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2021年8月

金管五重奏 ピアチェル ダモール『愛の喜びは』

金管五重奏 ピアチェル ダモール『愛の喜びは』
Piacer d'amor
Johann Paul Aegidius Martini

編成はTp.2本、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
サックス五重奏版、木管五重奏版、クラリネット五重奏版は発売中です。

フランス歌曲シャンソンの魅力を演奏で味わいたいものです。
コンサートピースの小品に、ぜひどうぞ。

金管五重奏 ピアチェル ダモール『愛の喜びは』
Piacer d'amor
Johann Paul Aegidius Martini

編成はTp.2本、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
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参考音源
https://youtu.be/zBmaIqhDAMw

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

『愛の喜びは』(あいのよろこびは、仏語:Plaisir d'Amour, 伊語:Piacer d'amor)は、
ジャン・ピエール・クラリスJean-Pierre Claris de Florianの詩に、ドイツに生まれフランスで活動した
作曲家ジャン・ポール・マルティーニJohann Paul Aegidius Martiniが曲を付けた歌曲として1775年に作られた作品です。
多くのシャンソン歌手に歌われ、シャンソンの古典といったものになりました。

原語はフランス語ですが、イタリア語の歌詞で歌われる場合が多い曲です。甘いメロディとは裏腹に、
愛の喜びはたった1日、愛の苦しみは一生という苦い歌となっています。

この曲はベルリオーズが小編成のオーケストラのための管弦楽曲として編曲した他、
ラリエは「マルティーニ『愛の喜びは』による幻想曲」を作曲しました。
また、アメリカのロックンロールミュージシャン・エルヴィス・プレスリーのシングル「好きにならずにいられない」の
原曲でもあります。

吉田秀和は次のように解説しています。
(この歌は)人好きのする、わかりやすさがあり、簡素なまま率直に人の心に染み入る味わいがある。
大衆の歌にもなり得て、しかも都雅(とが)な趣きと可憐で優しい華やかさにさえ欠けていない。
(中略)私としては、フランス18世紀末、革命前後のロココ趣味の咲かせた小さな残りの花と呼んでみたい気がする。

Piacer d’amor (愛の喜びは)の歌詞
Piacer d’amor piu che un di sol non dura;
martir d’amor tutta la vita dura.

Tutto scordai per lei
per Silvia infida;
ella or mi scorda e ad altro amor s’affida.
 
“Finche tranquillo scorrera il ruscel
la verso il mar che cinge la pianura
io t’amero.” mi disse l’infedele.
Scorre il rio ancor ma cangio in lei l’amor.

Piacer d’amor (愛の喜びは)の日本語訳、対訳
愛の歓びは一日しか続かない
愛の苦しみは一生続く

彼女のためにすべてを忘れた
不実なシルヴィアのために
彼女は今、私を忘れほかの愛に身をゆだねている

「大地をいだくあの海へと
静かなせせらぎが流れているうちは、
あなたを愛しましょう」
と不実な女は言った。
小川は今も流れているが、彼女の中の愛は変わってしまった。

フランス語(原詩)
Plaisir d'amour ne dure qu'un moment,
Chagrin d'amour dure toute la vie.
J'ai tout quitte pour l'ingrate Sylvie.
Elle me quitte et prend un autre amant.
Plaisir d'amour ne dure qu'un moment,
Chagrin d'amour dure toute la vie.
Tant que cette eau coulera doucement
Vers ce ruisseau qui borde la prairie,
Je t'aimerai, me repetait Sylvie,
L'eau coule encore, elle a change pourtant.
Plaisir d'amour ne dure qu'un moment,
Chagrin d'amour dure toute la vie.

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  2021/08/11   animato

サックス五重奏 ボンヌ・ヌーヴェル(喜ばしい知らせ)

サックス五重奏 ボンヌ・ヌーヴェル(喜ばしい知らせ)
Bonne Nouvelle
ジョン・M・ロレッツ.Jr
John M. Loretz.Jr (1840-1912)

編成はソプラノ、アルト2本、テナー、バリトンです。
金管五重奏版、木管五重奏版、クラリネット五重奏版は発売中です。

アメリカの隠れた名曲をコンサート・ピースに、ぜひどうぞ。

サックス五重奏 ボンヌ・ヌーヴェル(喜ばしい知らせ)
Bonne Nouvelle
ジョン・M・ロレッツ.Jr
John M. Loretz.Jr (1840-1912)

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https://youtu.be/I3JrwefOxp4

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

ピアノのための作品「Bonne Nouvelle」(ボンヌ・ヌーヴェル)とは、
吉報 ・ 喜ばしい知らせ ・ 朗報 ・ 福音 ・ 良いニュース、といった意味がこめられています。
ロレッツが協会のオルガン奏者を歴任したことと、深く関わっている楽曲です。
自身がフランスからの移民であることがフランス語による曲名から感じ取れます。
日本では殆ど知られていない明快で愛らしい貴重な作品です。

