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2023年07月

サックス四重奏「ポワトゥー地方の8つのブランル」

サックス四重奏「ポワトゥー地方の8つのブランル」
ジェルヴェーズ
Huict Bransles de Poictou
Claude Gervaise

編成はソプラノ、アルト、テナー、バリトンです。
クラリネット四重奏、木管四重奏、金管四重奏版は発売中です。

フランス・ルネッサンスの素朴な作品をぜひ味わってください。

サックス四重奏「ポワトゥー地方の8つのブランル」
ジェルヴェーズ
Huict Bransles de Poictou
Claude Gervaise

編成はソプラノ、アルト、テナー、バリトンです。
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参考音源
https://youtu.be/Kn4P7NBQJgU

Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCbc_7CUTWTYOuyu_WQcflxQ

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

「Huict Bransles de Poictou」は、ルネサンス期のフランスの作曲家であるクロード・ジェルヴェーズ(Claude Gervaise)によって作曲された楽曲です。
ジェルヴェーズは16世紀に活躍した作曲家であり、この曲は彼の作品集である「Branles de Champagne」(シャンパーニュのブランル)に収録されています。

「Huict Bransles de Poictou」は、ブランル(Branle)と呼ばれるダンスのための音楽です。
ブランルは16世紀から17世紀にかけてヨーロッパで流行したダンスであり、様々なリズムやステップの組み合わせで踊られました。
ブランルは一連の踊りの中で演奏され、しばしば社交的なイベントや宮廷の催し物で披露されました。

「Huict Bransles de Poictou」は、ポワトゥー(フランスの地方)のブランルを表現した8つの楽曲で構成されています。
各ブランルは異なるリズムやメロディを持ち、踊り手たちがリズミカルなステップで踊るための楽しい音楽です。
この曲集は、当時の人々によって楽しまれたダンスの一部を現代に伝えるものとして、ジェルヴェーズの作品の中でも特に有名です。

「Huict Bransles de Poictou」は、ルネサンス期の音楽の特徴を持っています。ポリフォニー(多声音楽)の手法が用いられており、
異なる楽器の声部が組み合わされて複雑な音響効果を生み出しています。また、リズムの変化やメロディの鮮やかな変化も特徴的です。

この曲集は、現代の音楽愛好家や研究者にとっても興味深いものです。それは、ルネサンス期の音楽やダンスのスタイルを理解し、再現するための貴重な情報源となっています。
また、ジェルヴェーズの作品は、当時の音楽の発展と変化を追ううえで重要な位置を占めています。

「Huict Bransles de Poictou」は、クロード・ジェルヴェーズの優れた作曲能力と、ルネサンス期のダンス音楽の魅力を伝える重要な作品です。
ジェルヴェーズはその時代の音楽の様式や技法に詳しい作曲家であり、この曲集ではポワトゥー地方の伝統的なダンスの特徴を巧みに取り入れています。

「Huict Bransles de Poictou」の曲目は以下の通りです。

1.Bransle de Village
2.Bransle de Champaigne
3.Bransle de Bourgoigne
4.Bransle de la Royne
5.Bransle Simple
6.Bransle Gai
7.Bransle de Poictou
8.Bransle Double

各ブランルは、軽快なリズムや明るいメロディ、重要な踊りのステップに合わせたパターンを特徴としています。
たとえば、「Bransle de Village」は村のブランルであり、陽気な雰囲気とリズミカルなステップが特徴です。
一方、「Bransle de la Royne」は女王のブランルであり、より華麗で上品な雰囲気を持っています。

「Huict Bransles de Poictou」は、現代の演奏や録音においても頻繁に取り上げられています。
この曲集は、古楽器アンサンブルやルネサンス音楽の研究者によって再現され、コンサートや録音で聴衆に紹介されています。
また、ダンス愛好家や教育機関によっても使用され、ポワトゥー地方のブランルの伝統を体験するための音楽としても重要な存在です。

「Huict Bransles de Poictou」は、クロード・ジェルヴェーズの才能とルネサンス期の音楽の魅力を伝える傑作です。
その楽曲の多様性と魅力は、時代を超えて多くの人々に愛され続けています。

ルネッサンス時代のフランスの踊り、ブランル(Branle)は、15世紀から17世紀にかけて人気を博した社交ダンスです。
ブランルはフランス語で「回る」という意味であり、参加者が円陣を組んで踊ることが特徴的です。
この踊りは貴族や庶民の両方によって楽しまれ、宮廷や町の祭りなどの社交イベントで盛んに行われました。

ブランルの基本的な形式は、参加者が手をつないで輪になり、リーダーが特定のステップや動きを指示しながら踊るというものです。
参加者は輪の中で一斉にステップを踏み、踊りのリズムに合わせて進みます。
リーダーはしばしば歌を歌ったり、楽器の演奏に合わせて指示を出したりすることがありました。

ブランルにはさまざまなバリエーションが存在しました。地域ごとに独自のステップや振付が加えられ、ダンスのスタイルやリズムが異なっていました。
代表的なブランルの一つとして、「ブランル・ドゥ・ヴィラージュ」や「ブランル・ドゥ・ポワトゥー」などがあります。

ブランルは社交的な踊りであり、人々が楽しく交流するための手段として用いられました。
宮廷や貴族の社交場では、ブランルは華やかな衣装や装飾品を身につけた人々によって踊られ、優雅な雰囲気が漂っていました。
一方、町の祭りや民衆の集まりでは、より庶民的なスタイルで踊られ、より気軽な雰囲気が楽しまれました。

ブランルはルネッサンス期のフランスのみならず、他のヨーロッパの地域でも広く踊られました。
その後、バロック時代に入ると新たなダンススタイルが現れ、ブランルの人気は衰えていきました。
しかし、ルネッサンスの踊りとしてのブランルは、音楽や舞踏の歴史において重要な位置を占めるものとして認識されています。

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  2023/07/31   animato

クラリネット四重奏 アレグレット

クラリネット四重奏 アレグレット
J-N.レメンス
Allegretto from 4 Organ Pieces in Free Style
Jacques-Nicolas LEMMENS

編成はCl.3本、Bs,Cl.です。
金管四重奏、サックス四重奏、木管四重奏版は発売中です。

お洒落で軽快なベルギーの作品をお楽しみください。

クラリネット四重奏 アレグレット
J-N.レメンス
Allegretto from 4 Organ Pieces in Free Style
Jacques-Nicolas LEMMENS

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アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

Lemmensの「4 Organ Pieces in Free Style」は、オルガン演奏のために作曲された一連の作品で、19世紀後半のベルギーのオルガン音楽の代表作の一つとして知られています。
この作品集に収められた4曲は、いずれも技巧的で複雑な音楽で、音楽的な魅力とオルガンの豊かな音色を見事に融合しています。

