Gallery

2021年6月

クラリネット四重奏 ピーチェリン・ラグ

クラリネット四重奏 ピーチェリン・ラグ
(Peacherine Rag)Scott Joplin

編成はクラリネット3本、バスクラリネットです。
サックス四重奏、木管四重奏、金管四重奏、は発売中です。

弾むように楽しい雰囲気のラグタイムをコンサートピースの小品に、ぜひどうぞ。

クラリネット四重奏 ピーチェリン・ラグ
(Peacherine Rag)Scott Joplin

編成はクラリネット3本、バスクラリネットです。
サックス四重奏、木管四重奏、金管四重奏、は発売中です。

弾むように楽しい雰囲気のラグタイムをコンサートピースの小品に、ぜひどうぞ。

Cl4peach.jpg
お求めの際はこちらからお願いします。

アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/

参考音源
https://youtu.be/lqUM9yeF1tI

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

「ピーチェリン・ラグ」(Peacherine Rag)は、スコット・ジョプリンが1901年に作曲したラグタイムです。
映画『海の上のピアニスト』のBGMで使われました。
ラグタイム・ミュージックの立役者スコット・ジョプリンは「エンターティナー」や
「メープルリーフ・ラグ」などが有名です。
「ピーチェリン」とは、ピーチ(桃)とネクタリン(椿桃)を掛け合わせた造語です。
甘くてキュートな作品は、コンサート・ピースにもぴったりです。

スコット・ジョプリンはアメリカ黒人が作り上げた音楽スタイル「ラグタイム ragtime」の中で、
最も良く知られている作曲家/ピアニストです。
明治維新の年にテキサス州テキサカーナで生まれ、1917年、ニューヨークで亡くなりました。
1885年から1893年にかけてはセントルイスのナイト・クラブで演奏し、90年代にはミズーリ州のセダリアで
ザ・クイーン・シティ・ニグロ・バンドでコルネットを吹いていました。
93年には、シカゴ万博にも出演しています。

当時のアメリカでは、楽曲はシート・ミュージック(楽譜)の売り買いによって世間に広まりましたが、
ジョプリンも例外ではなく「Please Say You Will」「Picture of Your Face」など自作曲の権利を売っていました。
彼にとって初めてのラグタイム曲となる「Original Rags」(1899年)も同様でした。
しかし、彼の代表作「メイプル・リーフ・ラグ Maple Leaf Rag」は印税契約という、当時の黒人としては異例の方法が取られました。
そして、この契約を申し出たジョン・スターク(白人)と共同歩調を取ることによってスコット・ジョプリンは、
ラグタイムの象徴となりました。
ちなみに「メイプル・リーフ・ラグ」(1899年)のシート・ミュージックは、発売されたその年だけで7万5千部も売れました。
ジョプリンはその後、たくさんのラグタイム曲を出版しましたが、彼の望みはバレーやオペラなど「格の高いジャンル」で
認められることでした。このような彼の意識背景には、アメリカの黒人差別がありました。
ジョプリンはバレー曲「The Ragtime Dance」(1902年)、オペラ「The Guest of Honor」(03年)を作曲しましたが、
ことごとくが失敗に終わりました(「The Guest of Honor」は出版されなかった)。
そうこうしているうちに、ラグタイムに影響され、より黒人色の強いジャズが台頭しきました。
ラグタイムがアメリカ最初の「自国の音楽」として欧米で持て囃されたのは19世紀末から1920年あたりだと言われていますが、
ジョプリンはまさにその短い時代に世に出て、そして亡くなったミュージシャンでした。
1910年頃には彼は梅毒におかされ、17年に亡くなりました。

アトリエ・アニマート
https://animato-jp.net/

≫ 続きを読む

  2021/06/20   animato

木管四重奏 アンジェラス:グノー(「アンジェラスとピッフェラーリ」から)

木管四重奏 アンジェラス:グノー(「アンジェラスとピッフェラーリ」から)
L'angelus et les pifferari

L'ANGELUS
Charles Gounod (1818 - 1893)
(de: LAngelus et les Pifferari)
pour Quatuor de Cuivres

編成はFl.、Ob.、Cl.、Bsn.です。
金管四重奏版、サックス四重奏版、クラリネット四重奏版は発売中です。
楽器を持って間もないプレーヤーにとって、はじめてのアンサンブルにも最適です。
グノーの柔和な名曲を、ぜひお楽しみください。
 

木管四重奏 アンジェラス:グノー(「アンジェラスとピッフェラーリ」から)
L'angelus et les pifferari

L'ANGELUS
Charles Gounod (1818 - 1893)
(de: LAngelus et les Pifferari)
pour Quatuor de Cuivres

編成はFl.、Ob.、Cl.、Bsn.です。
金管四重奏版、サックス四重奏版、クラリネット四重奏版は発売中です。
楽器を持って間もないプレーヤーにとって、はじめてのアンサンブルにも最適です。
グノーの柔和な名曲を、ぜひお楽しみください。

ww4.jpg
お求めの際はこちらからお願いします。

アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/

参考音源
https://youtu.be/EQzTW_FT-xY

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

この2曲つはピアノ曲として別々に出版されたとされています。この2つをヴァイオリンとピアノのための編曲にまとめたのは、ハーマンです。
L'Angelus(L'Angelus)はグノーが1858年に4手ピアノのために作曲された "とても簡単な小品"で、
曲名のとおり「天使」の歌声のように柔らかで安息感に満ちた曲調です。
クリスマス・コンサートでの演奏にもぴったりです。
Les pifferari(ピッフェラーリ)は1861年にピアノ独奏のために作曲された "非常に簡単な即興演奏"です。

