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2023年1月

木管四重奏 フルート四重奏曲 第4番 イ長調 K.298からロンド

木管四重奏 フルート四重奏曲 第4番 イ長調 K.298からロンド
Rondo : Allegretto grazioso
W.A.Mozart

編成はFl.、Ob.、Cl.、Bsn.です。
サックス四重奏、クラリネット四重奏、金管四重奏版は発売中です。
モーツァルトの名曲をコンサート・ピースに、ぜひどうぞ。

木管四重奏 フルート四重奏曲 第4番 イ長調 K.298からロンド
Rondo : Allegretto grazioso
W.A.Mozart

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アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

フルート四重奏曲は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが1777年から1786年にかけて作曲した室内楽曲です。フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの4つの楽器編成であり、
弦楽四重奏曲における第一ヴァイオリンをフルートが担当していると考えられます。第1番から第4番まで全4曲あり、特に第1番が広く知られています。
1777年9月、21歳のモーツァルトは職探しの目的でパリへの旅行に行きました。その途次、長期間滞在したマンハイムには、当時のヨーロッパで有数の宮廷オーケストラがありました。
モーツァルトはこのオーケストラへの就職を希望しましたが、成功するには至りませんでした。しかしモーツァルトは、このオーケストラの名フルート奏者ヨハン・バプティスト・ヴェンドリング(Johann Baptist Wendling)
という人物と親交を結び、ヴェンドリングは、ボン出身でオランダ東インド会社に勤務した裕福な医師(理髪外科医)フェルディナント・ドゥジャン(ド・ジャンとも、Ferdinand Nikolaus Dionisius Dejean)を
モーツァルトに紹介しました。音楽愛好家で、自身もフルートを吹くというドゥジャンは、モーツァルトに200フローリンで「小さくて軽く短い協奏曲を3曲と四重奏曲を何曲か、フルートのために作って」くれるように
注文しました。少しの収入が欲しかったモーツァルトはこれに応じ、結局出来上がったのはフルート協奏曲第1番、第2番(後者は旧作のオーボエ協奏曲の編曲)と3曲のフルート四重奏曲でした。
しかし約束が違うというわけで、報酬は当初の話の半分以下の96フローリンにされてしまいました。
実はモーツァルトはフルート(の音色)が嫌いで、1778年2月14日付の父宛ての手紙の中で「我慢できない楽器のための作曲をずっと続けなければならないと、お分かりのように、僕はうんざりしてしまうんです。」と
書いています。真相はわかりませんが、当時のフルートはまだベームによる改良以前で音程が不安定だったため、あるいは
アロイジア・ウェーバー(Aloysia Weber、後に妻となるコンスタンツェの姉で、作曲家ウェーバーの従姉)への恋の悩みのために予定した量の作曲が出来なかったことの言い訳だったとする説もあります。
なお、これより後の1786年ごろにもう一曲作曲していて、現在では4番と呼ばれています。

第4番 イ長調 K. 298
従来の説では1778年にパリで作曲とされてきましたが、現在では1786年の秋から翌年の初め頃にウィーンで作曲されたという説が決定的になっています。というのは、
この曲の全ての楽章の主題が当時の流行していた歌からできていてり、第3楽章が1786年にウィーンでヒットしたパイジエッロのオペラ『勇敢な競演』のアリアの主題を拝借しているからです。
1786年といえば、オペラ『フィガロの結婚』や『プラハ』交響曲が生み出された時期で、音楽の彫りが深くなり、表現にいっそう幅が増した時期でしたが、
この四重奏曲はむしろ気楽で快適な気分に満ちています。各楽章の主題が当時親しまれていた旋律によっていることも、そんな性格をいっそう強めています。

第1楽章 アンダンテ
イ長調、4分の2拍子、変奏曲形式。
フランツ・アントン・ホフマイスターの歌曲「自然に寄す」の主題による変奏曲で、フルートによる主題の後に4つの変奏が続き、主旋律を担う声部は次第に低弦へと移って行きます。
第2楽章 メヌエット
ニ長調、4分の3拍子、三部形式。
主題はフランスの古い民謡「バスティエンの長靴」です。生き生きとしたリズムの主部と、フルートの軽やかな舞いによる中間部のトリオから成っています。後者の旋律は、フランスの昔のロンドによっています。
第3楽章 ロンドー:アレグレット・グラツィオーソ
イ長調、4分の2拍子、ロンド形式。
明るく、壮麗なフィナーレですが、冗談でロンドーを“Rondieaoux”とふざけて表記している上に、アレグレット・グラツィオーソと指示した速度指定のあとに、
「あまり速すぎず、あまり遅すぎず、そうそう、愛想良く、上品に、表情豊かに (ma non troppo presto, pero non troppo adagio. Cosi-cosi - Con molto garbo ed espressione) 」と
いたずらめいた指定が書き込まれています。こうした例はホルン協奏曲にもあり、モーツァルトが親しい知人たちのための作品に書き込む冗談で、これは友情の産物であることを暗示しています。

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  2023/01/21   animato

クラリネット四重奏 コラール前奏曲「人はみな死ぬべき定めなり」BWV643

クラリネット四重奏 コラール前奏曲「人はみな死ぬべき定めなり」BWV643
BWV 643 Alle Menschen mussen sterben
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
Bach, Johann Sebastian

編成はCl.3本、Bs,Cl.です。
木管四重奏、サックス四重奏、金管四重奏版は発売中です。

恍惚感が漂うバッハの名曲をコンサート・ピースに、ぜひどうぞ。

クラリネット四重奏 コラール前奏曲「人はみな死ぬべき定めなり」BWV643
BWV 643 Alle Menschen mussen sterben
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
Bach, Johann Sebastian

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アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

