2002年冬のウィーン・ザルツブルク・プラハ・ドレスデンの旅

ベートーベン3つの家

ハイリゲンシュタット駅に近付いてきた。エロイカガッセからカーレンベルガー・シュトラーセを目指す。ハイリゲンシュタットにはベートーベンゆかりの家が4箇所(1箇所が未訪問)ある。まず最初はカーレンベルガー・シュトラーセ沿いにある家を探した。入れないのが残念であった。次にプファープラッツにある家である。この家は現在ホイリゲ酒場として使われている。この広場にはハイリゲンシュタット教会もあり、3つめの「遺書の家」がある通りにも通じている。プファー広場の家では、さっき歩いてきた散歩道で構想した「田園」が書かれたと言われている。これまた入れない。ベートーベンの聴覚の衰えたが音楽的内容の充実ぶりは、この街で昇華したのであろう。いよいよ「遺書の家」に向かう。

靴屋の角を左折した。

カーレンベルガー・シュトラーセを下っていく。

左手にエロイカハウスが見えてきた。

公開はされていないようだ。

この扉もきっと当時のままなのだろう。ドアのノブや左右の把手にも歴史を感じた。

カーレンベルガー・シュトラーセを少し戻って、

エロイカガッセとの辻を左折し、南下する。

S字に曲がった道を抜ける左の建物が、

「田園」が書かれたプファー広場の家だった。

ハイリゲンシュタット教会。

プファー広場を東方向に望む。西に100mで「遺書の家」だ。

「遺書の家」に到着した。

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