ピッフェラーリ(イタリア語: pifferari)は、クリスマスの時期にローマにやってきて、
聖母マリア像の前で演奏した、カンパーニャ・ロマーナ出身の羊飼いたちのことです。
ピッフェラーリとして、羊飼いたちは降臨節にローマに出てきて、街角の聖母マリア像の前で、ピッフェロ(オーボエの一種)と
ザンポーニャ(バグパイプの一種)を用いて単調な歌を演奏しました。その歌や形式は古い時代のもので、
歌の後にアダージョが続き、ピッフェロが甲高い音を発したところでそれは終わります。
ピッフェラーリたちは一般に襟付きコートにとんがり帽子を着けた老人で、ザンポーニャを受け持ち、ピッフェロを吹く男の子を連れていました。
ともにサンダルを履いていて、ローマでも絵画的な姿でした。ローマの人々の生活に欠かせなかったピッフェラーリはしばしば絵に描かれました。

グノー (1818-1893 Gounod, Charles Francois)はフランスの作曲家です。
1818年、画家の父とピアニストの母のもとに生まれました。
母から初期の音楽教育を受け、36年にパリ音楽院に入学し、39年にはローマ大賞受賞してローマに留学しました。
3年間のローマ留学とその後のウィーン、ベルリン、ライプツィヒ滞在で、パレストリーナ、バッハ、モーツァルト、
ベートーヴェンなどの音楽を幅広く吸収しました。
帰国したグノーは教会オルガニストとして演奏し、教会音楽を作曲していました。
聖職者になるために勉強していましたが、やがて断念し、51年に最初のオペラを作曲しました。
59年には〈ファウスト〉が初演され、成功を収めました。
同年の〈アヴェ・マリア J.S.バッハの前奏曲に付けられた宗教的メロディ〉は今日でも様々な編曲で親しまれています。
その他の作品には歌曲、合唱曲、2つの交響曲、室内楽曲、ピアノ曲などがあります。

アトリエ・アニマート
https://animato-jp.net/

≫ 続きを読む

  2021/06/19   animato

サックス五重奏 シバの女王の到着(入城)C Dur

サックス五重奏 シバの女王の到着(入城)C Dur
オラトリオ「ソロモン」より
Arrival of the Queen of Sheba
HWV 67

編成はソプラノ、アルト2本、テナー、バリトンです。
原調は変ロ長調です。
クラリネット五重奏C Dur版、木管五重奏F Dur版は発売中です。

華やかなイギリスのバロック作品をコンサートピースに、ぜひどうぞ。

サックス五重奏 シバの女王の到着(入城)C Dur
オラトリオ「ソロモン」より
Arrival of the Queen of Sheba
HWV 67

編成はソプラノ、アルト2本、テナー、バリトンです。
原調は変ロ長調です。
クラリネット五重奏C Dur版、木管五重奏F Dur版は発売中です。

華やかなイギリスのバロック作品をコンサートピースに、ぜひどうぞ。

sax5-sheba.jpg
お求めの際はこちらからお願いします。

アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/

参考音源
https://youtu.be/XhG3RQqHGTU

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

『シバの女王の到着(入城)』は、イギリスで活躍した作曲家、ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759)が
1748年に作曲したオラトリオ「ソロモン」HWV67の第3幕で演奏されるシンフォニアです。
明朗で溌剌とした曲想で、オリジナルは2本のオーボエと弦楽合奏、通奏低音による典雅な雰囲気の楽曲です

オラトリオとは宗教的な題材をもとに、独唱、合唱、管弦楽から構成される楽曲のことです。
オペラと似ている部分もありますが、舞台装置や衣装、演技がないと言う点では明確に異なります。
ヘンデルはドイツ出身ですが、1712年以来ロンドンに移住し、イタリア・オペラの作曲家として大きな成功を収めます。
しかし、その後イタリア・オペラが衰退すると、ヘンデルはやがて英語でのオラトリオの作曲に創作の軸を移していきます。
1741年頃からはイタリア・オペラを作曲するのを止め、オラトリオの作曲に専念していきます。
ヘンデルは1750年代の前半には視力を失い作曲活動が出来なくなったため、晩年と言ってもよい時期の作品です。
「ソロモン」とは旧約聖書に登場する古代イスラエルの王ダビデを父に持つイスラエル王国第3代の王で、
エジプトのファラオの娘を嫁にとり、古代イスラエルの最盛期を築きました。
ある夜、ソロモンの枕元に神が降り立ちました。神から「何でも望むものを与えよう」と言われたソロモンは
知恵を求め、ソロモンは神授の知恵者としてその名を轟かせました。

オラトリオの第2幕では2人の遊女がそれぞれ自分の子供であると主張する赤ん坊について、ソロモンの知恵が試されます。
ソロモンは剣で赤子を切り分けて、それぞれに与えると言って剣を抜きますが、
片方の女がそれなら相手に渡す方がいいと泣き崩れます。
その姿を見たソロモンは泣き崩れた女を真の母親だと裁定します。
ソロモンの賢明な裁きは、江戸時代の大岡裁きの話のルーツ・元ネタとなっています。

第3幕ではソロモンの王国へ公式訪問したシバの女王が音楽やダンスで歓迎されるシーンが描かれます。
ソロモンの知恵を試しに来たシバの女王の歓迎会の場面にあたります。
シバとは旧約聖書に登場する王国で、ソロモンが治めるイスラエル王国の南に位置していたと言われ、
その場所は南アラビアだったともエチオピア近辺だったとも言われています。

旧約聖書「列王記上」や「歴代誌下」の記述によれば、ソロモン王の知恵の噂を聴いたシバの女王は、彼を試そうとエルサレムを訪問し、
ソロモン王に数々の質問を浴びせました。
シバの女王からの質問攻めにもすべて受け答えて見せたソロモン王。その知恵と立派な宮殿に感嘆したシバの女王は、
ソロモンが仕える神を称え、金塊や宝石、香料などを贈ったと伝えられています。
「シバの女王」とは、旧約聖書に登場する女王で、1世紀頃にエジプトとエチオピアを支配した女王とされています。
「サバの女王」との表記も見られます。

