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2020年12月

サックス七重奏 ヴォカリーズ:ラフマニノフ

サックス七重奏 ヴォカリーズ:ラフマニノフ
S.Rakhmaninov Vocalise op34-14
編成はソプラノ、アルト3本、テナー2本、バリトンです。
クラリネット七重奏、木管七重奏、にも変更可能です。

シンプルな中にロシア色が豊かに感じられる名曲をコンサート・ピースなどに、ぜひどうぞ。

サックス七重奏 ヴォカリーズ:ラフマニノフ
S.Rakhmaninov Vocalise op34-14
編成はソプラノ、アルト3本、テナー2本、バリトンです。
クラリネット七重奏、木管七重奏、にも変更可能です。

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参考音源
https://youtu.be/xYO15HnCfY4

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

セルゲイ・ラフマニノフ作曲による『ヴォカリーズ(Vocalise)』(フランス語)作品34-14は、1915年に作曲・出版された
ソプラノまたはテノールのための「14の歌曲集(Fourteen Songs, Opus 34)」作品34の終曲にあたります。
ロシアのソプラノ歌手アントニーナ・ネジダーノヴァ(Antonina Nezhdanova/1873-1950)に献呈されました。
歌詞のないヴォカリーズで歌われる旋律と、淡々と和音と対旋律とを奏でていくピアノの伴奏が印象的です。
ロシア語の制約を受けないためもあって、ラフマニノフの数多ある歌曲の中でも、最もよく知られた曲となっています。 
また、作曲者自身による管弦楽版をはじめとしてさまざまな楽器のために編曲され広く演奏されており、
調性についても原曲の嬰ハ短調のほか、ホ短調、イ短調のものなどがあります。

『ヴォカリーズ』は、作品34がいったん完成した後、その後続作品としてモスクワで作曲されました。
最も古い手書きの草稿には「1915年4月1日」の日付があり、この年に作曲されたものと考えられています。
作品34は『ヴォカリーズ』が終曲として追加されたことにより『14の歌曲集』となりました。

ロシア音楽に共通の愁いを含んだ調べは、この作品では、バロック音楽の特色である「紡ぎ出し動機」の手法によっていて、
短い動機の畳み掛けによって息の長い旋律が導き出されています。鍵盤楽器による伴奏が、もっぱら和音の連打に徹しながら、
時おり対旋律を奏でて、瞬間的なポリフォニーをつくり出しているのも、初期バロックのモノディ様式を思わせます。
旋律の紡ぎ出し部分は、ラフマニノフが愛したグレゴリオ聖歌《怒りの日》の歌い出し部分の借用です。
また、拍子の変更こそ散見されるものの、(ロシア五人組の特徴である)不協和音や旋法の多用を行わず、
古典的な明晰な調性感によって曲は進められます。
西欧的な手法や素材を用いながらも民族的な表現を醸し出している点で、ラフマニノフのこだわりを感じさせています。

ヴォカリーズとは、歌詞を伴わない発声練習や歌唱法で、フランス語の「vocaliser(声にする、声だけで歌う)」の
命令形「vocalise」に由来しています。

ラヴェルやコープランドもヴォカリーズを残していますが、やはりラフマニノフの作品が最も有名です。
ラフマニノフの『ヴォカリーズ』は、作曲者の生前から非常に人気が高く、さまざまな形に編曲されてきました。

ピアノソロ版、ヴァイオリン独奏版、作曲者自身による管弦楽版、フルート独奏と管弦楽伴奏版、チェロやヴァイオリンなどの
独奏楽器とピアノ伴奏によるデュエット版など、様々な表情の『ヴォカリーズ』を楽しむことができます。


1917年12月、ラフマニノフは十月革命が成就したロシアを家族とともに後にし、スカンディナヴィア諸国への演奏旅行に出かけました。
そのまま彼は二度とロシアの地を踏むことはありませんでした。
ラフマニノフ自身の「僕に唯一門戸を閉ざしているのが、他ならぬ我が祖国ロシアである」という言葉が残されています。

しばらくはデンマークを拠点に演奏活動を行ったあと、1918年の秋にアメリカに渡り、以後はおもにコンサート・ピアニストとして
活動するようになりました。それまでラフマニノフのピアニストとしてのレパートリーは自作がほとんどでしたが、
アメリカ移住を機にベートーヴェンからショパンまで幅広いレパートリーを誇る、きわめて活動的なコンサート・ピアニストへと
変貌を遂げたのです。1925年以降はヨーロッパでの演奏活動も再開しました。

ロシア出国後は作曲活動はきわめて低調になりました。これは多忙な演奏活動のために作曲にかける時間を確保できなかったのみならず、
故郷を喪失したことにより作曲への意欲自体が衰えてしまったためでもありまた。友人になぜ作曲をしないのかと尋ねられると、
「もう何年もライ麦のささやきも白樺のざわめきも聞いてない」ことを理由に挙げたといいます。それでも1926年にはロシア出国後初の作品となるピアノ協奏曲第4番を作曲した。

1931年、スイスのルツェルン湖畔にセナールと呼ばれる別荘を建て、ヨーロッパでの生活の拠点としました。
やがてナチスが勢力を拡大するとスイスにも滞在することができなくなりました。
最後の作品となる交響的舞曲を作曲したのはロングアイランドでのことでした。
1942年には家族とともにカリフォルニア州のビバリーヒルズに移り住みました。
左手小指の関節痛に悩まされながらも、演奏活動は亡くなる直前まで続けられた。

