできないそのしぐさに王太子は泣き止んだだけでなく、
笑い出してしまった。その挙句、こんなに滑稽な場面で、王妃様が大変お喜びになったせいか、
王太子はスカラムーシュの手と衣服にお漏らしをしてしまわれた。おかげで王妃をはじめ、
その部屋に居合わせた貴婦人も貴族も皆が大笑いしたのでした。
このころスカラムーシュは32、3歳でしたが、宮廷に伺候するたびに王太子のもとへ参上するよう命令を受け、
王太子をこよなく楽しませたので、王太子も大いに彼を気に入られ、その後イタリアから喜劇役者たちを呼ばれるときには
必ずスカラムーシュに声がかかったのでした。

III. Harlequinade ハーレクイネード
Harlequinade(ハーレクイネード)とは、ハーレクイン(Harlequin)が主役の無言劇を意味します。
ペドロリーノの後身である,ゆるい白い服に白塗りのピエロ(19世紀パリでドビュローが有名にした〈悲しき道化〉)。
逆にイギリスでは,19世紀初頭クリスマス・パントマイム(別名ハーレクイネードharlequinade)で活躍した名クラウン,
グリマルディのグロテスクな衣装と化粧。そして彼の影響を受けたおなじみの赤いつけ鼻のサーカス・クラウン。

IV. Colombine. Con Grave コロンバイン
イタリアのコロンバイン、コロンバインは、1530年頃にイタリアのコメディア・デラルテで生意気で巧妙な使用人の少女として生まれた
演劇のキャラクターとして知られています。 彼女のイタリア語の名前は「Little Dove」を意味します。 
彼女の衣装には帽子とエプロンが含まれていましたが、コメディアマスクはめったになく、通常はトスカーナ語で話していました。 
フランスの劇場では、キャラクターは女性のメイドで興味深くなり、カサンドレ、パンタロン(パンタルーン)、ハーレクイン、ピエロとは反対の
さまざまな役割を果たしました。 ブリティッシュコメディーでは、彼女は通常、パンタロンの娘またはその類であり、ハーレクインに恋をしていました。 
20世紀のミュージカルコメディのスーブレットは、コロンバインのキャラクターのバージョンです。

V. Pierrot. Viste ピエロ
ピエロとは西洋の道化役の一種。原型はルネサンス期のイタリアの即興喜劇コメディア・デラルテの、のろまでずうずうしい居候の道化役ペドロリーノ。
17世紀後半にパリのイタリア人劇団によってフランス化され、白いだぶだぶの衣装を着て顔を白塗りにし、
男子名ピエールの愛称を名のってボードビルやバレエで活躍しました。19世紀にはパントマイムの名優ドビュローがこの役柄をさらに洗練して、
まぬけだが繊細なロマンチストで恋に悩み哀愁に満ちたピエロ像を完成させました。
またサーカスでは、より活動的な役柄であるプルチネッラやアルレッキーノの要素が加えられ、イギリスのクラウンとも混ざり合って、
ひだ付きの襟飾りと目や口の周りの赤い化粧が強調された道化となりました。そのいずれもが多くの作家や画家の題材にもなり、典型として定着し、
その伝統はジャン・ルイ・バローやマルセル・マルソーによって現代に伝えられています。
また,無声映画のチャップリンや現代のパントマイム,バレエに受継がれ,また,しばしば絵画や音楽の題材となっています。
人前で、こっけいな振る舞いをする人。笑いものになるだけの人を指す言葉としても用いられています。

