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2020年9月

金管五重奏 チャイコフスキー「12の小品」第2曲 悲しい歌

金管五重奏 チャイコフスキー「12の小品」第2曲 悲しい歌
Chanson Triste op. 40,2

編成はTp.2本、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
木管五重奏やクラリネット五重奏でも演奏できます。
サックス五重奏は発売中です。

ぜひ郷愁と美しさを併せ持ったチャイコフスキーの魅力を味わってください。

金管五重奏 チャイコフスキー「12の小品」第2曲 悲しい歌
Chanson Triste op. 40,2

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参考音源
https://youtu.be/LWsUy9gKm6Q

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

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  2020/09/26   animato

金管六重奏 チャイコフスキー「12の小品」第3曲 葬送行進曲

金管六重奏 チャイコフスキー「12の小品」第3曲 葬送行進曲
Marche fun bre op. 40,3

編成はTp.2本、Hn.、Tbn.またはEup.2本、Tubaです。
木管六重奏やサックス六重奏でも演奏できます。

ぜひ郷愁と美しさを併せ持ったチャイコフスキーの魅力を味わってください。

金管六重奏 チャイコフスキー「12の小品」第3曲 葬送行進曲
Marche fun bre op. 40,3

編成はTp.2本、Hn.、Tbn.またはEup.2本、Tubaです。
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https://youtu.be/Eb3yTcKxDO8

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https://animato-jp.net/rec-band/gakufu.html

チャイコフスキーは「中級程度の12の小品」Op.40を 、
「12 Pieces of Medium Difficulty」を、
1878年2月、フィレンツェ滞在中に書き始め、同4月、ロシア・カメンカの自宅に戻り、完成させました。出版は、翌年の1879年の1月です。
チャイコフスキーは、1878年8月の手紙で、次のように、言っています。
「私はいま、異なった種類の、いくつかのシリーズを、全部、完成させました。私が書いたのは、ピアノソナタ、3つのヴァイオリン小品集、
12のピアノ小品集、24の子どものためのピアノ小品集、6つのロマンス、混声合唱のための作品 です」。

この時期、彼の創作意欲が、溢れんばかりに、満ち満ちて、いました。
大曲だけでなく、同時に、若い音楽家に対し、愛情に満ちた小品集の“贈り物”を、たくさん書きました。
これら小曲集は、図らずも、彼のリリックで、優しく、叙情的な内面を、日記を綴るように、素直に、正直に告白している作品、といえます。
この「12の小品集」の初演は、1879年12月21日に、
チャイコフスキーの弟子である、ピアニスト・作曲家だった、タネーエフ Sergey Ivanovich Taneyev がしました。
1878年11月の、チャイコフスキーの手紙によると、出版途中の楽譜を、タネーエフに渡し、校閲を依頼し、出版前に、初演したようです。

チャイコフスキーのピアノ作品には、まるで、オーケストラのような響きを、もった曲が多く、
「12の小品集」も、そういう響きを、楽しめます。

これを、若い時代に、演奏することで、彼のオーケストラ作品に親しむ、よい手引きとなるでしょう。
大変に美しい曲が多く、他の楽器にも編曲され、よく演奏されています。
チャイコフスキーの息づかい、間の取りかた、リズムを、ぜひ十分に味わってください。

葬送行進曲(そうそうこうしんきょく)は、葬儀において遺体を墓地まで搬送するときの行進(葬送)をモデルとして作曲された行進曲です。

通常、葬送行進曲は、やや遅めの速度で、2拍子で書かれます。
拍子の中を3分割(6/8拍子など)することは避けられ、2のべき乗に分割されます。
葬送行進曲は死のイメージと直結するため、明るく華やかな長調は避けられ、主に短調で書かれることが多いようです。

有名な曲で特定人物の葬儀のために作曲されたものは少ないようです。
しかし、これらの曲は実際の葬儀において用いられることもあり、時には著名人の葬儀において、
葬列とともに行進する吹奏楽団がショパンやベートーヴェンの葬送行進曲を演奏するような例もみられます。

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  2020/09/25   animato

バリチューバ四重奏:ジ・エンターテイナー楽譜

バリチューバ四重奏:ジ・エンターテイナー楽譜
編成はEup.2本、Tuba.2本です。
クラリネット四重奏や他の編成でも楽しめます。
サックス四重奏、打楽器四重奏は発売中です。
落ち着いた雰囲気のラグタイムをコンサートピースの小品に、ぜひどうぞ。

バリチューバ四重奏:ジ・エンターテイナー楽譜
編成はEup.2本、Tuba.2本です。
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https://youtu.be/Y0wHqQoRrUw