1943年3月28日、70歳の誕生日を目前にして癌のためビバリーヒルズの自宅で死去しました。
ラフマニノフ自身はモスクワのノヴォデヴィチ墓地に埋葬されることを望んでいましたが戦争中のことでもあり実現できず、
6月1日にニューヨーク州ヴァルハラのケンシコ墓地に埋葬されました。

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  2020/12/31   animato

金管五重奏ドヴォルザーク :2つのメヌエット

金管五重奏ドヴォルザーク :2つのメヌエット Op.28 B.58
Dvorak, Antonin:2 Menuety Op.28 B.58

編成はトランペット2本、ホルン、トロンボーンまたはユーフォニアム、チューバです。
木管五重奏、サックス五重奏でも演奏可能です。
ドヴォルザークの愛らしい作品をコンサート・ピースに、ぜひどうぞ。

金管五重奏ドヴォルザーク :2つのメヌエット Op.28 B.58
Dvorak, Antonin:2 Menuety Op.28 B.58

編成はトランペット2本、ホルン、トロンボーンまたはユーフォニアム、チューバです。
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ドボルザークはスメタナに続くチェコの作曲家として,チェコの国民音楽をつくり上げました。
1841年に生まれ、1904年に亡くなりました。ボヘミアの民族的色彩の強い作風を特徴とした作曲家です。
彼は宿屋の長男に生まれ,家の跡継として期待されていましたが,
ドボルザークの才能を見ぬいた人の後押しを受けて,音楽の道に進むことになりました。
最初は貧しさと闘いながらの歩みでしたが,ブラームスをはじめとする人々に支えられ,
しだいに国外でも広く名前が知られるようになります。40代には作曲家として充実した時期をむかえ,
たびたび外国を訪問し,各地で大歓迎を受けました。
さらに,51歳のときにニューヨーク ナショナル音楽院の院長として招かれ,2年間をアメリカで過ごしました。
ドボルザークはこのアメリカで,交響曲第9番「新世界から」,弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」,
チェロ協奏曲 ロ短調といった傑作を生み出しています。
ドボルザークは生涯にわたり,ドイツ音楽とチェコの民俗音楽を結びつけて新しい音楽をつくることに力を注ぎました。
その功績は,世界中で高く評価されています。
ドヴォルザークのピアノ作品では「ユーモレスク 変ト長調」が有名ですが、その他の作品はあまり知られれいるとは言えません。
しかし、それらは古典的で端正な書法が感じられ味わいがある作品ばかりです。
2つのメヌエットは初期の愛らしい作品です。短いワルツを数曲つなぎ合わせて演奏するウィーン風ワルツです。
シューベルトの雰囲気も感じさせます。

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  2020/12/30   animato

木管六重奏 リスト :超絶技巧練習曲 第3番「風景」

木管六重奏 リスト :超絶技巧練習曲 第3番「風景」
S.139/3 R.2b ヘ長調
Transcendental Etudes 3.Paysage
作曲:フランツ・リスト(Franz Liszt)

編成はフルート2本、Bbクラリネット3本、ファゴットです。
1stクラリネットはオーボエに変更可能です。
ファゴットはバスクラリネットに変更可能です。

リストの素朴で美しい名曲をコンサート・ピースに、ぜひどうぞ。

木管六重奏 リスト :超絶技巧練習曲 第3番「風景」
S.139/3 R.2b ヘ長調
Transcendental Etudes 3.Paysage
作曲:フランツ・リスト(Franz Liszt)

編成はフルート2本、Bbクラリネット3本、ファゴットです。
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超絶技巧練習曲は、ハンガリーのピアニスト、フランツ・リストの作曲した、ピアノのための12の練習曲です。
2度にわたる改訂が行われています。
名前の通り、非常に高度な演奏技巧を要しますが、決してすべて超絶技巧の会得を目的としただけの曲ではありません。

「transcendante」という言葉には宗教的な意味があり、「超越」、つまり肉体、精神、魂、
これらの全てを超越するという意味合いがあります。

初稿は、リストが15歳の1826年にフランスとドイツで出版されました。
10年後の1837年にはパリ、ミラノ、ウィーンにて第2稿『24の大練習曲 Op.6』(実際には12曲)が出版され、
リストの師匠カール・ツェルニーに献呈されました。

第3番 ヘ長調「風景」 / F dur "Paysage"は田園風で静かな一幅の風景画のような曲です。
動きの激しい第2番とドラマティックな第4番の間にこの曲を挿入したのは、
ドラマと詩的要素のバランスと対比を考慮した上でのことと考えられます。
中間部「Un poco piu animato il tempo」に入り多少テンポが揺れて音量もffまで
高揚しますが最後は再びもとの静けさに戻って曲は終わります。

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  2020/12/29   animato

金管五重奏 ターフェルムジーク 1.序曲:テレマン

金管五重奏 ターフェルムジーク 1.序曲:テレマン
Tafelmusik I-Ouverture
Georg Philipp Telemann (1681-1767)

編成はトランペット2本、ホルン、トロンボーンまたはユーフォニアム、チューバです。
バロック期の流麗な響きをコンサート・ピースに、ぜひどうぞ。

金管五重奏 ターフェルムジーク 1.序曲:テレマン
Tafelmusik I-Ouverture
Georg Philipp Telemann (1681-1767)