「人はみな死ぬべき定めなり」(Alle Menschen musen sterben)は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハのコラール前奏曲BWV643です。
また同名の4声コラール集のコラールBWV643BWV262番があります。こちらはバッハの教会カンタータBWV162ああ、いまわれ婚宴に行かんとしてに組み込まれています。
このメロディは、バッハがカンタータに使用する以前に現れておらず、シュピッタはバッハ創作説を唱えました。
しかし、ローゼンミュラーによる5声部の編曲が存在したことが分かっていて、上はそのデスカントメロディですが、バッハのメロディと調和します。
おそらく、バッハのメロディはそのテノールパート(すでに失われている)であろうと推定されています。

BWV643は、バッハのオルガンビュッヒレイン様式を最もよく表している曲の一つです。恍惚とした雰囲気が漂うこのコラール前奏曲は、
天上の喜びをテーマにした葬送賛美歌です。シンプルなカントゥス・ファルクスは、3つのセミクエーバー(16分音符)と
2つのクエーバー(8分音符)のモチーフを伴って、クロッチ(4分音符)で歌われ、2つの内声部とペダルの間で響きます。
この形は、同時代のゲオルク・ベームやダニエル・ヴェッターのオルガン作品にも見られます。
シュヴァイツァー(1905)は、バッハがこれを「至福の平和」のモチーフとして用いたことを説明し、"死の必然性を語る賛美歌の旋律は、
こうして来るべき栄光に照らされたモチーフに包まれる "と評しています。
内部では3分の3拍子と6分の6拍子が調和しているにもかかわらず、モチーフの2番目のセミクエーバーで一瞬不協和音が生じるが、瞬時に解消され、
ここでも悲しみに彩られた喜びのムードに一役買っています。
スピッタ(1899)は、「コラールAlle Menschen musen sterbenに潜む優しいメランコリー、例えば最後の小節でc♯とc'の誤った関係、
そしてほとんど感知できないメロディの装飾から生じる何とも言えない表現力は!」とコメントしています。

歌詞
J.ローゼンミュラーあるいはJ.G.アルビー。
1.
Alle Menschen musen sterben, すべての人は死ななければならない、
Alles Fleisch vergeht wie Heu;すべての肉は草のように去り、
Was da lebet, mus verderben,いのちは朽ちる、
Soll es anders werden neu.しかし、新しくされる。
Dieser Leib, der mus verwesen,肉体は朽ちて、
Wenn er anders soll genesen 再び復活のからだが、
Zu der grosen Herrlichkeit,栄光の日に与えられる、
Die den Frommen ist bereit. 義人には。

7.
Ach, ich habe schon erblicket おお私は見た
Diese grose Herrlichkeit! 大いなる栄光!
Jetzund werd' ich schon geschmucket 私はいまかざる
Mit dem weisen Himmelskleid 天の白い服と
Und der goldnen Ehrenkrone, 金の冠でもって、
Stehe da vor Gottes Throne, 私は神の御座の御前に立ち、
Schaue solche Fruede an, 歓喜を持ってあおぎみる
Die kein Ende nehmen kann. このときは永遠に終わりがない。

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  2023/01/20   animato

サックス四重奏 ファセイラ(気取った女性)、ワルツ

サックス四重奏 ファセイラ(気取った女性)、ワルツ
Faceira, Valsa
エルネスト・ナザレ
Ernesto Julio Nazareth

編成はソプラノ、アルト、テナー、バリトンです。
木管四重奏、クラリネット四重奏版、金管四重奏版は発売中です。
「ブラジルの魂そのもの」と讃えられるナザレの音楽を、ぜひお楽しみください。

サックス四重奏 ファセイラ(気取った女性)、ワルツ
Faceira, Valsa
エルネスト・ナザレ
Ernesto Julio Nazareth

編成はソプラノ、アルト、テナー、バリトンです。
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アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

Faceira, Valsa ファセイラ(気取った女性)、ワルツ
原曲はト長調(ヘ長調アレンジ)のワルツです。「気取った女性」ではありますが少し憂いを湛えたような、やや物悲しいワルツです。
Bメロはホ短調で哀愁が漂います。Cメロはハ長調に転調し、ト長調のAメロが再現して曲を結びます。
特別に風変わりな旋律や和声を伴わず、音域も限られた中に収まっています。全曲を通して派手な跳躍や表現は見られません。
そんな曲調ですから、終始落ち着いた雰囲気を醸し出し、安らかな気持ちで演奏や鑑賞ができる作品です。

「ブラジルの魂そのもの」と讃えられるナザレの音楽を知らずしてブラジル音楽は語れません。
南国ののどかな風光と、アフリカの野性的なエネルギーと、ロマンティシズムが渾然と混じり、甘美で、ちょっぴり切ない独特の音楽が聞こえてきます。
ミニョーネはこう述べています。「私は1917年頃にEduardo Soutoの楽譜店でナザレに会ったことがある。ナザレは自作曲を決して急がず、
カンタービレで弾いていた。彼はこう言っていたよ、『私の作品はあちこちでメチャメチャに弾かれている。みんな速く弾きすぎだ。
特に "Apanhei-te, Cavaquinho" は酷いことになっている。あの曲はゆっくりと、左手はカヴァキーニョを思い浮かべてアルペジオで弾くもんだ』と。」

