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2020年9月

サックス六重奏 ルーマニア民俗舞曲 第4曲 

サックス六重奏 ルーマニア民俗舞曲 第4曲 
編成はソプラノ、アルト2本、テナー2本、バリトンです。
クラリネット六重奏、木管六重奏、にも変更可能です。

民俗色が豊かな名曲をコンサート・ピースなどに、ぜひどうぞ。

サックス六重奏 ルーマニア民俗舞曲 第4曲 
編成はソプラノ、アルト2本、テナー2本、バリトンです。
クラリネット六重奏、木管六重奏、にも変更可能です。

民俗色が豊かな名曲をコンサート・ピースなどに、ぜひどうぞ。

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お求めの際はこちらからお願いします。

アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/

参考音源
https://youtu.be/R2KqBNGI23A

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

ルーマニア民俗舞曲(ルーマニアみんぞくぶきょく)Sz.56は、バルトーク・ベーラが
1915年に作曲した6曲からなるピアノの小品の組曲です。1917年、自身の手により小管弦楽に編曲されました。
バルトークの最もよきルーマニアの友人であり、また最も民謡採集に協力した
人物であるイオン・ブシツィア教授に献呈されました。
民族色豊かで親しみやすい旋律により人気が高く、しばしばコンサートで取り上げられます。

この曲は、1909年から1915年にかけて作られた作品です。
20代のバルトークが書いたもので、友人のセーケイのヴァイオリンとピアノのための編曲をはじめ、
1917年に自身によって小管弦楽のために編曲している他、
イ・ムジチ合奏団が演奏している弦楽合奏版やイギリスのオルガニスト、
ヘーリックによるオルガン版まであるほどの人気作品です。
六曲の小さな小品の組曲ですが、全曲が民族的な素材(リズムとモード)によっています。
モードとは旋法のことで、古い教会旋法と同じものです。

ハンガリー出身の著名な作曲家でもあり、民族音楽研究家でもあったベーラ・バルトーク(1881-1945)は、
生涯に渡って民族音楽の収集・分析を行いました。
エルネ・レンドヴァイ著『バルトークの作曲技法』に代表されるように、
「黄金比」「フィボナッチ数列」などの数学的なアプローチから
難解な作曲技法を作り上げたバルトークですが、この作品では複雑な技法は見られず、
ルーマニアの民謡を生かした親しみのある楽曲となっています。

全体の演奏時間が5分程度の小曲。1909年トランシルヴァニアで採集された
ルーマニア人の民謡が用いられています。バルトークが34歳(1915年)の時に作曲されました。
この年はバルトークの作曲において「ルーマニア音楽の年」と呼ばれ、この曲のほかに、
《ソナチネ》、《ルーマニアのクリスマスの歌》など、ルーマニアの民謡の多くの編曲が作曲されています。

もともと、《ハンガリーにおけるルーマニア民俗舞曲》というタイトルをもっていましたが、
作曲当時、ハンガリー領にあったルーマニアは第一次世界大戦により領土の大半を失ったこともあり、
ハンガリーの名がとられ、現在のタイトルになりました。

作曲された当初から人気があり、現在でもよくしられている曲の一つです。
現在でも管弦楽、ヴァイオリン、弦合奏やチェロ用などに編曲され、親しまれています。

第1曲:「ジョク・ク・バータ」 アレグロ・モデラート四分の二拍子(男性が棒を持って踊る)棒踊り

“杖踊り”。戦いを模した踊りで、若い男女が激しく踊ります。
各節の終わりに杖で地をうつリズムがついています。
ドリア旋法でテーマは簡単な上のスケールを上下するだけです。
終止が長三和音になっているのが特徴です。ラヴェルもドリア旋法でよく使った終止でもあります。
ピカルディーの終止とも言われるものですが、教会旋法風の特徴が出ています。
このテーマが二度演奏されると後半に移ります。
前半のメロディーに対して音域が広がります。そして半終止してメロディーを繰り返す16小節の構造を、
伴奏を変えてもう一度繰り返す構造になっています。
即ち、少しずつ変えて四回演奏される構造となっているのです。
毎回、少しずつ変化する伴奏が特徴的です。

第2曲:「ブラウル」 四分の二拍子 アレグロ(少女達が2人ずつ互いに腰をつかみ、円になって踊る)飾り帯の踊り

トロンタール県に伝わる舞踏で、“飾帯をつけた踊り”です。
この旋法は一曲目と同じドリア旋法です。
しかし、音楽は伴奏の音形が決まり、荘重な雰囲気を持っていた第一曲に対して、
ルバート気味ではありますが、少し軽快さと動きが出てきます。
スタッカートの多用が軽快さを醸し出しています。

第3曲:「ぺ・ロック」 四分の二拍子 アンダンテ(男女ペアになって一地点で踊る)踏み踊り

“足踏みの踊り”。増二度が特徴的な旋律です。
ドリア旋法の第4音を半音上げて、一カ所増音程が存在するのが特徴です。
民族的な雰囲気が醸し出され、とても印象的です。
この旋法に対して基音が保続されてオスティナート風の伴奏がつけられて、この印象的な音楽が進みます。

第4曲:「プチュメアーナ」四分の三拍子 モデラート(アルペンホーンというルーマニアの民族楽器〈全長2mの木管楽器〉の伴奏で踊る)アルペンホーンの踊り

“プチュムの踊り”。3拍子のトランシルヴァニア地方のゆったりした舞踏曲です。
ブチュムというのはアルペン・ホルンのような楽器です。
音階は第三曲と似た増音程を含む民族的なもので出来ています。
増音程が民族的な雰囲気を醸し出しています。
この曲は小節をまたぐタイが象徴するように、長いフレーズで流れるような音楽になっています。
前半のメロディーが二回、後半のメロディーも二回繰り返されます。
いずれも同じ終止を持っている点が、民俗的な舞曲らしい曲です。

第5曲:「ポアルカ・ロマネアスカ」四分の二拍子 アレグロ(ルーマニア独自の、子供達による快活な踊り)ルーマニアのポルカ

“ルーマニア風ポルカ”。ポルカは本来ボヘミア地方の舞曲ですが、
この曲ではかなり情熱的で野性味豊かなものになっています。主部のメロディは複合リズムをもっています。
4度離れた2つのリディア旋法が組み合わせられた音楽を、ただオクターブ下げて、
伴奏を少し変えて繰り返して出来ています。
テンポ・アップして、第4曲と性格が大きく対比し、リズミックでとても軽快です。
装飾音符が伴うスタッカートでのテーマです。アクセントも多用されています。
第4曲がゆったりとしたテンポで、レガート基調の音楽だったことと対照的です。

第6曲:「マヌンツェル」四分の二拍子 アレグロ・ピュウ・アレグロ(大勢のカップルによる求愛の踊り)速い踊り

“急速な踊り”。ビーハル県で採取した2種の舞曲がつながっています。
前半と後半の二つの部分に大きく分かれています。
まず前半のAllegroは「ハン」と呼ばれる部分です。
4度離れた2つのリディア旋法が組み合わせられた音楽を繰り返します。
同じメロディーがハーモニーを変えて繰り返しで民族的な即興性が表現されています。
後半は、全曲のフィナーレ、「ルーマ」と呼ばれている部分です。
リディア旋法の後、ミクソリディア旋法のメロディーが組み合わされます。
一時的に二つの調性が現れる複調音楽です。この二つの旋法が同時に鳴り響き、
テンポ、リズム、ダイナミックスにおいても勢いを増し、華やかに曲をしめくくります。