VI. Menuet 1 - Menuet 2 二つのメヌエット
この二つのメヌエットは楽しげな曲に挟まれた3拍子の舞曲で、どちらか一方を演奏するように指示があります。
メヌエットは 「ミニ」 という言葉から派生して付けられた名前です。
メヌエットとは3拍子の踊りのための曲で、メヌエットが流行した17世紀に踊っていた人は、身に付けていた帽子やカツラが落ちないように、
小さなステップをせわしくこまめに踏みながら踊っていました。そこで「小さい」を意味する “mini (ラテン語起源)/menu (フランス語起源)”、
そして“-etto/-et”を付けて 、「メヌエット」と名づけられました。
メヌエットは、みんなではしゃぐために踊られていた「ブランル」という踊りに起源を持つといわれています。
その踊りがだんだんと上流階級で人気が高まり、流行に敏感だったフランスの王様ルイ14世(1643?1715)が好んで踊り、有名になりました。
ルイ14世は、毎晩寝る前にメヌエットを12曲踊る というのを日課にしていました。メヌエットとは小さなステップが多く、1曲だけでなかなか息切れしてしまいます。
ルイ14世はそれを毎日12曲も踊っていましたから驚きです。
メヌエットの音楽そのものは優雅に聴こえますが、その踊りは大変ハードなものだったようです。

VII. Mezzetin en Turc メズタン トルコ風に
「メズタン」とはイタリアのコンメディア・デッラルテという即興仮面喜劇の有名なキャラクターであり、
パリのステージで定着したものです。ストックキャラクターのブリゲーラ(道化)の一変型であると考えられています。
メズタンは16世紀に初めて登場します。
おせっかい好きで不正直、そして報われない恋に心を痛める役柄でした。
メズタンは熟達した策士でトラブルメーカーであり、必要とあらば暴力行為を犯すこともありますが、
概してブリゲーラに比べ穏やかで、特に晩年は寛大で洗練された性格でした。
多くの場合、メズタンは音楽好きで、歌と踊りがとても得意です。その時々で彼のキャラクターは大きく異なり、
忠実な使用人の時もあれば、主人の失墜をたくらんでいたり、うそつきの夫の時もあれば、妻にだまされることもあります。
また、ブリゲーラよりも女性への関心が強く、時にはナンパする姿も見られます。
この終曲はテレマンお得意の民族色豊かな、トルコ風の曲となっています。

ドイツ・バロック期最大の人気を誇った作曲家、ゲオルク・フィリップ・テレマン[1681-1767]の音楽の明快さは、
その実生活の多彩をきわめた華やかさと密接に関わっているとはよく指摘されるところです。
 テレマンは12歳でオペラを作曲するほどの早熟な天才でしたが、ライプツィヒ大学では法学を学び、
同時に聖トマス教会では礼拝用の音楽も作曲、さらにはオペラの作曲もおこない、学内ではオケを組織し、
新教会のオルガニスト兼音楽監督に就任するなど、キャリアの最初から実にマルチな活躍ぶりでした。
 23歳のときにはプロムニッツ伯爵の宮廷楽長に就任し、伯爵の好みでもあるフランス風な管弦楽組曲を数多く作曲、
伯爵の避暑地ではポーランド系の民俗音楽やジプシー音楽に接して大いに刺激を受けます。
 27歳の時にはアイゼナハの宮廷楽長に赴任し、宮廷礼拝堂楽団を組織し、カンタータ・チクルスなどで君主の厚遇を得ますが、
31歳の年にはこうした宮廷生活に別れを告げ、帝国自由都市フランクフルト・アム・マインの教会の楽長に就任。
さらに9年後、40歳の年には、終生の活動の地となるハンザ自由都市ハンブルクに移って、その後46年間に渡って、
都市音楽監督兼ヨハネスカントールとして、オペラに公開コンサート、教会音楽や自作の出版にと縦横無尽に活躍したということです。
 テレマンの創作の背景にあったのは、当初は宮廷であり、やがて市民社会に変わっていくということですが、
そうした市民社会の豊かな音楽環境があればこそ、『ターフェルムジーク』のような画期的な作品も登場したのでしょう。
 作風も変化しています。宮廷では対位法やフランス趣味を意識していたテレマンも、市民社会に出てからは、
より自由な音楽を志向するようになり、数多くの楽器奏法にも精通していたという特技を生かして実に多彩な音楽を書き上げていきます。