編成はトランペット2本、ホルン、トロンボーンまたはユーフォニアム、チューバです。
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ターフェルムジーク(ドイツ語: Tafelmusik)は、16世紀中ごろ以降に、祝宴や饗宴で演奏されることを目的とした音楽形式のことを指します。
また、その目的で作られた曲集の題名にも使われます。食卓の音楽、テーブル・ミュージックともいわれています。
バロック期の作曲家ゲオルク・フィリップ・テレマンの最も有名な曲集の題名も『ターフェルムジーク』(1733年)です。
テレマンのこの曲集は、多彩な曲目と数多くの楽器を巧みに操る作曲技法が鮮やかに示されている点で、
J・S・バッハの『ブランデンブルク協奏曲集』と比肩されるものでした。

ターフェルムジークには器楽、声楽、およびその両方のための曲がありましたが、やはり他の目的のための音楽に較べると、
軽く聴きやすいのが特徴でした。18世紀には、ターフェルムジークの役割はディヴェルティメントに取って代わられ、
その重要度は急速に低下したものの、1809年にカール・フリードリヒ・ツェルターによって創始されたリーダーターフェルと呼ばれる
声楽ジャンルの中で復権し、一部が再興されました。

生涯で4000曲を作曲したといわれているゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767)ですが、その代表作といえる曲集が
『ターフェルムジーク(食卓の音楽)』です。
1733年にテレマン自身によって出版されますが、初版のタイトルはフランス語で
『Musique de Table partagee en Trois Productions(3つの曲集からなる食卓の音楽)』でした。
〝ターフェルムジーク〟はドイツ語での呼び名です。宴に欠かせないBGM、食卓の音楽です。
やはり今も昔も、祝宴にはBGMは欠かせません。音楽はムードを盛り上げ、場を和ませ、会話も弾み、宴をいっそう愉しいものにしてくれます。
これまで、テレマン以前の作曲家も、こうした目的の曲集をたくさん出版していました。

1621年 シンプソン『ターフェルムジーク(食卓の音楽)』
1668年 ドゥルッケンミューラー『ターフェル・コンフェクト(食卓のお菓子)』
1674年 フォルケハイム『ターフェル・ベディーヌンク(食卓への奉仕)』
1682年 ビーバー『メンサ・ソノーラ(食卓の音楽)』
1702年 フィッシャー『ターフェルムジーク(食卓の音楽)』

王侯たちは祝宴を開くたびに、客をもてなすため〝なにか音楽を流さねば〟ということで、これらの曲集を買い求めてはお抱えの合奏団に
次々に演奏させたことでしょう。まさに実用のために不可欠な音楽で、需要がかなりあったことがうかがえます。
モーツァルトも、ザルツブルク大司教に仕えていた青年時代、その食卓用に6曲の管楽器によるディヴェルティメントと書いています。
オーボエ2、ホルン2、ファゴット2の小編成で、とても軽く、会話を妨げないよう、BGMに徹したかのような音楽です。
消化に優しい曲に仕上がっています。
しかし、テレマンの『ターフェルムジーク』はというと、そんな軽い内容ではないのです。
3つの曲集(Production プロデュクシオン)から成っているのですが、3つとも全く同じ構成をとっています。
そこには、ジャンルの異なった曲が、コンサートのプログラムのごとく、次のように整然と並んでいるのです。

第1曲 フランス風序曲(管弦楽組曲)
第2曲 四重奏曲(カルテット)
第3曲 協奏曲(コンチェルト)
第4曲 トリオ・ソナタ
第5曲 ソロ・ソナタ
第6曲 終曲

まさに、バロック音楽の代表的なジャンルのサンプル集のような感じです。
登場する楽器も多彩で、3つの曲集で揃えてあるのはジャンルだけであり、曲の性格や音楽性はふたつとして同じ曲がありません。
まさにバロック音楽の見本市であり、テレマン自身は、音楽の「百科全書」を意図していたのです。
出版にあたり、友人に次のように書き送っています。
『この作品は、いつの日か私の名声を高めてくれることになるでしょう。』
盛期バロックの頂点というべき音楽を、記念碑的に後世に残すためにまとめたわけです。
それは、コレッリの『コンチェルト・グロッソ集作品6』や、バッハの『平均律クラヴィーア曲集』『フーガの技法』のように、
作曲家自身が、後の世の模範になることを意識して残した作品なのです。

テレマンの「ターフェルムジーク」は「食卓の音楽」という意味を持つバロック音楽の名曲ですが、大変有名な作品だけに
皆さんもどこかのフレーズを一度は耳にされたことがあるのではないでしょうか。タイトルにあるように、
当時の王侯貴族が食事をする際の演奏用として作曲を依頼したものなのです。曲調はとても洒落ていて熟成されたワインのように味わい深い作品です。

 全3巻からなる「ターフェルムジーク」は管弦楽組曲、四重奏曲、協奏曲、トリオ・ソナタ等の6種類の形式で18曲と多彩な組み合わせで構成されています。
この作品は祝典用としても大いに使われたらしいのですが、曲を聴くとそれも充分うなずけます。たとえばバッハの管弦楽組曲あたりと比べると違いは明らかです。
 バッハの作品が祝典用の演奏としてはドラマティックでやや襟を正さなければならない雰囲気を醸し出すのに比べ、
この作品集はまるでBGMに特化したのではないかと思えるほどすんなりと馴染みやすいのです!比較的平明な主題から繰り出される
洗練さと優雅さを併せ持った楽器の響きはテレマンならではです。
 