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  2020/09/22   animato

ローズ・リーフ・ラグ 打楽器四重奏

ローズ・リーフ・ラグ 打楽器四重奏
Rose Leaf Rag
編成はGlock.、Xylo.、Vib.、Marim.です。
クラリネット六重奏や他の編成でも楽しめます。
木管六重奏は発売中です。

ローズ・リーフ・ラグは1907年にスコット・ジョプリン(Scott Joplin, 1867年 - 1917年4月1日)が
作曲したラグタイムです。
軽快で楽しい名曲をコンサートピースの小品に、ぜひどうぞ。

ローズ・リーフ・ラグ 打楽器四重奏
Rose Leaf Rag
編成はGlock.、Xylo.、Vib.、Marim.です。
クラリネット六重奏や他の編成でも楽しめます。
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ローズ・リーフ・ラグは1907年にスコット・ジョプリン(Scott Joplin, 1867年 - 1917年4月1日)が
作曲したラグタイムです。
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https://youtu.be/h0GsLukkJwg

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スコット・ジョプリンの音楽
陽気ではちきれそうな活気に満ちた音楽、心を揺さぶると同時に両足が反応せずにいられない音楽、
聞く者全てに微笑みがこぼれる音楽-かくも魅力的な音楽が引っ込み思案で悲しげ、<引きこもりがち>とも例えられた
男により作曲されたとは、考えにくいでしょう。
―だが実際に多くの人が口数の少ない人物だったと記しています。
確かにかくも物静かな人物だったでしょうが、それゆえ彼の音楽が最も雄弁に、
彼自身の思うところを語っていたのです。

ラグタイム
ラグタイムは、19世紀末から20世紀初頭に掛けてアメリカで流行した音楽のスタイルです。
黒人のダンスの伴奏音楽や、酒場で黒人が演奏したピアノ音楽が起源であり、
白人の客に受けのいいマーチなどの西洋音楽に黒人独特の感覚が加わり、
シンコペーションを強調した初の軽音楽になりました。
演奏楽器は主にピアノで、その他にバンジョー、マンドリンや管楽器などの小編成バンドが
ラグタイムを奏でました。
(当時は、ギターが大衆楽器としては普及していなかったので、ギターによる本格的クラシック・ラグ演奏は、1960年代まで待たねばならない)。

形式的には、ほとんどがラグタイム・ワルツを除き2拍子で、
3楽節以上の組曲形式(ソナタ・ロンド形式)をとり、中間部で属調または下属調に転調します。
そして、Scott Joplin のラグが1971年のアメリカ映画『スティング』の音楽に使われて、
本格的なラグタイムのリバイバルが起こりました。

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  2020/09/21   animato

サックス五重奏 イージーウィナーズ

サックス五重奏 イージーウィナーズ

編成はソプラノ、アルト2本、テナー、バリトンです。
木管五重奏でも演奏できます。金管五重奏は発売中です。

ラグタイムの軽快さをぜひ表現してみてください。

サックス五重奏 イージーウィナーズ

編成はソプラノ、アルト2本、テナー、バリトンです。
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ラグタイムの軽快さをぜひ表現してみてください。

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https://youtu.be/CrS2jNCdvaA

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ラグタイム王スコット・ジョプリン(Scott Joplin/1868-1917)
『イージーウィナーズ(The Easy Winners)』は、アメリカのラグタイム王スコット・ジョプリンによる1901年(33歳)の作品です。
ラグタイム(ragtime)とは、19世紀末から20世紀初頭にかけてアメリカで流行した音楽のジャンルです。
19世紀にミズーリ地方の黒人ミュージシャンが黒人音楽(ブルース)を基本に独自の演奏法を編み出し、
これが従来のクラシック音楽のリズムとは違う「遅い」リズムと思われたことから、
「ragged-time」略して「ragtime」と呼ばれるようになりました。

スコット・ジョプリン (Scott Joplin) はアメリカ合衆国の作曲家及び演奏家です。
1867年にアメリカ合衆国で生まれ、1917年に49歳という若さでその人生に幕を下ろしました。

ラグタイムというジャンルで非常に有名な作曲家及び演奏家であり、ラグタイム王と呼ばれています。

ラグタイムは19世紀末から20世紀初頭に掛けてアメリカで大流行した音楽です。
クラシックの要素とアメリカの音楽の要素を合わせたような曲です。

最も分かりやすい特徴としては、ほとんどが2拍子であり、ズンチャズンチャというリズムを取る左手が特徴的です。

スコット・ジョプリンは黒人であり、当時は教育を受けることもできず、仕事も限られているような時代でした。
貧しい生活の中でも、両親は生活費を削り、ピアノを買い与えるなどして才能を伸ばす環境を整えました。