エルネスト・ジュリオ・ナザレー (Ernesto Julio Nazareth (またはNazare とも), 1863年3月20日 - 1934年2月4日)は、ブラジルのピアニスト・作曲家です。
一生をリオ・デ・ジャネイロで過ごしました。「ブラジル風タンゴ」やショーロなど、国内の民族音楽に影響されたピアノ曲を量産しました。
そのような作曲姿勢から、しばしば「ブラジルのショパン」と呼ばれています。ピアノ以外の音楽教育は学ばなかったため、
残された作品はサロン小品と声楽曲ばかりであり、管弦楽曲や室内楽・カンタータやオラトリオのような分野の大作はなく、作曲技法も必ずしも洗練されていません。
しかしながら、民衆音楽の影響のもとに切り開いた独自の素朴な詩境は、のちにヴィラ=ロボスから、「ブラジルの魂」と称賛されました。
中産階級ながらもあまり豊かでない下級官吏の家庭に生まれ、ショパンを愛する母親からピアノの手ほどきを受けました。
早い年齢でたぐい稀な音楽的才能が認められ、家族ぐるみで付き合いのあったアフロ=アメリカンの作曲家、
リュシアン・ランベールにも音楽の手ほどきを受けました。
1873年に母親が亡くなってからもピアノを学び、間もなく作曲も手がけるようになりました。
最初の出版作品のポルカ『ボセ・ベン・サービ"Voce Bem Sabe"』 (あなたはよく御存知)は、14歳になるまでに作曲・出版されました。
その後は、ショーロの楽士たちとたむろして、敏感で独特なリズム感を身につけました。マシシェ maxixe やルンドゥ lundu 、ショーロ choro 、
アフリカ系住民のダンスなど、さまざまな民族舞曲に影響されました。

長年ナザレーは、映画館オデオン座の待合室でピアニストとして働き、ここで最も有名な作品の一つ『オデオン』を作曲しました。
外国から数少ない音楽家がブラジルを訪問した際、オデオン座のナザレーの演奏を見学したといわれています。

1920年代初頭には、音楽ショップにピアニストとして雇われました。顧客が購入する際に持ち寄ってきた楽譜を見ながら、演奏し、
客の要望に沿うかどうかを確認して見せるのが任務でした。客の中に、ナザレー作品の楽譜を手ずから弾こうとする者がいると、止めさせて、
解釈が誤っていると苦情を言うのが常だったそうです。

ナザレーは、心底からのブラジル人音楽家であり、音楽は楽しまれるべきであるとして、それ以上を望みはしませんでした。
ほとんど独学であり、音楽活動のほとんどは、劇場や映画館の伴奏ピアニストとして、あるいは小劇場のアンサンブルでのピアニストとして、
演奏するのに振り当てられました。
そのような劇場アンサンブルの楽団員の知り合いには、後の大作曲家ヴィラ=ロボスがいて、当時はチェリストとして活動していました。
ナザレーはショーロの発展のおおもとであり、ヴィラ=ロボスは、これに基づき、後に自らの創作活動を繰り広げていったのです。

ナザレーは、ブラジルの民族音楽以外にも明らかに影響されていて、子供時代にむさぼるようにして学んだショパンの影響が中でも顕著です。
また、1869年にきら星のようにリオ・デ・ジャネイロにデビューして、瞬く間にブラジル楽壇を席巻したゴットシャルクの作風もナザレーにはお馴染みでした。
作品には、19世紀ヨーロッパのクラシック音楽の豊かな和声法がこだましながら、ナザレーの生地ブラジルの、シンコペーションをともなう
民族舞曲のリズム法に織り込まれてゆくのが認められます。そのうえ、アメリカ合衆国のラグタイムや初期のジャズの、小気味よいリズム感も健在である。これらの要素を統合して一つの有機体へとまとめ上げたことがナザレー独自の能力で、結果的には、ピアノ曲のレパートリーだけでなく、20世紀の音楽にも重要な貢献を果たしている。

ナザレーはショパンやその他のヨーロッパの作曲家から霊感を受けたように、逆に自らも、間接的とはいえ、ヨーロッパの作曲家に何かしらの影響を与えています。
フランス人作曲家のダリユス・ミヨーは、自伝の中で、ブラジル滞在中にリオ・デ・ジャネイロの映画館でナザレーがピアノを演奏する風景を回想しています。
ミヨーはその音楽のリズムにたちどころに虜となって、ブラジル音楽をきわめてやろうと決心したというのです。
その最終的な成果こそが、ミヨーのピアノ曲『ブラジルの想い出 Saudades do Brasil』でした。

ナザレーは「ブラジルのショパン」と呼ばれていますが、作品に副題を好んでつけた点で、ショパンとは違っています。
ショパンやフォーレよりもヨーロッパのサロン音楽の伝統に忠実だったといえます。
しかしながら19世紀から20世紀初頭まで、ヨーロッパではサロン小品にフランス語の題名をつける慣習がまだ根強く残っていたのに対して、
ナザレーは母語のポルトガル語に固執しました。
また題名によって、ドビュッシーやラヴェルのように、美術や文学からのインスピレーションをほのめかしたり、
リストのように詩的な連想を暗示することもありませんでした。
ナザレーの曲名には、しばしば第三者にとって謎めいた響きをもつものもありますが、それらは実在するスポーツチームやダンスクラブ、雑誌名など、
ナザレーの日常生活の周辺から切り取られたものばかりです。このような意味で、ナザレーは「ブラジルのショパン」と呼ぶよりは、むしろ
「ブラジルのクープラン」と呼んでこそふさわしいかも知れません。

およそ300曲のピアノ小品において、ナザレーはみごとに、大衆的なブラジル舞曲のエッセンスを捕まえています。
ナザレーは、厳密には都会の聴衆のために作曲したのですが、その作品には、(ブラジルで奴隷制が廃止された1888年以降の作品でも、)
アフリカ系民族音楽の豊かな影響が息づいています。ほとんどの曲に、スコット・ジョプリンが発想したようなシンコペーションが使われています。
ナザレーのピアノ曲には、ブラジルのありとあらゆるダンスが盛り込まれています。マシシ(英語版)、バトゥーキ(英語版)、 サンバ、
そして中でも重要なのがタンゴです。後に世界中を熱狂させ、席巻したタンゴが、ブラジル生まれだったというだけでなく、
実際にはナザレー自身の創り出したジャンルだったという証拠になるからです。
もしそれが間違いだったとしても、「ブラジル風タンゴ」の発展のほとんどにナザレーがかかわっていて、このジャンルに優に100曲を残しています。