ルーマニア北西部トランシルヴァニア地方。かつてはオーストリア・ハンガリー帝国の領土でしたが、
第一次世界大戦を経て、現在はルーマニアの一部となっています。トランシルヴァニアとは「森のかなたの国」という意味。
深い森、そして牧草地や小麦畑が広がる、緑豊かな地域です。
その大地を支えるのが、昔ながらのやり方で農業や牧畜を営む人々。
この地で古くから大切にされてきた宝、それが「民謡」です。代々受け継がれてきた歌や踊り。
民謡は、今も村のあちこちで響いています。「ルーマニア民俗舞曲」は、
そんなトランシルヴァニア地方に伝わる旋律を元に作られたピアノ曲。
6つの小さな曲から成り、そのどれもに、農民の暮らし、そして踊りのリズムが織り込まれているのです。

バルトークの音楽人生を変えたのは、24歳の時に耳にした下宿先である女性が口ずさむ素朴な民謡でした。
楽譜にも記されていない歌は手つかずの「宝」のように思えました。
そして、多くの人が見過ごしてきたその宝を、大切にしなければと考えたのです。
彼は、蓄音機を背負い、民謡を記録するため周辺の村へ出かけました。
時間をかけて村人たちの信用を得て、一人、また一人と、歌を録音させてくれるようになったのです。
その瞬間は、まるで「歌のなる木」が表れたよう。目の前で、探し求めた村の民謡が次々に響きました。
ルーマニア民俗舞曲もバルトークが採集した音楽が元になっています。
村人が奏で、歌い継いできた音楽が、バルトークの創作の力となったのです。

舞曲は、踊りの伴奏のための音楽、あるいはそのリズムや形式を使った純粋な音楽作品のことです。
いずれの場合も舞曲は、踊りの特徴を示すテンポやリズム様式を持っています。
踊りの存在が太古の歴史にまで遡れるように,舞曲の歴史も非常に古く、
また民族がそれぞれ独自の踊りを持っているので、音楽も実に多様なものとなります。

アトリエ・アニマート
https://animato-jp.net/

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  2020/09/05   animato

サックス五重奏 ルーマニア民俗舞曲 第3曲 

サックス五重奏 ルーマニア民俗舞曲 第3曲 
編成はソプラノ、アルト2本、テナー2本です。
クラリネット五重奏、木管五重奏、にも変更可能です。

民俗色が豊かな名曲をコンサート・ピースなどに、ぜひどうぞ。

サックス五重奏 ルーマニア民俗舞曲 第3曲 
編成はソプラノ、アルト2本、テナー2本です。
クラリネット五重奏、木管五重奏、にも変更可能です。

民俗色が豊かな名曲をコンサート・ピースなどに、ぜひどうぞ。

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https://youtu.be/25SzVBFPH6g

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ルーマニア民俗舞曲(ルーマニアみんぞくぶきょく)Sz.56は、バルトーク・ベーラが
1915年に作曲した6曲からなるピアノの小品の組曲です。1917年、自身の手により小管弦楽に編曲されました。
バルトークの最もよきルーマニアの友人であり、また最も民謡採集に協力した
人物であるイオン・ブシツィア教授に献呈されました。
民族色豊かで親しみやすい旋律により人気が高く、しばしばコンサートで取り上げられます。

この曲は、1909年から1915年にかけて作られた作品です。
20代のバルトークが書いたもので、友人のセーケイのヴァイオリンとピアノのための編曲をはじめ、
1917年に自身によって小管弦楽のために編曲している他、
イ・ムジチ合奏団が演奏している弦楽合奏版やイギリスのオルガニスト、
ヘーリックによるオルガン版まであるほどの人気作品です。
六曲の小さな小品の組曲ですが、全曲が民族的な素材(リズムとモード)によっています。
モードとは旋法のことで、古い教会旋法と同じものです。

ハンガリー出身の著名な作曲家でもあり、民族音楽研究家でもあったベーラ・バルトーク(1881-1945)は、
生涯に渡って民族音楽の収集・分析を行いました。
エルネ・レンドヴァイ著『バルトークの作曲技法』に代表されるように、
「黄金比」「フィボナッチ数列」などの数学的なアプローチから
難解な作曲技法を作り上げたバルトークですが、この作品では複雑な技法は見られず、
ルーマニアの民謡を生かした親しみのある楽曲となっています。

全体の演奏時間が5分程度の小曲。1909年トランシルヴァニアで採集された
ルーマニア人の民謡が用いられています。バルトークが34歳(1915年)の時に作曲されました。
この年はバルトークの作曲において「ルーマニア音楽の年」と呼ばれ、この曲のほかに、
《ソナチネ》、《ルーマニアのクリスマスの歌》など、ルーマニアの民謡の多くの編曲が作曲されています。

もともと、《ハンガリーにおけるルーマニア民俗舞曲》というタイトルをもっていましたが、
作曲当時、ハンガリー領にあったルーマニアは第一次世界大戦により領土の大半を失ったこともあり、
ハンガリーの名がとられ、現在のタイトルになりました。

作曲された当初から人気があり、現在でもよくしられている曲の一つです。
現在でも管弦楽、ヴァイオリン、弦合奏やチェロ用などに編曲され、親しまれています。

第1曲:「ジョク・ク・バータ」 アレグロ・モデラート四分の二拍子(男性が棒を持って踊る)棒踊り

“杖踊り”。戦いを模した踊りで、若い男女が激しく踊ります。
各節の終わりに杖で地をうつリズムがついています。
ドリア旋法でテーマは簡単な上のスケールを上下するだけです。
終止が長三和音になっているのが特徴です。ラヴェルもドリア旋法でよく使った終止でもあります。
ピカルディーの終止とも言われるものですが、教会旋法風の特徴が出ています。
このテーマが二度演奏されると後半に移ります。
前半のメロディーに対して音域が広がります。そして半終止してメロディーを繰り返す16小節の構造を、
伴奏を変えてもう一度繰り返す構造になっています。
即ち、少しずつ変えて四回演奏される構造となっているのです。
毎回、少しずつ変化する伴奏が特徴的です。

第2曲:「ブラウル」 四分の二拍子 アレグロ(少女達が2人ずつ互いに腰をつかみ、円になって踊る)飾り帯の踊り

トロンタール県に伝わる舞踏で、“飾帯をつけた踊り”です。
この旋法は一曲目と同じドリア旋法です。
しかし、音楽は伴奏の音形が決まり、荘重な雰囲気を持っていた第一曲に対して、
ルバート気味ではありますが、少し軽快さと動きが出てきます。
スタッカートの多用が軽快さを醸し出しています。

第3曲:「ぺ・ロック」 四分の二拍子 アンダンテ(男女ペアになって一地点で踊る)踏み踊り

“足踏みの踊り”。増二度が特徴的な旋律です。
ドリア旋法の第4音を半音上げて、一カ所増音程が存在するのが特徴です。
民族的な雰囲気が醸し出され、とても印象的です。
この旋法に対して基音が保続されてオスティナート風の伴奏がつけられて、この印象的な音楽が進みます。