 この作品の最大の魅力は純粋に音楽を演奏し、それを聴くことの楽しさや喜びを存分に味わえることでしょう。
愛らしくなごやかな雰囲気で進行する絶妙の音楽。音楽そのものに構えた要素やドラマティックな意思が働いていないため、
聴く人は安心して音楽に浸ることが出来るのです。いわば最高の癒しの音楽と言っていいかもしれません。
 理屈っぽさが無くひたすら心地よい音楽を生み出したテレマンの音楽性は本当に素晴らしいです。
自然に身体や心に染み込み飽きるところのない滋味あふれる音楽です。

 テレマンの<食卓の音楽(ターフェルムジーク)>は、「バロック音楽の宝石箱」といっても過言ではありません。
 テレマンの<食卓の音楽> 全3巻はそれぞれ、序曲・四重奏曲・協奏曲・トリオソナタ・ソロソナタ・終曲の6曲がセットになっていますが、
全18曲はすべて異なった楽器編成で書かれていて、まったく重複していません。
それにもかかわらず、18世紀の室内楽団としては最小規模のオーケストラで18曲すべての演奏を実現することができるのです。
 第1ヴァイオリン3名、第2ヴァイオリン2名、ヴィオラ2名、チェロ2名、コントラバス1名、フルート2名、
オーボエ2名(内1名はリコーダー持ち替え)、ファゴット1名、ホルン2名、トランペット1名(通常、楽団には属さないフリーランス)、
鍵盤1名の合計19名ほど。規模からすると、大バッハの五男ヨハン・クリストフ・フリードリヒが仕えていたビュッケブルクの宮廷楽団や、
のちにハイドンが楽長を務めることになるエステルハージ家の楽団と重なり合います。アマチュア音楽家が集うにしても、まず可能な規模でしょう。
 また、テレマンはちょっとした工夫で編成上の取り回しを向上させています。たとえば第2巻の<四重奏曲ニ短調>。
リコーダー、2本のフルートと通奏低音の編成を採りますが、リコーダーのパートはファゴットかチェロで演奏してもよい、と楽譜に但し書きがあります。
リコーダーのパートがフランス式高音部譜表で書かれていることにも注目する必要があります。
フランス式高音部譜表とは、ト音記号が五線の最下線である第1線上にある楽譜のこと(通常は第2線上)。
結果としてへ音記号の楽譜と同じ読みになり、低音楽器でも読み替えなしに演奏できます。楽器の読み替えを容易にするための措置とも考えられます。
小さい工夫ですが、細部にまでテレマンの目が行き届いていることが分かります。

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  2020/12/28   animato

木管五重奏 ドビュッシー :ベルガマスク組曲〔第三曲〕月の光

木管五重奏 ドビュッシー :ベルガマスク組曲〔第三曲〕月の光
Debussy, Claude Achille:Suite bergamasque

編成はフルート2本、クラリネット2本、ファゴットです。
変更可能楽器はファゴット→バス・クラリネットです。
幻想的な光に満ちた作品をぜひ演奏表現してください。

木管五重奏 ドビュッシー :ベルガマスク組曲〔第三曲〕月の光
Debussy, Claude Achille:Suite bergamasque

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この作品は4つの小曲から成っています。初期のピアノ作品で、1890年ころから書き始めましたが、完成に至るまではほぼ15年という長い年月がかかっています。
ドビュッシー独自の語法はまだ確立していない時期で、マスネ、グリーグ、サン=サーンスなどの影響が顕著にみられます。
親しみやすい曲想で知られています。とりわけ第3曲「月の光」はドビュッシーの作品のなかでも最も有名であり、単独での演奏機会も多い曲です。
バロック舞踏組曲の形式で書かれていて豊かないろどりと幻想的な美しさが共存しています。

「ベルガマスク」というタイトルの由来については、いろいろな説があります。イタリア在学中、北部イタリアのベルガモ地方を訪問した際、
その地方独特の舞曲「ベルガマスカ」に強い影響をうけ、この名前もそこに由来している、というものや、
詩人ヴェルレーヌの詩集《雅びた宴》のなかに出てくる「18世紀の宮廷的(ベルガマスク)な」という言葉が関係している、という説があります。

〔第一曲〕プレリュード

ヘ長調、Moderato、4分の4拍子。和音に支えられた印象的な旋律が、リズムの変化や楽句の反復により展開していきます。
冒頭部分は旋律と低音が反進行する形で進み、中間部では教会旋法の一種であるエオリア旋法で書かれています。


〔第二曲〕メヌエット

イ短調、Andantino、4分の3拍子。「きわめてデリケートに」と指示があり、その敏感な動きは、18世紀フランスのクラヴサン作曲家の作品に
通じるような、洗練された美しさがあります。
冒頭部分のスタッカートを中心とした軽快な主題は、教会旋法の一種であるドリア旋法で書かれています。

〔第三曲〕月の光

変ニ長調、Andante tres expressif、8分の9拍子。ドビュッシーの作品の中でも一般的に広く親しまれている曲です。
ヴェルレーヌの詩集『雅びた宴』の中の一つ、「月の光」でも、ベルガマスクという言葉がみられます。
この詩では、一見楽しそうではありますが、仮面の下には悲しみや郷愁の念をかくしもっている道化師たちの様子がうたわれています。

ほとんどピアニッシモで演奏される夜想曲で、優しく切ない曲想で有名です。中間部の優雅な旋律は教会旋法の一種ミクソリディア旋法が採用されています。
なお、1900年から1901年にかけて出版されたドビュッシーの「夜想曲」に掲載されたこの曲集の広告では、当初のタイトルは
「感傷的な散歩道(Promenade sentimentale)」となっていましたが、後にこのタイトルへ変えられた。