ジョン・M・ロレッツは家族とともに9歳の時にフランスからアメリカへ渡った作曲家です。
アメリカのオルガニストでドラマチックな作風の作曲家です。
アメリカではピアニストとしてコミックオペラでデビューし、その豊かで旋律の自然な流れの音楽とユーモアで好評を博しました。
ブルックリン・フィルハーモニック・ソサエティや、いくつかの教会のオルガニストを務めています。
ブルックリン、パーク劇場の指揮者、ニューヨークのバンドマスター、オペレッタなどでも活躍しました。
聖ステファン教会(ニューヨーク市)、続いてクリントンアベニュー会衆教会(ブルックリン)でオルガニストを務めました。 
1880年代初頭にオルガニストを引退しました。

時はさかのぼり、彼の父であるジョン・B・ロレッツは1812年にフランスのアルザス・ロレーヌ地方のミュルーズで生まれました。
少年の頃、彼は建築家であった父親のもとで大工の見習いをしていました。12歳になる頃には音楽に強い興味を示し、
ミュルーズの大聖堂のオルガニストに弟子入りしました。ジョンが大聖堂のオルガニストになったのは19歳の時で、
13年間務めました。ジョン・M・ロレッツはミールハウゼンで1840年に生まれました。父の影響で音楽豊かな幼少期を過ごしました。
ロレッツ氏はミュルーズ大学の教授となり、1848年の革命の際には、教区の共和党代表に選出されました。
ロレッツ氏は、ルイ18世に強く反対した共和党を支持したため、1849年に家族とともに国外に出なければなりませんでした。

アメリカに渡り、ニューヨークのブルックリンに来て音楽協会で活躍し、すぐにニューヨークの聖ステファン教会のオルガニストに任命されました。
同教会を離れた後は、ブルックリンの「ボディントン博士教会」(クリントン・アベニュー集会教会)のオルガニストとなりました。
1881年にボディントン博士が亡くなると、ロレッツ氏は辞職し、音楽教育に専念しました。
ジョン・ロレッツは水彩風景画の画家としても活躍し、その多くはニューヨークで展示されました。

ジョン・B・ロレッツと彼の妻には3人の息子がいました。オペラ「バグダッドの真珠」のオルガニストで作曲家のジョン・M・ロレッツ、
商人のアルバート・ロレッツ、ブルックリン水道のエンジンを作ったエンジニアのアーサー・ロレッツです。
ジョン・ロレッツは1887年5月12日、75歳で自宅で亡くなりました。
彼の死に際の願いは「花に埋葬されたい」というもので、その願いは叶えられました。
こうして父から息子へ受け継がれた音楽がアメリカで花開くこととなったのです。

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  2021/08/09   animato

木管四重奏 アダージョ ハ短調 K.540

木管四重奏 アダージョ ハ短調 K.540
Adagio in C minor, K.540

編成はFl.、Ob.、Cl.、Bsn.です。
原調はイ短調です。Ob.はCl.に変更可能です。
クラリネット四重奏版、サックス四重奏版は発売中です。

謎多きモーツァルト作品をコンサートピースに、ぜひどうぞ。

木管四重奏 アダージョ ハ短調 K.540
Adagio in C minor, K.540

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https://youtu.be/2tpssmvDHbE

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

この曲は1788年に作曲されました。よく親しまれているハ長調のピアノ・ソナタ(K. 545)が作曲されたのも、この年のことです。
アダージョの4分の4拍子、ロ短調で書かれています。また、3部形式の形をとっていて、中間部では、冒頭のテーマがト長調で展開されます。
主要テーマは、半小節遅れて低音が入り、並進行をすることが特徴的です。
そして、曲全体を通して、ゆったりとしたアダージョの音楽の流れの中に、細やかな音価が散りばめられています。

モーツァルトの曲では非常に珍しい(唯一と言ってもよい)ロ短調という調性の曲です。 展開部を持った典型的なソナタ形式で書かれ、
6小節のコーダを伴います。 自作目録に「1788年3月19日 ウィーン」と記入されました。 
何のために書いたか分かっていないのですが、この年の8月に姉ナンネルに送ったピアノ独奏用作品の一つではないかと考えられています。

この作品に関連する手紙が残されています。
1788年8月2日
ぼくに腹を立てるのも当然です! でも、この郵便馬車でぼくの最新のクラヴィーア作品を受け取ったら、
それでもやはり怒るのかなあ? いや、そんなことはない! またすべてうまく行くと思いますよ。