「Allegretto in B-flat major」は、「4 Organ Pieces in Free Style」の中でも最も有名であり、演奏されることが多い曲の一つです。
この曲は、明るく軽快なリズムに乗った陽気な曲で、ベルギーの伝統的な民族音楽から影響を受けています。

この曲は、3つの主要な部分から構成されています。最初の部分は、繰り返されるシンプルな旋律に乗って、オルガンの音色が鮮やかに響き渡ります。
2つ目の部分では、主旋律がより複雑に発展し、より技巧的な演奏が要求されます。最後の部分は、再び最初の部分の旋律が繰り返され、明るく陽気な雰囲気が戻ってきます。

この曲は、リズムの軽快さや明るい雰囲気、そして技巧的な演奏の要素が際立っていることが特徴です。
また、オルガンの音色を最大限に生かした楽曲であり、オルガンの特徴的な豊かな音色を堪能することができます。

さらに、この曲は、レメンスの音楽における自由なスタイルの特徴を示しています。レメンスは、従来の形式にとらわれず、
自由なリズムやハーモニーを取り入れた音楽を作曲することで、当時のオルガン音楽界に革新をもたらしました。
そのため、「4 Organ Pieces in Free Style」の中のこの曲も、自由なスタイルの代表作として知られています。

この曲は、オルガン音楽の愛好家やプロのオルガニストにとっては、必聴の曲の一つです。また、オルガン音楽に興味がある初心者にとっても、
オルガンの特徴的な音色や、自由なスタイルの魅力を感じることができる作品としておすすめです。

この曲は、オルガン音楽の中でも比較的簡単な曲とされていますが、それでも一定の技術力が必要です。特に、2つ目の部分で要求される速い指使いや、
複雑なリズムの刻み方は、演奏者に高度な技術を要求します。

「Allegretto in B-flat major」は、レメンスが生み出した自由なスタイルのオルガン音楽の代表作の一つであり、明るく陽気な雰囲気や豊かな音色、
そして技巧的な演奏の要素が見事に融合している曲です。オルガン音楽を聴く人々にとっては、この曲を通じて、オルガンの特徴的な音色や、
自由なスタイルの魅力を味わうことができます。また、演奏者にとっても、この曲を通じて、自身の技術力を磨くことができるでしょう。

レメンスは、教会音楽の分野において多大な貢献をし、オルガン演奏技術の発展にも尽力しました。彼は音楽教育者としても有名で、
ブリュッセル王立音楽院の初代オルガン科教授を務め、多くの優れた音楽家を育成しました。
レメンスの作品には、緻密な楽曲構成と技術的難易度の高さが共存しており、オルガン音楽愛好家やプロの演奏家たちから高い評価を受けています。

Jacques-Nicolas Lemmens(1823-1881)は、ベルギーのオルガン奏者、作曲家、教育者であり、
19世紀におけるオルガン音楽の重要な人物の一人です。
彼はオルガン奏法、作曲、音楽理論の教育者として、多くの人々に影響を与えました。

Lemmensは、1823年1月3日にフランドル地方の小さな町で生まれました。彼は幼少期から音楽に親しみ、
最初のオルガンのレッスンを受けたのは8歳の時でした。その後、ブリュッセル音楽院で音楽を学び、
オルガン演奏、作曲、指揮を専攻しました。彼は音楽院で学ぶ間、ジャン=バティスト・ロモンドの下でオルガンを学び、
自身も教育者としてのキャリアを築いていきました。

Lemmensは、オルガン奏法において革新的なアプローチを取り、脚鍵盤を使用することで、より自然な足の運動を可能にしました。
また、彼はフランス・ベルギーのオルガン音楽の影響を受け、オルガン作品を数多く作曲しました。
彼の作品の中でも有名なのは、オルガンのための「ファンタジアとフーガ」や「前奏曲とフーガ」などです。
これらの作品は、彼のオルガン演奏の技術と共に、20世紀初頭のオルガン音楽の発展に大きな影響を与えました。

また、Lemmensは、音楽理論の教育者としても知られています。彼は、音楽院で教鞭をとり、オルガン奏法と音楽理論を教え、
多くの学生を育成しました。その後、彼は自身の音楽院を設立し、音楽教育のための教材も執筆しました。
彼の著作の中でも特に有名なのは、「オルガン奏法の学習法」で、オルガン奏法の教本として、今日でも広く使用されています。

Lemmensは、音楽家としての活動と並行して、音楽教育の改革にも取り組みました。彼は、音楽院での教育内容の改革を提唱し、
教育者としての役割を果たしました。また、彼は音楽教育を広めるために、全国的な音楽コンクールの設立を提唱し、
1880年にベルギー国立音楽コンクールが設立されました。

Lemmensの業績は、彼の生前から高く評価され、彼は多くの栄誉を受けました。彼は、ローマ教皇レオ13世から勲章を授与され、
また、彼の業績を称えて、彼の名前を冠した音楽賞が設立されました。

Lemmensは、19世紀後半のオルガン音楽の発展に大きな影響を与え、音楽教育の分野でも多大な功績を残しました。
彼の革新的なオルガン奏法、音楽理論の教育法、そして音楽教育改革の提唱は、現代の音楽教育にも引き継がれています。
彼の遺産は、今日でも音楽家や音楽教育者たちによって尊重され、愛されています。

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  2023/07/30   animato

Solo+金管四重奏+ 「サンバのレシピ」

Solo+金管四重奏+ 「サンバのレシピ」
ジャコー・ド・バンドリン
Receita de Samba
Jacob do Bandolim

編成はソロ楽器、Tp.、Hn.、Tbn.またはEup.、チューバ、ドラムスです。
チューバはエレキベースに変更可能でパート譜は同梱しています。
参考音源はソプラノサックスのソロです。

同梱のSoloパート楽譜はin F版(Hn.)、
in C版(Fl.、Pic.、Ob.、Mallet Perc.など)、
in C低音版(Eup.、Bsn.、Tbn,、St.Bs.など)、
 Tubaは1オクターブ下げて演奏可能です。
in B版(Tp.、Cl.、Bs.Cl.、Sop.Sax.、T.Sax.など)、
in Es版(Es Cl.、A.Sax.、B.Sax.など)が含まれています。
多くの楽器がSoloを担当し、伴奏は下の編成も含め5種類から選ぶことができます。
クラリネット四重奏版、サックス四重奏版、木管四重奏、打楽器二重奏版は発売中です。

陽気なブラジルの名曲をコンサート・ピースに、ぜひどうぞ。

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アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

「Receita de Samba」とは、ブラジルのジャズ・サンバ・ジャンルに属する楽曲であり、
ジャコード・バンドリンによって作曲された曲の一つです。
この曲は、ジャコが1990年に発表したアルバム「ヘヴィ・ウェザー」の中で披露され、その後も多くの
ジャズ・ミュージシャンによって演奏されています。