第4曲:「プチュメアーナ」四分の三拍子 モデラート(アルペンホーンというルーマニアの民族楽器〈全長2mの木管楽器〉の伴奏で踊る)アルペンホーンの踊り

“プチュムの踊り”。3拍子のトランシルヴァニア地方のゆったりした舞踏曲です。
ブチュムというのはアルペン・ホルンのような楽器です。
音階は第三曲と似た増音程を含む民族的なもので出来ています。
増音程が民族的な雰囲気を醸し出しています。
この曲は小節をまたぐタイが象徴するように、長いフレーズで流れるような音楽になっています。
前半のメロディーが二回、後半のメロディーも二回繰り返されます。
いずれも同じ終止を持っている点が、民俗的な舞曲らしい曲です。

第5曲:「ポアルカ・ロマネアスカ」四分の二拍子 アレグロ(ルーマニア独自の、子供達による快活な踊り)ルーマニアのポルカ

“ルーマニア風ポルカ”。ポルカは本来ボヘミア地方の舞曲ですが、
この曲ではかなり情熱的で野性味豊かなものになっています。主部のメロディは複合リズムをもっています。
4度離れた2つのリディア旋法が組み合わせられた音楽を、ただオクターブ下げて、
伴奏を少し変えて繰り返して出来ています。
テンポ・アップして、第4曲と性格が大きく対比し、リズミックでとても軽快です。
装飾音符が伴うスタッカートでのテーマです。アクセントも多用されています。
第4曲がゆったりとしたテンポで、レガート基調の音楽だったことと対照的です。

第6曲:「マヌンツェル」四分の二拍子 アレグロ・ピュウ・アレグロ(大勢のカップルによる求愛の踊り)速い踊り

“急速な踊り”。ビーハル県で採取した2種の舞曲がつながっています。
前半と後半の二つの部分に大きく分かれています。
まず前半のAllegroは「ハン」と呼ばれる部分です。
4度離れた2つのリディア旋法が組み合わせられた音楽を繰り返します。
同じメロディーがハーモニーを変えて繰り返しで民族的な即興性が表現されています。
後半は、全曲のフィナーレ、「ルーマ」と呼ばれている部分です。
リディア旋法の後、ミクソリディア旋法のメロディーが組み合わされます。
一時的に二つの調性が現れる複調音楽です。この二つの旋法が同時に鳴り響き、
テンポ、リズム、ダイナミックスにおいても勢いを増し、華やかに曲をしめくくります。

ルーマニア北西部トランシルヴァニア地方。かつてはオーストリア・ハンガリー帝国の領土でしたが、
第一次世界大戦を経て、現在はルーマニアの一部となっています。トランシルヴァニアとは「森のかなたの国」という意味。
深い森、そして牧草地や小麦畑が広がる、緑豊かな地域です。
その大地を支えるのが、昔ながらのやり方で農業や牧畜を営む人々。
この地で古くから大切にされてきた宝、それが「民謡」です。代々受け継がれてきた歌や踊り。
民謡は、今も村のあちこちで響いています。「ルーマニア民俗舞曲」は、
そんなトランシルヴァニア地方に伝わる旋律を元に作られたピアノ曲。
6つの小さな曲から成り、そのどれもに、農民の暮らし、そして踊りのリズムが織り込まれているのです。

バルトークの音楽人生を変えたのは、24歳の時に耳にした下宿先である女性が口ずさむ素朴な民謡でした。
楽譜にも記されていない歌は手つかずの「宝」のように思えました。
そして、多くの人が見過ごしてきたその宝を、大切にしなければと考えたのです。
彼は、蓄音機を背負い、民謡を記録するため周辺の村へ出かけました。
時間をかけて村人たちの信用を得て、一人、また一人と、歌を録音させてくれるようになったのです。
その瞬間は、まるで「歌のなる木」が表れたよう。目の前で、探し求めた村の民謡が次々に響きました。
ルーマニア民俗舞曲もバルトークが採集した音楽が元になっています。
村人が奏で、歌い継いできた音楽が、バルトークの創作の力となったのです。

舞曲は、踊りの伴奏のための音楽、あるいはそのリズムや形式を使った純粋な音楽作品のことです。
いずれの場合も舞曲は、踊りの特徴を示すテンポやリズム様式を持っています。
踊りの存在が太古の歴史にまで遡れるように,舞曲の歴史も非常に古く、
また民族がそれぞれ独自の踊りを持っているので、音楽も実に多様なものとなります。

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サックス六重奏 ルーマニア民俗舞曲 第5曲 

サックス六重奏 ルーマニア民俗舞曲 第5曲 
編成はソプラノ、アルト2本、テナー2本、バリトンです。
クラリネット六重奏、木管六重奏、にも変更可能です。

民俗色が豊かな名曲をコンサート・ピースなどに、ぜひどうぞ。

サックス六重奏 ルーマニア民俗舞曲 第5曲 
編成はソプラノ、アルト2本、テナー2本、バリトンです。
クラリネット六重奏、木管六重奏、にも変更可能です。

民俗色が豊かな名曲をコンサート・ピースなどに、ぜひどうぞ。

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https://youtu.be/b-KrpC7MmLU

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

ルーマニア民俗舞曲(ルーマニアみんぞくぶきょく)Sz.56は、バルトーク・ベーラが
1915年に作曲した6曲からなるピアノの小品の組曲です。1917年、自身の手により小管弦楽に編曲されました。
バルトークの最もよきルーマニアの友人であり、また最も民謡採集に協力した
人物であるイオン・ブシツィア教授に献呈されました。
民族色豊かで親しみやすい旋律により人気が高く、しばしばコンサートで取り上げられます。

この曲は、1909年から1915年にかけて作られた作品です。
20代のバルトークが書いたもので、友人のセーケイのヴァイオリンとピアノのための編曲をはじめ、
1917年に自身によって小管弦楽のために編曲している他、
イ・ムジチ合奏団が演奏している弦楽合奏版やイギリスのオルガニスト、
ヘーリックによるオルガン版まであるほどの人気作品です。
六曲の小さな小品の組曲ですが、全曲が民族的な素材(リズムとモード)によっています。
モードとは旋法のことで、古い教会旋法と同じものです。

ハンガリー出身の著名な作曲家でもあり、民族音楽研究家でもあったベーラ・バルトーク(1881-1945)は、
生涯に渡って民族音楽の収集・分析を行いました。
エルネ・レンドヴァイ著『バルトークの作曲技法』に代表されるように、
「黄金比」「フィボナッチ数列」などの数学的なアプローチから
難解な作曲技法を作り上げたバルトークですが、この作品では複雑な技法は見られず、
ルーマニアの民謡を生かした親しみのある楽曲となっています。

全体の演奏時間が5分程度の小曲。1909年トランシルヴァニアで採集された
ルーマニア人の民謡が用いられています。バルトークが34歳(1915年)の時に作曲されました。
この年はバルトークの作曲において「ルーマニア音楽の年」と呼ばれ、この曲のほかに、
《ソナチネ》、《ルーマニアのクリスマスの歌》など、ルーマニアの民謡の多くの編曲が作曲されています。