〔第四曲〕パスピエ

嬰ヘ短調、Allegretto ma non troppo、4分の4拍子。パスピエは本来3拍子のフランスの古舞曲ですが、ドビュッシーは、
四拍子で作曲しています。
終曲であり、再びバロック舞曲によっています。パスピエは一般に4分の3拍子ですが、この曲は4分の4拍子です。こちらも当初のタイトルは
「パヴァーヌ(Pavane)」となっていて、パスピエでありながら4分の4拍子であるのはこの名残です。
ドビュッシーがこの作品を作った経緯は、1884年に地元フランスの奨学金付留学制度のもとに開催されていた「ローマ賞」で第一等を受賞したことがきっかけです。
曲自体はフランスへ帰ってきてから作られましたが、「ベルガマスク組曲」の「ベルガマスク」という言葉は、このときの留学で訪れた場所が関係していると言われています。
彼が訪れた、イタリア北部にある壮大なアルプスの麓に広がるベルガモ地方には、その地域に伝わる「ベルガマスカ」という舞踊があり、それが語源です。。

クロード・アシル・ドビュッシー(Claude Achille Debussy)
1862年8月22日 - 1918年3月25日)は、フランスの作曲家。長音階・短音階以外の旋法と、
機能和声にとらわれることのない自由な和声法などを用いて独自の作曲を実行し、
その伝統から外れた音階と和声の用い方から19世紀後半から20世紀初頭にかけて
最も影響力を持った作曲家です。

ドビュッシーの音楽は、代表作『海』や『夜想曲』などにみられる特徴的な作曲技法から、
「印象主義音楽(印象派)」と称されることもあります。

彼の音楽は、古い伝統的なスタイルの殻を破り、自由に光と影が綾なす色彩に音楽を開放しました。
このことは伝統的な、ドイツからの影響を受けたものとは相反することとなりました。
次第にワーグナーに敵対心を持つようになり、後年勃発した第一次世界大戦により、
彼のドイツ嫌いは決定的となりました。
1911年(49歳)にストラヴィンスキーに出会い、彼を含め後世に多大な影響を与えました。
今では現代音楽の始祖と呼ばれることを不動のものにしています。

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  2020/12/27   animato

金管五重奏 ペーツェル:バルNo.22

金管五重奏 ペーツェル:バルNo.22
編成はTp.2本、Hn.、Tbn.またはEup.、Bs.Tbn.またはTubaです。
バロック期の金管音楽をコンサートのオープニング・ピースなどに、ぜひどうぞ。

金管五重奏 ペーツェル:バルNo.22
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アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

ヨハン・クリストフ・ペーツェル[1639-1694]は、シェレジェン生まれで17世紀から18世紀ごろの間に、ライプツィヒで都市吹奏楽師の地位にあった音楽家です。
ドイツ中期バロックの合奏組曲の分野で高く評価されています。
都市吹奏楽師(Stadtpfeifer は直訳すると、町の笛吹き)は、市民生活のいろいろな機会で音楽を提供するのがその務めでした。
都市吹奏楽師は市から俸給を受けていた特権的な音楽家で、市の塔から時報の音楽を演奏したり、市の行事の際に音楽を演奏しました。
一日に二回、町の塔から時を告げる音楽(タワー・ソナタ、タワー・ミュージック)は重要な仕事でした。
曲はコルネット、トランペット、トロンボーンなど、4あるいは5つの金管楽器で演奏されました。曲は1分程度と短い作品です。
 ペーツェルはライプツィヒに1664年頃から在住していた期間、シュタットプファイファー(冠婚葬祭、舞踏会、宴会などになくてはならない
市民の身近な音楽団体(楽団))の一員として「都市吹奏楽師(町の笛(ラッパ)吹き)」と呼ばれて活躍し、
特にクラリーノ(トランペットの高音域)の奏者として知られています。
(大バッハの父親ヨハン・アンブロジウス・バッハ(1645~1695)も、1671年頃よりアイゼナハのシュタットプライファーの一人でした。)
また、それと同時に作曲も行い、金管合奏のための膨大な数の小品、『塔の音楽』(塔の上から時刻を告げる音楽)を出版しました。
 彼は1672年にはコレギウム・ムジクム(シュタットプファイファーと同じような楽団)を主催しましたが、同地では希望の職つけず、1681年にバウツェンに移りました。
  作品集は、生前にすでにかなりの数が出版されていて、主な作品には、弦楽曲『ライプツィヒの夕べの音楽』(1669年:12曲の組曲からなる100の小品)や
吹奏楽曲『ライプツィヒの午前10時の音楽』(1670年:40曲のソナタ)などがあります。

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  2020/12/26   animato

木管五重奏 ドビュッシー :ベルガマスク組曲〔第一曲〕プレリュード

木管五重奏 ドビュッシー :ベルガマスク組曲〔第一曲〕プレリュード
Debussy, Claude Achille:Suite bergamasque

編成はフルート2本、クラリネット2本、ファゴットです。
変更可能楽器はファゴット→バス・クラリネットです。

幻想的な光に満ちた作品をぜひ演奏表現してください。

木管五重奏 ドビュッシー :ベルガマスク組曲〔第一曲〕プレリュード
Debussy, Claude Achille:Suite bergamasque

編成はフルート2本、クラリネット2本、ファゴットです。
変更可能楽器はファゴット→バス・クラリネットです。

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この作品は4つの小曲から成っています。初期のピアノ作品で、1890年ころから書き始めましたが、完成に至るまではほぼ15年という長い年月がかかっています。
ドビュッシー独自の語法はまだ確立していない時期で、マスネ、グリーグ、サン=サーンスなどの影響が顕著にみられます。
親しみやすい曲想で知られています。とりわけ第3曲「月の光」はドビュッシーの作品のなかでも最も有名であり、単独での演奏機会も多い曲です。
バロック舞踏組曲の形式で書かれていて豊かないろどりと幻想的な美しさが共存しています。