父レオポルトの死後、遺産相続について姉弟の間で争いがあったことはよく知られています。 
そのような時期にこのロ短調のアダージョが書かれたこととの関係が説明できるわけでもなく、
また、この曲の前後の作品を見ても、作曲の動機となるようなヒントは見つかりません。 
作曲の目的が謎であるだけに、この短調作品はいっそう深く暗いイメージを聴く者に与えています。
また、捉えどころの難しい、もどかしさを感じるような作品でもあります。

アインシュタインは次のように記しています。
モーツァルトがかつて作曲したもののうちで最も完璧で、感覚的で、最も慰めのないものの一つである。 
長調の終結部は、この曲が或るホ短調ソナタのためのものだったことを暗示する。 
しかしこのような作品が、困難であると同時に幸福だった時期に、別に《目的》もなく、
モーツァルトのペン先から流れ出しえたのだと、単純に言ってしまったらいいのではなかろうか?

“神童”モーツァルトの生い立ちと遍歴
 モーツァルトは“ウィーン古典派”を代表する作曲家です。
同じ古典派の中では、ハイドンとベートーヴェンの間に位置しています。
ヴァイオリン奏者で作曲家の父レオポルトのもと、現オーストリアのザルツブルクに生まれた彼は、
5歳にして作曲を行い、8歳で最初の交響曲を書くなど、幼少から才能を発揮しました。
また、父に連れられて、イタリアやウィーンはもとより、ロンドンやパリに至るヨーロッパ主要都市へ旅行し、
神童ぶりを披露しながら、各地の音楽文化を吸収しました。

 13歳でザルツブルク宮廷楽団の無給(その後有給に)のコンサートマスターとなり、主に地元の行事や
コンサートのために数多くの作品を作曲しましたが、雇用主であるザルツブルク大司教コロレードとの関係が悪化。
1777~79年には、母親と共に「マンハイム・パリ旅行」に出て、
求職活動を行います。しかし成果は思わしくなく、旅行中にパリで母親が亡くなり、失恋もしました。
ただこれは、人生経験を深め、当時の音楽都市マンハイムやパリで多くのものを得るなど、重要な旅行になりました。
 1781年、大司教と完全に決裂し、ウィーンへ定住。1782年にはコンスタンツェと結婚し、
ピアニスト兼作曲家として大人気を獲得します。その後は円熟味を加えた名作を多数作曲。
しかし1791年、奇しくも「レクイエム」作曲のさなかに、35歳の若さで亡くなりました。
 ちなみに映画「アマデウス」などで知られる、ライバル作曲家サリエリによる毒殺説に根拠はなく、
研究者からは病死とみなされています。また、晩年は作風があまりに深化したため、一般に受け入れられなくなって、
借金に苦しんだといわれてきましたが、最近では実状とは異なるとの見方もなされています。

「フリーランス大作曲家」の先駆け
 モーツァルトがそれまでの作曲家と大きく違うのは、ウィーン移住後、宮廷や教会に所属することなく、
作曲、演奏、個人教師のみで生計を立てたこと。つまり大作曲家では初めてフリーランスで活動し、
ベートーヴェン以降の在り方の先駆けをなしました。
 作品の中で最も重要なのはオペラでしょう。特に円熟期の4大オペラ=『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』
『コジ・ファン・トゥッテ』『魔笛』は、それ以前の作曲家の作品とは比較にならないほど頻繁に上演されています。
このほか、第35番から第41番に至るウィーン移住後の交響曲、「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」をはじめとする
セレナードやディヴェルティメント、オペラと並ぶ重要分野であるピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲やクラリネットなど
管楽器のための協奏曲、弦楽四重奏ほか各種の室内楽曲、ピアノ・ソナタ、教会音楽など、残された名作はあらゆる
ジャンルに及んでいます。
 彼の音楽は、伸びやかで美しい旋律にあふれています。同時に、大胆な楽器法や転調や和声が天才ならではの特徴です。
そして何より、絶妙に交錯する喜びと哀しみの情感が、聴く者を魅了してやみません。

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  2021/08/08   animato

金管九重奏「ラ・ペリ」のファンファーレ

金管九重奏「ラ・ペリ」のファンファーレ
La Peri - Fanfare
Paul Dukas/ポール・デュカス

編成はTp.3本.、Hn.2本、Tbn. or Eup.3本、Tuba.です。
サックス五重奏版、金管五重奏版は別途発売中です。

フランス近代の名曲をコンサートのオープニング・ピースなどに、ぜひどうぞ。

金管九重奏「ラ・ペリ」のファンファーレ
La Peri - Fanfare
Paul Dukas/ポール・デュカス

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https://youtu.be/rB2RSFVMPGU