最も有名な作品に、『ブレジェイロ(ろくでなし)"Brejeiro"』『アメノ・ヘゼダ"Ameno Reseda"』『バンビーノ(赤ん坊)"Bambino"』
『トラベッス(腕白坊主)"Travesso"』『フォン・フォン"Fon-Fon"』『テネブローズ(暗闇)"Tenebroso"』があります。
ナザレーが初めて「ショーロ」と呼んだ作品のうち、『アパニェイチ・カヴァキーニョ(頑張れカバキーニョ)"Apanhei-te Cavaquinho"』は、
さまざまな楽器アンサンブルによって演奏できる、古典的名作です。

晩年になって完全に聴覚を失うと、創作活動にも支障をきたしましたが、それでもブラジル国内ではなかなかナザレー人気は衰えませんでした。
ゴットシャルクやジョプリンを評価する人たちなら、ナザレーの残した魅力的な宝石たちをきっとたちまち気に入るに違いありません。

作曲者の死後から半世紀を経た近年になって、ナザレー作品を集めたアルバム制作が世界的にも相次いでいて、最近では伝記や、
作曲者に関するCD-ROMも発表されています。ナザレーは、クラシックとポピュラー音楽にまたがって活動したことから、ナザレーのピアノ曲は、
クラシックの学び手にも、ポピュラー音楽の学び手にも、有用な教材とされつつあります。

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  2023/01/19   animato

金管五重奏 3つのチーク県(コルト郡)の民謡

金管五重奏 3つのチーク県(コルト郡)の民謡
Three Hungarian Folksongs from Csik
ベラ・バルトーク 
Bela Bartok

編成はTp.2本、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
木管五重奏、サックス五重奏、クラリネット五重奏版は発売中です。

東欧の香りが昇華した名曲をコンサート・ピースに、ぜひどうぞ。

金管五重奏 3つのチーク県(コルト郡)の民謡
Three Hungarian Folksongs from Csik
ベラ・バルトーク 
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アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

1904年、ハンガリー農民の歌ううたに心を奪われてから、バルトークは民謡の収集を志し、1906年から本格的な民謡の収集を開始しました。
1907年の夏には、チーク県(現在ルーマニア)に訪れ、1ヶ月以上にわたって民謡収集を行っています。この旅の途中で、バルトークはある羊飼いの老人が吹く笛に感動し、
この旋律を、笛とピアノのために編曲しました。その数ヶ月後、それをピアノ独奏用に編曲したものが、この《3つのチーク県の民謡》です。
これは、バルトークが民族音楽を編曲したはじめてのピアノ作品になります。
音は少ないながら、リズム感や民俗的な土臭い雰囲気をうまく出すことが要となります。
全3曲の演奏時間は3分20秒程度です。

I. ルバート(1. 孔雀 The Peacock)
総演奏時間:1分30秒
第1曲:村人が吹く笛による、単純なドリア調の旋律が、さまざまな装飾音をもって奏されます。即興的要素の強い装飾であり、その演奏は容易ではありません。

II. リステッソ・テンポ(2. ヤノシダの縁日にて At the Janoshida fairground)
総演奏時間:1分00秒 
第2曲:エオリア旋法による旋律が、テンポを微妙なゆれの中で奏されます。親に反対をうける恋人同士の嘆きを歌った歌です。
ヤノシダJanoshidaは、ハンガリー中央部の北部グレートプレーン地域にあるJasz-Nagykun-Szolnok郡の村です。

III. ポコ・ヴィーボ(3. 白いユリ White Lilly)
総演奏時間:1分00秒
第3曲:テンポジュストではっきりと刻まれる拍にのせて、民俗音楽の旋律がうたわれます。
徴兵命令により、故郷への別れを告げる少年たちの歌です。なお、この曲に登場する旋律は、《8つのハンガリー民謡》の第五曲でも、用いられています。
3曲中で演奏難易度は、比較的容易です。

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  2023/01/18   animato

Solo+木管四重奏 メンデルスゾーン 無言歌集 第2巻 作品38-1「宵の明星」

Solo+木管四重奏 メンデルスゾーン 無言歌集 第2巻 作品38-1「宵の明星」
Lied ohne Worte, Op.38-1 The evening star
Mendelssohn, Felix

編成はOb.、Cl.2本、Bsn.およびSoloパートです。Ob.パートはFl.でも演奏可能です。
同梱のSoloパート楽譜はin F版(Hn.)、
in C版(Ob.、Mallet Perc.など)、
in C-Fl.版(Fl.、Pic.)、
in C低音版(Eup.、Bsn.、Tbn,、St.Bs.など)、
Tubaは1オクターブ下げて演奏可能です。
in B版(Tp.、Cl.、Bs.Cl.、Sop.Sax.、T.Sax.など)、
in Es版(Es Cl.、A.Sax.、B.Sax.など)が含まれています。

多くの楽器がSoloを担当し、伴奏は次の編成も含め5種類から選ぶことができます。
クラリネット四重奏版、サックス四重奏版、金管四重奏版、
鍵盤打楽器+コントラバス四重奏版は発売中です。

可愛らしくもロマンチックで優美なメロディーを、ぜひお楽しみください。

Solo+木管四重奏 メンデルスゾーン 無言歌集 第2巻 作品38-1「宵の明星」
Lied ohne Worte, Op.38-1 The evening star
Mendelssohn, Felix

編成はOb.、Cl.2本、Bsn.およびSoloパートです。Ob.パートはFl.でも演奏可能です。
同梱のSoloパート楽譜はin F版(Hn.)、
in C版(Ob.、Mallet Perc.など)、
in C-Fl.版(Fl.、Pic.)、
in C低音版(Eup.、Bsn.、Tbn,、St.Bs.など)、
Tubaは1オクターブ下げて演奏可能です。
in B版(Tp.、Cl.、Bs.Cl.、Sop.Sax.、T.Sax.など)、
in Es版(Es Cl.、A.Sax.、B.Sax.など)が含まれています。