「ベルガマスク」というタイトルの由来については、いろいろな説があります。イタリア在学中、北部イタリアのベルガモ地方を訪問した際、
その地方独特の舞曲「ベルガマスカ」に強い影響をうけ、この名前もそこに由来している、というものや、
詩人ヴェルレーヌの詩集《雅びた宴》のなかに出てくる「18世紀の宮廷的(ベルガマスク)な」という言葉が関係している、という説があります。

〔第一曲〕プレリュード

ヘ長調、Moderato、4分の4拍子。和音に支えられた印象的な旋律が、リズムの変化や楽句の反復により展開していきます。
冒頭部分は旋律と低音が反進行する形で進み、中間部では教会旋法の一種であるエオリア旋法で書かれています。


〔第二曲〕メヌエット

イ短調、Andantino、4分の3拍子。「きわめてデリケートに」と指示があり、その敏感な動きは、18世紀フランスのクラヴサン作曲家の作品に
通じるような、洗練された美しさがあります。
冒頭部分のスタッカートを中心とした軽快な主題は、教会旋法の一種であるドリア旋法で書かれています。

〔第三曲〕月の光

変ニ長調、Andante tres expressif、8分の9拍子。ドビュッシーの作品の中でも一般的に広く親しまれている曲です。
ヴェルレーヌの詩集『雅びた宴』の中の一つ、「月の光」でも、ベルガマスクという言葉がみられます。
この詩では、一見楽しそうではありますが、仮面の下には悲しみや郷愁の念をかくしもっている道化師たちの様子がうたわれています。

ほとんどピアニッシモで演奏される夜想曲で、優しく切ない曲想で有名です。中間部の優雅な旋律は教会旋法の一種ミクソリディア旋法が採用されています。
なお、1900年から1901年にかけて出版されたドビュッシーの「夜想曲」に掲載されたこの曲集の広告では、当初のタイトルは
「感傷的な散歩道(Promenade sentimentale)」となっていましたが、後にこのタイトルへ変えられた。

〔第四曲〕パスピエ

嬰ヘ短調、Allegretto ma non troppo、4分の4拍子。パスピエは本来3拍子のフランスの古舞曲ですが、ドビュッシーは、
四拍子で作曲しています。
終曲であり、再びバロック舞曲によっています。パスピエは一般に4分の3拍子ですが、この曲は4分の4拍子です。こちらも当初のタイトルは
「パヴァーヌ(Pavane)」となっていて、パスピエでありながら4分の4拍子であるのはこの名残です。
ドビュッシーがこの作品を作った経緯は、1884年に地元フランスの奨学金付留学制度のもとに開催されていた「ローマ賞」で第一等を受賞したことがきっかけです。
曲自体はフランスへ帰ってきてから作られましたが、「ベルガマスク組曲」の「ベルガマスク」という言葉は、このときの留学で訪れた場所が関係していると言われています。
彼が訪れた、イタリア北部にある壮大なアルプスの麓に広がるベルガモ地方には、その地域に伝わる「ベルガマスカ」という舞踊があり、それが語源です。。

クロード・アシル・ドビュッシー(Claude Achille Debussy)
1862年8月22日 - 1918年3月25日)は、フランスの作曲家。長音階・短音階以外の旋法と、
機能和声にとらわれることのない自由な和声法などを用いて独自の作曲を実行し、
その伝統から外れた音階と和声の用い方から19世紀後半から20世紀初頭にかけて
最も影響力を持った作曲家です。

ドビュッシーの音楽は、代表作『海』や『夜想曲』などにみられる特徴的な作曲技法から、
「印象主義音楽(印象派)」と称されることもあります。

彼の音楽は、古い伝統的なスタイルの殻を破り、自由に光と影が綾なす色彩に音楽を開放しました。
このことは伝統的な、ドイツからの影響を受けたものとは相反することとなりました。
次第にワーグナーに敵対心を持つようになり、後年勃発した第一次世界大戦により、
彼のドイツ嫌いは決定的となりました。
1911年(49歳)にストラヴィンスキーに出会い、彼を含め後世に多大な影響を与えました。
今では現代音楽の始祖と呼ばれることを不動のものにしています。

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  2020/12/25   animato

サックス五重奏 デリー地方のアイルランド民謡/グレインジャー

サックス五重奏 デリー地方のアイルランド民謡/グレインジャー
(Percy Aldridge Grainger)

編成はアルト2本、テナー2本、バリトンです。
アルト1stはソプラノに変更して演奏可能です。テナー2ndはバリトンに変更して演奏可能です。
クラリネット五重奏にも変更可能です。
金管五重奏は発売中です。

アイルランド民謡の素朴な作品をコンサートピースの小品に、ぜひどうぞ。

サックス五重奏 デリー地方のアイルランド民謡/グレインジャー
(Percy Aldridge Grainger)

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アルト1stはソプラノに変更して演奏可能です。テナー2ndはバリトンに変更して演奏可能です。
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参考音源
https://youtu.be/OgGnkpc2_x0

