2001夏・自分再発見!北海道縦走2500km

「ダイナミック知床」の巻

5日目の早朝に標津を出発、ネジを巻き直して一路羅臼を目指す。今日こそ3つの湖を経て旭川までは駒を進めなければ6日目の稚内到着が危うくなる。そんな思いで根室海峡沿いを走った。日頃からお世話になる北海道の味「昆布」、羅臼に近付いて行くに従って昆布漁の風景が海岸のそこここで見られるようになってきた。旅程を取り戻すこととは裏腹に、走っているよりシャッターを切っている時の方が多いのではなかったか、それ程に濃い一日といえる。

昆布漁をもう少し見てみる


羅臼の街を突っ切って知床半島をひた走る。先端まで行けないのは分かっていたが相泊橋で道は途絶えていた。うーん残念、仕方なく引き返す。


羅臼の街から知床峠を目指す。霧は中腹から晴れ、峠では青く澄み切った空に悠然とそびえ立つ羅臼岳が姿を現した。ハイ松を身にまとった雄姿はまさに絶景である。しばしダイナミックな眺望を楽しみ、次なる訪問地「知床五湖」に向かった。

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