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木管四重奏 11のバガテル Op.119から第1曲 ベートーヴェン

木管四重奏 11のバガテル Op.119から第1曲 ベートーヴェン
Bagatelle No.1 from 11 Bagatellen Op.119

編成はFl.、Ob.、Cl.、Bsn.です。
金管四重奏、クラリネット四重奏、サックス四重奏版は発売中です。
同じ4編成で第4.8.9.10.11曲も発売中です。

ベートーヴェンの後期作品を思わせるアイデアが詰まった音楽をお楽しみください。

木管四重奏 11のバガテル Op.119から第1曲 ベートーヴェン
Bagatelle No.1 from 11 Bagatellen Op.119

編成はFl.、Ob.、Cl.、Bsn.です。
金管四重奏、クラリネット四重奏、サックス四重奏版は発売中です。
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参考音源
https://youtu.be/Xatwszq9VzM

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アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

クラシック音楽における小規模なピアノ小品「バガテル(Bagatelle)」の中で、特に有名なものがベートーヴェンの作品にあります。
バガテルとは、本来「ちょっとしたもの」「つまらないもの」を意味する語句。音楽用語としては、ごく小規模でスケッチ的な内容のピアノ小品を示す名称として
用いられることが多い音楽用語です。
初期の『7つのバガテル』op.33、後期の『11の新しいバガテル』op.119、そして晩年の『6つのバガテル』op.126があります。
最も同じくバガテルであり世界的に有名な『エリーゼのために』もこの曲集に含まれています。

◆ベートーヴェン :7つのバガテル Op.33
Beethoven, Ludwig van:7 Bagatellen Op.33

『7つのバガテル』op.33 は、ベートーヴェンが難聴に苦しみ遺書を書いた1802年に作曲され、翌年に出版されました。
作品126のような連作ではなく、過去の作品に手直しを加えてまとめられたもの。スケッチ的でシンプルな形式です。
その後ベートーヴェンは1804年に交響曲第3番「英雄(エロイカ)」を発表、中期を代表する「傑作の森」の時代を迎えることになります。

1803年、ベートーヴェンは簡素な形式によって書いた小品をまとめ「バガテル」として出版しました。バガテル Bagatelleとはフランス語から来た言葉で、
「ささいなこと」「取るに足らないもの」という意味です。バガテルと題された作品集は、作品33、作品119、作品126と三つあり、
最後の作品126のみが作曲当初からあきらかに連作として書かれ、作品119についても一種の連作と見る向きもあります。
しかし、この《7つのバガテル》作品33は連作ではなく、一部過去の作品に手直しを加えてまとめたものです。それがかえって魅力になっているとも言えます。
さまざまな視点が交錯しながらも、全体の構想、配置にはまとまりがあり、曲集を通奏しても充分に聴きごたえがあります。
曲の形式がシンプルで短いため、ふとした思い付きによるアイディアが実験的に取り込まれていて、斬新な発想がつまった小品集となっています。

曲の構成
バガテル 変ホ長調 Op.33-1
Andante grazioso, quasi allegretto

バガテル ハ長調 Op.33-2
Scherzo (Allegro)

バガテル ヘ長調 Op.33-3
Allegretto

バガテル イ長調 Op.33-4
Andante

バガテル ハ長調 Op.33-5
Allegro ma non troppo

バガテル ニ長調 Op.33-6
Allegretto, quasi andante

バガテル 変イ長調 Op.33-7
Presto

◆ベートーヴェン :11のバガテル Op.119
Beethoven, Ludwig van:11 Bagatellen Op.119
このバガテル、op.119は『11の新しいバガテル』 とも呼ばれ、1820年に作曲され、1823年に出版されました。
第1番から第5番は、『7つのバガテル』op.33とほぼ同時期の作品を手直しした初期の作品で、第6番は後期の作風です。
第7番から第11番は、シュタルケ編『ウィーン・ピアノフォルテ教程』第三巻に寄稿される形で、先に1821年に出版された作品(練習曲的)です。
1815年頃にベートーヴェンの甥カールにピアノを教えていた、フリードリヒ・シュタルケとの関わりから生まれました。
各曲はとても短いので、ベートーヴェンの後期ソナタへの入り口として演奏したり、聴いたりするのにも最適かもしれません。

曲の構成
バガテル ト短調 Op.119-1
Allegretto

バガテル ハ長調 Op.119-2
Andante con moto

バガテル ニ長調 Op.119-3
A l'Allemande

バガテル イ長調 Op.119-4
Andante cantabile

バガテル ハ短調 Op.119-5
Risoluto

バガテル ト長調 Op.119-6
Andante - Allegretto

バガテル ハ長調 Op.119-7
Allegro, ma non troppo

バガテル ハ長調 Op.119-8
Moderato cantabile

バガテル イ短調 Op.119-9
Vivace moderato

バガテル イ長調 Op.119-10
Allegramente

バガテル 変ロ長調 Op.119-11
Andante, ma non troppo

◆ベートーヴェン :6つのバガテル Op.126
Beethoven, Ludwig van:6 Bagatellen Op.126

『6つのバガテル』op.126 は、交響曲第9番発表後の1823年から1824年に作曲された6曲構成のバガテルで1825年に出版されました。
作曲者自身により連作であることがスケッチに記されていて、1曲ごとに緩急の異なる構成と、第2番以降は長3度ずつ下行していく調設計がなされるなど、
6曲のバガテルを続けて演奏することが明確に意図されている作品です。
ベートーヴェン最後のピアノ作品であり、「私がこのジャンルで書いた中で最高のものだ」と出版社に書き送ったほどの晩年の秀作です。

この作品には、異なる時期に書きつけられた3種類のスケッチと、浄書譜が存在します。これらは1823年から24年にかけて書かれたもので、
同時期には『ディアベリのワルツによる変奏曲』が作曲されています。
6曲からならこのバガテルは、1曲目のスケッチの欄外に「小曲の連作Ciclus von Kleinigkeiten」と書き込まれていることから、
通して演奏されることが意図されていたことがわかります。
全体は、ゆったりとしたテンポでアリオーソ風の楽想を中心とした楽曲と、急速なテンポによる楽曲とが交互に配置されていて、
このような配列は後期の弦楽四重奏曲(嬰ハ短調Op.131など)にみられます。また、第1・3曲の途中に挿入されるカデンツァ風の走句も、
後期のピアノ曲に多数認められるものです(Op.110など)。
楽曲相互の調性関係は、第1曲ト長調から第2曲ト短調への同主調関係にはじまり、VI度調(長3度下)の第3曲変ホ長調、
つづいて第4曲ロ短調は同主短調のVI度調(変ハ短調)の異名同音読み換え、第5曲ト長調はVI度調、そして終曲の変ホ長調は同主短調のVI度調と、
ベートーヴェンが積極的に導入している上下3度の関係調とその異名同音読み換えによって関連づけられています。

曲の構成
バガテル ト長調 op.126-1
Andante con moto

バガテル ト短調 op.126-2
Allegro

バガテル 変ホ長調 op.126-3
Andante

バガテル ロ短調 op.126-4
Presto

バガテル ト長調 op.126-5
Quasi allegretto

バガテル 変ホ長調 op.126-6
Presto

アトリエ・アニマート
https://animato-jp.net/

  2023/04/12   animato
≪ サックス四重奏 10の小品 から第6曲「ハンガリー民謡」  |  Solo+金管四重奏+ ウルブ・マランドロ(ならず者 ハゲタカ) ≫