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  2021/02/12   animato

テナーサックス(Solo)WHEN I FALL IN LOVE(八重奏)

テナーサックス(Solo)WHEN I FALL IN LOVE ~恋に落ちる時~

作詞/エドワード・ヘイマン Edward Heyman
作曲/ヴィクター・ヤング Victor Young

編成はテナーサックス(Solo)、トロンボーンまたはユーフォニアム3本、エレキベース、
マリンバ、ヴィブラフォンに加えてドラムセットです。クラリネット4本楽譜も同梱。
エレキベースはファゴット、バスクラリネット、チューバに変更可能です。
テナーサックス(Solo)楽譜をクラリネット(Solo)やソプラノサックス(Solo)で演奏することが可能です。
前半(~20小節目)はテナーサックス(Solo)楽譜をトロンボーンが演奏することも可能です。
前半はSolo、後半(21小節目~)はクラリネット4本または、クラリネット4本+テナーSoloというアレンジも可能です。
サックス四重奏、木管四重奏、にも変更可能です。

クラシックの香り漂うジャズの名曲をコンサート・ピースなどに、ぜひどうぞ。

テナーサックス(Solo)WHEN I FALL IN LOVE(八重奏)~恋に落ちる時~

作詞/エドワード・ヘイマン Edward Heyman
作曲/ヴィクター・ヤング Victor Young

編成はテナーサックス(Solo)、トロンボーンまたはユーフォニアム3本、エレキベース、
マリンバ、ヴィブラフォンに加えてドラムセット(八重奏)です。クラリネット4本(この場合12重奏)楽譜も同梱。
エレキベースはファゴット、バスクラリネット、チューバに変更可能です。
テナーサックス(Solo)楽譜をクラリネット(Solo)やソプラノサックス(Solo)で演奏することが可能です。
前半(~20小節目)はテナーサックス(Solo)楽譜をトロンボーンが演奏することも可能です。
前半はSolo、後半(21小節目~)はクラリネット4本または、クラリネット4本+テナーSolo(この場合13重奏)というアレンジも可能です。
クラリネット4本をサックス4本、木管4本、にも変更可能です。

クラシックの香り漂うジャズの名曲をコンサート・ピースなどに、ぜひどうぞ。

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参考音源
https://youtu.be/1FTmSBFUO4I

クラリネット4本版(12重奏)参考音源
https://youtu.be/hHzbskhhDHo

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この『WHEN I FALL IN LOVE ~恋に落ちるとき~』は『Love letters~ラブ・レターズ~』という、
ナット・キング・コールの歌で有名な曲の作詞・作曲をした名コンビ1952年の作品です。
エドワード・ヘイマンは、真っ直ぐで情熱的な詞を書いています。
そしてヴィクター・ヤングは、元々クラシックの作曲家で、ヴァイオリニストとしても活躍していた人なのですが、
その後、ハリウッドに移り、映画音楽やポップスを手がけ、特にビング・クロスビーのバンドを指揮したことでも有名な人です。

恋に落ちてしまう瞬間を描いたこの曲『WHEN I FALL IN LOVE ~恋に落ちるとき~』は
ロマンティックな歌詞に加え、クラシックで培ったヴィクター・ヤングのドラマティックな
メロディーが、たくさんの人に受け入れられています。

このロマンティックでドラマティックな曲は、1957年の映画『Istanbul』で
ナット・キング・コールが歌って大ヒットしました。
また1993年にヒットしたメグ・ライアンとトム・ハンクス主演の映画『めぐり逢えたら』では、
セリーヌ・ディオンがクライヴ・グリフィンと一緒に『めぐり逢えたら ~愛のテーマ~』というタイトルにして
この歌が使われて、大ヒットしました。

その後も、多くのアーティストがカバーしています。
ナット・キング・コールのほか、サミー・デイヴィス・ジュニア、ペリー・コモ、サム・クック。
女性歌手ででは、ダイナ・ワシントン、カーメン・マクレイ、ジュリー・ロンドン、ドリス・デイ。
そしてインストでは、ビル・エバンスやマイルス・デイヴィス、オスカー・ピーターソン。
などの名演があります。
ジャズ歌手以外にも、カーペンターズ、セリーヌ・ディオン、マリリン・モンローなど。
アンドレア・ボッチェリがヘレーネ・フィッシャーとクリス・ボッティのトランペットという
豪華なメンバーで歌っています!