もともと、《ハンガリーにおけるルーマニア民俗舞曲》というタイトルをもっていましたが、
作曲当時、ハンガリー領にあったルーマニアは第一次世界大戦により領土の大半を失ったこともあり、
ハンガリーの名がとられ、現在のタイトルになりました。

作曲された当初から人気があり、現在でもよくしられている曲の一つです。
現在でも管弦楽、ヴァイオリン、弦合奏やチェロ用などに編曲され、親しまれています。

第1曲:「ジョク・ク・バータ」 アレグロ・モデラート四分の二拍子(男性が棒を持って踊る)棒踊り

“杖踊り”。戦いを模した踊りで、若い男女が激しく踊ります。
各節の終わりに杖で地をうつリズムがついています。
ドリア旋法でテーマは簡単な上のスケールを上下するだけです。
終止が長三和音になっているのが特徴です。ラヴェルもドリア旋法でよく使った終止でもあります。
ピカルディーの終止とも言われるものですが、教会旋法風の特徴が出ています。
このテーマが二度演奏されると後半に移ります。
前半のメロディーに対して音域が広がります。そして半終止してメロディーを繰り返す16小節の構造を、
伴奏を変えてもう一度繰り返す構造になっています。
即ち、少しずつ変えて四回演奏される構造となっているのです。
毎回、少しずつ変化する伴奏が特徴的です。

第2曲:「ブラウル」 四分の二拍子 アレグロ(少女達が2人ずつ互いに腰をつかみ、円になって踊る)飾り帯の踊り

トロンタール県に伝わる舞踏で、“飾帯をつけた踊り”です。
この旋法は一曲目と同じドリア旋法です。
しかし、音楽は伴奏の音形が決まり、荘重な雰囲気を持っていた第一曲に対して、
ルバート気味ではありますが、少し軽快さと動きが出てきます。
スタッカートの多用が軽快さを醸し出しています。

第3曲:「ぺ・ロック」 四分の二拍子 アンダンテ(男女ペアになって一地点で踊る)踏み踊り

“足踏みの踊り”。増二度が特徴的な旋律です。
ドリア旋法の第4音を半音上げて、一カ所増音程が存在するのが特徴です。
民族的な雰囲気が醸し出され、とても印象的です。
この旋法に対して基音が保続されてオスティナート風の伴奏がつけられて、この印象的な音楽が進みます。

第4曲:「プチュメアーナ」四分の三拍子 モデラート(アルペンホーンというルーマニアの民族楽器〈全長2mの木管楽器〉の伴奏で踊る)アルペンホーンの踊り

“プチュムの踊り”。3拍子のトランシルヴァニア地方のゆったりした舞踏曲です。
ブチュムというのはアルペン・ホルンのような楽器です。
音階は第三曲と似た増音程を含む民族的なもので出来ています。
増音程が民族的な雰囲気を醸し出しています。
この曲は小節をまたぐタイが象徴するように、長いフレーズで流れるような音楽になっています。
前半のメロディーが二回、後半のメロディーも二回繰り返されます。
いずれも同じ終止を持っている点が、民俗的な舞曲らしい曲です。

第5曲:「ポアルカ・ロマネアスカ」四分の二拍子 アレグロ(ルーマニア独自の、子供達による快活な踊り)ルーマニアのポルカ

“ルーマニア風ポルカ”。ポルカは本来ボヘミア地方の舞曲ですが、
この曲ではかなり情熱的で野性味豊かなものになっています。主部のメロディは複合リズムをもっています。
4度離れた2つのリディア旋法が組み合わせられた音楽を、ただオクターブ下げて、
伴奏を少し変えて繰り返して出来ています。
テンポ・アップして、第4曲と性格が大きく対比し、リズミックでとても軽快です。
装飾音符が伴うスタッカートでのテーマです。アクセントも多用されています。
第4曲がゆったりとしたテンポで、レガート基調の音楽だったことと対照的です。

第6曲:「マヌンツェル」四分の二拍子 アレグロ・ピュウ・アレグロ(大勢のカップルによる求愛の踊り)速い踊り

“急速な踊り”。ビーハル県で採取した2種の舞曲がつながっています。
前半と後半の二つの部分に大きく分かれています。
まず前半のAllegroは「ハン」と呼ばれる部分です。
4度離れた2つのリディア旋法が組み合わせられた音楽を繰り返します。
同じメロディーがハーモニーを変えて繰り返しで民族的な即興性が表現されています。
後半は、全曲のフィナーレ、「ルーマ」と呼ばれている部分です。
リディア旋法の後、ミクソリディア旋法のメロディーが組み合わされます。
一時的に二つの調性が現れる複調音楽です。この二つの旋法が同時に鳴り響き、
テンポ、リズム、ダイナミックスにおいても勢いを増し、華やかに曲をしめくくります。

ルーマニア北西部トランシルヴァニア地方。かつてはオーストリア・ハンガリー帝国の領土でしたが、
第一次世界大戦を経て、現在はルーマニアの一部となっています。トランシルヴァニアとは「森のかなたの国」という意味。
深い森、そして牧草地や小麦畑が広がる、緑豊かな地域です。
その大地を支えるのが、昔ながらのやり方で農業や牧畜を営む人々。
この地で古くから大切にされてきた宝、それが「民謡」です。代々受け継がれてきた歌や踊り。
民謡は、今も村のあちこちで響いています。「ルーマニア民俗舞曲」は、
そんなトランシルヴァニア地方に伝わる旋律を元に作られたピアノ曲。
6つの小さな曲から成り、そのどれもに、農民の暮らし、そして踊りのリズムが織り込まれているのです。

バルトークの音楽人生を変えたのは、24歳の時に耳にした下宿先である女性が口ずさむ素朴な民謡でした。
楽譜にも記されていない歌は手つかずの「宝」のように思えました。
そして、多くの人が見過ごしてきたその宝を、大切にしなければと考えたのです。
彼は、蓄音機を背負い、民謡を記録するため周辺の村へ出かけました。
時間をかけて村人たちの信用を得て、一人、また一人と、歌を録音させてくれるようになったのです。
その瞬間は、まるで「歌のなる木」が表れたよう。目の前で、探し求めた村の民謡が次々に響きました。
ルーマニア民俗舞曲もバルトークが採集した音楽が元になっています。
村人が奏で、歌い継いできた音楽が、バルトークの創作の力となったのです。

舞曲は、踊りの伴奏のための音楽、あるいはそのリズムや形式を使った純粋な音楽作品のことです。
いずれの場合も舞曲は、踊りの特徴を示すテンポやリズム様式を持っています。
踊りの存在が太古の歴史にまで遡れるように,舞曲の歴史も非常に古く、
また民族がそれぞれ独自の踊りを持っているので、音楽も実に多様なものとなります。

