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2022年7月3日

金管五重奏 無言歌集 第2巻 『ヴェネツィアの舟歌 第2番』 Op.30-6

金管五重奏 無言歌集 第2巻 『ヴェネツィアの舟歌 第2番』 Op.30-6
Lieder ohne Worte Heft 2 "Venetian Boat Song" Op.30-6
Mendelssohn, Felix

編成はTp.2本、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
サックス五重奏版、木管五重奏版、クラリネット五重奏版は発売中です。

ロマンチックで優美なヴェネツィアの風情を、ぜひお楽しみください。

金管五重奏 無言歌集 第2巻 『ヴェネツィアの舟歌 第2番』 Op.30-6
Lieder ohne Worte Heft 2 "Venetian Boat Song" Op.30-6
Mendelssohn, Felix

編成はTp.2本、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
サックス五重奏版、木管五重奏版、クラリネット五重奏版は発売中です。

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アトリエ・アニマート・ショップ
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参考音源
https://youtu.be/4J-sJfb1sdI

Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCbc_7CUTWTYOuyu_WQcflxQ

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

『無言歌集 Lieder ohne Worte』は、メンデルスゾーンが生涯にわたって作曲したピアノ独奏のための作品集です。
全8巻からなり、各巻6曲ずつで合計48曲が収められています。
メンデルスゾーンのピアノ作品として最も有名で、しかもロマン派の教材として取り上げられることの多いのが「無言歌集」です。
ワーグナーが「第一級の風景画家」と言ったように、メンデルスゾーンは情景描写や標題音楽の作曲において才能を発揮しています。
この“言葉のない歌曲”、「無言歌」、という形でメンデルスゾーンは心象風景や感情描写までも、表現しました。
歌曲風の旋律をもった器楽曲であるため、旋律線をはっきりと浮き立たせ、抒情的に演奏することが重要です。

メンデルスゾーンが活躍したこの時期、ブルジョアジーの家庭を中心に、ピアノが教養として普及しました。
そのため、家庭で気楽に弾ける作品が多く作られましたが、この《無言歌集》もその一つです。

《無言歌集》は各6曲ずつの計8集からなり、生前に出版されたのは、第6集までです。第7集は、1851年、第8集は1867年に出版されました。
1832年、第1集を出版したときには、メンデルスゾーンは、《ピアノのためのメロディー》と記していて、《無言歌集》の名称を
もつようになったのは1835年に第2集を出版してからのことでした。

標題をもっているものが多いのですが、作曲者自身によってつけられたものはわずかです。
実際、メンデルスゾーンは標題をつけることによって、音楽的な想像力が限定されることを嫌っていたようです。

6曲目『ヴェネツィアの舟歌』第2番です。
『ヴェニスの舟歌』、『ベニスの舟歌』、『ヴェニスのゴンドラの歌』などとも題されます。
波の上を揺れ動くような動きを特徴しています。
《無言歌集の舟歌》
ヴェネツィアの舟歌 第1
「無言歌集」第1巻 作品19-6/アンダンテ・ソステヌート(ト短調)
ヴェネツィアの舟歌 第2
「無言歌集」第2巻 作品30-6/アレグレット・トランクィロ(嬰ヘ短調)
ヴェネツィアの舟歌 第3
「無言歌集」第5巻 作品62-5/アンダンテ・コン・モート(イ短調)

第2巻 作品30
出版年代:1835年

1.変ホ長調、アンダンテ・エスプレッシーヴォ 《瞑想》 (作曲年代不明)
2.変ロ短調、アレグロ・ディ・モルト 《安らぎもなく》 (作曲年代不明)
《心配》と呼ばれることもあります。
3.ホ長調、アダージョ・ノン・トロッポ 《慰め》 (作曲年代不明)
カトリック聖歌集第100番「しずかに神と」、讃美歌第30番および讃美歌21・第211番「朝風しずかに吹きて」として教会で歌われています。
4.ロ短調、アジタート・エ・コン・フォコ 《さすらい人》 (1834年1月30日作曲)
《道に迷って》とも呼ばれます。
5.ニ長調、アンダンテ・グラツィオーソ 《小川》 (1833年12月12日作曲)
6.嬰ヘ短調、アレグレット・トランクィロ 『ヴェネツィアの舟歌 第2』 (作曲年代不明)
メンデルスゾーンが自分でつけた『ヴェネツィアの舟歌』の第2番。

メンデルスゾーン自身が命名した曲です。無言歌曲集には、他に同名の作品が3曲あり、
これらは「ゴンドラ・リート」と呼ばれます。これらの作品は波の上を揺れ動くような動きを特徴しています。

アトリエ・アニマート
https://animato-jp.net/

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  2022/07/03   animato