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木管・弦バスのための「ロマンス」第2番変ホ長調 作品50:ベートーヴェン

木管・弦バスのための「ロマンス」第2番変ホ長調 作品50:ベートーヴェン
Beethoven - Romance No.2 Op.50

編成はSolo Fl.、Ob.2本、Bsn.2本、Hn.2本、Cl.2本、A.Sax.2本、T.Sax.、Bs.Cl.、St.Bs.です。
14名で演奏可能で、原調はへ長調です。

ベートーヴェンの甘美な作品をコンサートピースに、ぜひどうぞ。

木管・弦バスのための「ロマンス」第2番変ホ長調 作品50:ベートーヴェン
Beethoven - Romance No.2 Op.50

編成はSolo Fl.、Ob.2本、Bsn.2本、Hn.2本、Cl.2本、A.Sax.2本、T.Sax.、Bs.Cl.、St.Bs.です。
14名で演奏可能で、原調はへ長調です。

ベートーヴェンの甘美な作品をコンサートピースに、ぜひどうぞ。

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参考音源
https://youtu.be/GEEHQYFDzRQ

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アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

この曲はベートーヴェンが1798年に作曲したヴァイオリンと管弦楽のための小曲です。
穏やかでやさしい旋律に心洗われるヴァイオリンの名曲です。
この曲の冒頭のメロディはだれでも、一度はどこかで耳にされたことがあるのではないでしょうか。
その旋律の美しさによって様々な編成のために編曲されています。
作曲順ではロマンス第1番ト長調より「第2番」の方が先ですが、
旋律の際立った美しさからも一般には「第2番」の方がより広く親しまれています。
曲はヘ長調、Adagio、4分の4拍子です。
冒頭主題はF-A-G-B-G-F-Eの付点リズムと装飾音のついた甘美な曲調です。
ヴァイオリンがE弦の高音域で単旋律を奏でるように作られています。
ロンド形式のヘ短調部分も含めて優美な雰囲気を終始失わず、曲全体の統一感を味わうことが出来ます。

ロマンス(ロマンツェ)とは、抒情的・甘美な旋律に表現の主眼が置かれた器楽曲のジャンル名の一つです。
形式が自由で様々な規模の作品が存在しています。
内容的・性格的には、バロック音楽のエールの延長上にありながら、主情的で甘美な内容を最大の特色とする点において、
19世紀のさまざまなキャラクター・ピースのはじまりになったと言えます。
とりわけ無言歌はフランス語で“Romance[s] sans paroles”と呼ばれるように、ロマンスを母胎として産み出されています。
有名なロマンス作品としては、モーツァルト『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』第2楽章、
映画「アマデウス」で使われたモーツァルト『ピアノ協奏曲第20番』第2楽章、ドヴォルザーク『ロマンス ヘ短調』などが知られています。
シューマン夫妻はピアノ独奏や室内楽のためのロマンスを好んで作曲し、とりわけロベルト・シューマンによるオーボエとピアノのためのロマンス集や、
クララ・シューマンによるヴァイオリンとピアノのためのロマンス集は、佳作として再評価されるようになりました。
モーツァルトは《ニ短調のピアノ協奏曲》の緩徐楽章を「ロマンツェ」と呼んでいて、
ショパンの2つの協奏曲の中間楽章もモーツァルトの前例に倣って、ロマンスと呼ぶにふさわしい音楽をくり広げています。
グリーグの《ピアノ協奏曲》やラフマニノフの《ピアノ協奏曲第2番》の中間楽章も、実質的にロマンスと見なして差し支えありません。

ベートーヴェンの様式は3期区分されることがよくあります。現在では、ボン時代の作品の研究が進展し、「初期」「中期」「後期」に
「ボン時代」を加えた4期区分で考えるのが一般的となっています。芸術家の伝記と創作の関係は、一筋縄では片付かない複雑な問題ですが、
芸術家に注目が集まる前提に創作があるのは当然です。


アトリエ・アニマート
https://animato-jp.net/

  2022/01/13   animato
≪ Solo+金管四重奏 誰も寝てはならぬ:歌劇「トゥーランドット」より  |  クラリネット四重奏 イタリア協奏曲 BWV 971 第1楽章 ≫