「Receita de Samba」は、ポルトガル語で「サンバのレシピ」という意味を持ちます。
この曲は、ブラジルのサンバ音楽を基盤としているため、リズミカルで躍動感のある曲調が特徴的です。
また、ジャコの音楽的な特徴である、複雑なリズムパターンやハーモニーの展開も見られます。

「Receita de Samba」は、4分の4拍子の中で、ブラジルのサンバ音楽特有のリズムパターンである「ボサ・ノヴァ」の
要素が取り入れられています。このリズムは、2拍子と3拍子が交互に現れることで、独特のグルーヴ感を生み出します。
また、曲中でフレーズやリズムパターンが繰り返されることで、聴き手を引き込んでいきます。

この曲のアレンジも、ジャコならではのものとなっています。ベースラインは、ジャコのテクニックを駆使した
スラッピング奏法を用いており、独特な音色を生み出しています。また、曲中ではコーラスやサックスソロが挿入され、
アンサンブルの重厚感やダイナミズムを高めています。

「Receita de Samba」は、ジャコが生前に発表した数々の楽曲の中でも代表的なものの一つであり、
彼の音楽的な功績を示すものの一つとなっています。また、ジャズ・サンバ・ジャンルにおいても、定番の曲となっており、
多くのミュージシャンによって演奏され続けています。

ジャコー・ド・バンドリン(Jacob do Bandolim、本名Jacob Pick Bittencourt、1918年2月14日 - 1969年8月13日)ブラジル音楽の
一ジャンルであるショーロのマンドリン奏者・作曲家です。彼のあだ名はマンドリン(ポルトガル語でバンドリン)にちなんでいます。

さまざまな職業に就きながらバンドリン奏者として活躍した。
ショーロの名曲のひとつで、ジャコー・ド・バンドリン (1918-1969) の作です。
彼はピシンギニャとならんで現代的なショーロを完成させたひとりと言えます。
カリオカというのは「リオデジャネイロっ子」という意味です。
異国情緒のある美しい曲です。

バンドリンは4コース8弦の複弦楽器です。ショーロ演奏のなかではリードで
アドリブをやる花形楽器と言えます。
ジャコー・ド・バンドリンという名前はむろんこの作曲/演奏家がバンドリンを
弾くことからついたあだ名で、本名は Jacob Pick Bittencourt と言います。

この曲をガル・コスタはうまく歌いこなしています。ガル・コスタは1945年生まれ、ブラジル、サルヴァドール出身。
ブラジル音楽のファンなら知らない人はいない有名な歌手です。

アデミルヂ・フォンセーカも魅力的にこの曲を歌っています。
アデミルヂ・フォンセーカは、ショーロに特化した歌唱というものを本格的に研究してきた歌手です。
ショーロという音楽の特徴を生かし切った歌唱というわけです。

ショーロ(Choro、Chorinhoとも)は、ブラジルのポピュラー音楽のスタイル(ジャンル)の一つです。
19世紀にリオ・デ・ジャネイロで成立した。ショーロという名前は、ポルトガル語で「泣く」を意味する「chorar」からついたと言われています。
ショーロをアメリカでは「ブラジルのジャズ」と称されることがあるが、即興を重視した音楽としてはジャズよりも歴史が古いジャンルです。
ショーロはサンバ、ボサノヴァなどのブラジル音楽の誕生に影響を与えました。

19世紀後半にはショーロは、ダ・シルバ・カラドによってフルート、2本のギター、カヴァキーニョ(ウクレレと同起源の小型4弦弦楽器)で演奏されました。
その後、パンデイロ(タンバリンに似た打楽器)、バンドリンが加わり、
「管楽器+バンドリン+カヴァキーニョ+ギター+パンデイロ」からなるショーロの最も基本的な楽器編成が完成しました。
これを「ヘジオナウ(Regional)」と呼び、当時ラジオで歌手などの伴奏をしていた編成です。管楽器は、フルートのほかにはクラリネット、サクソフォーンが加わることが多くあります。
ほかにもショーロは、トロンボーン、ヴァイオリン、アコーディオン、ピアノなど様々な楽器で演奏されます。

ショーロの曲構造は三部形式からなる。そして三部形式のそれぞれをABCとすると、AABBACCAという繰り返しを見せるものが最も多く見られます。
これはショーロの元となったヨーロッパのダンス音楽(ポルカなど)に由来しています。
またそれぞれの関係調については、AとBの関係は属調または下属調、AとCの関係は平行調であることが多いが、バリエーションは様々です。

歌詞

Pra se fazer um samba
Você tem que gostar
Mas só gosta de samba
Quem tem bom paladar
Se você quer um samba
Eu posso lhe ensinar
Eu vou fazer um samba
E vou lhe convidar

No samba tem que estar de olho
É preciso dosar tempero e molho
Pro samba não desandar
Tem que ser bem picadinho
Partido, miudinho
E você vai mexer devagarinho
O tempo do gosto apurar

No samba tem que estar do lado
O segredo é o sabor do refogado
E a malícia que a gente dá
Tem que ter uma caninha
Da boa, azulzinha
Pra rapaziada da cozinha
Que é quem faz o samba esquentar
E o som come a noite inteira
No prato, chaleira
Ralador, panela, frigideira
Não tem quem não queira chegar
Acertando na receita, meu bem
Você tá feita
Pois bem, faz um samba e aproveita
Me chama também pra sambar...

日本語訳

サンバを作るには

好きでなければならない

ただし、サンバが好きな人に限る

センスの良い人

もし、サンバ

教えてあげることができる

サンバを作ろう

そして、私はあなたを招待します

サンバから目が離せない

調味料とソースを混ぜていただき

サンバのために、間違いはない

よく刻まれたものでなければならない

壊れてもいい、小さくなってもいい

そして、ゆっくりかき混ぜるのです

味が熟成するまでの期間

サンバではサイドでないとダメなんです

その秘密は、シチューの味

そして、私たちが与える悪意

小さな杖を持つのが当たり前

良い意味で、とても青い

厨房にいる男たちのために

サンバを熱くするのはこの人だ

そして、音は一晩中食べ続ける

皿の上、やかんの中

おろし金、鍋、フライパン

ないものはない

あなたはレシピを正しく理解している、ベイビー

お終い

まあ、サンバを作って楽しめばいいのですが

私もサンバに呼んでください...。

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  2023/07/29   animato

木管七重奏 10の小品 から第10曲「熊の踊り」

木管七重奏 10の小品 から第10曲「熊の踊り」
ベーラ・バルトーク作
曲 Sz. 39 
BB 51

Easy Piano Pieces, BB39
10.Bear dance. Allegro vivace
Bela Bartok

編成はフルート、オーボエ、クラリネット3本、バスクラリネット、ファゴットです。
サックス七重奏、クラリネット七重奏、金管七重奏版は発売中です。
このアレンジは基本七重奏で、第5.6.8.10曲のセレクションです。第6.8曲は降版ありの四重奏です。
4曲の通し演奏時間は約7分です。

