Gallery

2022年2月1日

金管六重奏 オックスフォード伯爵の行進曲:ウィリアム・バード

金管六重奏 オックスフォード伯爵の行進曲:ウィリアム・バード
The Earle of Oxford's Marche
William Byrd

編成はTp.2本、Hn.、Tbn.、Eup.、Tubaです。
サックス六重奏版、木管六重奏版、クラリネット六重奏版は発売中です。

ルネサンス期のシンプルで壮麗な響きをぜひ味わってください。

金管六重奏 オックスフォード伯爵の行進曲:ウィリアム・バード
The Earle of Oxford's Marche
William Byrd

編成はTp.2本、Hn.、Tbn.、Eup.、Tubaです。
サックス六重奏版、木管六重奏版、クラリネット六重奏版は発売中です。

ルネサンス期のシンプルで壮麗な響きをぜひ味わってください。

b6.jpg
お求めの際はこちらからお願いします。

アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/

参考音源
https://youtu.be/N40o-KHqBLY

Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCbc_7CUTWTYOuyu_WQcflxQ

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

William Byrd (c.1543-1623)
ウィリアム・バード
バードはエリザベス一世に代表されるテューダー朝を代表する音楽家で、師のトマス・タリスとともに、
英国教会音楽の黄金時代を築きました。20歳でリンカーン主教座聖堂オーガニストに就任、
29歳で王室礼拝堂オーガニストに就くなど、教会音楽の指導的役割を担うかたわら、
1575年にはタリスとともにエリザベス女王から楽譜印刷及び販売の独占権が与えられ、
多くの作品を作曲・出版しました。教会合唱曲としては、ミサ曲3曲、モテット集3巻78曲、
グラヂュアーレ集3巻109曲にのぼります。

本作は、1581~91年頃に書かれたヴァージナル(チェンバロに似た小型の鍵盤楽器)のための
曲集「戦い」中の1曲です。
この曲は「The Marche before the Battle(戦いの前の行進曲)」という別なタイトルをもっています。
バードは他の曲にもかなり描写的なタイトルをつけています。
Tuttiのトニック和音で勇壮に始まり、次第に戦いのマーチという副題にふさわしい盛りあがりを見せます。
”ブラスの神様”フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル(PJBE)のメイン編曲者エルガー・ハワースは、
「戦い」全体を編曲していますが、この曲は単独で演奏されることが多い曲です。
PJBEのトレードマーク的な意味合いが強い、壮麗で堂々たる作品です。

ヴァージナル(virginal)
チェンバロの一種で17世紀半ば以前の英語でチェンバロ族一般を指します。
ヴァージナル(英: virginal [virginals], 独: Virginal)は小型の撥弦鍵盤楽器で、弦が楽器の長辺および鍵盤と平行に張られているものを指します。
特に長方形の楽器を指すこともあります。一般に弦は一組のみで、手前に低音、奥に高音の弦が張られています。
イタリアのヴァージナル(あるいはスピネット)は、長方形、あるいは多角形のケースで、突き出た形の鍵盤を持つものが多く見られます。
フランドルのヴァージナルは、鍵盤が本体の左側に位置するスピネット型と、右側に位置するミュゼラー型(muselar, muselaar)に分けられます。
どちらも一般に長方形で鍵盤が窪んだ場所に位置し本体から突き出ていません。

アトリエ・アニマート
https://animato-jp.net/

≫ 続きを読む

  2022/02/01   animato