両親の手助け無しに、100年先でも繰り返し弾かれる名曲を完成させることは出来ませんでした。

活気に満ちた明るい音楽、思わず体を揺さぶってしまう楽しいリズムを生み出す彼は、
その音楽とは反対の性格であり、引っ込み思案で引きこもりがちと言われる程でした。
しかしそれは他人から見たスコット・ジョプリンであり、実際の彼はその音楽が教えてくれます。

スコット・ジョプリンの生い立ち
ラグタイム王スコット・ジョプリン(Scott Joplin/1868-1917)

ジョプリン:ラグタイム・ピアノ
アメリカ南北戦争が終結して間もない1868年、テキサス州リンデンの近くで、
黒人奴隷農夫の父ジャイルと母フロレンスの次男として生れました。

生活費を削ってピアノを買い与えた母
早くから音楽的才能が現れ、バンジョーを上手くこなした。両親は彼の才能を伸ばすことに力を惜しまず、
特に母は生活費を削ってまで息子にピアノを買い与えたといいます。

8歳ごろから音楽を習い始め、10代でダンス音楽の演奏家となりました。14歳(1882年頃)には親元から離れ、
ミシシッピー河流域のサロンの1つメープル・リーフ・サロンで演奏を始めます。
20代はセントルイス、シカゴ、ミズーリのサロンや広場などで演奏をしてまわりました。

新たな音楽を目指しジョージ・R・スミス大学へ
1895年(27歳)には、クラシック音楽のピアニスト・作曲家を目指し、黒人のためのジョージ・R・スミス大学で学びました。

ジョプリンは、ヨーロッパのクラシック音楽とアフリカ系アメリカ人のハーモニーとリズムを結びつける音楽を追求していました。
これは後日、音楽ジャンル「ラグ」として認知されるようになります。

1899年(31歳)頃を境に、ジョプリンの新たな音楽ジャンル「ラグタイム」作品が次々と生まれました。
1900年(32歳)には今日でも有名な『メープル・リーフ・ラグ(Maple Leaf Rag)』が出版され、大成功を収めます。

その後もラグタイムやオペラなどの作曲を続けたジョプリンでしたが、1917年1月、梅毒により精神・肉体に異常をきたし、
ブルックリンの病院に入院します。晩年は認知症に苦しめられ、入退院を繰り返していたそうです。
同年4月にこの世を去りました。享年48歳。

イージーウィナーズ The Easy Winners
スコット・ジョプリンによる1901年(33歳)の作品です。
サントリーの人気商品「こくしぼり」のCMで使われました。
明るく軽快な曲調は聴く者に楽しさと元気を与えてくれます。

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  2020/09/21   animato

金管五重奏 イージーウィナーズ

金管五重奏 イージーウィナーズ

編成はTp.2本、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
木管五重奏やサックス五重奏でも演奏できます。

ラグタイムの軽快さをぜひ表現してみてください。

金管五重奏 イージーウィナーズ

編成はTp.2本、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
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ラグタイムの軽快さをぜひ表現してみてください。

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ラグタイム王スコット・ジョプリン(Scott Joplin/1868-1917)
『イージーウィナーズ(The Easy Winners)』は、アメリカのラグタイム王スコット・ジョプリンによる1901年(33歳)の作品です。
ラグタイム(ragtime)とは、19世紀末から20世紀初頭にかけてアメリカで流行した音楽のジャンルです。
19世紀にミズーリ地方の黒人ミュージシャンが黒人音楽(ブルース)を基本に独自の演奏法を編み出し、
これが従来のクラシック音楽のリズムとは違う「遅い」リズムと思われたことから、
「ragged-time」略して「ragtime」と呼ばれるようになりました。

スコット・ジョプリン (Scott Joplin) はアメリカ合衆国の作曲家及び演奏家です。
1867年にアメリカ合衆国で生まれ、1917年に49歳という若さでその人生に幕を下ろしました。

ラグタイムというジャンルで非常に有名な作曲家及び演奏家であり、ラグタイム王と呼ばれています。

ラグタイムは19世紀末から20世紀初頭に掛けてアメリカで大流行した音楽です。
クラシックの要素とアメリカの音楽の要素を合わせたような曲です。

最も分かりやすい特徴としては、ほとんどが2拍子であり、ズンチャズンチャというリズムを取る左手が特徴的です。

スコット・ジョプリンは黒人であり、当時は教育を受けることもできず、仕事も限られているような時代でした。
貧しい生活の中でも、両親は生活費を削り、ピアノを買い与えるなどして才能を伸ばす環境を整えました。