バルトークによる民俗色豊かな名曲をコンサート・ピースに、ぜひどうぞ。

木管七重奏 10の小品 から第10曲「熊の踊り」
ベーラ・バルトーク作
曲 Sz. 39 
BB 51

Easy Piano Pieces, BB39
10.Bear dance. Allegro vivace
Bela Bartok

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アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

10の小品 Sz.39, BB.51 (Ten Easy Pieces, Sz. 39, BB 51』は、ハンガリーの作曲家ベーラ・バルトークのピアノのための小品集で、
1908年にブダペストにて作曲されました。

当初は『11のピアノリサイタル小品集』として構想されていましたが、1曲が脱落し、バルトークの『14のバガテル』のバガテルとして使用されました。
しかし、出版社との契約上、11曲を書く必要があったため、番号は付されていないものの、セットを補完する役割を果たしました。
このため、このセットと彼のバガテル群は、和声やリズムのスタイルにおいても、教育的な使命においても、関連性があります。
これらの作品は、バルトークの民族音楽への憧れや、その頃名を馳せていたドビュッシーへの憧れから大きな影響を受けています。


14のバガテルが若いピアニストにとって明らかに難解であるのに対し、このセットは学生にとって簡単な現代音楽の準備として計画されたものです。
このセットは、1年後の1909年にロズナイ・カーロイ社から出版されました。全体の演奏時間はおよそ17分です。
このセットは全部で11曲で構成されていますが、最初の献呈曲には番号が付けられていません。楽章リストは以下の通り。
0.Dedication 献呈
1.Peasant song. Allegro moderato 農民の歌
2.Frustration. Lento フラストレーション
3.Slovakian boys' dance. Allegro スロバキア少年の踊り
4.Sostenuto. ソステヌート
5.Evening in Transylvania. Lento, rubato トランシルヴァニアの夕べ
6.Hungarian folksong. Allegretto ハンガリー民謡
7.Dawn. Molto andante 夜明け
8.Slovakian folksong. Poco andante スロバキア民謡
9.Five-finger exercise. Moderato 五本指の運動
10.Bear dance. Allegro vivace 熊の踊り

第10曲「熊の踊り」は曲名のごとくグロテスクな踊りです。Allegro vivaceどおり軽快で力強く演奏したいものです。

バルトークは、五音音階、モード、新しいハーモニー、オスティナートを多用し、すべての曲の演奏時間は1-2分程度です。
全11曲中、民謡を題材にしたのは3曲(3番、6番、8番)だけです。
残りの曲は、民謡風の構成と旋律を用いたピアノのための小品を数多く作っていたバルトークが、全曲を創作したものです。
献呈曲は、彼が最初のヴァイオリン協奏曲を献呈した友人であるヴァイオリニスト、ステフィ・ガイヤーにちなんだ素材を用いている。
この献呈のモチーフは、協奏曲と《2つの肖像》、そして1906年から1908年にかけて書かれた《14のバガテル》の最後にも徹底的に使われました。


このセットは、献呈の、たった4つの音からなるゆっくりとしたモチーフで始まります。
献呈に続いて始まる第1曲は、ユニゾンで奏される非常にシンプルな旋律で、アレグロ・モデラートと記されています。
第2曲は「苦痛のレスリング」と訳され、右手でメロディーを弾きながらオスティナートのベースラインを奏でます。
第3曲は民謡を編曲したものですが、ユニゾンと伴奏の両面で、これまでの作品に見られた要素がすでに出ています。
第4曲は、メロディーを左手と右手の両方で演奏するスローテヌートの曲となっていますが、ユニゾンは行われません。
第5曲は、このセットの中で最も長い曲です。構成は厳密にABABAで、メロディーは右手だけで演奏されます。
第6曲は民謡を編曲したもので、両手でリズムを取ります。
第7番は、あらかじめ設定された民謡を中心にメロディが展開される第6番とは対照的に、ハーモニーが絶えずぶつかり合う3分の1のメロディが展開されます。
第8曲は、やはり民謡の旋律を用いたテヌート的な作品です。
そして、9曲目は5本の指で音階を練習するための習作です。
最後に第10曲は、よく知られたメロディにベースラインの跳躍音を添えたものです。


バルトークは1929年11月20日に第5番と第10番を演奏して録音したことが知られていますが、残りの曲を自分で演奏して録音したことがあるかどうかは不明です。
教育的な目的で使用される楽曲を丸ごと録音することは、長時間の録音には費用がかかるため、当時は珍しいことでした。


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  2023/07/28   animato

サックス四重奏「カンツォーナ ラ・ビニャーニ」

サックス四重奏「カンツォーナ ラ・ビニャーニ」
ジョヴァンニ・カヴァッチョ
Canzona La Bignani
Giovanni Cavaccio

編成はソプラノ、アルト、テナー、バリトンです。
木管四重奏、クラリネット四重奏、金管四重奏版は発売中です。

バロック期イタリアの華麗な響きをコンサート・ピースに、ぜひどうぞ。

サックス四重奏「カンツォーナ ラ・ビニャーニ」
ジョヴァンニ・カヴァッチョ
Canzona La Bignani
Giovanni Cavaccio

編成はソプラノ、アルト、テナー、バリトンです。
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バロック期イタリアの華麗な響きをコンサート・ピースに、ぜひどうぞ。

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Giovanni Cavaccio(ジョヴァンニ・カヴァッチョ)は、17世紀初頭のイタリアの作曲家であり、その時代の多声音楽の重要な一人です。
彼の作品の中でも特に知られているのが、彼が作曲した「Canzona La Bignani(カンツォーナ ラ・ビニャーニ)」です。

「Canzona La Bignani」は、カンツォーナ(Canzona)と呼ばれる楽曲形式に基づいており、特にブラス楽器によるアンサンブル演奏で知られています。
この楽曲は、主に金管楽器(トランペット、トロンボーン、ホルン)や打楽器(ティンパニ)で演奏されますが、他の楽器のバージョンも存在します。

「Canzona La Bignani」は、音楽的に優雅でエネルギッシュな雰囲気を持っています。曲は、明るく陽気なテンポで始まり、
リズミカルな旋律や対位法的な要素が豊富に盛り込まれています。これらの要素は、バロック音楽の特徴であり、当時のイタリア音楽のスタイルを反映しています。

カンツォーナは、もともとイタリアの詩の形式であり、16世紀から17世紀にかけて音楽にも取り入れられました。
カヴァッチョの「Canzona La Bignani」は、この詩の形式に基づいており、複数の楽器の対話や対位法的な技巧を駆使した作曲が特徴です。