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この曲はロンドンデリーの歌としても知られています。
豊かな情感を湛えた美しいメロディを持つアイルランド民謡で,世界中で愛好されています。
アイルランド民謡は、近くのスコットランド民謡、イングランド民謡とは又趣を異にし、
自然で洗練された旋律が特徴で抒情的である為、日本人にもよく好まれています。
自然な抑揚を持ったメロディは,誰の耳にもスッとなじんで来ることでしょう。
中間部で感動的に盛り上がった後に再度、静かに落ち着いた雰囲気になって曲は終わります。

別名「ダニー・ボーイ」とも呼ばれています。オーストラリア出身の作曲家パーシー・グレンジャーが採譜を行い,
オーケストラ曲にアレンジして有名になりました。その他,クライスラーによるヴァイオリン独奏による編曲もよく聞かれます。
パーシー・グレインジャーは当時技術革新が著しかった録音機器を片手に、イギリスや北欧の片田舎に分け入って、
伝承曲を片っ端から録音しては、それらを楽譜に残しました。
代表作である「リンカンシャーの花束」も、イングランドのリンカンシャー州で、グレインジャー自ら採集した伝承曲を元にした、吹奏楽曲です。

「ダニーボーイ」(Danny Boy:1913)は、アイルランドの民謡、「ロンドンデリーの歌」(Londonderry Air)に
フレデリック・ウェザリー(Frederick Weatherly)が歌詞を付けたものです。
1914年に始まった人類史上最初の世界大戦「第一次世界大戦」(Great War、War of the Nations、War in Europe)の悲劇を予見するような歌詞で、
その後の戦争の拡大と共に、この詩が親しまれるようになり、「ロンドンデリーの歌」に歌詞を付けたものでは一番有名になりました。
歌の内容は、戦争に親しい家族を送り出した人なら誰もが思う気持ちを代弁しています。

ダニーボーイ(Danny Boy:歌詞・訳詞)Lyrics ? Frederick Weatherly

O Danny boy, the pipes, the pipes are calling
From glen to glen and down the mountainside
The summer’s gone and all the roses falling
‘Tis you, ‘tis you must go and I must bide.

ああダニー坊や、パイプの音が、パイプの音が呼んでいる
谷から谷へそれから山際を下って
夏は過ぎ去り、そしてバラも全て落ちてゆく
あなたは、あなたは行かなければ、そして私は耐え忍ばなくては

But come ye back when summer’s in the meadow
Or when the valley’s hushed and white with snow
‘Tis I’ll be here in sunshine or in shadow
O Danny boy, O Danny boy, I love you so.

でも、あなたが戻ってくる頃、夏の牧場に
いいえ、谷間が静かに雪で白くなるときでも
日の輝く中、陰りの中で、私はここに居るでしょう
ああダニー坊や、ああダニー坊や、あなたがとても愛しい

But if ye come and all the flowers are dying
If I am dead, as dead I well may be,
You’ll come and find the place where I am lying
And kneel and say an Ave there for me.

でも。花が全て枯れ落ちる頃、あなたが帰ってきたら
もし私が死んでいて、もしも死んでしまっていても
帰ってきてそして私が横たわる場所を探して
それからひざまづいて、私のために祈りを捧げて

And I shall hear, though soft, your tread around me
And all my grave shall warmer, sweeter be
Then you’ll bend down and tell me that you love me,
And I will sleep in peace until you come to me.

そうすれば私には聴こえるの、静かに、私を周るあなたの歩みが
それから私のお墓は暖かく、安らぐでしょう
あなたが跪いてそれから私を愛してるといってくれたとき
だから私は安らかに眠り続けます、あなたが私の元に帰って来てくれるまで

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  2020/12/24   animato

金管五重奏 シューベルト :メヌエット D 600 嬰ハ短調

金管五重奏 シューベルト :メヌエット D 600 嬰ハ短調
Schubert, Franz:Menuett cis-moll D 600

編成はTp.2本、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
木管五重奏やサックス五重奏でも演奏できます。

シューベルトのメランコリックな名曲を、
軍隊行進曲とともにぜひお楽しみください。

金管五重奏 シューベルト :メヌエット D 600 嬰ハ短調
Schubert, Franz:Menuett cis-moll D 600

編成はTp.2本、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
木管五重奏やサックス五重奏でも演奏できます。

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参考音源
https://youtu.be/xo-WGCATvgQ

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この作品はシューベルトによる小品で、短い一生の中で友人たちと楽しんだ一曲として残されています。
発売中の金管五重奏 軍隊行進曲とともにシューベルト・アンソロジーとして演奏するのも効果的です。
シューベルトはヴィーン生まれの作曲家です。あらゆるジャンルに作品を残しましたが、歌曲とピアノ曲は音楽史においてきわめて重要です。
生活のため長く学校教師を務めながら作曲し続けましたが、彼の才能を認める多くの友人に恵まれ、生前から音楽家として高い名声を得ました。31歳の短い生涯でした。
ピアノ独奏曲は大別して、即興曲や幻想曲など自由な形式のキャラクター・ピース、ワルツなどの舞曲、そしてピアノ・ソナタがあります。
ピアノを用いた室内楽にも、五重奏曲《鱒》 D.667(1819)、アルペジオーネ・ソナタ D.821(1824)など佳作を残しました。
また歌曲では、歌の旋律を和声的に支えるだけの従来の伴奏を脱却し、ピアノ・パートに深い音楽表現を与えて、
歌とピアノのアンサンブルとも言える近代的なドイツ・リートを確立しました。
ベートーヴェンよりも完全に一世代あとに生まれながらほぼ同時期に亡くなったシューベルトは、古典派ともロマン派ともその位置を定めがたいのですが、
一般的には作風からも前期ロマン派として位置づけられています。