第3幕でシバの女王はソロモンに数々の質問を浴びせますが、ソロモンはその全てに答え、シバの女王を感嘆させます。
「シバの女王の到着」はこの第3幕の冒頭で演奏されるシンフォニアです。
シンフォニアとはバロック期のオペラやオラトリオの中で歌唱を伴わない器楽による合奏曲です。
単独で演奏されることの多いこの「シバの女王の到着」は2012年のロンドン・オリンピックの開会式でも用いられました。

アトリエ・アニマート
https://animato-jp.net/

≫ 続きを読む

  2021/06/18   animato

鍵盤打楽器+七重奏 ドリーブ:バレエ組曲「シルヴィア」から 第3曲「ピチカート」

鍵盤打楽器+七重奏 ドリーブ:バレエ組曲「シルヴィア」から 第3曲「ピチカート」
L.Delibes:Sylvia Ballet-Suite
3.Pizzicati

編成はFl.、Cl.、Bsn.、ヴィブラフォン、マリンバ2名(1台で可能)、コントラバスです。
Cl.はOb.に変更可能です。Ob.のパート譜はセットに同梱しています。

フランス・バレエの名曲をコンサート・ピースなどに、ぜひどうぞ。

鍵盤打楽器+七重奏 ドリーブ:バレエ組曲「シルヴィア」から 第3曲「ピチカート」
L.Delibes:Sylvia Ballet-Suite
3.Pizzicati

編成はFl.、Cl.、Bsn.、ヴィブラフォン、マリンバ2名(1台で可能)、コントラバスです。
Cl.はOb.に変更可能です。Ob.のパート譜はセットに同梱しています。

フランス・バレエの名曲をコンサート・ピースなどに、ぜひどうぞ。

pizzi.jpg
お求めの際はこちらからお願いします。

アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/

参考音源
https://youtu.be/zlgAuH9ASLA

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

『フランス・バレエ音楽の父』といわれるレオ・ドリーブは当時二流作曲家の仕事とされたバレエ音楽に生命を吹き込み、
新たな魅力と優雅さを与えた作曲家として知られています。その音楽は踊り手の拍子取りのためのBGMとは違い、
バレエの台本と密接に関係しています。
舞曲や情景の音楽がバレエの筋の中で劇的な意味をもち、ひとつの物語として構成されていました。
この「シルヴィア」や、もうひとつの彼の代表作「コッペリア」が演奏会用組曲として現在も残っているのは、
このような「音楽」として観客を楽しませ喜ばせる魅力をもっているからでしょう。

 彼は最初オペレッタの作曲家としてデビューし、その後オペラ座の合唱副指揮者となりました。
おそらくこのような境遇からバレエに対するロマンティックな扱い方が培われたのでしょう。
そしてほぼ同時期にバレエ音楽の作曲への興味を持ち始め、1866年ミンスクとの共作によりバレエ処女作「泉」を発表、
好評を博しました。そして1870年に代表作「コッペリア」を発表、その地位を確立させるに至りました。

 この「シルヴィア」はドリーブ3作目のバレエで、「コッペリア」の6年後1876年に作曲されています。
正式題名「シルヴィアまたはディアヌのニンフ (Sylvia ou La Nymphe de Daine)」というこのバレエは、
1500年代イタリア・ルネッサンス後期の詩人タッソーの田園劇「アミンダ」に基づくギリシア神話を題材にしたものです。
ディアヌのニンフ(妖精)シルヴィアと羊飼いアミンタの恋物語であり、筋書きとしてはそれほど目新しくもない平凡なものです
そうした観点からは、人形をはじめて主役にした前作「コッペリア」のほうが新しいバレエと言えます。
1876年の初演は大成功に終わり、その後も各地で上演されるヒット作となりました。
これはドリーブの音楽のすばらしさによるところが大きかったでしょう。
「ドリーブは交響楽的な手法で主題の内容を示す音楽を書いた。絵画的魅力に富んだ主題の選択、表情豊かな旋律・・・
(中略)そしてこの作品を盛り上げる洒落た管弦楽法は、この作品をいっそう精巧なものとしている。」と当時は評されました。

 しかしドリーブが目指した創造=劇と音楽を結び付けることにより舞踏と対等に近づいたバレエ音楽、それによる新たなバレエの可能性はそれ以上発展することはありませんでした。
パリ・オペラ座を中心としたバレエの様式主義の根強さに抵抗できず、その後フランスのバレエは衰退の方向に向かいました。

 それでもドリーブの示した道は間違っていませんでした。バレエ音楽はロシアにわたり、チャイコフスキーに引き継がれました。
「シルヴィア」が作曲された年に、チャイコフスキーは「白鳥の湖」を書き上げています。
音楽が劇と密接につながり一貫したストーリーをもつこのバレエ音楽ですが、早すぎた作品として最初は大不評でした。
しかし、この作品も後にはバレエ音楽最高の傑作となり、その後も彼の影響下ストラヴィンスキー、プロコフィエフといった作曲家が傑作バレエを次々と発表していきました。
もしドリーブが最初からロシアに生まれていたならば、もっと多くの傑作を書いたかもしれません。

 組曲は次の4曲からなっています。

1.A.Prelude ~ Les Chasseresses / 前奏曲 ~ 狩の女神

モデラート・マエストーソの荘重な行進曲ではじまり、その後ホルンが静かなメロディを奏でる。
このときの舞台は神聖な夜の森であり、音楽はいかにも神秘的な雰囲気をたたえる。
経過句のあとティンパニの合図とともに狩の音楽がはじまる。ホルンの勇壮なテーマが印象的。