Victor Young
ヴィクター・ヤング((1900-1956)はイリノイ州シカゴ出身のユダヤ系のアメリカ合衆国の作曲家、指揮者、編曲家、ヴァイオリン奏者です。
最初コンサートヴァイオリニストとして出発しましたが、テッド・フィオリト楽団に参加したことで、ポピュラー音楽の分野に移りました。
多くの軽音楽を作り、ビング・クロスビーなどの歌手に曲を提供しました。1930年代中頃より映画音楽に専念するために、ハリウッドに移りました。

ヴィクター・ヤングはアカデミー賞に22回ノミネートされましたが、生前に受賞することはできず、
死後に『八十日間世界一周』(1956年)でアカデミー作曲賞を受賞しました。『ゴールデン・ボーイ』(1939年)、
『誰が為に鐘は鳴る』(1943年)、『ラブレター』(1945年)、『サムソンとデリラ』(1949年)、『愚かなり我が心』(1949年)、
『血闘』(1952年)、『静かなる男』(1952年)、『戰う雷鳥師団』(1952年)、『シェーン』(1953年)などがあります。
最後の作品はヤングの死後、1957年にパラマウント映画から公開されたコーネル・ワイルド主演の『勇者カイヤム』でした。
カリフォルニア州パームスプリングスで脳出血のため57歳で死去しました。

「Beautiful Love」、「Stella by Starlight」、「A Hundred Years from Today」、「Love Letter」、
「My Foolish Heart」、「When I Fall in Love」は ヴィクター・ヤングの代表作品です。

『WHEN I FALL IN LOVE ~恋に落ちるとき~』
LYRIC :
When I fall in love
it will be forever
Or Ill never fall in love

In a restless world like this is
Love is ended before its begun
And too many moonlight kisses
Seem to cool in the warmth of the sun

When I give my heart it will be completely
Or Ill never give my heart
And the moment I can feel
that you feel that way too
Is when I fall in love with you.

歌詞 :
わたしが恋に落ちるときは
永久に落ちたまま
そうでなければ、意味がない

とかく落ち着きのない世の中
恋は始まるまでもなく終わってしまう
たくさんの月夜のキスも
街に太陽がのぼると魂を失う

こころを捧げるなら全身全霊
そうでなければ意味がない
あなたがおなじことを感じていると
わたしが感じられるときこそ
わたしとあなたは恋におちる

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  2021/02/11   animato

金管五重奏 組曲「ブルレスケ」 IV. コロンバイン

金管五重奏 組曲「ブルレスケ」 変ロ長調 TWV 55:B8
Ouverture Suite Burlesque in B-Flat Major, TWV 55:B8
IV. Colombine. Con Grave コロンバイン

編成はTp.2本、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
クラリネット五重奏、木管五重奏、サックス五重奏にも変更可能です。

ドイツ・バロック期の名曲をコンサート・ピースに、ぜひどうぞ。

金管五重奏 組曲「ブルレスケ」 変ロ長調 TWV 55:B8
Ouverture Suite Burlesque in B-Flat Major, TWV 55:B8
IV. Colombine. Con Grave コロンバイン

編成はTp.2本、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
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参考音源
https://youtu.be/1FfyvIu7FEs

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I. Ouverture 序曲
8曲にわたる組曲「ブルレスケ」の序曲です。「ブルレスケ=バーレスク(Burlesque)」とは、
有名な作品を風刺したり、その作品のテーマをこっけいに描いたりする
文学・戯曲・音楽のジャンルです。しばしばパロディやパスティーシュと言い換えられ、
読み手(あるいは聞き手)に高い教養が求められるジャンルといえるでしょう。
文学や戯曲ジャンルとしての「バーレスク」という言葉は17世紀後半から用いられ、
その後アメリカにおいてバラエティ・ショーの形式による見世物を指すようになりました。