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  2020/12/23   animato

クラリネット七重奏(八重奏) バッハの名による幻想曲とフーガ

クラリネット七重奏(八重奏) バッハの名による幻想曲とフーガ
作曲:フランツ・リスト(Franz Liszt)

編成はBbクラリネット6本、バスクラリネットです。
1stクラリネットをEsクラリネットで演奏するパート譜を同梱しています。
コントラバスクラリネットで低音を重ねて演奏すれば八重奏になります。
1stおよび2ndクラリネットはフルートに変更可能です。2ndクラリネットはオーボエに変更可能です。
バスクラリネットはファゴットに変更可能です。このような変更で木管七重奏となります。
サックス七重奏、にも変更可能です。

リストの荘重な名曲をコンテストなどに、ぜひどうぞ。

クラリネット七重奏(八重奏) バッハの名による幻想曲とフーガ
作曲:フランツ・リスト(Franz Liszt)

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バッハの名による幻想曲とフーガは、フランツ・リストの作曲したオルガン曲、あるいはピアノ曲です。
低音で奏されるBACH動機の繰り返しに始まり、全曲を通じてBACH動機を執拗に変容させながら自由な展開を見せます。
中間にはアンダンテ、ミステリオーソと指示されて始まるフーガが置かれています。なお、このフーガ主題ではオクターヴの十二音全てが用いられています。
調性は変ロ長調とト短調を中心に推移しますが、BACH動機自体が半音階的な音形をとるため、調性が不明瞭な場面が多くあります。

37歳でワイマールに落ち着いたリストは、音楽会の指揮・統率や、演奏活動に加え、ピアノ教育や作曲などにも十分な時間を費やし、非常に充実した日々を送りました。
バッハの作品研究にも励み、尊敬の念から、バッハの名を主題にした曲を創作したのもこの時期です。

1855年、リストは、最初のオルガン曲《コラール『アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム』による幻想曲とフーガ》の初演を行い、
これに続けてオルガン曲《バッハの名による前奏曲とフーガ》を完成させました。

ちなみに、《バッハの名による幻想曲とフーガ/Fantasie und Fuge uber den Namen BACH 》は、このオルガン曲《バッハの名による前奏曲とフーガ》を改め、
1871年、さらにピアノ用に編曲したものです。
ピアノでの演奏効果があがるように改められていて、よく演奏されています。

冒頭に提示される怪しげで印象的な主題は、バッハのスペルBACHにそれぞれ音(シ♭―ラ―ド―シ)をあてはめたものであり、
これが曲全体を通して形を変えながら何度も登場します。

内的な精神世界まで見事に表現されている作品で、さすがリストと言える深遠な作品です。
演奏において、全体的にフォルテで奏されるところが多いのですが、決して力むことがないように、充実した響きをつくりあげていきたいものです。

フランツ・リストはハンガリー系のドイツのピアニスト、作曲家です。リストはハンガリー語を母国語として使わず、その文化も異質なものでしたが、
自らの血統を強く意識していました。ヨーロッパ中をその活動地とし、ドイツ語圏のほかはパリ、ローマで活躍しました。

幼いころに神童としてヴィーン、次いでパリにデビューしました。若くして演奏家として名を挙げたリストは、
いったん華やかな社交界を辞してスイスへ移り住み、自らの音楽性を探求する日々を送りました。
これが《旅人のアルバム》、《巡礼の年報》の作品として実を結びました。また、39年にイタリアで表舞台に復帰した後に
《ダンテを読んで》《ペトラルカのソネット》などが生まれるのも、その延長上の成果です。

その後の8年間でリストは、ヴィルトゥオーゾとしてヨーロッパ全土に熱狂を巻き起こしましたが、演奏旅行に明け暮れる生活をやめ、
作曲に専念することを決意します。1848年、ヴァイマル宮廷楽団の常任指揮者となり、居を構えました。
ここでリストは、自らの管弦楽曲、とりわけ交響詩と標題交響曲のための実験を繰り返し、大規模作品を完成させていきました。
また鍵盤作品にも《超絶技巧練習曲》、ピアノ・ソナタロ短調などがあります。
しかし53年にヴァイマル大公が代替わりすると、61年にはローマへ赴きました。

69年にはヴァイマルでピアノの教授活動を再開、のちにブダペストでもピアノのレッスンを担当し、ローマと併せて3つの都市を行き来する生活となりました。
晩年は彼のもとを訪れた多くの音楽家を温かく励まし、優れた弟子を世に送り出しました。
生涯を通じて音楽の未来を信じ、つねに音楽の歴史の「前衛」であろうとしました。

リストが音楽史上最大の技術を持つピアニストであったことは、彼が「自分のために」作曲した数々の難曲と、当時の演奏会評から確かめられます。
また、レパートリーもきわめて広範囲に及び、当時はまだ決して一般に広まっていたとはいえないバッハの対位法作品から、
音楽的に対立する党派といわれたシューマンの作品まで、ありとあらゆるものを取り上げました。
更にリストは、従来さまざまなジャンルや編成と複数の出演者で行っていた公開演奏会の形式を改め、
自分ひとりで弾きとおすリサイタルを始め、集中力のより高い演奏会を作り出しました。

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  2020/12/22   animato