2.A.Intermezzo ~ Valse Lento / 間奏曲 ~ 緩やかなワルツ

ホルンの序奏のあとモデラートのかわいらしいテーマがヴァイオリンに現れる。
この間奏曲は狩でつかれたニンフたちが休憩をとる場面。そしてニンフの一人シルヴィアが月夜の中で
なまめかしく踊りはじめるのだが、それが続きのワルツである。

3.Pizzicati / ピチカート

全曲中でもっとも有名な曲。4分の2拍子のモデラート、ピチカートで奏される。

4.Cortege de Bacchus / バッカスの行列

第3幕最初の曲で、トランペットのファンファーレとともに村人が登場、収穫祭においてバッカスをたたえる場面での音楽である。
後半8分の6拍子のバッカナールのあとバッカスの馬車が登場、ここで前奏曲のテーマにもどり神をたたえる中、壮麗に曲を閉じる。
なおここでの打楽器の充実は、収穫祭でシンバルやシストレ(大昔の鈴)、太鼓を打ち鳴らして踊る様子を描写するもの。

アトリエ・アニマート
https://animato-jp.net/

≫ 続きを読む

  2021/06/17   animato

サックス四重奏 バッハ『オルガン小曲集』 待降節 主キリスト、神の独り子

サックス四重奏 バッハ『オルガン小曲集』 待降節 主キリスト、神の独り子 BWV.601
Herr Christ, der ein'ge Gottes-Sohn
oder:
Herr Gott, nun sei gepreiset.
BWV 601

編成はTp.、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
金管四重奏版は発売中です。

バッハの美しい作品をコンサートピースに、ぜひどうぞ。

サックス四重奏 バッハ『オルガン小曲集』 待降節 主キリスト、神の独り子 BWV.601
Herr Christ, der ein'ge Gottes-Sohn
oder:
Herr Gott, nun sei gepreiset.
BWV 601

編成はTp.、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
金管四重奏版は発売中です。

バッハの美しい作品をコンサートピースに、ぜひどうぞ。

sax-herr.jpg
お求めの際はこちらからお願いします。

アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/

参考音源
https://youtu.be/sYU3b3R1qKc

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

バッハは、教会歴に従って164 曲を作曲する予定をたて、先に譜面に全てのタイトルを書きこみましたが、
結局は46 曲と1 曲の断片が作曲されただけで中断されてしまいました。
1-4 は待降節、5-14 はクリスマス、15-19 は年末と新年、20-26 は受難節、27-32 は復活祭、
33-36 は聖霊降臨祭(このアルバムでは35 を割愛)、37-38 は教理問答、39-40 は告白と回心、41 は品行と体験、
42-44 は苦難、45 は死と埋葬、46 は永遠の命のため、とされています。

オルガンのための数多くの作品を残した J・S・バッハは、その数と質においてもオルガン作曲家として最高峰に位置しています。
多くのオルガン曲は礼拝のために作られています。宗教改革(1517 年)後のプロテスタント教会では、
会衆が礼拝に参与する時に信仰の告白として讃美歌『コラール』を歌いました。
J・S・ バッハは、宗教改革の168年後、1685年3月21日に生まれました。

神のひとり子、主なるイエスよ・Herr Christ,der einig’ Gott’s Sohn. BWV601

原詩はアウレリウス・クレメンス・プルデンティウス(Aurelius Clemens Prudentius,348~413)。
彼はスペインに生まれ高等教育を受けて裁判官となり、ローマ皇帝の側近として仕えました。
ドイツ語歌詞(訳詞)はエリサベツ・クロイツィガー(Elisabeth Kreuziger 1505~1535)。
リガのトリプトウの修道院の尼僧でした。
プロテスタント教会最初の女性讃美歌作詞家です。
バッハはエリサベツ・クロイツィガーのアドヴェント(待降節)の歌詞に触発されて作曲しました。
バッハは当初の計画通り『コラール前奏曲集』の3番に置いています。

ソプラノによって歌われる旋律の下に讃美歌からとった主題(モチーフ)が対位法的に展開されて、
その讃美歌の性格を形づける手法が、16分音符により、アルト、テノール、バスの順序に現われ、
この曲全体を形作っています。この手法は『オルガン小曲集』の中でしばしば現れる典型的な編曲手法です。
この主題は、主キリストに人々が求める祈りや願い、苦しみや悲しみからの救いの叫びです。

アトリエ・アニマート
https://animato-jp.net/

≫ 続きを読む

  2021/06/14   animato

木管四重奏 アダージョ G Dur(グラスハーモニカのための) K.356

木管四重奏 アダージョ G Dur(グラスハーモニカのための) K.356 K6.617a ハ長調
Adagio C-Dur K.356 K6.617a
Wolfgang Amadeus Mozart

編成はOb.2本、Cl.、Bsn.です。
原調はハ長調です。Ob.1stはフルートで演奏可能です。
クラリネット四重奏版、サックス四重奏版、金管四重奏版は発売中です。

珍しい楽器のためのモーツァルト作品をコンサートピースに、ぜひどうぞ。

木管四重奏 アダージョ G Dur(グラスハーモニカのための) K.356 K6.617a ハ長調
Adagio C-Dur K.356 K6.617a
Wolfgang Amadeus Mozart

編成はOb.2本、Cl.、Bsn.です。
原調はハ長調です。Ob.1stはフルートで演奏可能です。
クラリネット四重奏版、サックス四重奏版、金管四重奏版は発売中です。

珍しい楽器のためのモーツァルト作品をコンサートピースに、ぜひどうぞ。

ww4.jpg
お求めの際はこちらからお願いします。

アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/

参考音源
https://youtu.be/bkQ8GobwgDU

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

グラスハーモニカの女流名演奏家キルヒゲスナー嬢のために。 
1791年8月19日ウィーン・ケルントナートーア劇場での彼女の演奏会のために
「グラスハーモニカ五重奏曲 アダージョとロンド」(K.617)を作曲しましたが、この曲はそのときのアンコール用だとされています。