近年、バーレスクという言葉を頻繁に耳にするようになったのは、やはり映画『バーレスク』の影響でしょう。
映画『バーレスク』はクリスティーナ・アギレラが映画初主演を務めるということで話題を呼び、
アギレラのカッコイイ歌声とダンスは全世界を魅了しました。
映画『バーレスク』のような華やかなショーガールが出演するアメリカ式のバーレスクは、
1860年代から1940年代にかけて人気を博しました。

II. Scaramouches スカラムーシュ
スカラムーシュ(Scaramouche、本名:チベリオ・フィオレッリ、Tiberio Fiorelli、Fiorilliとも。1608 - 1694)は、イタリア、フランスの喜劇役者です。
17世紀フランスにおいて、最も有名な喜劇役者の1人でした。彼の演技はモリエールにも影響を与えたと伝えられています。
スカラムーシュ【(フランス)Scaramouche】 とはイタリアの即興喜劇(コメディア‐デラルテ)の
道化役です。黒い衣装をつけ、ほらをふき、空いばりする臆病者です。
17世紀の名優フィオリリによって完成された役柄です。
2歳のルイ14世とのエピソードが次のように伝えられています。
スカラムーシュが2歳になる王太子の部屋に伺候したとき、泣きわめく王太子を持て余すアンヌ・ドートリッシュに、幼児をなだめる許可を得て、
スカラムーシュは、なんともおかしなしかめ面や顔つきを王太子にして見せたので、誰にもまねできないそのしぐさに王太子は泣き止んだだけでなく、
笑い出してしまった。その挙句、こんなに滑稽な場面で、王妃様が大変お喜びになったせいか、
王太子はスカラムーシュの手と衣服にお漏らしをしてしまわれた。おかげで王妃をはじめ、
その部屋に居合わせた貴婦人も貴族も皆が大笑いしたのでした。
このころスカラムーシュは32、3歳でしたが、宮廷に伺候するたびに王太子のもとへ参上するよう命令を受け、
王太子をこよなく楽しませたので、王太子も大いに彼を気に入られ、その後イタリアから喜劇役者たちを呼ばれるときには
必ずスカラムーシュに声がかかったのでした。

III. Harlequinade ハーレクイネード
Harlequinade(ハーレクイネード)とは、ハーレクイン(Harlequin)が主役の無言劇を意味します。
ペドロリーノの後身である,ゆるい白い服に白塗りのピエロ(19世紀パリでドビュローが有名にした〈悲しき道化〉)。
逆にイギリスでは,19世紀初頭クリスマス・パントマイム(別名ハーレクイネードharlequinade)で活躍した名クラウン,
グリマルディのグロテスクな衣装と化粧。そして彼の影響を受けたおなじみの赤いつけ鼻のサーカス・クラウン。

IV. Colombine. Con Grave コロンバイン
イタリアのコロンバイン、コロンバインは、1530年頃にイタリアのコメディア・デラルテで生意気で巧妙な使用人の少女として生まれた
演劇のキャラクターとして知られています。 彼女のイタリア語の名前は「LittleDove」を意味します。 
彼女の衣装には帽子とエプロンが含まれていましたが、コメディアマスクはめったになく、通常はトスカーナ語で話していました。 
フランスの劇場では、キャラクターは女性のメイドで興味深くなり、カサンドレ、パンタロン(パンタルーン)、ハーレクイン、ピエロとは反対の
さまざまな役割を果たしました。 ブリティッシュコメディーでは、彼女は通常、パンタロンの娘またはその類であり、ハーレクインに恋をしていました。 
20世紀のミュージカルコメディのスーブレットは、コロンバインのキャラクターのバージョンです。