「Canzona La Bignani」は、演奏者たちにとっても技術的な挑戦を要求します。複雑なリズムパターン、速いテンポ、および技巧的なパッセージは、
演奏者の卓越した技術と協調性を必要とします。このため、この曲は、音楽学校やプロのアンサンブルによってよく演奏されることがあります。

「Canzona La Bignani」は、カヴァッチョの作品の中でも特に有名であり、彼の音楽的な才能と創造力を示すものとして高く評価されています。
この曲は、バロック期の音楽の魅力を存分に味わうことができる作品であり、イタリア音楽史上の重要な一部として位置づけられています。

カヴァッチョ自体は、イタリアの地方で活動していた作曲家であり、彼の作品は主に地元の教会や宮廷で演奏されていました。
彼は多くの宗教音楽や室内楽を作曲しましたが、その中でも「Canzona La Bignani」は特に著名です。

この曲は、その華麗な楽想やリズミカルな特徴により、当時の聴衆に大きな印象を与えました。カヴァッチョの作曲スタイルは、
その時代のイタリア音楽のトレンドに合致しており、彼の曲は地元の教会や宮廷の音楽愛好家によって高く評価されました。

「Canzona La Bignani」の演奏は、その音楽的な複雑さと技術的な要求から、バロック音楽の研究や演奏に携わる人々にとって重要な課題となっています。
この曲は、当時の音楽の特徴を体現しており、バロック期の音楽の理解を深めるための貴重な資料としても扱われています。

「Canzona La Bignani」は、カヴァッチョの作曲スタイルやバロック期の音楽の魅力を伝える優れた作品として評価されています。
その華麗な音楽的表現と技術的な要素は、聴衆に感動を与えるだけでなく、演奏者にとっても技巧の向上と音楽的な成長を促すものとなっています。

カヴァッチョの「Canzona La Bignani」は、彼の音楽的な遺産の一部であり、バロック音楽の愛好家や研究者にとって重要な作品です。
その優れた作曲技術と音楽的な表現力は、今日でも音楽愛好家たちによって高く評価されています。

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  2023/07/27   animato

《今日の新譜》無料楽譜(カラオケ)「願い続けること」

《今日の新譜》無料楽譜(カラオケ)「願い続けること」

元気を失ったり落ち込んだりしたすべての人を応援する曲です。

失敗を繰り返しながら一歩を踏み出す決意を歌っていただければ幸いです。
もどかしい季節をお過ごしの皆様へ、ぜひ演奏して友達の心に寄り添って、歌うことで応援しましょう。

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20曲ほどの無料楽譜があります。チャンネル内検索で「無料楽譜」と入力してください。

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アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

願い続けること

作詞:伊香オリヘス
作曲:瀬 浩明

1どうしたの元気無さそうだけど
 みんなでランチが始まる頃よ

 食べればやる気も湧いてくるわ
 みんなで喋って楽しく過ごそう

 落ち込んでいてはダメよ
 あなたの話聴くから

 どんなに難しい話でも
 解決してみせるわ

2やっぱり予想が的中したわ
 恋愛相談専門なのよ

 毎晩うなされる程なのね
 そんな時星に願いを託して

 神様どうか私に学校一の輝きを
 与えてくださいお願いよ
 そう祈ってみるのよ
 今日から毎晩よ

 神様どうか私に学校一の輝きを
 与えてくださいお願いよ
 祈ればきっと叶う

 願い続けることは夢に一歩ずつ
 近づくことなの

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  2023/07/27   animato

クラリネット五重奏「いと愛しまつるイエスよ、われらここに集いて」BWV 730

クラリネット五重奏「いと愛しまつるイエスよ、われらここに集いて」BWV 730
J.S.Bach
Liebster Jesu, wir sind hier BWV 730

編成はCl.4本、Bs.Cl.です。
サックス五重奏版、木管五重奏版、金管五重奏版は発売中です。

賛美と感謝の気持ちを表現した美しいバッハの魅力をぜひ味わってください。

クラリネット五重奏「いと愛しまつるイエスよ、われらここに集いて」BWV 730
J.S.Bach
Liebster Jesu, wir sind hier BWV 730

編成はCl.4本、Bs.Cl.です。
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アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

「Liebster Jesu, wir sind hier」(BWV 730)は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハによって作曲されたオルガンのためのコラール前奏曲です。
この曲は、バッハのオルガン作品の中でも非常に人気があり、彼の宗教音楽の重要な一部です。

「Liebster Jesu, wir sind hier」は、ドイツ語の教会の賛美歌「Liebster Jesu, wir sind hier」に基づいています。
この賛美歌は、信仰の場で歌われることが多く、愛するイエスへの祈りと賛美の感情を表現しています。

バッハは、この賛美歌の旋律を取り上げ、その美しさと宗教的な深みを反映するように編曲しました。
曲は4つの部分から構成されており、それぞれが特定の音楽的アイデアを表現しています。

まず、曲は静かで柔らかな導入部から始まります。短いイントロダクションの後、主題がオルガンの中音域で提示されます。
これに続いて、重音のモチーフが現れ、曲にダイナミックなエネルギーをもたらします。

次に、曲はコントラポイント(対位法)の技法を使用して展開されます。バッハは旋律の対旋律やフーガのような対位法的な関係を採用し、
楽曲の複雑さと深みを増しています。これにより、賛美歌の言葉の奥深さと、信仰の深さを表現しています。

第三部では、旋律がより華やかに再現されます。オルガンの上部で明るく躍動する音楽が展開され、賛美歌の喜びと讃美の感情を表現します。
バッハの巧妙な和声とリズムの使用により、聴衆は感情的な高まりを体験することができます。

最後に、曲は静かな結びの部分で終わります。オルガンの音色が次第に静かになり、穏やかな終結を迎えます。
これは、信仰と祈りの穏やかな安らぎを表現しています。

「Liebster Jesu, wir sind hier」(BWV 730)は、バッハのオルガン作品の中でも特に優れた作品の一つであり、
彼のオルガン音楽の傑作として広く称賛されています。

この曲は、バッハの作風や音楽の特徴を示す点でも注目に値します。バッハの対位法的な技巧や和声の巧妙な使用、緻密な楽曲構造が随所に見られます。
また、彼の音楽の深さと宗教的な感情の表現力もこの曲には顕著に現れています。

「Liebster Jesu, wir sind hier」は、バッハの宗教音楽の一環として、信仰と祈りへの深い感情を表現しています。
賛美歌の旋律をオルガンの美しい音色と共に奏でることによって、聴衆は宗教的な体験や内省を促されるのです。

バッハのオルガン作品は、彼の時代のオルガン音楽の最高峰として評価されており、多くのオルガニストや音楽愛好家によって演奏され続けています。
また、バッハの音楽は時代を超えて多くの作曲家や音楽家に影響を与え、今日でも広く愛されています。