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アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

『無言歌集 Lieder ohne Worte』は、メンデルスゾーンが生涯にわたって作曲したピアノ独奏のための作品集です。
全8巻からなり、各巻6曲ずつで合計48曲が収められています。
メンデルスゾーンのピアノ作品として最も有名で、しかもロマン派の教材として取り上げられることの多いのが「無言歌集」です。
ワーグナーが「第一級の風景画家」と言ったように、メンデルスゾーンは情景描写や標題音楽の作曲において才能を発揮しています。
この“言葉のない歌曲”、「無言歌」、という形でメンデルスゾーンは心象風景や感情描写までも、表現しました。
歌曲風の旋律をもった器楽曲であるため、旋律線をはっきりと浮き立たせ、抒情的に演奏することが重要です。

メンデルスゾーンが活躍したこの時期、ブルジョアジーの家庭を中心に、ピアノが教養として普及しました。
そのため、家庭で気楽に弾ける作品が多く作られましたが、この《無言歌集》もその一つです。

《無言歌集》は各6曲ずつの計8集からなり、生前に出版されたのは、第6集までです。第7集は、1851年、第8集は1867年に出版されました。
1832年、第1集を出版したときには、メンデルスゾーンは、《ピアノのためのメロディー》と記していて、《無言歌集》の名称を
もつようになったのは1835年に第2集を出版してからのことでした。

標題をもっているものが多いのですが、作曲者自身によってつけられたものはわずかです。
実際、メンデルスゾーンは標題をつけることによって、音楽的な想像力が限定されることを嫌っていたようです。

この第1曲《宵の明星》は変ホ長調、コン・モートで、
どこか人肌の温もりや、しみじみとした郷愁のようなものを感じさせます。
この曲は旋律を担当するソロパートと伴奏を担当する4パートがはっきりと役割が分かれます。
曲に内包する抒情性や歌謡性を湛えながら、
夜の帳ときらめく明星を表現できれば素晴らしい演奏になるでしょう。

第3巻 作品38
出版年代:1837年

1.変ホ長調、コン・モート 《宵の明星》 (作曲年代不明)
2.ハ短調、アレグロ・ノン・トロッポ 《失われた幸福》 (作曲年代不明)
3.ホ長調、プレスト・エ・モルト・ヴィヴァーチェ 《詩人の竪琴》 (作曲年代不明)
4.イ長調、アンダンテ 《希望》 (作曲年代不明)
5.イ短調、アジタート 《情熱》 (1837年作曲)
6.変イ長調、アンダンテ・コン・モート 『デュエット』(1836年6月27日作曲)
これはメンデルスゾーンが自分でつけたオリジナルの表題で、上声部と下声部による“二重奏”から名づけたものです。

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  2023/01/17   animato

クラリネット八重奏 第二組曲 作品28 から第3楽章 鍛冶屋の歌

クラリネット八重奏 第二組曲 作品28 から第3楽章 鍛冶屋の歌
Suite for Military Band Op.28
3.Song of the Blacksmith
Gustav Holst

編成はEs Cl.、Cl.5本、Bs,Cl.2本に加えて打楽器1~2名です。Bs.Cl.はBsn.に変更可能です。
サックス八重奏版、木管八重奏版、金管八重奏版は発売中です。
上記4種類の各編成五重奏で第一組曲も発売中です。

ホルストのイギリス情緒豊かな名曲を、ぜひお楽しみください。

クラリネット八重奏 第二組曲 作品28 から第3楽章 鍛冶屋の歌
Suite for Military Band Op.28
3.Song of the Blacksmith
Gustav Holst

編成はEs Cl.、Cl.5本、Bs,Cl.2本に加えて打楽器1~2名です。Bs.Cl.はBsn.に変更可能です。
サックス八重奏版、木管八重奏版、金管八重奏版は発売中です。
上記4種類の各編成五重奏で第一組曲も発売中です。

ホルストのイギリス情緒豊かな名曲を、ぜひお楽しみください。

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アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

吹奏楽のための第二組曲(Suite for Military Band)作品28は、グスターヴ・ホルストが作曲した吹奏楽のための組曲です。
第1組曲変ホ長調作品28aと第2組曲ヘ長調作品28bの2曲があります。

当時はまだ吹奏楽というジャンルが完全には確立されておらず、イギリス軍楽隊もオーケストラからのアレンジ曲などを中心に演奏していました。
そんな中でホルストは管楽器と打楽器の編成からなる「第1組曲」「第2組曲」を書いたわけですが、やはり編成の関係もあって作曲された当初から
すぐに取り上げられたわけではありませんでした。
しかし、1920年代に入ってから公の場で演奏されるようになってくると、「第1組曲」「第2組曲」共に徐々に評価を上げるようになります。
そしてついには他の作曲者にも管楽器・打楽器の編成で独自の曲が構成できることを認識させるに至ります。
そういった点でホルストが吹奏楽の歴史において果たした役割は非常に大きいと言えるでしょう。
「吹奏楽の原点」とでも言ってもよい作品です。

ホルストは吹奏楽曲を複数残していますが、これらの組曲はその中でも初期の作品であり、ブラスバンドのための『ムーアサイド組曲』(1928年)などより
20年ほど前に書かれました。フレデリック・フェネルは「この作品における楽器法は、バンド編成を念頭に考え抜かれている」
「もしこのスコアを真に理解したならば、それは音楽と指揮というものすべてを理解したのと同じだ」と述べていて、
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの『イギリス民謡組曲』、パーシー・グレインジャーの『リンカンシャーの花束』などと並び、
吹奏楽の分野における古典的な演奏会用作品としてきわめて重要な作品です。
2曲を揃えた世界初録音は、フェネルとイーストマン・ウィンド・アンサンブルによって1955年に行われました。