同じ調性の小アダージョ(K.356)は、明らかにこの女流名手の「アンコール」用に作られたのである。
マリアンネは2つの曲をヨーロッパ中に持ってまわり、ロンドンでは格別に喜ばれたにちがいない。
[アルフレート・アインシュタイン] p.368

キルヒゲスナー(Maria Anna Antonia Kirchgasner, 愛称マリアンネ Marianne, 1769~1808)はカールスルーエの
宮廷楽長シュミットバウアー(Joseph Aloys Schmittbaur, 1718~1809)の弟子です。 
4歳のときに失明しましたが、18世紀にヨーロッパで大流行していたグラスハーモニカという楽器と出会い、
その演奏で有名となりました。 
シュミットバウアーが製作したグラスハーモニカを使って、各地を巡演していましたが、1791年6月からウィーンで演奏会を開いています。 
モーツァルトもそれを楽しみにしていて、6月13日にブルク劇場で予定されていたコンサートが
とり止めになった(実際は10日に変更されて、モーツァルトは聞きそこなった)ことを残念がっていました。

このグラスハーモニカの成り立ちに関わって、ヨーロッパでは指を水で濡らしグラスのふちをこするという演奏方法が確立されていきました。
その音の響きはとても魅力的だったためこの楽器のために作曲をする作曲家も現れるようになります。

楽器に注目が集まるようになるとその楽器をより良くしようという思いや、もっとできることを増やしたいなどという
気持ちも芽生えてきます。そして改良されてできた楽器がグラス・ハーモニカです。

グラス・ハーモニカはベンジャミン・フランクリンというアメリカの政治家が1761年に発明しました。
これまでできなかったことが改良されたことによってできるようになりました。

グラス・ハープ(ミュージカル・グラス)が最初に存在していて、それをヒントに改良されたものが
グラス・ハーモニカです。グラス・ハープには演奏する時に様々な苦労がありました。

まず1つ目は音程の調整をしなくてはいけないということです。音程はワイングラスの大きさやワイングラスに入れる水の量で
調整します。それを音階順に並べる作業をしていきます。

とても大変そうですよね…。演奏中にアクシデントがあってグラスを倒してしまった場合はもう演奏できなくなります。
そして2つ目は常に指先を乾かないようにしておかなくてはいけないということです。
指先が濡れていないと音がならなくなってしまうので演奏の途中で指を湿らせる動作が必要です。

これもタイミング良くやらないといけません。演奏する場所やその日の気温、季節、
自分の手の状態などで多少変化するので、これもなかなか難しい点です。

そして最後にこのグラス・ハープは音が変わるときは触るグラスを変えなくてはいけないので
あまり速い動きは不得意な楽器で、1人で同時に出せる音も限られてしまうというのが欠点です。

これらの欠点をグラス・ハーモニカでは改良しました。
改良されたことによりワイングラスに水を入れて音程を調整する必要がなくなり、
楽器自体が濡れている状態になるためわざわざ指先を濡らす必要もなくなりました。
(楽器の作りによっては濡らす必要があります。)
そして複数の音を同時に出すこともできるようになり速い音型も演奏可能になりました。

グラス・ハーモニカ(アルモニカ)は
ワイングラスを使っている限り問題は解決しないので、大きさの違う半球状のガラスの中央に穴を開けて組み合わせ、
軸に通して箱の中へ横にしてセットします。軸は足踏みペダルと連動していて、
ペダルを踏むとガラスが回転する仕組みになっています。(現在ではモーターで動くものもあるようです。)
箱の中は水をはれるようにしてあり、回転したガラスが常に濡れている状態を作り出すことに成功しました。

ガラスが色分けされており、その色で音を見分けているそうです。
演奏の仕方はピアノを弾いているような感じで1本の指で1つの音を演奏することが可能になっています。
この楽器を発明したフランクリンは「アルモニカ」と名付けましたが、グラス・ハーモニカまたは
グラス・アルモニカと呼ばれることが多いようです。

モーツァルトはこの他にも
「グラス・ハーモニカ、フルート、オーボエ、ヴィオラ、チェロのためのアダージョとロンド ハ短調」K.617を作曲しています。
これらの作品はマリアンネ・キルヒゲスナーのために作曲したと言われています。彼女はグラス・ハーモニカの名手だったそうです。
この楽器に魅せられた作曲家は他にもベートーヴェン、ドニゼッティ、R・シュトラウス、サン=サーンスなどの大作曲家がいます。
彼らは、この楽器を指定して作曲しています。

アトリエ・アニマート
https://animato-jp.net/

≫ 続きを読む

  2021/06/13   animato

クラリネット四重奏 ショパン:前奏曲(プレリュード)第6番、第7番

クラリネット四重奏 ショパン:前奏曲(プレリュード)第6番、第7番
24 Preludes
Frederic Chopin

編成はクラリネット3本、バスクラリネットです。
バスクラリネットはファゴットに変更可能です。
ファゴットのパート譜はセットに同梱しています。
サックス四重奏版、木管四重奏版、金管五重奏版が別途発売中です。

ショパンの色彩豊かな名曲をコンサートピースの小品に、ぜひどうぞ。

クラリネット四重奏 ショパン:前奏曲(プレリュード)第6番、第7番
24 Preludes
Frederic Chopin

編成はクラリネット3本、バスクラリネットです。
バスクラリネットはファゴットに変更可能です。
ファゴットのパート譜はセットに同梱しています。
サックス四重奏版、木管四重奏版、金管五重奏版が別途発売中です。