V. Pierrot. Viste ピエロ
ピエロとは西洋の道化役の一種。原型はルネサンス期のイタリアの即興喜劇コメディア・デラルテの、のろまでずうずうしい居候の道化役ペドロリーノ。
17世紀後半にパリのイタリア人劇団によってフランス化され、白いだぶだぶの衣装を着て顔を白塗りにし、
男子名ピエールの愛称を名のってボードビルやバレエで活躍しました。19世紀にはパントマイムの名優ドビュローがこの役柄をさらに洗練して、
まぬけだが繊細なロマンチストで恋に悩み哀愁に満ちたピエロ像を完成させました。
またサーカスでは、より活動的な役柄であるプルチネッラやアルレッキーノの要素が加えられ、イギリスのクラウンとも混ざり合って、
ひだ付きの襟飾りと目や口の周りの赤い化粧が強調された道化となりました。そのいずれもが多くの作家や画家の題材にもなり、典型として定着し、
その伝統はジャン・ルイ・バローやマルセル・マルソーによって現代に伝えられています。
また,無声映画のチャップリンや現代のパントマイム,バレエに受継がれ,また,しばしば絵画や音楽の題材となっています。
人前で、こっけいな振る舞いをする人。笑いものになるだけの人を指す言葉としても用いられています。

VI. Menuet 1 - Menuet 2 二つのメヌエット
この二つのメヌエットは楽しげな曲に挟まれた3拍子の舞曲で、どちらか一方を演奏するように指示があります。
メヌエットは 「ミニ」 という言葉から派生して付けられた名前です。
メヌエットとは3拍子の踊りのための曲で、メヌエットが流行した17世紀に踊っていた人は、身に付けていた帽子やカツラが落ちないように、
小さなステップをせわしくこまめに踏みながら踊っていました。そこで「小さい」を意味する “mini (ラテン語起源)/menu (フランス語起源)”、
そして“-etto/-et”を付けて 、「メヌエット」と名づけられました。
メヌエットは、みんなではしゃぐために踊られていた「ブランル」という踊りに起源を持つといわれています。
その踊りがだんだんと上流階級で人気が高まり、流行に敏感だったフランスの王様ルイ14世(1643?1715)が好んで踊り、有名になりました。
ルイ14世は、毎晩寝る前にメヌエットを12曲踊る というのを日課にしていました。メヌエットとは小さなステップが多く、1曲だけでなかなか息切れしてしまいます。
ルイ14世はそれを毎日12曲も踊っていましたから驚きです。
メヌエットの音楽そのものは優雅に聴こえますが、その踊りは大変ハードなものだったようです。

VII. Mezzetin en Turc メズタン トルコ風に
「メズタン」とはイタリアのコンメディア・デッラルテという即興仮面喜劇の有名なキャラクターであり、
パリのステージで定着したものです。ストックキャラクターのブリゲーラ(道化)の一変型であると考えられています。
メズタンは16世紀に初めて登場します。
おせっかい好きで不正直、そして報われない恋に心を痛める役柄でした。
メズタンは熟達した策士でトラブルメーカーであり、必要とあらば暴力行為を犯すこともありますが、
概してブリゲーラに比べ穏やかで、特に晩年は寛大で洗練された性格でした。
多くの場合、メズタンは音楽好きで、歌と踊りがとても得意です。その時々で彼のキャラクターは大きく異なり、
忠実な使用人の時もあれば、主人の失墜をたくらんでいたり、うそつきの夫の時もあれば、妻にだまされることもあります。
また、ブリゲーラよりも女性への関心が強く、時にはナンパする姿も見られます。
この終曲はテレマンお得意の民族色豊かな、トルコ風の曲となっています。