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サックス六重奏 ルーマニア民俗舞曲 第6曲 

サックス六重奏 ルーマニア民俗舞曲 第6曲 
編成はソプラノ、アルト2本、テナー2本、バリトンです。
クラリネット六重奏、木管六重奏、にも変更可能です。

民俗色が豊かな名曲をコンサート・ピースなどに、ぜひどうぞ。

サックス六重奏 ルーマニア民俗舞曲 第6曲 
編成はソプラノ、アルト2本、テナー2本、バリトンです。
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ルーマニア民俗舞曲(ルーマニアみんぞくぶきょく)Sz.56は、バルトーク・ベーラが
1915年に作曲した6曲からなるピアノの小品の組曲です。1917年、自身の手により小管弦楽に編曲されました。
バルトークの最もよきルーマニアの友人であり、また最も民謡採集に協力した
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この曲は、1909年から1915年にかけて作られた作品です。
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イ・ムジチ合奏団が演奏している弦楽合奏版やイギリスのオルガニスト、
ヘーリックによるオルガン版まであるほどの人気作品です。
六曲の小さな小品の組曲ですが、全曲が民族的な素材(リズムとモード)によっています。
モードとは旋法のことで、古い教会旋法と同じものです。

ハンガリー出身の著名な作曲家でもあり、民族音楽研究家でもあったベーラ・バルトーク(1881-1945)は、
生涯に渡って民族音楽の収集・分析を行いました。
エルネ・レンドヴァイ著『バルトークの作曲技法』に代表されるように、
「黄金比」「フィボナッチ数列」などの数学的なアプローチから
難解な作曲技法を作り上げたバルトークですが、この作品では複雑な技法は見られず、
ルーマニアの民謡を生かした親しみのある楽曲となっています。

全体の演奏時間が5分程度の小曲。1909年トランシルヴァニアで採集された
ルーマニア人の民謡が用いられています。バルトークが34歳(1915年)の時に作曲されました。
この年はバルトークの作曲において「ルーマニア音楽の年」と呼ばれ、この曲のほかに、
《ソナチネ》、《ルーマニアのクリスマスの歌》など、ルーマニアの民謡の多くの編曲が作曲されています。

もともと、《ハンガリーにおけるルーマニア民俗舞曲》というタイトルをもっていましたが、
作曲当時、ハンガリー領にあったルーマニアは第一次世界大戦により領土の大半を失ったこともあり、
ハンガリーの名がとられ、現在のタイトルになりました。

作曲された当初から人気があり、現在でもよくしられている曲の一つです。
現在でも管弦楽、ヴァイオリン、弦合奏やチェロ用などに編曲され、親しまれています。

第1曲:「ジョク・ク・バータ」 アレグロ・モデラート四分の二拍子(男性が棒を持って踊る)棒踊り

“杖踊り”。戦いを模した踊りで、若い男女が激しく踊ります。
各節の終わりに杖で地をうつリズムがついています。
ドリア旋法でテーマは簡単な上のスケールを上下するだけです。
終止が長三和音になっているのが特徴です。ラヴェルもドリア旋法でよく使った終止でもあります。
ピカルディーの終止とも言われるものですが、教会旋法風の特徴が出ています。
このテーマが二度演奏されると後半に移ります。
前半のメロディーに対して音域が広がります。そして半終止してメロディーを繰り返す16小節の構造を、
伴奏を変えてもう一度繰り返す構造になっています。
即ち、少しずつ変えて四回演奏される構造となっているのです。
毎回、少しずつ変化する伴奏が特徴的です。

第2曲:「ブラウル」 四分の二拍子 アレグロ(少女達が2人ずつ互いに腰をつかみ、円になって踊る)飾り帯の踊り

トロンタール県に伝わる舞踏で、“飾帯をつけた踊り”です。
この旋法は一曲目と同じドリア旋法です。
しかし、音楽は伴奏の音形が決まり、荘重な雰囲気を持っていた第一曲に対して、
ルバート気味ではありますが、少し軽快さと動きが出てきます。
スタッカートの多用が軽快さを醸し出しています。

第3曲:「ぺ・ロック」 四分の二拍子 アンダンテ(男女ペアになって一地点で踊る)踏み踊り

“足踏みの踊り”。増二度が特徴的な旋律です。
ドリア旋法の第4音を半音上げて、一カ所増音程が存在するのが特徴です。
民族的な雰囲気が醸し出され、とても印象的です。
この旋法に対して基音が保続されてオスティナート風の伴奏がつけられて、この印象的な音楽が進みます。

第4曲:「プチュメアーナ」四分の三拍子 モデラート(アルペンホーンというルーマニアの民族楽器〈全長2mの木管楽器〉の伴奏で踊る)アルペンホーンの踊り

“プチュムの踊り”。3拍子のトランシルヴァニア地方のゆったりした舞踏曲です。
ブチュムというのはアルペン・ホルンのような楽器です。
音階は第三曲と似た増音程を含む民族的なもので出来ています。
増音程が民族的な雰囲気を醸し出しています。
この曲は小節をまたぐタイが象徴するように、長いフレーズで流れるような音楽になっています。
前半のメロディーが二回、後半のメロディーも二回繰り返されます。
いずれも同じ終止を持っている点が、民俗的な舞曲らしい曲です。

第5曲:「ポアルカ・ロマネアスカ」四分の二拍子 アレグロ(ルーマニア独自の、子供達による快活な踊り)ルーマニアのポルカ

“ルーマニア風ポルカ”。ポルカは本来ボヘミア地方の舞曲ですが、
この曲ではかなり情熱的で野性味豊かなものになっています。主部のメロディは複合リズムをもっています。
4度離れた2つのリディア旋法が組み合わせられた音楽を、ただオクターブ下げて、
伴奏を少し変えて繰り返して出来ています。
テンポ・アップして、第4曲と性格が大きく対比し、リズミックでとても軽快です。
装飾音符が伴うスタッカートでのテーマです。アクセントも多用されています。
第4曲がゆったりとしたテンポで、レガート基調の音楽だったことと対照的です。

第6曲:「マヌンツェル」四分の二拍子 アレグロ・ピュウ・アレグロ(大勢のカップルによる求愛の踊り)速い踊り

“急速な踊り”。ビーハル県で採取した2種の舞曲がつながっています。
前半と後半の二つの部分に大きく分かれています。
まず前半のAllegroは「ハン」と呼ばれる部分です。
4度離れた2つのリディア旋法が組み合わせられた音楽を繰り返します。
同じメロディーがハーモニーを変えて繰り返しで民族的な即興性が表現されています。
後半は、全曲のフィナーレ、「ルーマ」と呼ばれている部分です。
リディア旋法の後、ミクソリディア旋法のメロディーが組み合わされます。
一時的に二つの調性が現れる複調音楽です。この二つの旋法が同時に鳴り響き、
テンポ、リズム、ダイナミックスにおいても勢いを増し、華やかに曲をしめくくります。

ルーマニア北西部トランシルヴァニア地方。かつてはオーストリア・ハンガリー帝国の領土でしたが、
第一次世界大戦を経て、現在はルーマニアの一部となっています。トランシルヴァニアとは「森のかなたの国」という意味。
深い森、そして牧草地や小麦畑が広がる、緑豊かな地域です。
その大地を支えるのが、昔ながらのやり方で農業や牧畜を営む人々。
この地で古くから大切にされてきた宝、それが「民謡」です。代々受け継がれてきた歌や踊り。
民謡は、今も村のあちこちで響いています。「ルーマニア民俗舞曲」は、
そんなトランシルヴァニア地方に伝わる旋律を元に作られたピアノ曲。
6つの小さな曲から成り、そのどれもに、農民の暮らし、そして踊りのリズムが織り込まれているのです。