ショパンの色彩豊かな名曲をコンサートピースの小品に、ぜひどうぞ。

Cl4.jpg
お求めの際はこちらからお願いします。

アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/

参考音源
https://youtu.be/rALKDTrnG-o

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

フレデリック・ショパン作曲の前奏曲 Prelude は、ピアノのための作品です。
24曲の前奏曲から成る曲集と独立曲2曲の、計26曲から成ります。
24の前奏曲が完成したのは1839年の1月ですが,少なくとも1836年から,一説では1831年から書き始められ,
長きにわたって天才ショパンが推敲に推敲を重ねた完全無欠の作品です。
29才の青年ショパンは,作り物の悲劇のような悲惨な状況にありました。
祖国ポーランドはロシアに占領され,亡命者となったショパンは二度と祖国に足を踏み入れることはできません。
幸福に包まれた幼少時代の家庭をなつかしく思いやりながら,祖国の家族と会うことはできません。
望郷の念にかられながら,同じような幸せな家庭を築こうと求婚したマリアからは婚約を破棄され,理想的な家庭を築く夢は叶いませんでした。
ジョルジュ・サンドと恋仲にはなりましたが,ショパンが理想としていた家庭を築くための伴侶としては,あまりにも先進的で前衛的な女性でした。
サンドのような女性と深い関係になったことは,ワルシャワの家族に秘密にしてしまうような,後ろめたいものでした。
幼少の頃から弱かった身体は肺病に冒され,喀血を繰り返します。
医者からは結核だと診断され,そんな診断は間違いだと思ってはいましたが,心のどこかで,自分は結核なのかもしれないと気づきはじめていたかもしれません(現在では,ショパンはやはり結核を患っていたのだと結論づけられています)。
日光とさわやかな空気に恵まれた南国の楽園を夢見て訪れたマジョルカ島では,雨季が訪れ,天候は大荒れで悲惨な冬となりました。
結核と診断されたことで,滞在先の別荘から,家の消毒代やベッドの焼却と買い替えの代金を請求された上で追い出され,古い空き家のヴァルデモーザ修道院に引っ越すことを余儀なくされます。
村人たちには「男は肺病だそうだ」「あれは夫婦ではないらしい」「女がズボンをはいていた」「女が煙草をふかしていた」などと奇異の目で恐れられ,食料や日用品も普通には売ってもらえません。
作曲に使用しているピアノは借り物の安いピアノで,お気に入りのプレイエルのピアノは税関が法外な関税を要求して足止めをくって届きません。
暴風雨の中,サンドとその子どもたちの帰りを待って一人でいるときなどは,不安と絶望から幻覚と幻聴におそわれて涙します。
肺病に対する島民の迷信的な恐怖は異常になり,彼らはショパンが地獄に落ちる運命であることを信じ,このまま死ぬことがあっても島内に埋葬することは許さぬと脅します。
この島を脱出して文化的な街へ行かなければ,本当に死んでしまいそうなほど病状は悪化していました。
しかし,まずは航海に耐えられるまでに体力が回復しなければ,それは叶いません。
さらに,冬の地中海は時化る危険があります。
ショパンはこのとき,もしかしたらこのまま死ぬのではないかとの予感もあったと思います。
そんな中,やっと届いたプレイエルのピアノのおかげで少し元気が出て,書き溜めていた前奏曲に推敲を繰り返して,大作,前奏曲集Op.28を完成させました。
曲集が完成した後,マジョルカ島を脱してフランスを目指すことになりますが,その道中も悲惨でした。
肺病がうつってしまうからと,村人からは馬車を貸してもらえず,スプリングのない荷車で港までいき,ショパンは酷く喀血してしまいます。
港から船で出港しますが,ここでも結核だからと一番悪いベッドしか与えられず,船室は百頭もブタが積み込まれているデッキにありました。

ショパンは,天性の和声的感覚を持ち,天から授かったような美しい旋律を生み出す天才でした。
それ以上に,ショパンが際立っているのは,納得のいく音楽ができるまで,何度でも推敲を重ねることができる,その完全主義にありました。
神からの啓示を授かる幸運と,受け取った天啓が具現化されるまで徹底的に推敲を重ねることができる完璧主義,
これ以上ないほどの悲劇的な境遇,死の予感,力強いサンドの愛(サンドの介助がなければ作品の完成を前に死んでしまった可能性が高い)
これら奇跡的な出会いによって,この曲集は生まれました。
冬の雨季の僧院の,寒さと雨音。侘びと寂び。美しい諦めの境地を表現しています。
このような曲集を完成させたのが,29才(正確には誕生日直前の28才)であることにも驚きを禁じえません。

●24の前奏曲(プレリュード)作品28より第6番
ロ短調 レント・アッサイ,4分の3拍子。
「彼の天才は自然の不思議な和音に満ちていましたが、それらの和音は、彼の楽想のなかにあるそれと等価値の崇高なもので
置き換えられたものであり、外部の音の単なる模倣の繰り返しではありませんでした。その夜の作曲は雨滴れの音に溢れたものでしたが、
その音は僧院の屋根に音をたてて落ちた雨だれであっても、彼の幻想と歌の中に、心の上に空から落ちる涙によって置き換えられた
雨だれだったのです。」
~ジョルジュ・サンドの回想より~

第4番と対になっており,第6番は,右手伴奏,左手旋律で,逆転しています。また,第1番から続いた「奇数番目は長調の速い曲,偶数番目は短調の遅い曲」という流れが,
いったんここで終了します。第一幕が終幕,といった感じでしょうか。
第4番では,メロディが極限まで簡素化されていましたが,第6番では,左手のメロディが,まるでチェロのように,豊かに歌い上げられます。
しかし,伴奏は,第4番よりもさらに簡素化されています。第4番では”和音”の連打だったのですが,第6番ではさらに簡略化され,

抑揚がつけられ趣のある単音の連打になります。これこそが,僧院の屋根に落ちる雨だれの音です。
凛として静かに奏でられる雨だれの音。ここには”侘び寂び”の心があります。
日本人にとってショパンに親しみを感じる理由は,ショパンの音楽に”侘び寂び”を感じるから,かもしれません。