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

『魔法使いの弟子』で知られるフランスの作曲家ポール・デュカス(1865-1935)が、
1911年にバレエ音楽『ラ・ペリ』を作曲しました。翌1912年、このバレエが初演されるにあたり、
作品の導入として追加で作曲したのが、このファンファーレです。現在ではバレエ本体とは別に単独でファンファーレだけで
演奏されることも多くなっています。

舞踊詩《ラ・ペリ》(仏: La Peri, Poeme danse en un tableau)は、ポール・デュカスが1912年に完成させたバレエ音楽です。
妖精のペリについてのペルシャ神話(アレクサンドロス・ロマンス)を基に、
人間の不老不死への執着が主題とされています。

ポール・デュカスは、レオン・バクストの衣裳と舞台装置によるバレエ《ラ・ペリ》のためにダンス音楽を作曲するように
ロシア・バレエ団から依嘱され、1911年に「1幕の舞踊詩(Poeme danse en un Tableau)」の作曲に着手しました。
蓮の花の精ペリはナターリヤ・トゥルハノヴァ、イスカンデル王はヴァーツラフ・ニジンスキーが演じることが決まっていましたが、
セルゲイ・ディアギレフが介入し、トゥルハノヴァはニジンスキーの相手役が務まるほどの力量ではないと言い出して、
公演をキャンセルしてしまいました。それでもデュカスはトゥルハノヴァのためにこのバレエ音楽を完成させました。 
デュカスが生前に出版した最後の作品であり、また最後の管弦楽曲です。
この作品については次のような逸話が残されています。晩年のデュカスは、自己批判が昂じるあまり、
ついに自分の不満な作品を片っ端から暖炉にくべて焼き捨ててしまうことにしました。
いよいよ《ラ・ペリ》の自筆譜にも手が伸びようとした瞬間、知人が訪ねて来てその現場を目撃し、
何とか考え直してくれるようにと懇願しました。その時は渋々承諾した巨匠でしたが、その後この作品に対する評価を
好転させることとなり、出版譜として公にすることにしました。さらにそれから数年後には、
《Fanfare pour preceder "La Peri"》(「ラ・ペリ」の前奏用ファンファーレ )を追加作曲し、
バレエ音楽としてだけでなく、演奏会用の楽曲としても、いちだんと体裁を整えました。

舞踊詩《ラ・ペリ》は、名高い交響的バラード《魔法使いの弟子》ほどに有名であるとは言えないものの、
デュカスの最も脂の乗り切った、円熟した傑作であるということは広く認められています。
作曲様式は、ドイツ後期ロマン派音楽の調性感と管弦楽法に、フランス印象主義音楽の和声感が融合されています。
また、ワーグナー流のライトモチーフやリスト流の主題変容の技法も見受けられます。

一方、バレエに先立つファンファーレは金管楽器だけで演奏することから、金管アンサンブルや吹奏楽団の演奏会をはじめ、
交響楽団の演奏会のプログラムに取り上げられることもあり、また、ホテルやデパートなどの開館式、高速道路の開通式など、
各種式典において単独で演奏されることが頻繁にあります。

あらすじ
イスカンデル王は青春の終わりの時期に、マグにより運勢が衰えているとの宣託を受け、不老不死の花である蓮を捜しに、
ペルシャ全土を流離っています。3年間の探索と放浪の末に、この上なく静穏な土地である、「世界の最果て」へと辿り付きます。
アフラ・マズダーの神殿を見つけて中に歩みだすと、妖精ペリがそこにいました。片手に輝く星を載せ、もう一方の手でリュートを掴みつつ、
「不老不死の花」ことエメラルドで飾られた蓮の花を運んでいるのがペリです。

やがてペリが眠りに就くと、イスカンデルはペリを起こさぬように、物音を立てないように注意深く「不老不死の花」を盗み出します。
たちまち蓮の花はイスカンデルの両手の中で目映い閃光を発すると、ペリは目を覚まし、両手を打ち合わせて声を上げてわっと泣き出します。
蓮の花がないとペリは、光明のアフラ・マズダーの御前から退けられてしまうからです。
イスカンデルはこの事態を察するや否や、今やペリより優位に立ったかに思われて欣喜雀躍します。

しかしアフラ・マズダーによって蓮の花は、イスカンデルの手にある間、イスカンデルの世俗的な欲望や物欲を象徴するものへと
姿を変えられます。これは蓮の花はペリのものであって、イスカンデルのものではないことを示す証しなのでした。
そこでペリは舞い始め、段々とイスカンデルに近付いて行ってついに蓮の花をイスカンデルの手からもぎ取ると、
楽土に舞い戻ってその光の中に消えていきます。独り残されたイスカンデルは、静けさのうちに立ち往生したまま、
自分がこのまま往生するさだめにあることを悟るのでした。

