2002年冬のウィーン・ザルツブルク・プラハ・ドレスデンの旅

ヨハン・シュトラウスにもご挨拶

ここウィーンでヨハン・シュトラウスはモーツァルトやベートーベン以上の地位にあるように感じる。数ある像の中では既訪の市立公園のシュトラウス像だけが黄金なのだ。時代が近いことで資料も豊富だし、ウィンナ・ワルツでの功績を考えるとこの街が誇りにする作曲家として初めに挙げる名前なのだろう。筆者自身もシュトラウスのポルカやワルツは思い出せないくらい演奏させてもらった。モーツァルトやベートーベンよりも身近なのかも知れないと納得する。ニューイヤーコンサートも近いことだし、今晩は楽友協会ホールでジルベスターコンサートの鑑賞が控えている。彼の活躍する姿を偲びながら記念館を見学した。

シュトラウスのピアノはペダルが2つ。

8フィートだろうか、フルー管が美しいオルガン。

絵画やスケッチも多数展示されている。

胸像は一際凛々しい。

これも見慣れた肖像画。もちろんオリジナルはお初だ。

デスマスクには一礼一拝を免れない雰囲気がある。

ユーモラスで小さな(30cmくらい)の姿。

風刺画が時代の新しさを感じさせてくれる。

ここも他の部屋は一般の入居者がある。出口の対面にある子ども用のナイロン製三輪車が原色でアンマッチ。

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