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2022年7月25日

ビッグバンド編成「ハリー・ベラフォンテ・トリビュート」(メドレー)

ビッグバンド編成「ハリー・ベラフォンテ・トリビュート」(メドレー)
Harry Belafonte Tribute
Calypso Traditional Song

編成はクラリネット3本、サックスのアルト、テナー、トランペット2本、トロンボーンまたはユーフォニアム2本、
エレキベースまたはチューバ、ヴィブラフォン、マリンバ、ドラムス、ラテンパーカッション(Tanbourine、Cow Bell、Conga)3名です。

アルトサックスはクラリネットに、テナーサックスはバスクラリネットに変更可能です。
クラリネット3rdはオーボエに変更可能です。
トロンボーン1stはホルンに変更可能です。
ビッグバンド編成で最大15名の奏者で演奏できます。
エレキベースとチューバを重ねると16名になります。

カリプソ・ミュージックの名曲をコンサート・ピースに、ぜひどうぞ。

ビッグバンド編成「ハリー・ベラフォンテ・トリビュート」(メドレー)
Harry Belafonte Tribute
Calypso Traditional Song

編成はクラリネット3本、サックスのアルト、テナー、トランペット2本、トロンボーンまたはユーフォニアム2本、
エレキベースまたはチューバ、ヴィブラフォン、マリンバ、ドラムス、ラテンパーカッション(Tanbourine、Cow Bell、Conga)3名です。

アルトサックスはクラリネットに、テナーサックスはバスクラリネットに変更可能です。
クラリネット3rdはオーボエに変更可能です。
トロンボーン1stはホルンに変更可能です。
ビッグバンド編成で最大15名の奏者で演奏できます。
エレキベースとチューバを重ねると16名になります。

カリプソ・ミュージックの名曲をコンサート・ピースに、ぜひどうぞ。

jamaica.jpg
お求めの際はこちらからお願いします。

アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/

参考音源
https://youtu.be/LvUSUlpwMkA

Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCbc_7CUTWTYOuyu_WQcflxQ

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

このメドレーはハリー・ベラフォンテへのオマージュとともに、カリプソ・ミュージックを全編にわたって満喫できる作品です。
曲は静かに「バナナ・ボート・ソング」ではじまり、いくぶん盛り上がって「さらばジャマイカ」に移ります。
クライマックスは再びバナナ・ボート・ソングでにぎやかに締めくくられます。

●バナナ・ボート・ソング

『バナナ・ボート・ソング Banana Boat Song』は、ハリー・ベラフォンテのカバーで大ヒットしました。
カリブ海に浮かぶ中央アメリカの島国ジャマイカで歌われていた労働歌(ワーク・ソング)です。
単に『バナナ・ボート』、または歌い出しの歌詞から『Day-o デイ・オー』とも題されています。
この歌がモチーフとしているのは、観光客向けのウォータースポーツとしてのバナナボートではなく、
バナナ園で収穫した青いバナナを積み込むためのボートのことです。
歌詞では、収穫された大量のバナナを船へ積み込む労働者たちが、夜通し行われるバナナ運びのきつい肉体労働に耐えながら、
「日が昇ったら仕事を終えて早く家に帰りたい」と繰り返し歌い続けられています。

バナナ・ボート・ソング 歌詞と意味(抜粋)
Day-o, day-o
Daylight come and me wan' go home
Day, me say day, me say day...day-o
Daylight come and me wan' go home

朝日だ、日が昇る
夜が明けたら ウチに帰りたい

Work all night on a drink of rum
Daylight come and me wan' go home

ラム酒を飲んで徹夜で作業

Stack banana till de morning come
Daylight come and me wan' go home

日が昇るまでバナナを積み込む

Come, Mister tally man, tally me banana
Daylight come and me wan' go home

荷役係の兄ちゃんよ、運んだバナナを数えておくれ
一房に6本、7本、8本のバナナ
Six foot, seven foot, eight foot bunch
Daylight come and me wan' go home

(注:歌詞の「foot」は「hands」で歌われることもあります)


●さらばジャマイカ
Jamaica Farewell

『さらばジャマイカ Jamaica Farewell』は、カリブ海の音楽スタイル「カリプソ calypso」を取り入れた
ハリー・ベラフォンテ(Harry Belafonte)の大ヒット曲です。