第2組曲
1911年に現在の第3楽章を欠いた3楽章の形で作曲され、1921年に軍楽隊の編成が変更されたことを反映してか、
1922年に改訂が行われました。
現行の形での初演は1922年6月30日にロイヤル・アルバート・ホールで、王立軍学学校の吹奏楽団によって行われています。
1922年に出版され、コールドストリームガーズのバンドマスターを務めていたジェイムズ・ウィンドラム(James Causley Windram)に献呈されました。
1923年には初録音、1924年にはラジオ放送が行われ、第1組曲よりも早く一般に知られていました。

各楽章はそれぞれイングランドの民謡や舞曲に基づいて構成され、ホルストのそれへの関心の高さが窺えます。
民謡素材はジョージ・ガーディナー博士(Dr. George B. Gardiner)がハンプシャーで採譜したものからとられました。
用いられた民謡のいくつかは『6つの合唱曲』作品36b(1916年)でも扱われています。
のちにゴードン・ジェイコブによって『ハンプシャー組曲』("A Hampshire Suite")として管弦楽に編曲されています。

第1楽章 マーチ (March)
Allegro ヘ長調 - 変ロ短調 - ヘ長調 2/2拍子 三部形式
「グローリシャーズ」("Glorishers")と呼ばれるモリス・ダンス(英語版)の旋律、「スワンシー・タウン」("Swansea Town")と呼ばれる水夫の歌(Sea Shanty)、
「クローディ・バンクス」("Claudy Banks")が用いられています。

第2楽章 無言歌 (Song without Words "I'll love my love")
Andante ヘ短調 4/4拍子
「私の恋人を愛す」("I'll love my love")が用いられています。

第3楽章 鍛冶屋の歌 (Song of the Blacksmith)
Moderato e maestoso ヘ長調 4/4拍子
「鍛冶屋の歌」("Song of the Blacksmith")が用いられています。
作品36bの一曲として無伴奏合唱のために書かれたものが、ほぼそのまま転用されました。

第4楽章 ダーガソンによる幻想曲 (Fantasia on the "Dargason")
Allegro moderato ヘ長調 6/8拍子
「ダーガソン」("Dargason")と呼ばれる8小節の循環旋律が、冒頭から終結まで奏されています。
また「グリーンスリーブス」が対旋律に現れます。
弦楽合奏のための「セントポール組曲」の終曲にも転用されました。現行版は初稿よりも拡大されていて、
弦楽に移されたときのアイディアが改訂の際に採り入れられたと考えられています。

ホルストは1900年代中ごろに、学友のヴォーン・ウィリアムズらと共にイギリス各地の民俗音楽の採取と研究を行っていますが、
その優れた成果のひとつがこの組曲であると言えます。
 この作品の民俗的な節回しの旋律の醸し出す独特の哀感は、イギリス音楽ファンには堪えられない魅力です。
管楽器の表現力の豊かさも特筆すべきもので、吹奏楽の醍醐味を存分に味わえる作品でもあります。全曲の演奏時間は約12分です。

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  2023/01/16   animato

サックス五重奏+ 忠誠 (行進曲)

サックス五重奏+ 忠誠 (行進曲)
Semper Fidelis
作曲者    ジョン・フィリップ・スーザ
J.P.Sousa

編成はソプラノ、アルト2本、テナー、バリトンおよびDrum Setです。
木管五重奏、クラリネット五重奏、金管五重奏版は発売中です。
マーチ王と讃えられるスーザの音楽を、ぜひお楽しみください。

サックス五重奏+ 忠誠 (行進曲)
Semper Fidelis
作曲者    ジョン・フィリップ・スーザ
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アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

『忠誠』(ちゅうせい、Semper Fidelis)は、ジョン・フィリップ・スーザが1888年に作曲した行進曲で、スーザの代表的な行進曲のひとつです。
原題はアメリカ海兵隊のモットーで、ラテン語で「常に忠誠な」という意味をもっています。アメリカ海兵隊の公式の行進曲として知られています。

スーザは1880年から1892年までアメリカ海兵隊バンドの楽長をつとめ、代表的な行進曲の多くはこの時代に作曲されました。
海兵隊の公式の音楽としては当時『大統領万歳』 (Hail to the Chief) が使われていましたが、チェスター・A・アーサー大統領はこの曲を好まず、
スーザに新しい曲を書くように依頼しました。それに応えてスーザは1886年に『大統領ポロネーズ』、1888年に本曲を書きました。
ただしアーサー大統領は1886年に死去したためにこの曲を聞くことはありませんでした。

曲はアメリカ海兵隊の士官および兵士に献呈されています。スーザはこの曲を音楽的に自分の最良の行進曲と考えていました。
トリオ前半部分の旋律は1886年にスーザが作曲したトランペットとドラム用の8つの小品のひとつ「堅固な足取りで」(With Steady Step)からの流用です。

ハ長調8分の6拍子で、通常の行進曲の構成をもっています。ヘ長調のトリオの前半部分では8小節のドラムソロに続けて信号ラッパ風の旋律が3回くりかえされますが、
最初はピアノ、2回めはメゾフォルテ、3回めはフォルテッシモと徐々に大きくなり、それにつれて伴奏も華やかに変化していきます。
ジョン・フィリップ・スーザ(1854~1932)は、19世紀末から20世紀初頭にかけてアメリカ海兵隊の音楽隊隊長として活躍した音楽家で、
「行進曲の王」とも呼ばれています。