両親の手助け無しに、100年先でも繰り返し弾かれる名曲を完成させることは出来ませんでした。

活気に満ちた明るい音楽、思わず体を揺さぶってしまう楽しいリズムを生み出す彼は、
その音楽とは反対の性格であり、引っ込み思案で引きこもりがちと言われる程でした。
しかしそれは他人から見たスコット・ジョプリンであり、実際の彼はその音楽が教えてくれます。

スコット・ジョプリンの生い立ち
ラグタイム王スコット・ジョプリン(Scott Joplin/1868-1917)

ジョプリン:ラグタイム・ピアノ
アメリカ南北戦争が終結して間もない1868年、テキサス州リンデンの近くで、
黒人奴隷農夫の父ジャイルと母フロレンスの次男として生れました。

生活費を削ってピアノを買い与えた母
早くから音楽的才能が現れ、バンジョーを上手くこなした。両親は彼の才能を伸ばすことに力を惜しまず、
特に母は生活費を削ってまで息子にピアノを買い与えたといいます。

8歳ごろから音楽を習い始め、10代でダンス音楽の演奏家となりました。14歳(1882年頃)には親元から離れ、
ミシシッピー河流域のサロンの1つメープル・リーフ・サロンで演奏を始めます。
20代はセントルイス、シカゴ、ミズーリのサロンや広場などで演奏をしてまわりました。

新たな音楽を目指しジョージ・R・スミス大学へ
1895年(27歳)には、クラシック音楽のピアニスト・作曲家を目指し、黒人のためのジョージ・R・スミス大学で学びました。

ジョプリンは、ヨーロッパのクラシック音楽とアフリカ系アメリカ人のハーモニーとリズムを結びつける音楽を追求していました。
これは後日、音楽ジャンル「ラグ」として認知されるようになります。

1899年(31歳)頃を境に、ジョプリンの新たな音楽ジャンル「ラグタイム」作品が次々と生まれました。
1900年(32歳)には今日でも有名な『メープル・リーフ・ラグ(Maple Leaf Rag)』が出版され、大成功を収めます。

その後もラグタイムやオペラなどの作曲を続けたジョプリンでしたが、1917年1月、梅毒により精神・肉体に異常をきたし、
ブルックリンの病院に入院します。晩年は認知症に苦しめられ、入退院を繰り返していたそうです。
同年4月にこの世を去りました。享年48歳。

イージーウィナーズ The Easy Winners
スコット・ジョプリンによる1901年(33歳)の作品です。
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  2020/09/21   animato

金管五重奏 シューベルト:軍隊行進曲 第1番

金管五重奏 シューベルト:軍隊行進曲 第1番
編成はTp.2本、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
木管四重奏やサックス四重奏でも演奏できます。

シューベルトの明るく活発な名曲を、ぜひお楽しみください。

金管五重奏 シューベルト:軍隊行進曲 第1番
編成はTp.2本、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
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フランツ・ペーター・シューベルト(Franz Peter Schubert/1797年?1828年)の『軍隊行進曲』は、ピアノ連弾のための曲集で
彼のピアノ作品の中でも有名なものです。
特に第1番は広く知られており、管弦楽用やピアノ独奏用にも編曲され親しまれています。
作曲年は諸説ありますが、1818年が有力だと現在ではされています。

作曲されたとされる1818年頃、シューベルトは貧しい生活を送っていました。
1816年に教師の職を辞めたことで、安定して稼げる仕事がなくなったためです。

しかし仕事を辞めてからは音楽を愛する仲間たちと出会い、彼らに助けられて貧しいながらも充実した時間を過ごしていました。
また1818年は作曲した作品数自体は少ないものの、シューベルトが自らの作品のためのコンサートを初めておこなった年でした。

さらには同年夏(1818年)、シューベルトはエステルハージ伯爵一家の音楽教師としてハンガリーのツェリスにも招かれます。
エステルハージ伯爵家には2人の娘がいましたので、そのために連弾曲が書かれたと推測もされています。

シューベルトはこの地でとても楽しい夏を過ごしたと言われています。
その影響もあるのか、『軍隊行進曲』は3曲とも明るく活発な音楽が印象的です。
この年は、シューベルトにとって明るい道筋が少しずつ開けるような年だったようです。

軍隊行進曲 シューベルト
シューベルト(Franz Peter Schubert/1797?1828)
『軍隊行進曲』は、シューベルトがピアノ連弾のために作曲した曲集『3つの軍隊行進曲 Trois Marches Militaires』 D733 作品51。

