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2026年03月

サックス六重奏 オラトリオ「メサイア」から第4曲 合唱「主の栄光は現れ」

サックス六重奏 オラトリオ「メサイア」から第4曲 合唱「主の栄光は現れ」
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル
No.4 Chorus "And the glory, the glory of the Lord" from《Messiah》
G.F.Handel

編成はソプラノ2本、アルト2本、テナー、バリトンです。
金管六重奏、木管七重奏、クラリネット六重奏版は発売中です。

聴衆に希望と光を感じさせるヘンデルの名曲をぜひ味わってください。

サックス六重奏 オラトリオ「メサイア」から第4曲 合唱「主の栄光は現れ」
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル
No.4 Chorus "And the glory, the glory of the Lord" from《Messiah》
G.F.Handel

編成はソプラノ2本、アルト2本、テナー、バリトンです。
金管六重奏、木管七重奏、クラリネット六重奏版は発売中です。

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参考音源
https://youtu.be/lM7zIzDSzXU

Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCbc_7CUTWTYOuyu_WQcflxQ

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3
https://animato-jp.net/rec-band/gakufu.html

Handel《Messiah》No.4 Chorus "And the glory, the glory of the Lord"
1. 作品の位置
《メサイア》は旧約・新約聖書の言葉をもとにした全曲3部構成の大作オラトリオ。
第4曲は第1部に属し、救世主降誕の予告を高らかに歌う最初の合唱曲。
歌詞は旧約聖書 イザヤ書40章5節 から:
“And the glory of the Lord shall be revealed, and all flesh shall see it together, for the mouth of the Lord hath spoken it.”
(主の栄光が現れ、すべての人が共にそれを見る。主の口が語られたからである。)

2. 音楽的特徴
(1) フーガ的要素と主題
この合唱は、4つの異なる音型テーマが次々と提示され、それらが重なり合っていく構成になっています。
「And the glory, the glory of the Lord」
3度上昇音型を基調とした、明るく堂々とした主題。
「Shall be revealed」
なめらかに下降する旋律線。
「And all flesh shall see it together」
スタッカート気味のリズミカルな動き。
「For the mouth of the Lord hath spoken it」
堅固なリズム、強い確信を表す音型。
これらがカノンや対位法的に絡み合い、曲全体を構築します。

(2) 構造
フーガ的合唱:各主題が声部ごとに模倣されながら登場。
曲が進むにつれ、複数の主題が同時に重なり、祝祭的な響きへと展開。
最後は確信に満ちたカデンツで堂々と終止。

(3) 和声・調性
ト長調(G major)を中心に、明るく輝かしい響き。
主題の性格によって転調を織り交ぜつつ、全体は安定感あるトニカへ回帰。

3. テキスト表現
「glory(栄光)」=上昇する旋律で神の輝きを象徴。
「revealed(現れる)」=柔らかな旋律で光が広がるように描写。
「all flesh shall see it together」=リズミカルな繰り返しで人々の一致を表現。
「the mouth of the Lord hath spoken it」=堅固で力強い音型で「神の言葉の確実さ」を示す。

4. 意義と演奏効果
《メサイア》の合唱曲の中でも、もっとも「光に満ちた歓喜」を象徴する曲。
シンプルな主題の組み合わせながら、ヘンデルはそれを重層的に積み上げて壮麗な音響を作り上げている。
聴衆にとって、救世主降誕を祝う喜びの最初の大きな合唱の瞬間となる。

まとめ
「And the glory of the Lord」は、《メサイア》第1部の最初の合唱曲であり、神の栄光の顕現をフーガ的な主題展開と和声の輝きで描いた祝祭的合唱。
明快な4つの主題が絡み合うことで、バロック合唱の典型的構造美を示し、聴衆に希望と光を感じさせる名曲です。

ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685–1759)は、バロック時代を代表する作曲家の一人で、
宗教音楽・オペラ・器楽曲の各分野において大きな業績を残しました。
ドイツに生まれ、若くしてイタリアで研鑽を積み、のちにイギリスで活躍して同地に帰化するという国際的な経歴を持ちます。
その音楽は、イタリア的な旋律美、ドイツ的な対位法、そしてイギリスの壮麗な合唱文化を融合させた点に特徴があります。
特に英語によるオラトリオの確立に貢献し、劇的表現と壮大な合唱書法によって、宗教的題材をコンサート形式で上演する新しい様式を広めました。
また、王室や公共行事のための祝典音楽や、協奏曲・組曲などの器楽作品でも高い評価を得ています。
明快で力強い和声、覚えやすい旋律、華やかな響きは当時から広く愛され、現在も演奏機会が非常に多く、
バロック音楽の普及と発展に決定的な役割を果たした作曲家といえます。

アトリエ・アニマート
https://animato-jp.net/

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  2026/03/01   animato