2002年冬のウィーン・ザルツブルク・プラハ・ドレスデンの旅

滑って転んで滑り込みセーフ

急いで中央駅に向かう途中、筆者は不覚にもアイスバーンで滑って転んでしまった。昨夜のオペラ座で転んだ人達を見て、自戒していた矢先だった。幸いカメラは腕の最上部に持ち上げ、右腰と右肩で地面に寝ころんだ形だ。誰も見てなかったと今でも思っている....どうだか分からないが....。Postplatz駅(郵便局前)で、またもや乗り間違えてドレスデン・ミッテ駅の方角に向かってしまう(第6のハプニング)。何とかPostplatz駅まで戻ることが出来たのはプラハ行き急行の発車10分前。そこでは年配の女性が丁寧に説明してくださり、おまけに寒い中を我々が正しい電車に乗るまで見送ってくださった。続いて年配の男性が電車の中で話(英語)をしてくださった。筆者が「美しい街ですね」と声をかけると「戦争で焼け野原になってしまった、まだまだ美しいとは言えない。」その言葉には再生への強い決意を感じ取ることができた。

Postplatz駅で路面電車を乗り間違えてドレスデン・ミッテ駅の方角に向かってしまう。

やっとのことでPostplatz駅まで戻ることが出来た。

残り10分、すぐに中央駅へ行かねば。街の方に助けてもらった。

街の人に助けられ、ようやく中央駅に到着したのは発車5分前のことだった。

走りに走って国際急行列車に間に合った。

ドイツの電気機関車。(撮影は時間的余裕のあった切符購入時)

どっちが新しい形式なのか。番号から憶測するところでは、こっちの電気機関車の方が古い。

ドレスデン空港行きのモダンな電車。

欲張るから最後が厳しくなるのだと、我に言い聞かせながらもエルベ川の景観には満足するのであった。

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