●24の前奏曲(プレリュード)作品28より第7番

イ長調 アンダンティーノ,4分の3拍子。
第1番より,奇数番号=長調の速い曲,偶数番号=短調の遅い曲,という流れが続いていましたが,第7番は,第6番に続いて遅い曲で,
ここから順番が逆転します(例外はありますが)。第2幕の幕開けといった印象です。
No.7→No.8の2曲を通して,”奇数番号=落ち着いた明るい平穏な長調の曲”,”偶数番号=激しく情熱的な短調の曲”という,
これ以降の曲集の性格付けがされます。
さて,この第7番はテレビのコマーシャルで使われていたこともあり,日本人には馴染み深い曲です。
1分に満たない小品ですが,対旋律が秀逸で,愛らしい優美なマズルカです。
こんなにも少ない音符で,こんなに美しい作品を作ってしまうショパンは流石です。
モンポウがこの曲を主題にして長大な変奏曲を作曲しています。
ショパンの作品には珍しく,後半に非常に大きな和音が出てきます。この和音が大変に美しい響きです。

ショパンの24の前奏曲 作品28より 第7番 イ長調(Frederic F. Chopin - 24 Prelude, Op. 28: No. 7, Andantino in A Major)です。
フレデリック・ショパン(1810-1849) はポーランドの前期ロマン派音楽を代表する作曲家で、ほとんどの作品が素晴らしいピアノの独奏曲です。
有名どころと言えば、 「子犬のワルツ」、「幻想即興曲」、「雨だれ」などなど旋律が美しい曲ばかりです。 

太田胃散の「作品28より 第7番」は人によって弾く速さが違いますが、3拍子の16小節しかない、だいたい30秒?50秒くらいの曲なので
コマーシャル(30秒)にぴったりだったのでしょう。あと「胃腸薬」だから「イ長調」(いちょう)という解釈もできます。
日本人にしかわからないちょっとしたジョークです。 
「イ長調」ってよく考えるとまだ日本の古いの言い方をつかってるんですよね。曲というものには大きく分けて、
音調が明るい「長調」と音調が暗めの「短調」にわかれます。英語では major/minor、ドイツ語では dur/mollといいます。

本来の前奏曲(プレリュード)は前述した通り、規模の大きい楽曲の前に演奏する食事でいう前菜的な位置づけなのですが、
ショパンの前奏曲(プレリュード)はそういう訳ではありません。
ショパンの前奏曲(プレリュード)はバロック音楽時代に活躍したJ.S.バッハの平均律クラヴィーア曲集にある前奏曲のように
一対で24の長短に全て対応している作品(バッハ平均律集へのオマージュで24の調性すべてを使った曲集)という意味合になります。

アトリエ・アニマート
https://animato-jp.net/

≫ 続きを読む

  2021/06/12   animato

金管四重奏 ガブリエリ :4声のカンツォーナ・ペル・ソナール第2番

金管四重奏 ガブリエリ :4声のカンツォーナ・ペル・ソナール第2番
(Canzon secunda a 4)C.187(K.C.44)(1608)

編成はTp.2本、Tbn.またはEup.2本です。
お客様からのご要望でTp.2をHn.で演奏するパート譜を追加同梱いたしました。
木管四重奏版、サックス四重奏版、クラリネット四重奏版は別途発売中です。
ヴェネツィア楽派の壮麗な名曲をコンサートピースの小品に、ぜひどうぞ。

金管四重奏 ガブリエリ :4声のカンツォーナ・ペル・ソナール第2番
(Canzon secunda a 4)C.187(K.C.44)(1608)

編成はTp.2本、Tbn.またはEup.2本です。
お客様からのご要望でTp.2をHn.で演奏するパート譜を追加同梱いたしました。
木管四重奏版、サックス四重奏版、クラリネット四重奏版は別途発売中です。
ヴェネツィア楽派の壮麗な名曲をコンサートピースの小品に、ぜひどうぞ。

b4-c2.jpg
お求めの際はこちらからお願いします。

アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/

参考音源
https://youtu.be/8TeFlRdqU5s

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

ジョヴァンニ・ガブリエリ(c1554/1557~1612)は、ヴェネツィア楽派のポリフォニー音楽を語る上で最重要の作曲家の一人です。
ガブリエリの「4声のカンツォーナ・ペル・ソナール第2番」は、1608年に出版された作品です。
現在でも金管楽器や木管楽器で頻繁に演奏されています。

ジョヴァンニ・ガブリエーリは、当時流行の多くのジャンルで作曲したにもかかわらず、明らかに合唱のための宗教曲と器楽曲を好んでいました。
声楽のための世俗曲は、すべてかなり初期の作品です。後半生においてガブリエーリは、声楽と器楽のための宗教曲に専念して、
音響効果を最大限に追究しました。

聖マルコ大寺院のジョヴァンニ・ガブリエーリに前後する作曲家と同じように、彼もまたこの大寺院の異例な空間配置を利用しようとしようとしました。
左右両陣の互いに向き合う聖歌隊席(と、それぞれに1つずつしつらえられたオルガン)が、著しい空間効果――エコーやディレイ、
一種のステレオ効果――が得られるのです。

ほとんどのジョヴァンニ・ガブリエーリの作品は、合唱集団ないしは器楽集団が、まずは左手から聞こえ、
それを右手の音楽家集団が追うというように、一種のアンティフォナ様式によっています。このような分割合唱様式は、数十年来の伝統があり、
少なくともヴェネツィアにおいて開祖はおそらくアドリアン・ヴィラールトであったにせよ、ジョヴァンニ・ガブリエーリは、
楽器法において二つ以上のグループを厳密に方向付けることにより、器楽集団や声楽集団の利用を、細心の注意をもって決定した
最初の作曲家となったのです。

