2001夏・自分再発見!北海道縦走2500km

「昆布」だーい好き

羅臼昆布といえば高嶺の華。口に含めば、まったりとした北海の風味が広がる。どんなところで生えているのか、どうして採るのか、興味津々でシャッターを切った。意外にも浅瀬の手が届くような場所に群生しているのが遠くからでも分かった。しかし、採ってから製品にするまでの工程が知りたかったのである。

割りと近いところに船を繰り出し、長い棒でねじるように採っていく


浜の加工場まで運ぶ


海水できれいに洗い、大きさ毎に揃える


小屋で乾燥させる方法


浜で干して乾燥させる、ってな具合で我々の手元に届くのだということが身をもって分かった。それにしても昆布は「ダシ」に「おつまみ」に「オボロ」に「昆布茶」に「にしん昆布巻き」に、そして極めつけは何といっても「塩昆布」などなど、数え上げればいとまがない。北海の恩寵に感謝。きっと京都に帰ってから戴く昆布は旧倍の味であろう。

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