2002年冬のウィーン・ザルツブルク・プラハ・ドレスデンの旅

グリンツィングからベートーベン・ルーエへ

グリンツィング墓地を後にした我々はハイリゲンシュタットの閑静な町並み(高級住宅街)を抜けてベートーベン・ルーエに向かった。ベートーベン・ルーエとはBeethovengang奥にある休憩所のこと。ベートーベンの胸像があった。ここから小川に沿ってBeethovengangを下っていくことにする。この辺りでベートーベンが交響曲「エロイカ」や「田園」を生み出したかと思うと厳しい寒さも感慨の深さへと変容していくのだった。この寒さ自体をベートーベンと共有しているとは自己満足にも程があるかもしれない。

大きな屋敷が立ち並ぶハイリゲンシュタットの閑静な町並にも霜が降りていた。

ツタに覆われた壁を東に進む。

申し訳ないが我々には水道もバケツも、そして何より時間がない。ってことでお許し願った。

Beethovengangの最も奥にあたる地点。

そこにはベートーベン・ルーエの案内標識が立っていた。

ベートーベンの胸像が静かに佇んでいる。

いよいよBeethovengang、ベートーベンの散歩道に入る。

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