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2023年07月10日

管楽九重奏+ 峠の我が家

管楽九重奏+ 峠の我が家
Home on the Range
Daniel Kelley

編成はFl.2本、Ob.(Cl.)、Tp.、Hn.、Tbn.2本、Eup.、Tuba、Harp(またはVib.、Marim.)で、
総勢10(Harp)~11(Vib.、Marim.)名です。
Ob.はCl.に変更可能でパート譜は同梱しています。木管九重奏版は発売中です。

アメリカに限らず世界中で郷愁に浸らせてくれる名曲をコンサート・ピースに、ぜひどうぞ。

管楽九重奏+ 峠の我が家
Home on the Range
Daniel Kelley

編成はFl.2本、Ob.(Cl.)、Tp.、Hn.、Tbn.2本、Eup.、Tuba、Harp(またはVib.、Marim.)で、
総勢10(Harp)~11(Vib.、Marim.)名です。
Ob.はCl.に変更可能でパート譜は同梱しています。木管九重奏版は発売中です。

アメリカに限らず世界中で郷愁に浸らせてくれる名曲をコンサート・ピースに、ぜひどうぞ。

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アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/

参考音源
https://youtu.be/FlP6NqAo3ow

Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCbc_7CUTWTYOuyu_WQcflxQ

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

「峠の我が家」(Home on the Range/ホーム・オン・ザ・レンジ)は、アメリカの伝統的な民謡です。
カンザス州の公式の州歌に指定されている曲でもあります。
また、新たなアレンジで19世紀にアメリカのカウボーイソングとして発表されました。

「Range(レンジ)」とは、主にアメリカで見られる牧場(放牧場)のことです。
1947年にはカンサス州の州歌に指定されたほか、フランクリン・ルーズベルト大統領の愛唱歌としても有名です。
日本では、NHK「みんなのうた」で1966年8月に『峠の我が家』のタイトルで初回放送されました。
歌詞は、ブリュースター・ヒグリー(Dr. Brewster Higley)が1870年頃に発表した詩集「My Western Home」に基づいています。
メロディは、ヒグリーの友人ダニエル・E・ケリー(Daniel Kelley)による原曲を、テキサス州の作曲家
デビッド・ギオン(David Guion/1892-1981)がアレンジしました。


峠の我が家 Home on the Range
歌詞の意味・日本語訳(意訳)

Oh, give me a home,
where the buffalo roam
Where the deer and
the antelope play

Where seldom is heard
a discouraging word
And the skies are not
cloudy all day.

我が家の周りでは
バッファローがうろつき
鹿やアンテロープがたわむれる
落胆の言葉は聞かれず
空は一日中雲一つなく晴れ渡る

Chorus
Home, home on the range
Where the deer and
the antelope play

Where seldom is heard
a discouraging word
And the skies are not
cloudy all day.

<コーラス>
平原の我が家よ
鹿やアンテロープがたわむれる
落胆の言葉は聞かれず
空は一日中雲一つなく晴れ渡る

How often at night,
when the heavens are bright
With the light
from the glittering stars

I've stood there amazed,
and asked, as I gazed,
If their glory exceeds
that of ours.

夜空は星明りに明るく輝く
驚嘆のあまり立ちつくし
じっと夜空を見つめる
星々の輝きは
人類の栄光にも勝るのか

The air is so pure,
and the zephyrs so free
And the breezes
so balmy and light

I would not exchange
my home on the range
For all the cities so bright.

澄んだ空気 そよ吹く風
爽やかに 軽やかに吹き抜ける
どんな輝かしい街にも変え難い
峠の我が家よ

歌詞に登場する「アンテロープ(antelope)」とは、ウシ科の大部分の種を含むグループの名称。レイヨウです。
かつてアメリカ合衆国では狩猟目的で、ウシ科ブラックバック属(アンテロープ属)のブラックバック (Antilope cervicapra)が輸入され、
テキサス州やカンザス州で繁殖し定着しました。

ブラックバックは主にインドやネパールに生息します。インディアン・アンテロープ(Indian antelope)とも呼ばれ、
オスにのみ、栓抜き状に捻れた長い角があります。

岩谷時子による訳詞
『Home on the Range(峠の我が家)』には、様々な日本語の歌詞(訳詞)がつけられています。
歌手・越路吹雪のマネージャーを務め作詞家としても成功した岩谷時子による訳詞は学校音楽の教科書でも採用されています。

日本語の歌詞

あの山を いつか越えて
帰ろうよ わが家へ
この胸に 今日も浮かぶ
ふるさとの 家路よ

ああ わが家よ
日の光かがやく
草の道 歌いながら
ふるさとへ帰ろう

あの山を 誰と越えて
帰ろうか わが家へ
流れゆく 雲のかなた
ふるさとは 遠いよ

ああ わが家よ
日の光かがやく
丘の道 歌いながら
ふるさとへ帰ろう

この訳詞では、日本人でも親しみやすいように、アメリカの自然な風景を歌った歌詞が抽象化されて、山の向こうの我が家・ふるさとへ帰ろうという
一般的な望郷の念を歌った「ふるさとソング」となっています。

アトリエ・アニマート
https://animato-jp.net/

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  2023/07/10   animato