2002年冬のウィーン・ザルツブルク・プラハ・ドレスデンの旅

ウィーン西駅から列車にて

午前中のハプニングで駆け足の到着を余儀なくされた。まずウィーン西駅では切符を買う場所が分からない。お腹はペコペコだ。何とかこの2つをクリアしてホームに立ったのは発車まであと数分の時だった。(ウィーン-ザルツブルク間26.05ユーロ)13時34分発の急行に乗車して約3時間の旅を楽しむことができる安堵を得るや否や、サンドイッチを頬張った。コンパートメントの座席(6人掛け)は快適で、車窓の田園風景は心休まる走馬灯であった。途中で学生らしき男性が同席、車掌と共に撮影許可を得た。彼が下車した後には青い鞄の女性。これまた学生風である。コンパートメントに入って大きなトランクを一人で荷台に上げようとするが、うまく上がらない。手伝ったことを足掛かりに彼女にも撮影許可を得る。ザルツブルグ駅には5時前に到着だったが、4時頃から辺りは暗くなり、緯度の高さを実感したのだった。さて、夜(と言うより夕方)のザルツブルクに繰り出そう。

雪の残るホームに立ったのは1時30分頃だった。

コンパートメントの座席も簡単に空きが確保できた。

実に快適だ。先ほどまでの喧騒をよそに、しばし列車の旅を楽しむことにする。

腹拵えも早々に、車窓を楽しみながらシャッターを切った。明かるかったのも束の間。

学生らしき男性が携帯電話でピーピーとうるさい。

トランク上げを手伝った青い鞄の女性。「Danke」と撮影許可の他には会話なし。
語学をサボったツケが今ごろ回ってきた感じ。

ザルツブルク駅到着、5時でこの暗さだ。これからだと言うのに勘弁して欲しい。

トローリーバスに乗って、いざ出発。

←前へ 戻る↑ 次へ→