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  2021/08/07   animato

クラリネット五重奏 毒グモは、とても悪い虫(サパテアード)

クラリネット五重奏 毒グモは、とても悪い虫(サパテアード)
G.ヒメネス (G.Gimenez) / タランチュラ ~〈早咲きの娘〉より (Zapateado~〈La Tempranica〉)
Tarantula

ラ・テンプラニーカ
La Tempranica
ヘロニモ・ヒメネス作曲/フリアン・ロメア・パルラ台本
Compositor:Geronimo Gimenez/Libretista:Julian romea Parra
Fecha de estreno:19 de septiembre de 1900/Lugar de estreno:Teatro de la Zarzuela

編成はCl.4本、Bs,Cl.です。
Bs.Cl.はBsn.に変更可能です。
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スペインの歌劇サルスエラの魅力を演奏で味わいたいものです。
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クラリネット五重奏 毒グモは、とても悪い虫(サパテアード)
G.ヒメネス (G.Gimenez) / タランチュラ ~〈早咲きの娘〉より (Zapateado~〈La Tempranica〉)
Tarantula

ラ・テンプラニーカ
La Tempranica
ヘロニモ・ヒメネス作曲/フリアン・ロメア・パルラ台本
Compositor:Geronimo Gimenez/Libretista:Julian romea Parra
Fecha de estreno:19 de septiembre de 1900/Lugar de estreno:Teatro de la Zarzuela

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https://youtu.be/4T93kOkcmeU

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

◆サルスエラ〈早咲きの娘〉あらすじ
「ラ・テンプラニーカ」は、1900年9月19日、マドリッドのサルスエラ劇場で初演されました。
時は1890年頃、グラナダの壮大な山脈を舞台に、ジプシー娘のマリアと、グラナダの青年貴族ドン・ルイスの悲恋が描かれた物語です。
マリアの弟グラビエが歌う“サパテアード”や、マリアのロマンサほか、ジプシーの暮らしが在り在りと浮かぶ曲が印象的です。

◆ヘロニモ・ヒメネス・ベリド (Geronimo Gimenez y Bellido, 1854年10月10日 - 1923年2月19日) はスペインの後期ロマン派に属する作曲家、指揮者。
セビリアに生まれ、父親から音楽教育を受ける。隣県カディスにおいて、画家サルバドール・ビニエグラに師事しました。
その後、パリ音楽院に学び、1885年に帰国。同年、マドリードにあるアポロ劇場の指揮者に就任しました。
ほぼすべての作品は初演がマドリードである。マドリードで死去しました。

◆サルスエラ (La Zarzuela) と呼ばれる歌劇に相当するスペイン独自の音楽様式を中心に作曲を続けました。
室内楽と交響楽の作品もある。代表作は1896年初演のルイス・アロンソの舞踏会、1897年初演のルイス・アロンソの結婚式と、1900年初演のテンプラニカです。

サルスエラは1657年、スペインの首都マドリードにおいて、国王フェリペ4世の前で演奏するために作られた歌を伴う喜劇 "El Laurel de Apolo" に由来する様式です。
サルスエラという名前は、イバラ(スペイン語zarza)に覆われた王の狩小屋にちなんで付けられました。
18世紀にはスペインの風俗、民俗を題材とした曲が現れ、ヒメネスが活躍した19世紀にはイタリアのオペレッタから独立したスペインの歌劇がサルスエラであると位置付けられ、
大衆的な歌劇となりました。

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  2021/08/06   animato

サックス五重奏 ラグタイム・ダンス

サックス五重奏 ラグタイム・ダンス
The Ragtime Dance
A Stop-Time Two Step
Scott Joplin

編成はサックスのソプラノ、アルト2本、テナー、バリトンです。
クラリネット五重奏、木管五重奏、金管五重奏、は発売中です。

弾むように楽しい雰囲気のラグタイムをコンサートピースの小品に、ぜひどうぞ。

サックス五重奏 ラグタイム・ダンス
The Ragtime Dance
A Stop-Time Two Step
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https://youtu.be/xuIXXzSk0NA

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

『ラグタイム・ダンス』(The Ragtime Dance)は、1902年にスコット・ジョプリンが作曲したラグタイムです。
1906年に改訂されていて、一般的に演奏されるのは改訂版のほうです。
ジョプリンの作品中では比較的有名な曲で、金管五重奏曲としても演奏される作品で、特に日本の管楽アンサンブルに火を点けた
フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルのトロンボーン奏者であったジョン・アイヴソンが編曲したものが有名です。
ラグタイムにはストップ・タイム(Stop Time)という手法があります。ラグの絶え間ないリズムに乗りつつ、曲を一時停止するテクニックです。
通常は足踏み(ストンプ)を伴い、ストップタイムを強調する。足踏み以外は完全に休符にすることもあれば、
つなぎのメロディー(ブレイク)を弾くこともあります。
Scott Joplin は、その名もズバリの曲「Stop Time」(1910)や、この「Ragtime Dance」(1902-1906)などで使っています。