「Liebster Jesu, wir sind hier」(BWV 730)は、バッハのオルガン音楽の中でも特に美しく、感動的な作品です。
その音楽的な魅力と宗教的な深みは、聴衆に永遠の価値を伝え続けています。

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  2023/07/25   animato

金管四重奏 「ラ・ダマ・ル・デマンダ」(貴婦人があなたを求めている)による変奏曲

金管四重奏 「ラ・ダマ・ル・デマンダ」(貴婦人があなたを求めている)による変奏曲
アントニオ・デ・カベソン
Diferencias sobre el canto de"La Dama le demanda"
Antonio de Cabezon

編成はTp.、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
木管四重奏、サックス四重奏、クラリネット四重奏版は発売中です。
典型的なイベリア半島のルネッサンス音楽を、ぜひお楽しみください。

金管四重奏 「ラ・ダマ・ル・デマンダ」(貴婦人があなたを求めている)による変奏曲
アントニオ・デ・カベソン
Diferencias sobre el canto de"La Dama le demanda"
Antonio de Cabezon

編成はTp.、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
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アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

スペインの盲目の作曲家、オルガニスト、アントニオ・デ・カベソン(1510頃-1566)のカント「ラ・ダマ・ル・デマンダ」を題材にした
ディファレンスの作品で、5つの変奏を楽しめます。
16世紀、ヨーロッパ大陸の西の果てのイベリア半島に、偉大な盲人オルガン奏者が出現します。
それがアントニオ・デ・カベソン(1510ごろ-1566)です。
当時のスペイン音楽の技法に、西洋音楽史上はじめての変奏曲形式と言われる
「ディフェレンシアス(diferencias、スペイン語で「たがいに異なるもの」の意)というのがありますが、
ディフェレンシアス発展の立役者だったのが、ほかならぬこのカベソンです。

ランディーニと同様、カベソンも幼少時に失明しましたが、オルガン演奏技法を習得すると、1539年以後、
スペイン王家に仕える音楽家として身を立てます。彼は「ディフェレンシアス」と、
もうひとつスペインバロック特有の変奏曲様式「ティエント」によるオルガン独奏曲を数多く残しました。
鍵盤音楽の大家として名を馳せたカベソンは「スペインのバッハ」の異名をとり、つづく世代のコレア・デ・アラウホとともに、
スペインバロックのオルガン音楽黄金時代を築いたのです。

この旋律は、Thoinot Arbeauがよく演奏するpavane "Belle qui tiens ma vie" (彼のOrchesographieより)でも使用されています。
この曲の歌詞は

--------------------------------------------------------------------------------

マダムは[彼に]尋ねる。
-先生、いつお手伝いしてくれるんですか?

泣いている彼女に答える。
-あなたは私に会うことはないでしょう。

--------------------------------------------------------------------------------
といった内容です。

16世紀から18世紀にかけてのイベリア半島の鍵盤楽器のレパートリーの作品には、多くの版で誤りがあり、その中には重要なものもあります。

これらは、転写や印刷の場合もあります
。しかし、多くの場合、これらの誤りは原典にすでに存在しており、その多くは後期写本です。

著者のオリジナルではありません。

Antonio de Cabezon (c1510-1566), Castrillo Matajudios (Burgos) アントニオは、若い頃から目が見えませんでした。
しかし、音楽的な資質を買われて、イザベラ・カトリックやシャルル5世などの宮廷で音楽家として活躍することになりました。
その後、フィリップ2世の主人となり、ヨーロッパを旅行する際に同行し、フィリップ2世とメアリー・チューダーとの結婚の際には
ロンドンへも赴きました。
当時、最も優れたキーボード奏者の一人とみなされています。彼の音楽は典型的なイベリア音楽で、
ハープ奏者や吟遊詩人によって演奏されたこともありま。ベネガス・デ・ヘネストローサの本には、すでにいくつかの作品が収録されていましたが、
それらを出版したのは主に息子のエルナンドでした。エルナンド自身は、
「カベソンが即興で演奏したときが本当の神童であり、これらの出版物はパン屑に過ぎない」と語っています。

アントニオ・デ・カベソンは、叔父が教区の総督を務めていたパレンシアで音楽の訓練を受けました。
1526年にイザベラ王妃の礼拝堂のオルガニストになり、その後フィリップ2世に仕え、王位に就く前も後も、
王とイギリス女王メアリーとの結婚に伴う海外旅行などに同行しました。当時のキーボード奏者としては第一人者でした。
彼の3人の息子と2人の娘も王室に仕え、そのうち前者2人はオルガン奏者、作曲家として活躍しました。


鍵盤音楽

アントニオ・デ・カベソンは、オルガン奏者、クラヴィコード奏者として卓越した存在でした。
彼の鍵盤音楽は、技巧と雰囲気の異なる29のティエントス、俗曲の変奏曲であるディフェレンシアス、詩篇の8音を和声化した
ベルシージョ、マニフィカト、そして他の作曲家のポリフォニック作品に基づく作曲であるグローザから構成されています。


アントニオ・デ・カベソン(1510-1566)はスペインのルネサンス時代の作曲家、オルガニストで
彼は幼児期に失明したものの、素晴らしい音楽的才能を発揮し、オルガンと鍵盤楽器のための作品を数多く残しました。
当時はジョスカン・デ・プレの音楽が流行していて、カベソンも彼の声楽曲を鍵盤楽器用に編曲したものもありますが、
一方、当時としては先鋭的な技法を用い、後のバロック音楽を先取りするかのような作品も数多くあります。
 彼の代表作であるティエントとは、イベリア半島に発生したポリフォニー様式の器楽作品の様式で、
スペイン語の「触れる」という意味のtentarが語源と言われていて、その起源はフォリア(狂乱を表す舞曲)や、
民謡にさかのぼることができます。形式は変化に富んでいますが、カベソンの曲は即興的な前奏とリチェルカーレを元にした、
比較的厳格なもので、オルガン音楽の発達にも多大なる貢献をしています。

アントニオ・デ・カベソン(Antonio de Cabezon, 1510年3月30日 ブルゴス - 1566年3月26日)は、スペインのルネサンス音楽の
作曲家・オルガニスト。幼児期に失明した。オルガンのためのティエントで有名。多くの作品が出版譜のかたちで現存します。
カベソンの作品は、現存する初期のオルガン作品の一つです。
作品には多くのIntabulations(ジョスカン・デ・プレなどのポリフォニー声楽を鍵盤楽器に編曲したもの)、ティエント、
ディフェレンシアスがあります。