バルトークの音楽人生を変えたのは、24歳の時に耳にした下宿先である女性が口ずさむ素朴な民謡でした。
楽譜にも記されていない歌は手つかずの「宝」のように思えました。
そして、多くの人が見過ごしてきたその宝を、大切にしなければと考えたのです。
彼は、蓄音機を背負い、民謡を記録するため周辺の村へ出かけました。
時間をかけて村人たちの信用を得て、一人、また一人と、歌を録音させてくれるようになったのです。
その瞬間は、まるで「歌のなる木」が表れたよう。目の前で、探し求めた村の民謡が次々に響きました。
ルーマニア民俗舞曲もバルトークが採集した音楽が元になっています。
村人が奏で、歌い継いできた音楽が、バルトークの創作の力となったのです。

舞曲は、踊りの伴奏のための音楽、あるいはそのリズムや形式を使った純粋な音楽作品のことです。
いずれの場合も舞曲は、踊りの特徴を示すテンポやリズム様式を持っています。
踊りの存在が太古の歴史にまで遡れるように,舞曲の歴史も非常に古く、
また民族がそれぞれ独自の踊りを持っているので、音楽も実に多様なものとなります。

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  2020/09/05   animato

歌劇『フィガロの結婚』序曲 吹奏楽譜

歌劇『フィガロの結婚』序曲 吹奏楽譜
シンフォニックで打楽器奏者も活躍できる原曲に忠実な楽譜です。
モーツァルトの名曲をコンサートのオープニングなどに、ぜひどうぞ。

歌劇『フィガロの結婚』序曲 吹奏楽譜
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https://youtu.be/YPbGWNgDnVI

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

『フィガロの結婚(Le nozze di Figaro)』は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart/1756年-1791年)が
30歳の頃に作曲したオペラで、彼のオペラの中でも屈指の人気を誇っています。
特に序曲はモーツァルトのオペラの序曲中,最も有名なものです。
非常によく構成された曲です。時間的にも4分ほどですので,アンコール・ピースとしてもよく使われます。
曲は短いながらもソナタ形式で出来ています。まず,開演前のお客さんのざわめきのような感じの第1主題が弱音で出てきます。
この「ザワザワ」が出てきた瞬間,「フィガロだ」と誰もが分かってしまうような見事な出だしです。
音階を上って降りるだけのような動きなのですが,非常にわくわくとさせてくれる部分です。
しばらくするとフォルテで元気よく爆発します。経過的な部分も魅力的な旋律が続きます。
第2主題は,対照的にのんびりとした感じで第1ヴァイオリンとファゴットによって演奏されます。
音階的な動きと同音反復が組み合わさっているというのはモーツァルトのメロディによくあるものです。
この後は,展開部というよりは「つなぎ」のような感じの部分になります。
再度,第1主題と第2主題が繰り返されたあと,コーダが続き,元気よく結ばれます。
この序曲には,本編の中のメロディが全く出てきませんが,まさにこのオペラ全体の顔になっているような見事な曲となっています。


 オペラの台本を書いたロレンツォ・ダ・ポンテは、この他に『ドン・ジョヴァンニ』『コジ・ファン・トゥッテ』の台本も書きました。
物語の内容は、ロッシーニのオペラ『セビリアの理髪師』の続きとなっています。
『セビリアの理髪師』は、アルマヴィーヴァ伯爵が結婚するまでの話です。
そして『フィガロの結婚』では、伯爵は既に結婚しており、フィガロ(セビリアの理髪師)が結婚する物語を描いています。

フィガロの結婚(Le Nozze di Figaro)
 
オペラ『フィガロの結婚』は、日本でもよく公演が行われています。このオペラ、実にいろいろな伏線が仕掛けられていて、
一度観ただけでそのすべてを理解するのは難しいほどです。そしていたる所に「笑い」が仕込まれています。
いろいろな登場人物の視点から物語を追ってみると、
同じ『フィガロの結婚』でも今までとは違ったオペラに見えてきます。何度観ても楽しい、喜劇の傑作と言えるでしょう。
 
有名な序曲に続いて、フィガロのアリア「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」、ケルビーノのアリア「恋ってどんなものかしら」など、
このオペラはモーツァルトのすばらしい音楽であふれています。
そして、どの曲もとても軽やかです。日頃のストレスなど吹き飛んでしまうような、生命力のある音楽を聴くことができます。
圧巻は、第2幕のフィナーレ。非常に大規模なこのフィナーレでは、次々に舞台の上に登場人物が現れ、
音楽的にも転調を繰り返し、テンポも速くなり、モーツァルトの音楽の勢いに圧倒されます。
 
 音楽界の天才児W・A・モーツァルトが書いた数多くのオペラの中でも、
もっとも有名なものとして世界中で親しまれています
。原作はボーマルシェによる三部からなる戯曲「セビリャの理髪師」「フィガロの結婚」「罪ある母」の二作目で、
「セビリャの理髪師」は後にロッシーニによってオペラになっています。
 登場人物も多く、筋も込み入ってはいますが、さまざまな形の重唱やアリアに彩られた名作です。
 
 アルマヴィーヴァ伯爵がまだ独身の頃、彼は愛するロジーナと結婚するために邪魔な後見人バルトロの裏をかくことを
町の何でも屋フィガロに依頼しました。彼は見事にその役目を果たし、伯爵はめでたく結婚。
そのごほうびに彼は従僕に召し抱えられ、当時その地方にあった悪習「初夜権」(領主が花婿より先に花嫁と一夜を共にする権利)
も廃止されることとなったのでした。

18世紀半ば、スペインのセヴィリャ
【第1幕】
時は18世紀、舞台はスペイン、セヴィリャのアルマヴィーヴァ伯爵の館。
伯爵の従者フィガロと、同じく伯爵家の女中スザンナの結婚式当日の話です。
フィガロはスザンナから驚きの事実を聞きます。それは、二人の主人である伯爵が、
手先の音楽教師バジリオを使って、スザンナを誘惑しているというのです。フィガロは怒って、
伯爵をこらしめる作戦を考えます。
 
【第2幕】
その作戦とは、伯爵に仕える少年ケルビーノにスザンナの服を着せて、
伯爵がスザンナと夜こっそり会おうとしたときに、彼を差し向けて驚かせようというものでした。
事情を知った伯爵夫人の協力のもと、スザンナが少年ケルビーノに女装をさせます。
そこへ急に伯爵が現れて大混乱。結局、フィガロの作戦は失敗します。
その上、フィガロにお金を貸していた女中マルチェリーナおば様が、弁護人バルトロといっしょにやって来て、
「借金を返さないなら、フィガロは私と結婚する約束だったわ」と言い出します。
フィガロとスザンナの結婚のゆくえはわからなくなりました。
 
【第3幕】
ところが大変な事実が発覚します。捨て子だったフィガロ、実は、マルチェリーナおば様と弁護人バルトロの二人が若かりし頃、
恋の火遊びをした結果、できてしまった子供だったのです。つまり、父母、息子の関係でした。
この3人にスザンナを加えた4人はすっかり意気投合。無事、フィガロとスザンナは結婚式を挙げることができました。
さて、一方の伯爵はというと・・・、まだこりずにスザンナを誘惑しようとしています。
見かねた伯爵夫人は、今度は自分がスザンナの服を着て、密会の現場に行くことを決心します。
 