作曲された年については諸説あり、一説によれば、シューベルトがエステルハージ伯爵家の娘の教師を務めていた頃と説明されることがあります。
この作品の第1番は、現在シューベルトの作品の中でもっともポピュラーなピアノ曲のひとつとして、独奏されることが多いのですが、
もとはピアノ連弾曲である。シューベルトがジェリズに赴任していた1818年に作曲されました。
この年はエステルハージ伯爵家のふたりの娘にピアノを教授するため、多くの連弾曲が生み出されています。
この行進曲は3曲とも、明るい力強さの中に軽やかさを備えた楽しい連弾曲であり、
エステルハージ家での楽しいピアノ・レッスンの風景を想像させる作品です。

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  2020/09/19   animato

金管四重奏 アヴェ・ヴェルム・コルプス(モーツァルト)

金管四重奏 アヴェ・ヴェルム・コルプス(モーツァルト)
編成はTp.、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
木管四重奏やサックス四重奏でも演奏できます。

モーツァルトの名曲をコンサート・ピースなどに、ぜひどうぞ。

金管四重奏 アヴェ・ヴェルム・コルプス(モーツァルト)
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モーツァルトの名曲をコンサート・ピースなどに、ぜひどうぞ。

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https://youtu.be/YYrzMqZdasE

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『アヴェ・ヴェルム・コルプス(Ave verum corpus)』は、カトリックの賛美歌の一つとして歌われています。
様々な作曲家がこの歌詞に音楽を付けており、モーツァルトやフォーレなどが特に有名です。

モーツァルトの「Ave verum corpus」は彼の死の半年前に作曲された作品で、46小節からなり、終始ゆったりとしたテンポで演奏されます。
演奏時間は4分程度で、その中で4度にわたり内部転調を繰り返します。
この天と繋がっているかのような美しい音楽は、モーツァルトの妻コンスタンツェの温泉旅行の世話をしてくれた
友人アントン・シュトルのために作曲されたとも言われています。

「アヴェ・ヴェルム・コルプス」は、教会音楽。教会の様々な儀式で歌われる音楽のひとつです。
「アヴェ・ヴェルム・コルプス」はラテン語で、「めでたし まことの御体(おんからだ)」という意味で、
キリストへの感謝と賛美が歌われています。「アヴェ・ヴェルム・コルプス」は、モーツァルト最期の年となった1791年、
ウィーン郊外の温泉保養地バーデンで作曲されたと言われています。
当時、モーツァルトはウィーンに住んでいましたが、病弱な妻は、バーデンで療養生活を送っていました。
バーデンで何かと気遣ってくれた教会の合唱指揮者であった友人に、モーツァルトはお礼として、
「アヴェ・ヴェルム・コルプス」をプレゼントしたのです。友人へ感謝を伝えたかったモーツァルト。
キリストへの感謝である「アヴェ・ヴェルム・コルプス」。
澄み切った美しい響きは、モーツァルトの感謝の響きです。

1756年、ザルツブルクに生まれたモーツァルト。当時ザルツブルクは、ローマ教皇によって任命された大司教が支配する、
カトリックの宗教の街でした。モーツァルトの父も敬けんなカトリック信者で、教会音楽の演奏や作曲を仕事にしていました。
そのため、少年モーツァルトの周りには、教会音楽があふれていました。
そして、モーツァルトも13歳にして、ザルツブルクの大司教に仕える身となります。
教会音楽の演奏や作曲をする事が重要な仕事となりますこうして、教会音楽は作曲家モーツァルトの基礎となったのです。
ウィーンに移り住んだモーツァルトは、オペラ、交響曲、ピアノ曲などあらゆるジャンルで、
ヒット曲を次々と生み出す人気作曲家となります。しかし、モーツァルトは教会音楽を忘れてはいませんでした。
人生の節目で教会音楽を作曲していたのです。父親の反対を押し切った結婚の時には、ミサ曲を作曲し、
ふるさとザルツブルクの教会に奉納します。さらに、戦争がおこり、ウィーンでこれまでのような音楽活動が
出来なくなるというピンチを迎えた時、モーツァルトは、教会音楽に活路を見出します。教会音楽家としての第1歩を踏み出した、
そんな時期に「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を作曲したのです。「アヴェ・ヴェルム・コルプス」の作曲からわずか半年後、
モーツァルトはこの世を去ります。教会音楽に育てられ、教会音楽家として生きていこうとしていたモーツァルト。
モーツァルトが完成させた、最後の教会音楽、それが、「アヴェ・ヴェルム・コルプス」です。