ドイツ・バロック期最大の人気を誇った作曲家、ゲオルク・フィリップ・テレマン[1681-1767]の音楽の明快さは、
その実生活の多彩をきわめた華やかさと密接に関わっているとはよく指摘されるところです。
 テレマンは12歳でオペラを作曲するほどの早熟な天才でしたが、ライプツィヒ大学では法学を学び、
同時に聖トマス教会では礼拝用の音楽も作曲、さらにはオペラの作曲もおこない、学内ではオケを組織し、
新教会のオルガニスト兼音楽監督に就任するなど、キャリアの最初から実にマルチな活躍ぶりでした。
 23歳のときにはプロムニッツ伯爵の宮廷楽長に就任し、伯爵の好みでもあるフランス風な管弦楽組曲を数多く作曲、
伯爵の避暑地ではポーランド系の民俗音楽やジプシー音楽に接して大いに刺激を受けます。
 27歳の時にはアイゼナハの宮廷楽長に赴任し、宮廷礼拝堂楽団を組織し、カンタータ・チクルスなどで君主の厚遇を得ますが、
31歳の年にはこうした宮廷生活に別れを告げ、帝国自由都市フランクフルト・アム・マインの教会の楽長に就任。
さらに9年後、40歳の年には、終生の活動の地となるハンザ自由都市ハンブルクに移って、その後46年間に渡って、
都市音楽監督兼ヨハネスカントールとして、オペラに公開コンサート、教会音楽や自作の出版にと縦横無尽に活躍したということです。
 テレマンの創作の背景にあったのは、当初は宮廷であり、やがて市民社会に変わっていくということですが、
そうした市民社会の豊かな音楽環境があればこそ、『ターフェルムジーク』のような画期的な作品も登場したのでしょう。
 作風も変化しています。宮廷では対位法やフランス趣味を意識していたテレマンも、市民社会に出てからは、
より自由な音楽を志向するようになり、数多くの楽器奏法にも精通していたという特技を生かして実に多彩な音楽を書き上げていきます。

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  2021/02/10   animato

管弦打楽器八重奏 ラ・バンバ

管弦打楽器八重奏 ラ・バンバ
Mexican folk song
La Bamba

編成はTp.、Tbn.またはEup.2本、A.Sax.、Marimba、E.BassまたはTuba、
Drums、Perc.(Claves、Agogo or Cowbell)(省略可)です。
Tp.はSop.Sax.またはクラリネットに変更可能です。
A.Sax.はTp.やクラリネットに変更可能です。
Tbn.またはEup.2本はTen.Sax.とBar.Sax.やバスクラリネットまたはファゴットに変更可能です。
E.BassまたはTubaはバスクラリネットまたはファゴットに変更可能です。

メキシコの陽気な作品をコンサートピースに、ぜひどうぞ。

管弦打楽器八重奏 ラ・バンバ
Mexican folk song
La Bamba

編成はTp.、Tbn.またはEup.2本、A.Sax.、Marimba、E.BassまたはTuba、
Drums、Perc.(Claves、Agogo or Cowbell)(省略可)です。
Tp.はSop.Sax.またはクラリネットに変更可能です。
A.Sax.はTp.やクラリネットに変更可能です。
Tbn.またはEup.2本はTen.Sax.とBar.Sax.やバスクラリネットまたはファゴットに変更可能です。
E.BassまたはTubaはバスクラリネットまたはファゴットに変更可能です。

メキシコの陽気な作品をコンサートピースに、ぜひどうぞ。

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参考音源
https://youtu.be/trskQxMElOo

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

「ラ・バンバ」(ラバンバ、La Bamba)は、メキシコの民謡を元にした楽曲です。
1950年代から1980年代にかけて様々なアーティストにより世界的にヒットしました。
「ラ バンバ」は,メキシコのベラクルス州に古くから伝わる「ソン ハラーチョ(田舎者の調べ)」と呼ばれるフォークダンスの一つです。
はばの広い赤いリボンを地面に張り,一人の踊り手が足ぶみを交えて,足でそのリボンに結び目をつくりながら,快活に歌い踊ります。
メキシコのフォークダンスの中で最も有名な曲であり,またアメリカでもポップス曲として知られ,人気があります。
もともとは,この踊りの主な伴奏には,ギターや,アルパと呼ばれるインディアン ハープ(ハープに似にた楽器)が用いられます。
踊りとともに歌われる歌には,民衆の生活やユーモアを反映した,親しみやすい歌詞のものが多くあります。
一般的には,ある決まった歌詞から始まり,曲が進むにしたがって,歌詞はさまざまに変化していきます。

