金管四重奏 ラ・パロマ(キューバ民族舞曲)
Cuban racial dance music
La Paloma
編成はTp.2本、Hn.、Tbn.またはEup.(Tuba)です。
クラリネット四重奏、木管四重奏、にも変更可能です。
サックス四重奏は発売中です。
陽気で明るいキューバの民族舞曲をコンサート・ピースに、ぜひどうぞ。
金管四重奏 ラ・パロマ(キューバ民族舞曲)
Cuban racial dance music
La Paloma
編成はTp.2本、Hn.、Tbn.またはEup.(Tuba)です。
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アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/
参考音源
https://youtu.be/01k9jMz1yC8
『ラ・パロマ La Paloma』は、19世紀スペインの音楽家イラディエルが作曲したキューバの民族舞曲(ハバネラ)・ラテン音楽です。
イラディエル(Sebastian Yradier/1809-1865)の楽曲は、スペイン国内のみならずアメリカ、メキシコでも大成功を収め、国際的なハバネラ・ブームに火を点けました。
中でも、キューバ訪問後の1860年頃に作曲した『ラ・パロマ』がとりわけ有名です。
タイトルの「ラ・パロマ」とは、スペイン語で「鳩・ハト」を意味します。日本のガス器具メーカー「パロマ」の社名も同じ意味です。
ちなみに、フランスの作曲家ビゼーは、イラディエル作曲のハバネラ『El Arreglito』をスペインの民族音楽と誤解して、歌劇『カルメン』の有名なアリア「恋は野の鳥」に流用しています。
歌の主題の「神が私をお守りください。ゴンサロは鳩です。」は、白い鳩がヨーロッパでは知られていなかった時代の、
ダリウス1世がギリシアに侵攻する前の紀元前492年に起こった一つの挿話的な出来事にその起源があるとされています。
マルドニオスの指揮のもとでのペルシア軍は、アトス山の近くで嵐に遭い、そしてギリシア人達が沈み行くペルシア船団から逃げ飛び去って行く白い鳩の群れを眺めたときに滅亡しました。
このことがそれらの鳥たちが海で亡くなった水軍兵の愛の伝言を家に運んでいたという考えを想起させました。
死と別れを乗り越える最後の愛の絆の誘いがラ・パロマに反映しています。その歌詞が原文どおりではないにもかかわらず、
その歌の精神は、どのような解釈でも出来得るものであり、死と愛を含めて孤独を伴った別れを表現することができる歌なのです。
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