3分ちょっとしかないこの曲は、メロディーに細かい音符や複雑な音型なく、とてもシンプルな構造です。
ところが4回も転調し、こまやかに曲の雰囲気が変化しています。例えば、短調から長調に変化する部分では、
どちらの調にも存在する和音を間に挟み、自然な流れで転調が行われています。
グラデーションのようにいつの間にか調が変わっているのです。
このように気付かれないように行われている“ひそやかな技”が最大の効果を生み、
この曲の厳かな雰囲気を生み出しています。

歌詞

Ave verum corpus natum de Maria Virgine.
アヴェ ヴェルム コルプス ナートゥム デ マリーア ヴィルジネ

Vere passum immolatum in cruce pro homine
ヴェーレ パッスム インモラートゥム イン クルーチェ プロ オーミネ

cujus latus perforatum unda fluxit et sanguine.
クーユス ラートゥス ペルフォラートゥム ウンダ フルクスィットゥ エットゥ サングイネ

Esto nobis praegustatum in mortis examine.
エスト ノービス プレグスタートゥム イン モルティス エクサミネ

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  2020/09/19   animato

サックス四重奏 シューベルト:セレナーデ

サックス四重奏 シューベルト:セレナーデ
編成はソプラノ、アルト、テナー、バリトンです。
クラリネット四重奏、木管四重奏、金管四重奏にも変更可能です。

恋人への苦しい思いを歌った作品をコンサート・ピースなどに、ぜひどうぞ。

サックス四重奏 シューベルト:セレナーデ
編成はソプラノ、アルト、テナー、バリトンです。
クラリネット四重奏、木管四重奏、金管四重奏にも変更可能です。

恋人への苦しい思いを歌った作品をコンサート・ピースなどに、ぜひどうぞ。

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シューベルト 歌曲「セレナーデ」

『シューベルトのセレナーデ(Standchen)』は、オーストリアの作曲家フランツ・シューベルト(Franz Schubert/1797年-1828年)によって書かれました。
『白鳥の歌(Schwanengesang)』の第4曲に当たります。

『白鳥の歌』はシューベルトの死後に、出版社や友人たちによってまとめられました。
従って、歌曲集ではありますが曲ごとの繋がりはありません。

歌曲集「白鳥の歌」14曲中、第4曲が「セレナーデ」です。
ドイツでは白鳥は死ぬ前に一度だけ鳴くという言い伝えがあり、シューベルトが亡くなる最後の年の作品です。
シューベルト歌曲の中で最も有名なものの一つで、恋人に対する切々たる思いをマンドリンを模した伴奏の上に歌いあげます。

男性が歌う歌詞で、今の時代では少し気恥ずかしいのですが、素晴らしい歌詞です。
セレナーデは夜のしじまに恋人の窓辺に立って歌う愛の歌。

ドイツ語原文では、夜鳴きウグイスと呼ばれるナイチンゲールの声に例えていますが、
この鳥は、ヨーロッパに住み、冬になると暖かいアフリカへと飛び立ちます。

叶わぬ恋に咽び泣き、愛おしい恋人を誘い出すのが小夜曲です。
アンデルセン童話の「小夜啼鳥」にナイチンゲールと王様のお話があります。

鳥の鳴き声で王様の病が治るという、それぐらい巧妙で美しい鳴き声です。
ナイチンゲールはヨーロッパの春を告げ、夕方から夜更けまで鳴き通すのです。

日本語では堀内敬三の訳詞で歌われており、艶めかしさたっぷりです。
ロマン溢れる感傷的な歌詞は、今の時代では作ることは難しく、見事な名文です。


日本語 歌詞 堀内敬三 訳詩

秘めやかに 闇をぬう 我が調べ
静けさは 果てもなし 来よや君
ささやく木の間を もる月影 もる月影
ひとめもとどかじ たゆたいそ たゆたいそ

君聞くや 音にむせぶ夜の鳥
我が胸の秘め事を そは歌いつ
鳴く音に込めつや 愛の悩み 愛の悩み
わりなき思いの かの一節 かの一節

深き思いをば君や知る
わが心 さわげり
待てるわれに 出で来よ君
出で来よ

ドイツ語歌詞 Standchen (セレナーデ) 作詞:ルートヴィヒ・レルシュタープ

Leise flehen meine Lieder               僕の歌は夜の中を抜け
Durch Nacht zu dir;                       あなたへひっそりとこう訴えかける。
In die stillen Hain hernieder,           静かな森の中へと降りておいで、
Liebchen, komm zu mir!                 恋人よ、僕のもとへ!