【第4幕】
その夜、屋敷の裏庭。伯爵は、スザンナと秘かに会えるのを楽しみにやってきます。
そして、スザンナの服を着た伯爵夫人をスザンナと勘違いして、甘い言葉をささやくのです。
これで証拠は押さえられました。伯爵夫人は何も知らない伯爵に正体を明かします。
スザンナと思って近寄った伯爵は、実はそれが自分の妻だったことを知って驚きます。
深く反省した伯爵のことを、夫人は温かく許してあげたのでした。

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  2020/09/04   animato

金管四重奏『フーガの技法』Contrapunctus 1

金管四重奏『フーガの技法』Contrapunctus 1

b-mollで一般的な編成になっています。
Trumpet、Horn 、TromboneまたはEuphonium、Tuba、スコア&パート譜付き。
バッハの様式美をぜひ、あなたのコンサート・ピースにどうぞ。

金管四重奏『フーガの技法』Contrapunctus 1

b-mollで一般的な編成になっています。
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https://youtu.be/W91zdp_0mFw

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『フーガの技法』ニ短調 BWV1080は、
ヨハン・ゼバスティアン・バッハが晩年に構想した理念的作品集の一角をなすものです。

Contrapunctus 1はもっともシンプルなフーガで、明確な対位句すら現れず、
ほぼ単一主題のまま、きわめて狭い範囲の調のみを通ります。
声部の独立が保たれ、厳格なモテットのように響きます。
3声部より少なくなることはありません。楽曲の中間にいっさい休止も完全終止も入らないため、
厚みと重みを持ったまま進みます。更には、最後に全声部が停止する休符と、ややトッカータ風のコーダがついて、
全体は古式ゆかしい対位法作品になっています。

「フーガ」はある規則に従った模倣様式で、一定の形式をもちません。逆にフー
ガ様式を様々な音楽形式・様式に持ち込むことができます。すなわちフーガに
よるソナタ、フーガによる舞曲などを作ることが可能です。「フーガの技法」の中
にも、フーガ様式とカノン様式の融合が見られます。フーガは2声部以上の多声部で作曲され、
主題はその声部間で相互に模倣されます。

主題
フーガは、「主題」と呼ばれる旋律の模倣によって構成されます。主題の長さや
音域に制限はありませんが、後に述べる応答の導入をスムーズにするため、多
くの主題は主音または属音に始まります。また主題の多くは、いくつかの特徴
的な旋律の組み合わせで構成されています。

フーガは、「主題」と呼ばれる旋律の模倣によって構成されます。主題の長さや
音域に制限はありませんが、後に述べる応答の導入をスムーズにするため、多
くの主題は主音または属音に始まります。また主題の多くは、いくつかの特徴
的な旋律の組み合わせで構成されています。

曲の冒頭に示された主題に続いて、その主題の模倣である「応答」が示されま
す。応答は必ず主題が示されたのとは別の声部に示されます。応答では、基
本的に主題の旋律に含まれる主音が属音に、属音が主音になる様に模倣され
ます。応答にはいくつかのタイプがあります。

フーガは、主題の数や主題の変形などによっていくつかに分類され、その特徴
的な技法を示す名称によって呼ばれることがあります。1つのフーガに複数の技
法が見られる場合、複合した名称を用いるか、あるいはもっとも強調すべき技
法によって呼ばれます。

単純フーガ
1つの主題によるフーガで、主題の転回や拡大、縮小などが行われないものを
言います。フーガの技法ではContrapunctus1~4などが単純フーガです。

反行フーガ
主として1つの主題によるフーガで、応答が反行形で示されるものを言います。
呈示部以降、曲の途中から反行形の主題が示される場合にも、反行フーガと
呼ぶことがあります。フーガの技法ではContrapunctus5~7などが反行フーガ
です。

縮小フーガ
曲の中で、音の長さが全体にわたって一定の割合で縮められた主題が現れる
ものを言います。縮小された主題が曲の途中から現れるものや、それぞれの主
題が個別の呈示部をもつものがありますが、フーガの技法では、縮小された主
題と、もとの長さの主題が、呈示部から混在しています。Contrapunctus6で
は、音の長さが1/2に縮められています。

拡大フーガ
曲の中で、音の長さが全体にわたって一定の割合で伸ばされた主題が現れる
ものを言います。縮小フーガ同様、フーガの技法では、拡大された主題と、もと
の長さの主題が、呈示部から混在しています。Contrapunctus7では、音の長さ
が2倍に伸ばされています。

2重フーガ
主題が2つあり、その2つが結合、すなわち同時に別々の声部に示すことが可
能であるフーガです。最初に示された主題を第1主題、次に示された主題を第2
主題と呼びます。曲の構造としては、最初に第1主題の呈示部があり、そのの
ち第1主題と第2主題が結合して示されます。結合の前に第2主題の呈示部を
置く場合もあります。バッハのフーガでは、曲の冒頭で2つの主題が結合される
ことはありません。フーガの技法ではContrapunctus9、10が2重フーガです。

3重フーガ
主題が3つあり、その3つが結合、すなわち同時に別々の声部に示すことが可
能であるフーガです。3番目に示された主題は第3主題と呼ばれます。基本的な
構造は2重フーガと同様ですが、各主題の呈示の仕方で様々なヴァリエーショ
ンが考えられます。Contrapunctus8、11が3重フーガです。
なお、バッハの時代にはまだ3重フーガという語は定着しておらず、「3主題によ
るフーガ」などと呼ばれていました。

「鏡像」フーガ
バッハ本人は「転回対位」(Contrapunctus inversus)と呼んでいますが、今日
では一般に「鏡像」と呼ばれています。主題の扱いに関わるものではなく、転回
対位法によって曲全体を上下転回できるように作られたフーガを言います。フー
ガの技法においては第3音を軸として転回されるため、転回後もフーガとして成
立するためには、調性的応答でなければなりません。Contrapunctus12、a3が
これに当たります。

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  2020/09/03   animato

金管四重奏 アダージョ ト短調

金管四重奏 アダージョ ト短調
編成はTp.、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
木管四重奏やサックス四重奏でも演奏できます。

『アダージョ ト短調』は、レモ・ジャゾットが作曲した弦楽合奏とオルガンのための楽曲です。
1958年に初めて出版され、弦楽合奏のみでも演奏されます。
「アダージョ(Adagio)」とは、速度記号の一つで「ゆるやかに(演奏するように)」の意味です。
悲しみの表現に誰もが共感するバロック期の名曲を、ぜひお楽しみください。

金管四重奏 アダージョ ト短調
編成はTp.、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
木管四重奏やサックス四重奏でも演奏できます。

『アダージョ ト短調』は、レモ・ジャゾットが作曲した弦楽合奏とオルガンのための楽曲です。
1958年に初めて出版され、弦楽合奏のみでも演奏されます。
「アダージョ(Adagio)」とは、速度記号の一つで「ゆるやかに(演奏するように)」の意味です。
悲しみの表現に誰もが共感するバロック期の名曲を、ぜひお楽しみください。

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https://youtu.be/a-sAGiefuho