スコット・ジョプリンはアメリカ黒人が作り上げた音楽スタイル「ラグタイム ragtime」の中で、
最も良く知られている作曲家/ピアニストです。
明治維新の年にテキサス州テキサカーナで生まれ、1917年、ニューヨークで亡くなりました。
1885年から1893年にかけてはセントルイスのナイト・クラブで演奏し、90年代にはミズーリ州のセダリアで
ザ・クイーン・シティ・ニグロ・バンドでコルネットを吹いていました。
93年には、シカゴ万博にも出演しています。

当時のアメリカでは、楽曲はシート・ミュージック(楽譜)の売り買いによって世間に広まりましたが、
ジョプリンも例外ではなく「Please Say You Will」「Picture of Your Face」など自作曲の権利を売っていました。
彼にとって初めてのラグタイム曲となる「Original Rags」(1899年)も同様でした。
しかし、彼の代表作「メイプル・リーフ・ラグ Maple Leaf Rag」は印税契約という、当時の黒人としては異例の方法が取られました。
そして、この契約を申し出たジョン・スターク(白人)と共同歩調を取ることによってスコット・ジョプリンは、
ラグタイムの象徴となりました。
ちなみに「メイプル・リーフ・ラグ」(1899年)のシート・ミュージックは、発売されたその年だけで7万5千部も売れました。
ジョプリンはその後、たくさんのラグタイム曲を出版しましたが、彼の望みはバレーやオペラなど「格の高いジャンル」で
認められることでした。このような彼の意識背景には、アメリカの黒人差別がありました。
ジョプリンはバレー曲「The Ragtime Dance」(1902年)、オペラ「The Guest of Honor」(03年)を作曲しましたが、
ことごとくが失敗に終わりました(「The Guest of Honor」は出版されなかった)。
そうこうしているうちに、ラグタイムに影響され、より黒人色の強いジャズが台頭しきました。
ラグタイムがアメリカ最初の「自国の音楽」として欧米で持て囃されたのは19世紀末から1920年あたりだと言われていますが、
ジョプリンはまさにその短い時代に世に出て、そして亡くなったミュージシャンでした。
1910年頃には彼は梅毒におかされ、17年に亡くなりました。

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  2021/08/05   animato

木管7重奏(6重奏)金管六重奏「夢のあとに」フォーレ

木管7重奏(6重奏)金管六重奏「夢のあとに」フォーレ
Apres un reve

編成はFl. or Ob.、Ob.、Cl.3本、Bsn.、コントラバスクラリネット(オプション)です。
Bsn.はバスクラリネットに変更可能です。バスクラリネット譜はセットにに同梱しています。
金管六重奏版、サックス六重奏、クラリネット7重奏(6重奏)版は発売中です。

ガブリエル・フォーレ(Gabriel Urbain Faure/1845-1924)
『夢のあとに(夢のあとで)』は、フォーレ作曲の歌曲集『3つの歌』の第1曲(作品7-1)です。
ヴァイオリンやチェロ向けの編曲が有名です。

フランス近代音楽の魅力を演奏で味わいたいものです。
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木管7重奏(6重奏)金管六重奏「夢のあとに」フォーレ
Apres un reve

編成はFl. or Ob.、Ob.、Cl.3本、Bsn.、コントラバスクラリネット(オプション)です。
Bsn.はバスクラリネットに変更可能です。バスクラリネット譜はセットにに同梱しています。
金管六重奏版、サックス六重奏、クラリネット7重奏(6重奏)版は発売中です。

ガブリエル・フォーレ(Gabriel Urbain Faure/1845-1924)
『夢のあとに(夢のあとで)』は、フォーレ作曲の歌曲集『3つの歌』の第1曲(作品7-1)です。
ヴァイオリンやチェロ向けの編曲が有名です。

フランス近代音楽の魅力を演奏で味わいたいものです。
コンサートピースの小品に、ぜひどうぞ。

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参考音源
https://youtu.be/147FjUzmN7Y

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

歌詞は、イタリアのトスカーナ地方に古くから伝わる詩を、
フランスの詩人ロマン・ビュッシーヌ(Romain Bussine/1830-1899)がフランス語に翻訳したものです。
1865年に書かれたフォーレ初期の作品ですが、馥郁たる抒情の香を湛えています。

過ぎ去ってしまった愛しい人とのひと時をもう一度と、やるせない思いの歌です。
夢の中で出会った美しい女性とのひととき、そして夢から覚め現実に残された主人公の哀しい嘆きが虚しくも響き渡る―
という詩に、幻想的な音楽が見事にマッチしています。