J.P.Sousa
彼はワシントンD.C.で生まれ、13歳のときにワシントン海兵隊楽団に入団。5年間在籍した後、各地のオーケストラやブラスバンドで演奏活動を続ける中で
創作活動を行いました。オペレッタの分野でも多くの作品を残していますが、有名なのはやはり行進曲です。彼の曲は、アメリカを象徴する音楽であると同時に
世界中で演奏されていて、今でも行進曲といえば、真っ先にスーザの名前が上がるほど、彼の功績は偉大です。

作品には、『ワシントン・ポスト』『士官候補生』『雷神』など広く知られた行進曲がたくさんありますが、何といっても彼の名を不滅にしたのは、
1896年に作曲された『星条旗よ永遠なれ(Stars and Stripes Forever)』でしょう。この曲は「アメリカ合衆国第二の国歌」とも呼ばれています。

合衆国第21代大統領チェスター・A・アーサーの依頼により作曲されたこの曲は、誇り高く勇壮で、時に「男の哀愁」をも感じさせる主部のテーマ、
ドラムマーチに導かれてトランペットが奏でる晴れやかな中間部など、いかにも整然と行進する兵隊の姿が目に浮かぶようで、行進曲の魅力を
すべて兼ね備えた名曲です。この曲は、アメリカ海兵隊の公式行進曲に制定されています。

スーザは、77年の生涯に100曲を超える行進曲を残していて、まだまだ隠れた名曲とも呼べる素晴らしい曲がたくさんあります。
なお、マーチングバンドでよく見かける、演奏者の身体に巻き付いた大きなアサガオのような金管楽器「スーザフォン」は、彼が考案したことにちなんで
名付けられています。
演奏時間は約2分半。

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  2023/01/15   animato

金管四重奏 チャイコフスキー :ロマンス Op.5

金管四重奏 チャイコフスキー :ロマンス Op.5
Romance Op.5
Tchaikovsky, Pytr Il'ich

編成はTp.、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
他の編成(木管四重奏・サックス四重奏・クラリネット四重奏)も発売中です。

チャイコフスキーの優しいく叙情豊かな名曲をコンサートピースの小品に、ぜひどうぞ。

金管四重奏 チャイコフスキー :ロマンス Op.5
Romance Op.5
Tchaikovsky, Pytr Il'ich

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チャイコフスキーのピアノ曲はあまり知られていませんが、その作品の数は非常に多く、現在残されているものだけでも百曲にも及びます。
作曲家として、また音楽院の教官として活動をはじめた頃、とりわけ1867年から1872年にかけて、
チャイコフスキーは多くのピアノの小品を次々に作曲しています。その中の一曲が《ロマンス ヘ短調》作品5です。
1868年に作曲され、チャイコフスキーが想いをよせていたメゾ・ソプラノ歌手デジレー・アルトーに献呈されました。
演奏所要時間は約5分でヴァイオリン編曲も有名です。

ヘ短調、4分の4拍子。アンダンテ・カンタービレで歌われる悩ましげな旋律は、ポリフォニックな発展をみせています。
彼女を求めてやまないチャイコフスキーの熱い想いが感じられる作品です。中間部は、アレグロ・エネルジーコ。
力強く、情熱的に。横の流れが中心になっている第1、第3部とは対照的に、縦のリズミカルな刻みが曲をひきしめています。
和音の内声の響きを充実させて演奏します。

チャイコフスキー(1840-1893 ロシア)
チャイコフスキーは,19世紀後半のロシアの作曲家です。幼いころから音楽に親しみ,才能にめぐまれていましたが,
法律学校で勉強して,いったんは法務省で働き始めました。しかし音楽への思いを捨て切れず,23歳のときにペテルブルク音楽院に入り,
音楽家として生きる道を選びます。
卒業後,彼はモスクワ音楽院で教えながら,ピアノ協奏曲第1番やバレエ音楽「白鳥の湖」のほか,たくさんの作品を発表していきます。
やがて,チャイコフスキーの作曲活動を支えるために,裕福なフォン メック夫人がお金の援助をすることになりました。
彼は音楽院の仕事を辞め,作曲に専念します。その後は,ヴァイオリン協奏曲をはじめ,さらに多くの作品が生み出され,彼の名声は西ヨーロッパへも広がっていきました。
たゆまぬ努力で作曲を続けたチャイコフスキーは,最後の作品となる交響曲第6番「悲愴」の初演を指揮した9日後に,その一生を終えています。

19世紀に世界を席巻した動きのひとつに、民族主義があります。
19世紀後半、ロシアでも文学や音楽において民族主義の動きが高まりました。
当時のロシアには、5人組と呼ばれたロシア民族主義の音楽家が存在しています。バラキレフ、キュイ、ボロディン、ムソルグスキー、リムスキー=コルサコフがその5人です。
この5人組の音楽は、現在も人気があります。しかし、5人が束になってもチャイコフスキーにはかないません。
チャイコフスキーは、この5人と同時代に生きながらその流れに逆行し、クラシックの正統を歩むことになります。
これはつまり、チャイコフスキーの音楽はロシアらしさに欠け、ゆえにロシアの国外でも広く受け入れられるという
幸運な要素を有していたのです。

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  2023/01/14   animato

木管四重奏 バルトーク :アンダンテ スロバキア民謡の旋律による3つのロンドから

木管四重奏 バルトーク :アンダンテ スロバキア民謡の旋律による3つのロンドから
Bartok, Bela:Harom Rondo nepi dallamokkal BB 92 Sz 84
I. アンダンテ
1. Andante

編成はフルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットです。
サックス四重奏、クラリネット四重奏、金管四重奏版は発売中です。

東欧の香りが昇華した名曲をコンサート・ピースに、ぜひどうぞ。

木管四重奏 バルトーク :アンダンテ スロバキア民謡の旋律による3つのロンドから
Bartok, Bela:Harom Rondo nepi dallamokkal BB 92 Sz 84
I. アンダンテ
1. Andante

