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2020年7月22日

パヴァーヌ(フォーレ)Pavane 木管五重奏楽譜

パヴァーヌ(フォーレ)Pavane 木管五重奏楽譜
編成はフルート、オーボエ、サックス・アルト、テナー、バリトンです。
変更可能楽器はオーボエ→クラリネット、アルト・サックス→クラリネット、
テナー・サックス→バス・クラリネット、テナー・サックス→ファゴット、
バリトン・サックス→バス・クラリネット、バリトン・サックス→ファゴットです。

パヴァーヌ(フォーレ)Pavane 木管五重奏楽譜
編成はフルート、オーボエ、サックス・アルト、テナー、バリトンです。
変更可能楽器はオーボエ→クラリネット、アルト・サックス→クラリネット、
テナー・サックス→バス・クラリネット、テナー・サックス→ファゴット、
バリトン・サックス→バス・クラリネット、バリトン・サックス→ファゴットです。

pavane.jpg

編成はフルート、クラリネット、サックス・アルト、テナー、バリトンです。
Es-dur(原調=E-dur) アルト・サックスはクラリネットに変更可能。
テナー・サックスとバリトン・サックスはバスクラリネットまたはバスーンに変更可能。
メランコリックでゆったりとした名曲をコンサートピースの小品に、ぜひどうぞ。
お求めの際はこちらからお願いします。

アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/

参考音源
https://youtu.be/a1pfIH1WIBQ

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

『パヴァーヌ』は、フォーレによる1886年作曲の管弦楽曲(作品50)です。
翌1887年に合唱が追加されました。
この曲は、1919年初演の舞台音楽『マスクとベルガマスク』(作品112)にも転用されています。

また、『パヴァーヌ』は、フォーレの弟子であったラヴェルの『亡き王女のためのパヴァーヌ』や、
ドビュッシー『ベルガマスク組曲』の第4曲『パスピエ (Passepied)』に影響を与えました。

ガブリエル・フォーレ(Gabriel Urbain Faure/1845-1924)は、リスト、ベルリオーズ、ブラームスらが
成熟期の作品を生み出していたころに青年期を過ごしました。
調性崩壊の引き金を引いたワーグナーの影響力は絶大で、
同時代の作曲家は多かれ少なかれ、
ワーグナーの音楽にどう対処するかを迫られました。
こうした流れのなかで、フォーレの音楽は、折衷的な様相を見せています。
ワーグナーに対しては、ドビュッシーのようにその影響を拒否するのでなく、
一定の要素を取り入れています。
形式面では、古典主義的な楽曲形式を採用しています。

このように、フォーレは音楽史上に残るような新たな様式を打ち立てたりしていませんし、
フォーレの音楽は劇的表現をめざすものではなかったので、
大規模管弦楽を擁する大作は必然的に多くありません。
ただし、和声の領域では、フォーレはシャブリエとともに、
ドビュッシー、ラヴェルへの橋渡しといえる存在であり、
19世紀と20世紀をつなぐ役割を果たしています。

ちなみに、パヴァーヌとは、16世紀のヨーロッパで流行した行列舞踏です。名称の由来は、
イタリアのパドヴァに由来するとも、孔雀の尻尾(スペイン語でpavon)に
見立てられたとも言われ、活き活きとした舞曲ガイヤルドとしばしば対にされています。

アトリエ・アニマート
https://animato-jp.net/

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  2020/07/22   animato