Apres un reve

Dans un sommeil que chamait ton image,
Je revais le bonheur, ardent mirage.
Tes yeux etaint plus doux, ta voix pure et sonore,
Tu rayonnais comme un ciel eclaire par l'aurore;    
夢の中にあなたの美しい姿があった、
私の幸福の夢、燃え上がる幻影。
あなたの瞳はとても優しく、声は澄んで響いた、
あなたは輝いていた 暁に照らされた空のように;

Tu m'appelais et je quittais la terre
Pour m'enfuir avec toi vers la lumiere.
Les cieux pour nous entr'ouvraient leurs nues,
Splendeurs inconnues, lueurs divines entrevues;    
あなたは私を呼び 私は地上を離れた
二人して光の彼方に逃れるために。
空は私たちのために天空の扉を開き、
見たこともない麗しさ 神からの微かな光が見えた;

Helas! Helas, triste reveil des songes,
Je t'appelle, O nuie, rends-moi tes mensonges,
Reviens, reviens radieuse,
Reviens, O nuit mysterieuse!    
あぁ、あぁ、 なんという悲しき目覚め、
私は呼ぶ、おぉ夜よ、あの人の幻影を私に返して、
もう一度、もう一度輝かせておくれ、
もう一度、おぉ謎に包まれた夜よ!

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  2021/08/04   animato

クラリネット四重奏 ショパン :マズルカ(58曲) 第5番

クラリネット四重奏 ショパン :マズルカ(58曲) 第5番 Op.7-1 CT55 変ロ長調
58 Mazurkas Mazurka No.5 B-Dur Op.7-1 CT55
Frederic Chopin

編成はCl4本.とBs.Cl.です。
金管四重奏版、サックス四重奏版、木管五重奏版が別途発売中です。

ショパンの色彩豊かな名曲をコンサートピースの小品に、ぜひどうぞ。

クラリネット四重奏 ショパン :マズルカ(58曲) 第5番 Op.7-1 CT55 変ロ長調
58 Mazurkas Mazurka No.5 B-Dur Op.7-1 CT55
Frederic Chopin

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参考音源
https://youtu.be/_Bq0mqgY2yM

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

フレデリック・ショパン作曲のマズルカ(58曲) 第5番は、ピアノのための作品です。
マズルカはショパンの祖国ポーランドの農民の間に伝わる、4分の3拍子の民族舞曲です。
ワルツに似ているとも言えますが、ワルツが基本的に1拍目にアクセントが付くのと違い、
マズルカは2拍目あるいは3拍目にアクセントが付くのが特徴です。
ちなみに1拍目は符点のリズムで、飛び跳ねているような印象を与えます。

「マズルカ(作品7)」は、フレデリック・ショパン(Frederic Chopin/1810年-1849年)によって
1830年から1832年にかけて作曲されました。
この作品の1曲目である「マズルカ 作品7-1」は彼のマズルカの中で最も有名な作品の一つです。

マズルカはポロネーズと並ぶポーランドの有名な民族舞踊で、19世紀にポーランド貴族の中で流行しました。
中部マゾフシェ地方の快活なマズル、
西部クヤヴィ地方のゆったりしたクヤヴィアク、
南部シロンスク地方の急速なオベレク、
の三つに分類され、主に農民によって踊り継がれてきました。
ショパンのマズルカは、それら三つの要素を巧みに融合させながら、独創的で芸術性の高い作品に仕上げられています。
《マズルカ 第5番》は、《5つのマズルカ 作品7》として出版された中の第1曲目です。
この曲はショパンがパリに渡った翌年の1832年(※当時23歳)に作曲され、その年にすぐ出版されています。
なお、最新のナショナル・エディション(エキエル版)では、この曲は第6番になっています(作品番号は同じ)。
今まで《第9番 ハ長調 作品7-5》だった曲が、《第5番 作品6-5》の位置(作品番号)に変更されているからです。
これは、フランス版初版の編集に則ったものだそうで、現在一般的になっているのはドイツ版による編集で、フランス版初版では
《5つのマズルカ 作品6》と《4つのマズルカ 作品7》になっており、要するにショパン自身がパリで直接出版者と交渉した際の
編集がそうだったのだから、これこそがショパンの意思だったはずだと、エキエルは解釈しました。