 
Flusternd schlanke Wipfel rauschen 細い梢が月の光の中で
In des Mondes Licht;                      ささやくようにざわめいている。
Des Verraters feindlich Lauschen     裏切り者の意地悪い盗み聞きを
Furchte, holde, nicht.                      怖がる事はない、優しい人よ。

 
Horst die Nachtigallen schlagen?     ナイチンゲールの声が聞こえるかい?
Ach! sie flehen dich,                       ああ!それはあなたに訴えている。
Mit der Tone susen Klagen              甘い嘆きの音色で
Flehen sie fur mich.                        僕の代わりに訴えているんだ。

 
Sie verstehn des Busens Sehnen,   ナイチンゲールはこの胸の憧れ、
Kennen Liebesschmerz,                  愛の苦しみを知っていて、
Ruhren mit den Silbertonen            その銀色の音色で
Jedes weiche Herz.                         やさしい心を揺さぶるんだ。

 
Las auch die Brust bewegen           どうかあなたも胸動かされ、
Liebchen, hore mich!                      恋人よ、僕の願いを聞きいておくれ!
Bebend harr' ich dir entgegen!        僕はあなたの前で身もだえ、待ちわびているんだ!
Komm, beglucke mich!                   来て、僕を幸せにしておくれ!


<セレナード>の訳語「小夜曲」はあまり見かけません。
意味するのは、男性が思いを寄せる女性の家の窓辺で夕暮れにうたう歌や器楽でうったえる音楽のことです。
朝方ならフランスにオーバードaubade、イタリアに<マティナータ>があります。
夕べの情緒と若々しい愛情を歌いあげた歌曲です。
この<セレナード>はシューベルトの没後に編まれた歌曲集『白鳥の歌』14曲のなかにあり、
楽譜を見ると曲名はStandchenシュテンチェンとあります。これが<Serenade>の原題です。
ドイツリート[歌曲]というジャンルは、シューベルトが1814年17歳のとき作曲した<糸を紡ぐグレートヒェン>で
確立したといわれます。彼は1828年に31歳で亡くなりますが、短い生涯でたくさんの音楽作品を残します。
なかでも「歌曲王」とよばれるように、このジャンルが多く名曲ばかりです。

シューベルト没年の作品<セレナード>は、歌曲集に7曲あるルートヴィヒ・レルシュタープの詩によります。
ハインリヒ・ハイネの詩は6曲あり、なかに<海辺にてAm Meer>があって、
字面から独語オンチにはシャンソンのLa Mer(仏語)のように明るい地中海を想像させますが、
ドイツリートのほうは北の暗い海でしょうか、夕暮れの海辺での悲恋をうたった歌のようです。

ハイネはシューマンの歌曲集『詩人の恋』などで知られますが、レルシュタープにはスイスの
ルツェルン湖で舟遊びをしたとき波間に映る月影をながめベートーヴェンのあのピアノソナタを思い浮かべて
「月光」と名づけた、という逸話が残いってます。シューベルトは異性にたいし内気で善良で消極的でした。
彼は「愛を歌うと悲しみになり、悲しみを歌うと愛になった」というのです。
彼の生涯を知るには、映画『未完成交響楽』1935、『シューベルト未完の旅路』、
『三人姉妹の家』があります。

シューベルトが作曲した歌曲は約600曲といわれます。
シューベルトなら交響曲、管弦楽、五重・四重・三重などの室内楽、ヴァイオリン・ピアノほかの器楽曲など、
やはりすべて美しい作品です。
セレナードはドイツだけではありません。イタリアにトスティの歌曲<セレナータ>があり、
シャンソンにはフランシス・ロペス作曲の<パリのセレナーデ>があります。
ティノ・ロッシが映画『Paris chante toujours』1952のなかで若い娘に寄り添い歌いかけています。

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  2020/09/19   animato

木管五重奏(六重奏) ディヴェルティメントK.136(モーツァルト)1楽章

木管五重奏(六重奏) ディヴェルティメントK.136(モーツァルト)1楽章
編成はフルート、オーボエ、クラリネット2本、ファゴットです。
コントラバスやコントラバスクラリネットで低音を重ねて演奏すれば六重奏になります。
変更可能楽器はオーボエ→クラリネット、ファゴット→バス・クラリネットです。

16歳モーツァルトの名曲をコンサート・ピースなどに、ぜひどうぞ。

木管五重奏(六重奏) ディヴェルティメントK.136(モーツァルト)1楽章
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16歳モーツァルトの名曲をコンサート・ピースなどに、ぜひどうぞ。

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参考音源
https://youtu.be/bpfRuu5u8AE

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3
https://animato-jp.net/rec-band/gakufu.html

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756~1791)はザルツブルク生まれました。
幼少のころから父レオポルトと同じく、ザルツブルク大司教の宮廷音楽家として活動しました。
父は彼に新しい音楽に触れさせ、多彩な音楽様式を学ばせるため、ロンドンやパリ、イタリアなどを
親子で旅行しました。