生前に40曲がVenegas de Henestrosaの編纂したLibro de cifra nueva (Alcala de Henares, 1557)に収められ出版されましたが、
大部分は彼の死後、息子のエルナンドによってObras de musica para tecla, arpa y vihuela (Madrid, 1578)として刊行されました。
この中に収められた275曲のほとんどが、オルガンないし他の鍵盤楽器のためのものです。撥弦楽器とアンサンブルのための器楽曲、
歌曲も作曲しましたが、今はただ1曲の歌曲が残っているのみです(Cancionero de la Casa de Medinaceli中のInvocacion a la letania)。
クエンカのカテドラルに所蔵された1611年の楽譜目録にカベソン作のミサ曲が載っていますが、おそらく他の多くの曲もそうだったように、
曲そのものは失われました。

ティエントはイベリア半島で誕生したポリフォニー様式の器楽であり、tastar de corde(即興的な前奏)と
リチェルカーレ(即興的前奏、後に発達して厳格な模倣対位法による作曲法)に関連づけられてきました。
カベソン作の29のティエントが現存している。うち14曲がLibro de cifra nuevaに収められていますが、
これらはすべて長い音価で書かれていて、模倣対位法と非模倣的な部分が交互に現れます。通常3ないし4つの主題があり、
最初の主題がもっとも展開されます。非模倣的な部分では頻繁に、拡張された2重奏、オスティナートに変化して行く動機といった、
当時のこの分野としては珍しいな技法が用いられています。別の12曲がObras de musicaに収められていて、
6曲は若い頃のもの、6曲は晩年のものです。初期の作品が多くの点でLibro de cifraに収められた作品に似る一方で、
後期のティエントはより短い音価、より長く特徴的な主題を用いる傾向があり、多くの特徴がバロック音楽を先取りするものとなっています。

変奏曲を得意としていたカベソンですが、盲人ゆえに研ぎ澄まされた感覚があったのでしょう。
多声的な作品が多いのですが、旋律の織りあいや構成のバランス感覚が素晴らしい作品が見られます。
鍵盤音楽黎明期にこれほどまでに驚異的な作品を書き、オルガン音楽界の扉を開きました。
肖像画は残念ながら残っていないようです。

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  2023/07/24   animato

Solo+木管三重奏+ カタリ・カタリ(つれない心)

Solo+木管三重奏+ カタリ・カタリ(つれない心)
サルバトーレ・カルディッロ
Core 'ngrato (Catari, Catari)
Salvatore Cardillo

編成はSoloパートおよびOb.またはFl.、Cl.、Bsn.、Marim.です。
同梱のSoloパート楽譜はin F版(Hn.)、
in C版(Ob.、Mallet Perc.など)、
in C-Fl.版(Fl.、Pic.)、
in C低音版(Eup.、Bsn.、Tbn,、St.Bs.など)、
Tubaは1オクターブ下げて演奏可能です。
in B版(Tp.、Cl.、Bs.Cl.、Sop.Sax.、T.Sax.など)、
in Es版(Es Cl.、A.Sax.、B.Sax.など)が含まれています。
多くの楽器がSoloを担当し、伴奏は次の編成も含め4種類から選ぶことができます。
クラリネット三重奏、サックス三重奏、金管三重奏版は発売中です。
参考音源ではSoloパートをFl.が担当しています。

悲しくも美しい失恋のメロディーを、ぜひお楽しみください。

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アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

「Core 'ngrato」は、イタリアの作曲家サルバトーレ・カルディッロによって作曲された歌曲で、
リカルド・コルダラによって歌詞が書かれています。この歌は、ナポリ方言で「愛すべき心」という意味があります。
「Core 'ngrato」は、感情豊かなナポリ民謡の一つであり、その情熱的なメロディと深い歌詞で知られています。
この歌の歌詞は、失恋や愛の痛みをテーマにしており、歌手が自分を傷つけた恋人に対する怒りや悲しみを歌い上げます。
歌手は、かつて愛した人が自分を裏切ったことに対しての憎しみや悲しみを表現し、その痛みを歌声に乗せて聴衆に伝えます。
また、「Core 'ngrato」は、愛を貫き通す決意や、恋人の姿を心に刻み続ける情熱を歌っています。
歌手は、自分の愛を貫く決意を持ち続け、恋人の記憶を自分の中に生かし続けるという強い思いを歌に込めています。
そのため、この歌は、愛の複雑な感情や深い情熱を描写した作品として、多くの人々の心を打つのです。
「Core 'ngrato」は、その美しいメロディが特徴的であり、情感溢れる旋律が聴衆を引き付けます。
特に、繰り返し歌われるメロディのフレーズは、印象的で耳に残ります。歌手の情感に合わせて、旋律は抒情的に歌われ、聴衆を感動させます。
この歌は、オペラ歌手やテノール歌手によっても歌われることが多く、彼らの情感豊かな歌声によって、
より深い感情を伝えることができます。また、イタリアを代表する歌の一つとして、世界中の人々に親しまれています。
「Core 'ngrato」は、愛と失恋、情熱と悲しみという普遍的なテーマを描写しており、その歌詞とメロディが一体となった作品として、
多くの人々の心を打ち、感情に共鳴することができます。
カルディッロの作曲による「Core 'ngrato」は、イタリアの音楽文化に深く根付いた作品として、多くの人々に愛されています。
また、「Core 'ngrato」は、その歌詞によっても注目される作品です。歌詞はナポリ方言で書かれており、
ナポリの民謡独特の表現力豊かな言葉が使われています。歌手が自分の恋人に対しての感情を歌い上げる歌詞は、
直情的でありながらも深い情感を持っています。

「Core 'ngrato」は、1901年に初めて発表されて以来、多くの歌手によってカバーされ、幅広いアーティストによって演奏されています。
また、映画やテレビ番組、舞台などでも使用され、その美しい旋律と情感あふれる歌詞が物語を盛り上げる役割を果たしています。
最後に、カルディッロの「Core 'ngrato」は、イタリアの音楽文化の一部として、その美しいメロディと深い歌詞によって、
多くの人々に愛され続けています。愛と失恋、情熱と悲しみという普遍的なテーマを歌い上げるこの歌は、
多くの人々の心を打ち、感動を与える名曲の一つとして、今日まで高い評価を受け続けています。

サルバトーレ・カルディッロ( Salvatore Cardillo 1874 - 1947 )はイタリアはナポリ生まれの作曲家です。
『カタリ・カタリ(つれない心)』は、サルバトーレ・カルディッロによって、1911年に作曲され、イタリアのオペラ歌手
エンリコ・カルーソー(Enrico Caruso)のために書き上げられたナポリ歌曲です。
カルソーの後も、ドミンゴ、カレーラス、パバロッティなど多くの著名なテノール歌手らの重要なレパートリーとなりました。
歌詞の内容は、女性に捨てられた男性の深い悲しみを切々と歌い込むという、女々しさの極致を行く情けない悲恋の歌です。
日本男児にも気持ちだけは通じるが、決して真似は出来ない。さすがはイタリア男という感じで、この切々とした男心を
切々と歌っています。

Core 'ngrato    
つめたい心(カタリ カタリ)  
詩: コルディフェッロ (Riccardo Cordiferro,1875-1940) イタリア→アメリカ
曲: カルディッロ (Salvatore Cardillo,1874-1947) イタリア→アメリカ   歌詞言語: イタリア語
Catari,Catari,
pecche' me dice sti parole amare?
pecche' me parle,e 'o core me turmiente,
Catari?
Nun te scurda' ca t'aggio dato 'o core,
Catari,nun te scurda'!
Catari,Catari,
che vene a dicere
stu parla' ca me da spaseme?
Tu nun ce pienze a stu dulore mio
tu nun ce pienze,tu nun te ne cure.

