「新年快楽」上海 9/10

― アジアの牽引車 ―

 上海への帰路、バスの中でガイドさんに上海雑技団を予約してもらう。150元・200元・280元の席のうち200元しか空いていないとのこと、3枚の予約が合計600元だった。上海に戻るや否や地下鉄人民広場駅の地下街で軽食を済ませた。19時30分開演の上海雑技団を目指して地下鉄で人民広場駅に戻り、乗り換えて静安寺駅で下車する。迷子になりながらタクシーで霊峰劇院に辿り着く。結果論だが静安寺駅から徒歩5分の劇場までワンメーター11元である。1時間半の上演を楽しんだ後はミスタードーナッツでテイクアウト、ようやくホテルに戻って就寝できたのは12時前であった。

 最終日は朝から小雨。特に目覚ましをセットしていないにも関わらず騒々しくて眠れない。7時からホテル下の道路で大声をあげているようだ。窓から覗いてみると女性が激しい剣幕で男性をまくし立てている。静かに始まるべき連休のラッシュアワーを望んだが叶わぬまま朝食とチェックアウトを済ませて豫円商場に向かう。雨の市街地を20分の徒歩は厳しいものだった。豪華な土産物店が軒を連ねる中、露天の賑わいは雨天を忘れさせるものだ。一番の苦悩は雨ではなく、物売りが多い事。すれ違う人すべてが偽ブランド品売りに見えるくらいだ。昼食は上海蟹(ここでは一皿30元)と思ったが、良からぬ噂(ホルモン投与による脱皮促進処理で早期出荷)を耳に断念する。

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どこでも見かける万博カウントダウンの下で軽食


静安寺の塔


5台のバイクが接触もせずに球内を旋回する離れ業


静かな連休最終夜


7時の目覚めとともに朝食とチェックアウト


10時頃には豫円商場に到着


豪華な土産物店が軒を連ねる


トレーに取って最後にレジ


これら3枚の写真にある8品で


お会計は120元(約1800円)

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