2002年冬のウィーン・ザルツブルク・プラハ・ドレスデンの旅

ベートーベンの散歩道"Beethovengang"

ハイリゲンシュタットの北のはずれ、ベートーベンの散歩道を散策しはじめる。小川の右を行く道は未舗装で雪に覆われている。しばらくは、そちらを歩いたが危険を感じて左側の道に変更。途中からは左岸沿いの舗装道路だけになる。筆者がゆっくり立ち止っているうちにアイ氏はずっと先に見えなくなってしまった。時折、地元の老人が散歩している姿に出会う。Morgen!(モルゲン!= おはよう!)と声をかけると必ず返してくれる。緑の芽吹く頃に歩いてみたい気もするが、この厳しい光景もまた格別な趣がある。普通に歩けば10分足らずで通り抜けられる距離だ。

舗装道路に変更した地点から山側を振り返る。

上の写真から5m程下ると標識があった。

こんなに寒い中を地元の老人が散歩しながら上ってくる。

振り返れば、大木が横たわっていたことに気付く。

筆者だけではなく消火栓も寒そうである。

やはり気温は零下か...。

半分くらい下ってきた。

右岸が林から畑へと様変わりする。

左岸には時々民家がある。

ベートーベンが散歩した頃は石畳は無かったのだろう。

そろそろベートーベンの散歩道とも別れを告げなければならない。

上の写真にある石橋から上流を望む、このまま下ると市電Dの終点に至る。

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