■ディヴェルティメントK.136~138
K.136~138までの3つのディヴェルティメントは,モーツァルト16歳の年にザルツブルクで書かれています。
いずれも弦楽合奏または弦楽四・五重奏のための曲です。通常ディヴェルティメントといえば,
もっと楽章数が多いのですが,この3曲は,いずれもメヌエットなしの3つの楽章から成っています。
このことから,後で交響曲にする予定だったのではないか,と言われています。
そのため,ザルツブルク・シンフォニーと呼ばれることもあります。
いずれも,イタリア風の瑞々しい感性に満ちた親しみやすい曲です。
ロッシーニの弦楽のためのソナタなどとも似た雰囲気のある愛すべき作品群です。

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)
ディヴェルティメント ニ長調  K.136 (125a)

《ディヴェルティメント》K.136は1772年、モーツァルトが16歳で書き上げた作品で、
父とともに訪れたイタリアの諸都市からザルツブルクへ戻った時期の創作です。
1772年=16歳の年の前半に、3曲セットで作曲されたディヴェルティメント(K.136~138)の第1作にあたります。
今日では、弦楽合奏で演奏される機会がほとんどですが、本来は4つのパートそれぞれ1名ずつによる
四重奏のための作品と推測されます。当時の演奏慣習では、弦楽四重奏を弦楽合奏で行なうこともあり、
演奏形態については特定できません。

ディヴェルティメントは、日本語では「嬉遊曲」と訳されることもあり、
その多くは夜会などの場で演奏されました。
明朗で軽やかな楽想が特徴で、特に楽章数や楽器編成の定型はないのですが、
一般的には楽章数は多い。18世紀後半に盛んに作曲され、ヨーゼフ・ハイドンはこのジャンルを
数多く手掛けています。モーツァルトのこの作品は3楽章構成で、第1楽章と第3楽章はソナタ形式、
そして第2楽章も簡素なソナタ形式です。また、ディヴェルティメントやセレナーデの定番となっている
メヌエット楽章は含まれていないことから、夜会目的の作品ではなかった可能性も考えられます。

モーツァルトは、1769年12月~1771年3月と1771年8月~12月にイタリア旅行を行いました。
この曲は、2回目の旅行から故郷ザルツブルクに戻って間もない時期に書かれた作品です。
急-緩-急の形をとるイタリアの「シンフォニア」(交響曲の起源のひとつ)に基づく構成と明朗な曲調に、
その影響が感じられます。
ただし作曲の経緯や用途はわかっていません。ディヴェルティメントは「自由な様式の器楽組曲」ですが、
当時は晩餐のBGM的な用途がメインですので、場を持たせるために多楽章で構成され、管楽器の使用が一般的でした。
ですから、交響曲のような3楽章構成+弦楽器のみの編成による本作は、いささか異例の存在でもあります。
いずれにせよ、流麗で瑞々しい音楽はすこぶるチャーミング。彼の10代の作品中、最上位の人気を獲得し、
弦楽合奏の重要レパートリーにもなっています。
16歳の天才少年の瑞々しい感性がほとばしる楽曲に、聴く者の心が軽やかになり、
一点の曇りのないスッキリと晴れ渡った青空を感じることができる作品です。


第1楽章 
アレグロ ニ長調。第1ヴァイオリンによる明るく清々しい主題は、この楽章を特徴づけています。
いきなり第1ヴァイオリンが滑らかなメロディを弾き始めます。
このメロディは,モーツァルトの数ある名旋律の中でも特に爽やかなものです。
3曲の中では,この曲が単独で演奏される機会が多いようですが,このメロディの魅力によるものでしょう。
展開部では短調の部分も出てきて,何ともいえない陰影を作っています。

第2楽章 
アンダンテ ト長調。典雅な趣の緩徐楽章。第1楽章の第1主題の動機が取り入れられており、
楽章間の結びつきが意図されています。スピードの速い,1・3楽章の間にあってホッと一息つくような楽章です。
シンプルな美しさのある楽章です。

第3楽章 
プレスト ニ長調。第1主題では、第1楽章の冒頭の主題が形を変えて現れます。
展開部では、対位法的な書法もみられるロンド風ソナタ形式の楽章です。
はねるような序奏に続いて,第1楽章の主題に似たメロディが出てきます。
第2主題は小刻みな感じで,展開部では,この2つが絡み合います。
一気に吹き抜けていく爽やかな風のような楽章です。

アトリエ・アニマート
https://animato-jp.net/

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  2020/09/18   animato