Core,core 'ngrato,
t'haie pigliato 'a vita mia,
tutt'e' passato
e nun ce pienze cchiu'!


Catari,Catari
tu nun o saie ca 'nfino int''a na chiesa
io so' trasuto e aggio priato a Dio,
Catari
e ll'aggio ditto pure a 'o cunfessore
I' sto' a suffri pe chella lla'!
Sto a suffri,sto a suffri
nun se po credere
sto' a suffri tutte li strazie
e 'o cunfessore ch'e' persona santa
m'ha ditto: figlio mio,lassala sta',lassala sta'!

Core,core 'ngrato,
t'haie pigliato 'a vita mia,
tutt'e' passato
e nun ce pienze cchiu'!

カタリー、ねえカタリー
どうして君はボクに言うの そんなヒドイこと?
どうしてボクの心を苦しませる言い方をするの、
カタリー?
忘れちゃいやだよ、ボクがかつて心のすべてを捧げたことを、
カタリー 忘れないで!
カタリー ねえカタリー、
なんでそんなことを言うの
ボクをキズ付けるようなことを?
きみはボクのこの苦しみなんて考えてない
気遣いも思いやりもないじゃないか

心よ、つめたい心よ
きみはボクの人生を奪い去ったんだ
もうオシマイなのかなあ
きみはもう気にかけてもくれない!


カタリー、ねえカタリー
君は何も知らないんだ、ボクが教会に行ってきたことも
神様にお祈りしたことも、
カタリー
それからボクが神父様にこう告白したことを、
「ボクは死にそうです あの人のために!
ボクは苦しいんです ボクは苦しいんです 
信じられないくらい
ボクは苦しいんです このひどい痛みで」って
でもその告白に、偉い神父様は
こう答えられたんだ「彼女に任せなさい 彼女に任せなさい」って

心よ、つめたい心よ
きみはボクの人生を奪い去ったんだ
もうオシマイなのかなあ
きみはもう気にかけてもくれない!

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  2023/07/23   animato

サックス四重奏 さすらいの旅人

サックス四重奏 さすらいの旅人
アンドリュー・ボイセン, Jr.
Poor Wayfaring Stranger
Andrew Boysen Jr.

編成はソプラノ、アルト、テナー、バリトンです。
木管四重奏、クラリネット四重奏、金管四重奏版は発売中です。
アメリカの伝統的な黒人霊歌(ゴスペル)音楽を、ぜひお楽しみください。

サックス四重奏 さすらいの旅人
アンドリュー・ボイセン, Jr.
Poor Wayfaring Stranger
Andrew Boysen Jr.

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アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

「さすらいの旅人」は、アメリカの伝統的な黒人霊歌(ゴスペル)です。 コールド・マウンテンのCMで使用されました。
原題は「The Wayfaring Stranger」です。     
ドイツ語の讃美歌でIsaac Niswander作の「Ich bin ein Gast auf Erden」に起源するものではないかという説があります。
「深い河」や「ダウン・バイ・ザ・リバーサイド」と同じくヨルダン川を越えることが歌詞のテーマの1つです。
この歌は古いアメリカの宗教歌で、聞いていて人の行く末を示されている印象です。
人生は苦難の連続ではあるが、また楽しい事も沢山あるので最後まで頑張って生きよう、といった内容です。

" The Wayfaring Stranger "「旅する見知らぬ人」 (" Poor Wayfaring Stranger " または " I Am a Poor Wayfaring Stranger " としても知られる)、は、
19世紀初頭に生まれたと思われる
有名なアメリカのフォークおよびゴスペル ソングです 。人生の旅路にある哀れな魂。ほとんどのフォーク ソングと同様に、多くのバリエーションの歌詞が存在し、
この曲の多くのバージョンが人気のある歌手によって長年にわたって公開されてきました。多くの場合、バール アイヴスの場合のように、
歌手の人生における困難な時期や注目すべき経験に関連しています。

David Warren Steel と Richard H. Hulan によるThe Makers of the Sacred Harpという本によると、歌詞は1858年に Joseph Bever の 
Christian Songster に掲載されました。
この曲が英語版で登場したのは初めてかもしれないし、ソングライターは不明です。 スティールとヒューランは、この曲はアイザック・ニスワンダーによる
1816年のドイツ語の賛美歌「Ich bin ja nur ein Gast auf Erden」から派生したものであると示唆しています。

南北戦争の間とその後の数年間、歌詞はリビー刑務所賛美歌として知られていました。これは、バージニア州リッチモンドにある悪名高い南軍の刑務所に改築された倉庫である
リビー刑務所に収監されていた瀕死の北軍兵士がその悪条件と高い死亡率で知られていたためでした。瀕死の兵士が障害のある兵士を慰めるために歌を書いたと
信じられていましたが、1858年の南北戦争の数年前、リビー刑務所が就役する前(1862年)に出版されたため、そうではありませんでした。
アメリカ西部劇作家のメンバーは、これを史上最高の西部劇 100 曲の 1 つに選びました。

wayfaring stranger 歌詞

I am a poor wayfaring stranger
While traveling through this world of woe...
Yet there's no sickness toil nor danger
In that bright world to which I go

I'm going there to see my father
I'm going there no more to roam
I'm only going over Jordan
I'm only going over home

I know dark clouds will gather round me
I know my way is rough and steep...
But golden fields lie out before me
Where God's redeemed shall ever sleep

I'm going there to see my mother
She said she'd meet me when I come
I'm only going over Jordan
I'm only going over home

訳詞 彷徨(さまよ)える人(エミルーハリスの歌)

私は貧しい彷徨(さまよ)える人。
苦難に満ちたこの世界を旅した。
私が行きたいのは病気や苦役や危険が無い
その明るく輝いた世界。

そこには父が待っていて、
もう彷徨わなくていいよと言う。
ヨルダンを越え、
家も捨てて行く。

暗い雲が私を取り巻いているし
その行く道は急で荒れている。
しかし光輝く平野が私の前に拡がって見える。
そこは神にゆるされた者たちが休むところ。

そこには母が待っていて、
よく帰ったね。お帰りと言って呉れる。
ヨルダンを越え、
家も捨てて行く。

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  2023/07/22   animato