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スロバキア民謡による3つのロンド、Sz. 84、BB 92 (ハンガリー語: Harom rondo nepi dallamokkal)は、ハンガリーの作曲家
ベーラ バルトークによるピアノのための3つの小品のコレクションです。これらの曲は1916年から1927年に作曲されました。
ベーラ・バルトークは、主に現代のルーマニアとハンガリーの民俗音楽に生涯にわたって芸術的な関心を持っていました。
これは作曲家としての彼の作品に表れています。なぜなら、バルトークは当初、彼の最も芸術的に関連性の高い作品を分類するために
作品番号を使用するつもりでしたが、最終的には番号付けシステムを使用することを拒否したからです。 
3つのロンドの最初の曲は、ハンガリーとルーマニアの民謡に基づいた他の多くの曲と共に1916年に作曲されました。
バルトークは、ハンガリーとその周辺地域から民謡を収集しているときにロンドを作曲しました。
これは、Lanc、lanc、eszterlanc [hu] という名前の子供向けの曲を少し忠実に編曲したもので、彼が旅行中に作ったものです。
他の2つのロンドは1927年に作曲され、以前のロンドとはかなり異なるスタイルに従っています。
構造は、最初のロンドよりもはるかに複雑で、リズムがより強調されています。伝統的なメロディーは今でも存在していますが、
さらに発展しています。ベーラ・バルトークは、通常、ロンドには2つのテーマしかないのに対し、第2ロンドに第3テーマを
含めようとしたことを認めましたが、最終的には実用上の理由からそれを含めないことに決めました。
3つのロンドはすべて一緒に編集され、1930年後半にウィーンのユニバーサル・エディションから出版されました。
3つのロンドのコレクションは、演奏に約8-9分かかり、各ロンドには約2-3分かかります。ロンドのリストは次のとおりです。

1.アンダンテ
2.ヴィヴァシシモ
3.アレグロ・モルト

すべてのロンドはロンドのような形式に従い、最初のテーマが提示され、次に2番目のテーマが提示され、その後、
最初のテーマの幾分発展したバージョンが提示されます。

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  2023/01/13   animato

クラリネット五重奏 グリーグ :抒情小品集 第2集 Op.38-2.民謡

クラリネット五重奏 グリーグ :抒情小品集 第2集 Op.38-2.民謡
Lyriske smastykker op.38-2
Volksweise
Grieg, Edvard Hagerup

編成はBbクラリネット4本、バスクラリネットです。
金管五重奏版、サックス五重奏版、木管五重奏版、
鍵盤打楽器三重奏版は発売中です。

北欧グリーグの名曲をコンサート・ピースに、ぜひどうぞ。

クラリネット五重奏 グリーグ :抒情小品集 第2集 Op.38-2.民謡
Lyriske smastykker op.38-2
Volksweise
Grieg, Edvard Hagerup

編成はBbクラリネット4本、バスクラリネットです。
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1867年、《ピアノ協奏曲イ短調 作品16》で一躍有名になったグリーグは、この年から1901年にかけてこの作品集を書き上げました。
生涯にわたって作曲されているため、グリーグの作風、ピアニズム、その変遷すべてがその中にあらわれていて、グリーグの作品の中でも中心的な存在です。
いずれも1分~6分程度のかるめの小品であり、ステージ用というよりは、主にサロンや家庭で広く親しまれていました。
いずれの曲も標題がつけられていて、それぞれの曲に対して、一つの感情、気分、情景が表現されています。
1867年、第1集を発表しましたが、その後ピアノ、作曲、指揮など多忙だったこともあり、第2集が発表されたのは、その16年後でした。
第2集から第10集は間隔をおきながら続けて作曲されました。全10巻で、計66曲の作品がおさめられています。

グリーグ : 抒情小品集 第2集 / Lyriske stykker No.2 op.38

大成功をおさめた第1集の出版から16年がたち、芸術家としての成熟がみられる時期に書かれた作品です。

1.子守歌 / op.38-1 "Vuggevise"
ゆりかごのようなリズムにのせて、優しい旋律が愛情深く歌われます。
中間部では曲想が変わり、ノルウェーの舞曲風の部分がみられます。

2.民謡 / op.38-2 "Folkevise"
ノルウェー舞曲の、はずむようなリズムが終始貫かれています。
声部ごとに一拍目や、二拍目に強拍があり、演奏には注意が必要です。

3.メロディー / op.38-3 "Melodie":断片的であり、シューマン風。穏やかで、優しい雰囲気が非常に魅力的です。
掛留があるところでは、緊張感をもって、全体的にハーモニーを意識して演奏しましょう。

4.ハリング / op.38-4 "Halling"
歯切れがよく、敏捷な動きをもって奏される。アクセントとテヌートを効果的に演奏しましょう。

5.スプリング・ダンス / op.38-5 "Springdans"
舞曲のリズムにのせて、おどけたようなリズムをもった旋律が歌われます。
ポリリズムで書かれていて、また強調がおかれている部分が不規則ですので、それを正確に演奏する点に注意が必要です。

6.エレジー / op.38-6 "Elegie"
タイトルどおり、悲しみが表現されています。長く伸ばされる緊張感のあるE音が印象的に響きます。

7.ワルツ / op.38-7 "Vals"
ワルツのリズムにのって、悲しげのある旋律が、時々おどけたようなリズムを加えながらで歌われていきます。
途中で登場するプレストの箇所は、技巧的で激しく、曲の緊張感を一気に高めて効果をあげています。

8.カノン / op.38-8 "Kanon"
2つの声部が対話的におかれ、それに伴奏がそえられながら、アジタートへ向かって曲がすすみます。
中間部ではピウ・モッソ・トランクイロになり、広大な響きをつくりあげていきます。この曲においてもシューマンの影響がみられます。

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  2023/01/12   animato