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3


レモ・ジャゾット(1910年9月4日 ? 1998年8月26日)はイタリア・ローマ出身の音楽学者です。
音楽誌の編集者や音楽番組の監督も務めました。

ジャゾットはアルビノーニの作品目録を作成した人物であり、アルビノーニ研究の第一人者でした。しかし彼を一躍有名にしたのは
皮肉にもアルビノーニの作品として発表されたアダージョ ト短調と、その偽作騒動でした。

この作品は、トマゾ・アルビノーニの『ソナタ ト短調』の断片に基づく編曲と推測され、
その断片は第二次世界大戦中の連合軍によるドレスデン空襲の後で、
旧ザクセン国立図書館の廃墟から発見されたと伝えられてきました。作品は常に「アルビノーニのアダージョ」や
「アルビノーニ作曲のト短調のアダージョ、ジャゾット編曲」などと呼ばれてきました。
しかしこの作品はジャゾット独自の作品であり、原作となるアルビノーニの素材はまったく含まれていませんでした。

『アダージョ(アルビノーニ) Adagio in G minor』は、18世紀イタリアの作曲家
トマゾ・アルビノーニ(Tomaso Albinoni/1671-1751)に関連する楽曲です。
アルビノーニは1671年6月8日、1751年1月17日死没(イタリア・ヴェネツィア)
アルビノーニは生前、オペラ作曲家として有名でした。しかし、その作品はほとんど現存しておらず、
現在では器楽曲の作曲家として知られています。

アルビノーニは裕福な貴族の家系に生まれたため、貴族に仕えて仕事をする必要がありませんでした。
そのため彼の足取りは今でも不明瞭です。

実は、アルビノーニ作品のほとんどは、第二次世界大戦中のドレスデン空襲の際に失われてしまっていました。
『アルビノーニのアダージョ』は、オーソン・ウェルズ監督の1963年の映画『審判』(カフカ原作)で
使用されたことで知られています。
また、メル・ギブソン主演の映画『誓い(Gallipoli)』では、悲劇的な幕切れで効果的に利用されています。

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  2020/09/03   animato

金管五重奏「アリオーソ」BWV 156 より

金管五重奏「アリオーソ」BWV 156 より
(カンタータ 第156番「我が片足はすでに墓穴に入りぬ」 BWV 156 より)
Ich steh mit einem Fuss im Grabe

編成はTp.2本、Hn.、Tbn.またはEup.、Tuba.です。
バッハの美しい名曲をコンサートピースの小品に、ぜひどうぞ。

金管五重奏「アリオーソ」BWV 156 より
(カンタータ 第156番「我が片足はすでに墓穴に入りぬ」 BWV 156 より)
Ich steh mit einem Fuss im Grabe

編成はTp.2本、Hn.、Tbn.またはEup.、Tuba.です。
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https://youtu.be/FM4F1zNxZ88

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「アリオーソ ARIOSO」とは、イタリア語で「歌うように」を意味する音楽用語です。
オペラにおける独唱スタイルの一つで、
レチタティーヴォ(Recitativo)とアリア(Aria)の間に歌われます。

マタイによる福音書の第8章に、
イエスが、らい病に病んでいる人や中風で苦しんでいる人を見舞ってそれを癒す奇跡を起こす部分があり、
このカンタータの歌詞は、それを題材としています。
不治の病に伏している人と神との間の心の対話を歌ったものです。

私はすでに片足を墓にかけています
衰えたからだもすぐに墓に入るでしょう
私はすでに家財を整理しました
私の魂が世を去るべき時に
私の魂を受けて下さい
主よ!あなたのみ手の中に
どうぞ私の終わりを安らかなものとして下さい

冒頭に置かれたシンフォニアから、美しく清らかで慈愛に満ちた優しい音楽です。

チェンバロ協奏曲 第5番(BWV.1056)の第2楽章にも用いられていて、
バッハの「アリオーソ」として編曲もされて、癒しの曲として一般に親しまれていますが、
カンタータとして聴くと、癒しとともに、涅槃、彼岸のかなたから聴こえてくるようです。

アリオーソ Arioso
チェンバロ協奏曲 第5番 第2楽章
J. S. バッハ (Johann Sebastian Bach/1685-1750)
『アリオーソ(バッハのアリオーソ)』は、J.S.バッハ作曲:チェンバロ協奏曲 
第5番 ヘ短調(BWV.1056)第2楽章のメロディです。
この第2楽章は、バッハ:カンタータ第156番『わが片足すでに墓穴に入りぬ』の
シンフォニアと同じ旋律が用いられています。

1965年のフランス映画「恋するガリア」テーマ曲として使われたほか、
チェロ、ピアノ、ギターなど様々な楽器でカバーされています。

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  2020/09/01   animato

木管四重奏 パニス・アンジェリカス Panis Angelicus 天使の糧(パン)

木管四重奏 パニス・アンジェリカス Panis Angelicus 天使の糧(パン)

編成はFl.、Ob.、Cl.、Bs.Cl.です。
Ob.はCl.に変更可能。Bs.Cl.はB.Sax.またはFg.に変更可能。

『Panis Angelicus 天使の糧(天使のパン)』は、セザール・フランク作曲『荘厳ミサ曲』の一曲です。

ベルギー生まれの美しい旋律を、ぜひコンサート・ピースにどうぞ。

木管四重奏 パニス・アンジェリカス Panis Angelicus 天使の糧(パン)

編成はFl.、Ob.、Cl.、Bs.Cl.です。
Ob.はCl.に変更可能。Bs.Cl.はB.Sax.またはFg.に変更可能。

『Panis Angelicus 天使の糧(天使のパン)』は、セザール・フランク作曲『荘厳ミサ曲』の一曲です。

ベルギー生まれの美しい旋律を、ぜひコンサート・ピースにどうぞ。

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作曲:Cesar Franck・セザール・フランク(1822~1890)は
ベルギー生まれのフランスの作曲家、オルガニストです。
サン=サーンス、フォーレらとともにフランス国民音楽協会の設立に加わり、
1872年にパリ音楽院の教授に迎えられた。代表作『ヴァイオリンソナタ イ長調』、
『交響曲ニ短調』は最晩年の作品です。

「天使の糧(パン)」は彼の声楽中、最も親しまれている作品です。
ミサの中の聖体拝領(陪餐)のところで歌われることを意図したこの作品は、
宗教的な静けさと美しさを持っています。
原曲はテナーの独唱として作曲されていますが、いろいろなかたちで編曲されています。
聖路加ではジョン・ラッターの編曲による混声四部で歌います。

その美しい旋律から、演奏会・コンサートなどで単独曲として歌唱・演奏されることが多くあります。
クリスマスシーズンにもよく披露されます。
タイトルのカタカナ表記としては『パニス・アンジェリカス』、『パニス・アンジェリクス』などがあります。
歌詞は、中世の神学者・聖人、トマス・アクィナス(Thomas Aquinas/1225-1274)による
「Sacris Solemniis」の2節から採られています。

歌詞:
Panis angelicus fit panis hominum; Dat panis caelicus figuris terminum:
O res mirabilis! manducat Dominum pauper, servus, et humilis.

邦訳:
天使のパンは人のパンとなった、天のパンであって、旧約の前表を全うした。
ああ、感嘆すべきことよ、貧しいもの、しもべ、および卑しい者が主を食しまつるとは。(カトリック聖歌集より)

アトリエ・アニマート
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  2020/09/01   animato