歌詞では、航海の途中で立ち寄ったカリブ海の島国ジャマイカをはじめとする西インド諸島の美しい自然と文化が描写され、
ジャマイカの首都キングストン(Kingston)で出会った少女への後ろ髪引かれる思いも綴られている。

メロディはジャマイカ民謡・カリプソで作詞は、ハリー・ベラフォンテに数多くの作品を提供し、
アメリカへカリプソを広めた立役者のロード・バージェス(Lord Burgess/1924 or 1926-)です。

メロディについては、もともと西インド諸島で広く歌われていたいくつかの民謡やフレーズ、他のカリプソを
バージェスがまとめて編集したものです。

『さらばジャマイカ』は、1956年にリリースされたハリー・ベラフォンテ(Harry Belafonte)の3rdアルバム「カリプソ calypso」の
3曲目に収録され、有名な1曲目の『バナナ・ボート』の人気とも相俟って、同アルバムは大ヒットを記録しました。

Best of Harry Belafonte
ビルボード・アルバムチャートで31週連続1位、58週連続でトップ10入りを果たし、99週にわたってチャートに載り続けました。
アルバム「カリプソ calypso」はミリオンセールスを記録した初のLPアルバムとなり、アメリカをはじめ世界中でカリプソブームが
巻き起こりました。

ジャマイカは、キューバの南に位置するカリブ海の島国。1494年にコロンブスが発見し、17世紀半ばまでスペイン領でしたが、
イギリス海軍の侵攻により以後イギリス領となっています。

『さらばジャマイカ』の歌詞にも登場する首都キングストン(Kingston)の東には、コーヒー豆のブランド名で有名な
ブルーマウンテン(Blue Mountain)山(標高2256m)がそびえ、ここで摂れるコーヒー豆の8割近くは日本へ輸出されています。
商品作物としてココナッツやバナナが生産され、収穫したバナナを船に積み込む際に歌われたとされる労働歌は、
ハリー・ベラフォンテ(Harry Belafonte)の世界的大ヒット曲『バナナ・ボート』にも取り入れられています。
レゲエはジャマイカの音楽がルーツとされ、ジョー・ヒッグス(Joe Higgs)、ジミー・クリフ(Jimmy Cliff)、
ボブ・マーリー(Bob Marley)などの世界的なジャマイカ系レゲエミュージシャンが誕生しています。

さらばジャマイカ 歌詞と意味
Jamaica Farewell 

Down the way where the nights are gay
And the sun shines daily on the mountain top
I took a trip on a sailing ship 
And when I reached Jamaica I made a stop
※But I'm sad to say I'm on my way

Won't be back for many a day
My heart is down, my head is turning around
I had to leave a little girl in Kingston town

Sounds of laughter everywhere
And the dancing girls swaying to and fro
I must declare my heart is there
Though I've been from Maine to Mexico
 ※

Down at the market you can hear
Ladies cry out while on their heads they bear
`Akey' rice, salt fish are nice
And the rum is fine any time of year
 ※

Down the way where the nights are gay
And the sun shines daily on the mountain top
I took a trip on a sailing ship
And when I reached Jamaica I made a stop

Sad to say I'm on my way
Won't be back for many a day
My heart is down, my head is turning around
I had to leave a little girl in Kingston town

道を行けば 夜はきらびやか
太陽は毎日山の上で輝く
船旅をしていた時 ジャマイカに着いて一休みした。
でも悲しい旅の途中
 次はいつ帰るかわからない
 僕の心は沈んで 何度も振りかえる
 キングストンの街に住むかわいい女の子を置いていかなければならなかったのさ

笑い声がどこでも聞こえている
踊り子たちは何処でも踊っている
僕は僕の心はここにあるってことを告白しなければならない
メインからメキシコまで行っている間も

市場を行けば君は聞くだろう
女が頭に荷物を載せて叫んでいるのを
“アキーライスに塩魚がおいしいよ
ラム酒はいつでもどこでもおいしいよ“って

道を行けば 夜はきらびやか
太陽は毎日山の上で輝く
船旅をしていた時 ジャマイカに着いて一休みした。
でも悲しい旅の途中
 次はいつ帰るかわからない
 僕の心は沈んで 何度も振りかえる
 キングストンの街に住むかわいい女の子を置いていかなければならなかったのさ

アトリエ・アニマート
https://animato-jp.net/

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