ロシア帝国の参事官にして音楽愛好家のヴィルヘルム・フォン・レンツ(Wilhelm von Lenz 1809-1883)が、1842年のパリで
ショパンに師事するためリストに仲介を求めた時、彼はリストにショパンのマズルカをレッスンしてもらっていて、
その中にこのマズルカも含まれていました。
その際レンツはリストから、ショパンが喜んでレッスンを引き受けてくれるような“弾き方”を伝授されます。
そして何とかショパンに会う事が叶ったレンツは、そこで、ショパンからそのマズルカを“聴かせてください”と言われ、
次のようなやり取りをしたそうです。
「…(前略)…私は目を上げて彼を見返すのも憚られ、意を決してマズルカ変ロ長調作品7の1を弾き始めた。
リストから異稿(ヴァリアンテ)があることも教わった、典型的なマズルカだ。
我ながら上出来で、二オクターブにわたる跳躍は今までになく巧くいった。ピアノも、自分のエラールよりずっと反応がよかった。
ショパンは親しみを込めて、こう囁いた。
“あのパッセージは貴方の考えじゃないでしょう。リストが教えてくれたのですね――あの人ときたら、
あたりかまわず自分の爪あとを残したがるのですから。彼は数千の聴衆を前に弾くけれど、
私はたった一人のために弾くことすら滅多にありません! よろしい。レッスンしてさしあげましょう。
でも週に二回だけですよ。私にはそれが精一杯のところです。何しろ四十五分の時間を取るのは
大変難しいものですから” …(後略)…」
(※ヴィルヘルム・フォン・レンツ著/中野真帆子訳『パリのヴィルトゥオーゾたち ショパンとリストの時代』より)

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  2021/08/02   animato

サックス四重奏 ゴルトベルク変奏曲からアリア BWV 988

サックス四重奏 ゴルトベルク変奏曲からアリア BWV 988
Goldberg-Variationen Aria mit verschiedenen Veranderungen G-Dur BWV 988
Bach, Johann Sebastian
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ作曲 

編成はソプラノ、アルト、テナー、バリトンです。
原調はト長調です。
金管四重奏版、木管四重奏版、クラリネット四重奏版は発売中です。

バッハによる安息感溢れるアリアの魅力を演奏で味わいたいものです。
コンサートピースの小品に、ぜひどうぞ。

サックス四重奏 ゴルトベルク変奏曲からアリア BWV 988
Goldberg-Variationen Aria mit verschiedenen Veranderungen G-Dur BWV 988
Bach, Johann Sebastian
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ作曲 

編成はソプラノ、アルト、テナー、バリトンです。
原調はト長調です。
金管四重奏版、木管四重奏版、クラリネット四重奏版は発売中です。

バッハによる安息感溢れるアリアの魅力を演奏で味わいたいものです。
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参考音源
https://youtu.be/Yi1-2HzA2uc

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

ゴルトベルク変奏曲(Goldberg-Variationen)は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハによる2段の手鍵盤のチェンバロのための変奏曲 (BWV 988)です。
全4巻からなる「クラヴィーア練習曲集」の第4巻であり、1741年に出版されました。
バッハ自身による表題は「2段鍵盤付きクラヴィチェンバロのためのアリアと種々の変奏」 (Clavier Ubung bestehend in einer ARIA mit verschiedenen Veraenderungen vors Clavicimbal mit 2 Manualen) 。

「アリアと種々の変奏」と題されていますが、バッハが音楽を手ほどきしたヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルク(de:Johann Gottlieb Goldberg)が
不眠症に悩むヘルマン・カール・フォン・カイザーリンク伯爵(de:Hermann Carl von Keyserlingk)のためにこの曲を演奏したという逸話から
「ゴルトベルク変奏曲」の俗称で知られています。しかし演奏には高度な技術が必要で、当時ゴルトベルクは14歳の少年であったことなどから
逸話については懐疑的な見方もあります。

ピアノが主流となった時代から20世紀初頭まで演奏されることは少なかったのですが、ワンダ・ランドフスカがモダンチェンバロによる演奏を録音し、
高く評価されました。グレン・グールドはレコード会社に反対されながらもデビュー盤にこの曲を選択、1956年にリリースされたピアノ演奏のレコードは
世界的な大ヒットとなりました。

32小節から成るアリアを最初と最後に配置し、その間にアリアの32音の低音主題に基づく30の変奏が展開され、全部で32曲となっています。
各曲は2部構成で前半後半をそれぞれリピートします。第15、21、25変奏のみがト短調で他は主題と同じくト長調です。
3の倍数の変奏はカノンであり、第3変奏の同度のカノンから第27変奏の9度のカノンまで順次音程が広がりますが、
第30変奏は10度のカノンではなくクオドリベットが置かれています。第16変奏は「序曲」と題され、後半の始まりを告げています。

このアリアは3/4拍子(鍵盤指示なし)で、アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳(1725年に始まる二番目の音楽帳)に収録されています。
アリアはサラバンド風で、豊かな装飾を持つ優美な旋律が印象的ですが、実際に変奏主題となるのはバスの進行です。

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  2021/08/01   animato