聖マルコ大寺院のアコースティックはこの400年の間にほとんど変化していないので、楽器は、適切に配置すれば、
遠い地点でも完全に明晰に聞き分けることができます。したがって、たとえば弦楽器の独奏者と金管楽器の集団というような楽器編成は、
文字にすると奇妙に見えても、聖マルコ大寺院で響かせてみるなら、完璧なバランスを保っているのです。
ガブリエーリは楽器の活用においてだけでなく、強弱記号の展開においても独創的でした。
《ピアノとフォルテのソナタ Sonata pian' e forte》は、おそらく強弱法を用いた最初期の作品です。
しかもその上、通奏低音を用いた最初の作曲家の一人でもありました。通奏低音は、1602年にロドヴィコ・ヴィアダーナの曲集によって
一般化した作曲技法だったからです。 

アトリエ・アニマート
https://animato-jp.net/

≫ 続きを読む

  2021/06/11   animato

サックス四重奏 ピーチェリン・ラグ

サックス四重奏 ピーチェリン・ラグ
(Peacherine Rag)Scott Joplin

編成はサックスのソプラノ、アルト、テナー、バリトンです。
クラリネット四重奏、木管四重奏、金管四重奏、は発売中です。

弾むように楽しい雰囲気のラグタイムをコンサートピースの小品に、ぜひどうぞ。

サックス四重奏 ピーチェリン・ラグ
(Peacherine Rag)Scott Joplin

編成はサックスのソプラノ、アルト、テナー、バリトンです。
クラリネット四重奏、木管四重奏、金管四重奏、は発売中です。

弾むように楽しい雰囲気のラグタイムをコンサートピースの小品に、ぜひどうぞ。

sax4peach.jpg
お求めの際はこちらからお願いします。

アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/

参考音源
https://youtu.be/8zb9EpgzsWs

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

「ピーチェリン・ラグ」(Peacherine Rag)は、スコット・ジョプリンが1901年に作曲したラグタイムです。
映画『海の上のピアニスト』のBGMで使われました。
ラグタイム・ミュージックの立役者スコット・ジョプリンは「エンターティナー」や
「メープルリーフ・ラグ」などが有名です。
「ピーチェリン」とは、ピーチ(桃)とネクタリン(椿桃)を掛け合わせた造語です。
甘くてキュートな作品は、コンサート・ピースにもぴったりです。

スコット・ジョプリンはアメリカ黒人が作り上げた音楽スタイル「ラグタイム ragtime」の中で、
最も良く知られている作曲家/ピアニストです。
明治維新の年にテキサス州テキサカーナで生まれ、1917年、ニューヨークで亡くなりました。
1885年から1893年にかけてはセントルイスのナイト・クラブで演奏し、90年代にはミズーリ州のセダリアで
ザ・クイーン・シティ・ニグロ・バンドでコルネットを吹いていました。
93年には、シカゴ万博にも出演しています。

当時のアメリカでは、楽曲はシート・ミュージック(楽譜)の売り買いによって世間に広まりましたが、
ジョプリンも例外ではなく「Please Say You Will」「Picture of Your Face」など自作曲の権利を売っていました。
彼にとって初めてのラグタイム曲となる「Original Rags」(1899年)も同様でした。
しかし、彼の代表作「メイプル・リーフ・ラグ Maple Leaf Rag」は印税契約という、当時の黒人としては異例の方法が取られました。
そして、この契約を申し出たジョン・スターク(白人)と共同歩調を取ることによってスコット・ジョプリンは、
ラグタイムの象徴となりました。
ちなみに「メイプル・リーフ・ラグ」(1899年)のシート・ミュージックは、発売されたその年だけで7万5千部も売れました。
ジョプリンはその後、たくさんのラグタイム曲を出版しましたが、彼の望みはバレーやオペラなど「格の高いジャンル」で
認められることでした。このような彼の意識背景には、アメリカの黒人差別がありました。
ジョプリンはバレー曲「The Ragtime Dance」(1902年)、オペラ「The Guest of Honor」(03年)を作曲しましたが、
ことごとくが失敗に終わりました(「The Guest of Honor」は出版されなかった)。
そうこうしているうちに、ラグタイムに影響され、より黒人色の強いジャズが台頭しきました。
ラグタイムがアメリカ最初の「自国の音楽」として欧米で持て囃されたのは19世紀末から1920年あたりだと言われていますが、
ジョプリンはまさにその短い時代に世に出て、そして亡くなったミュージシャンでした。
1910年頃には彼は梅毒におかされ、17年に亡くなりました。

アトリエ・アニマート
https://animato-jp.net/

≫ 続きを読む

  2021/06/10   animato

クラリネット五重奏 ニムロッド(「エニグマ変奏曲」より第9変奏)F dur

クラリネット五重奏 ニムロッド(「エニグマ変奏曲」より第9変奏)F dur
Nimrod (from Enigma Variations)
Edward Elgar/1857-1934

編成はEsCl.、Cl.3本、Bs.Cl.です。Bs.Cl.はBsn.に変更可能です。
木管五重奏版、サックス五重奏版、金管五重奏版は発売中です。

バロック期の壮麗な名曲をコンサートピースの小品に、ぜひどうぞ。

クラリネット五重奏 ニムロッド(「エニグマ変奏曲」より第9変奏)F dur
Nimrod (from Enigma Variations)
Edward Elgar/1857-1934

編成はEsCl.、Cl.3本、Bs.Cl.です。Bs.Cl.はBsn.に変更可能です。
木管五重奏版、サックス五重奏版、金管五重奏版は発売中です。

バロック期の壮麗な名曲をコンサートピースの小品に、ぜひどうぞ。

Cl5nim.jpg
お求めの際はこちらからお願いします。

アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/

参考音源
https://youtu.be/wHMEFfzamfg

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

≫ 続きを読む

  2021/06/09   animato