2002年冬のウィーン・ザルツブルク・プラハ・ドレスデンの旅

ホールの響きを堪能

いよいよコンサートが始まった。次々と演奏される軽やかなワルツやポルカ、初めて聴く曲も多かった。茶目っ気たっぷりのソプラノ歌手のブレス、指揮者の息遣いが聞こえてくる座席であった。何よりも豊かな音響はシューボックス型ホールからは想像できない素晴らしいものであった。次回は是非ここでブラームスやワーグナーの作品やベートーベン、モーツァルトのシンフォニーを鑑賞してみたいものだ。ジルベシターやニューイヤーでは聴くことの出来ない重厚なオーケストレーションは、どのように響くのか益々興味が沸き起こってくる。そんな意味では、やや満足とは言えない内容だが、軽妙な作品は、それ相応に美しく響くことは実感できた。コンサートが終わった後には日本語メニューを備えたレストラン、ミュラーバイスルで夕食をいただいてホテルに戻った。

途中1回の休憩が入った。

休憩時間も惜しんで音合わせをする木管奏者たち。

Timpaniの後には鍵盤付きのGlockenspielがあった。

再び2階に上がって豪華なシャンデリアを撮影する。

シャンデリアのアップ写真、美しく優しい光を放っている。

舞台の上の中央にはオルガンが配置されているが座席はない。

オルガンの4本柱。

オルガンの上にも装飾がされている。

コンサート終了とともに起こったアンコールの拍手が止まない。

指揮者再登場でアンコール曲が3曲演奏された。

レストラン、ミュラーバイスルはケルントナー通りの1本東の通りに面している。

左は白く濁ったエーデルワイスという名の麦酒。右はチェコの麦酒。

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