2002年冬のウィーン・ザルツブルク・プラハ・ドレスデンの旅

続く第3のハプニング

中央墓地に続きザンクト・マルクス墓地(モーツァルトが埋葬された墓地)を訪れた。こちらは墓参者の人影もなく、寒々とした様相。カラスだけが我々を迎えてくれた。丘の上にひっそりと佇むモーツァルトの墓標が印象的であった。その後が大変、第3のハプニングに見舞われることになる。シューベルト最期の家に急ぐ我々の路面電車とベンツのタクシーが接触事故を起こしたのだ。おまけにタクシーは駐車中のオペルとも接触、ミラーをもぎ取ってしまった。路面電車が停車して5分後にはオペルのドライバーが荷物を抱えて戻ってきた。警察や市交通局の役人も駆け付けて、辺りは大混雑、交通整理の笛も鳴りだした。そうこうするうちに後続には4本の路面電車が立ち往生しているではないか。缶詰のまま25分経過でようやく復旧して動きだしたのだが、シューベルト最期の家とシュテファン寺院は諦めざるを得ない状況となってしまった。

ザンクト・マルクス墓地は閑静な丘に位置する

中央通り中腹の左に「Mozart graub」の標識、左折すると見つけることが出来た。

事故発生、タクシーは市電に挟まれた状態だ。 タクシーの左ミラーは路面電車との接触で破損。

警察の現場検証が始まる。 ギャラリーも増えてきた。

オペルのドライバーと市交通局の到着。 付近の交通整理が始まり25分が経過する。

後続の路面電車も従えて、ようやく11時40分頃にSchwarzenbergplatz駅に到着した。

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