2002年冬のウィーン・ザルツブルク・プラハ・ドレスデンの旅

宮殿からエルベ川畔へ

ツヴィンガー宮殿は1732年に完成したが、先の第2時世界大戦で破壊された。忠実な再現の作業を完了し、今では多くの美術館が設置されている。庶民にも解放したという広い中庭を進んだ。アウグスト1世といえばポーランド王にも即位したことで有名である。中央駅でプラハまでの切符を入手し、1時間の余裕を利用して再びエルベ川畔へ向かう。すっかり明るくなった川畔には対岸の建物も鮮明に望め、観光船が旅愁を豊かに醸し出していた。もう間違わずに中央駅に行けると自信たっぷりにエルベ川に別れを告げた。

ツヴィンガー宮殿

アウグスト1世の王冠を形取った屋根が左手奥に見える。

王冠を形取った屋根のアップ、美しい金色の装飾だ。

切符を手にして一安心、エルベ川に戻ってみた。橋上を走るのは旧車両。

角型の新車両もよく見かける。

上流対岸の建物は何だろう。歴史を感じさせる様式だ。

下流対岸にも建物が見える。こちらも壮麗な容姿だ。

下流には遠くドレスデン城とゼンパー歌劇場が望めた。

観光船にはドイツの国旗がはためいていた。

観光船とゼンパー歌劇場を後に中央駅に向かうことにした。

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