元々は、メキシコのベラクルスで300年以上昔から歌われていたもので、メキシコ民族音楽とキューバのソンがベラクルスで独自に発展した
「ソンハローチョ(son jarocho)」と呼ばれる音楽の一つです。
スペインのフラメンコやアフリカ系メキシコ人のリズムなどを取り入れていて、バイオリン・ハラナ・ギター・ハープなどを用いて演奏されます。
民族音楽としてのラ・バンバは、ベラクルスの結婚式でよく演奏されていましたが、
現在では伝統芸能として演奏されることはあるものの、一般の結婚式で演奏されることはほとんどありません。
結婚式では、この演奏とともに、赤く長いリボンを用いた踊りが踊られていました。
「ラ・バンバ」という名前は、スペイン語の動詞 bambolear(「ゆらめく」「よろめく」などの意)によると考えられています。

映画「ラ★バンバ」公開以後、世界的に良く知られているヴァージョンのラ・バンバは、1958年にメキシコ系アメリカ人の歌手、
リッチー・ヴァレンスによるものが元になっています。これは、上記のソンハローチョのものをロックンロール調にアレンジしたもので、
初期ロックンロールを代表する曲と言われるほどの大ヒットソングでした。
1987年7月、ヴァレンスの自伝映画『ラ★バンバ』の主題歌として、ロス・ロボスが「ラ・バンバ」をカバーしました。
ロス・ロボスは約30年ぶりに「ラ・バンバ」を大ヒットさせることとなりました。アメリカのビルボード誌の集計でシングル全米1位となったのを皮切りに、
オーストラリア・フランス・アイルランド・イタリア・ニュージーランド・スイス・イギリスなどでもヒットチャートの1位を獲得するに至りました。
数多くある「ラ・バンバ」の中でビルボードのシングルチャートで1位になったのは、このロス・ロボスのヴァージョンのみです。
さらに、アメリカおよび日本、ヨーロッパでは1966年にトリニ・ロペス、その後もジョーン・バエズ(『Joan Baez in San Francisco』)、
ヤングブラッズ、ボビー・ダーリン、ダスティ・スプリングフィールド、ザ・フォーク・クルセダーズ、ニール・ダイアモンド、
ニュー・ライダーズ・オブ・ザ・パープル・セイジらがカバーしています。

日本では、金井克子が1967年の第18回NHK紅白歌合戦で歌いました。菅原洋一は、1987年の第38回NHK紅白歌合戦で歌い、
後に2012年発表のアルバム『ビューティフルメモリー?我が心の歌? -80才の私からあなたへ-』に収録しました。
Dragon Ashは、2008年発表のシングル「Velvet Touch」にて日本語詞をつけてカバー。同曲は後に2009年発表のアルバム『FREEDOM』にも収録しました。

歌詞

Para bailar la Bamba
Para bailar la Bamba
Se necesita una poca de gracia
Una poca de gracia y otra cosita
Y arriba y arriba, Y arriba y arriba
Por ti sere, por ti sere, por ti sere
Yo no soy marinero.  Yo no soy marinero.
Soy capitan.  Soy capitan.  Soy capitan.
Bamba, bamba...

日本語訳

ラ・バンバを踊るなら、
ラ・バンバを踊るなら、
上品さはちょっとでいいんだ
ちょっとだけ品がよくって、あとはそうだな、
上へ、上へ、上へ、上へ
君のためなのさ、君のためなのさ、君のためなのさ
僕は水夫じゃないよ、僕は水夫じゃないよ
船長さ、船長さ、船長さ
バンバ、バンバ...

アトリエ・アニマート
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  2021/02/09   animato