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2020年12月

金管八重奏 ガブリエリ :第12旋法による8声のカンツォーナ第5番

金管八重奏 ガブリエリ :第12旋法による8声のカンツォーナ第5番
(Canzon V duodecimi toni a 8)C.174(K.C.56)(1597)

編成はTp.4本、Tbn.またはEup.4本です。
ヴェネツィア楽派の壮麗な名曲をコンサートピースの小品に、ぜひどうぞ。

金管八重奏 ガブリエリ :第12旋法による8声のカンツォーナ第5番
(Canzon V duodecimi toni a 8)C.174(K.C.56)(1597)

編成はTp.4本、Tbn.またはEup.4本です。
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アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/

参考音源
https://youtu.be/b626FSPFREc

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

ジョヴァンニ・ガブリエリ : サクレ・シンフォニーエ 
Giovanni Gabrieli : Sacrae Symphoniae

ジョヴァンニ・ガブリエリ(c1554/1557~1612)は、ヴェネツィア楽派のポリフォニー音楽を語る上で最重要の作曲家の一人です。
ガブリエリの「サクレ・シンフォニーエ」は、当時のヴェネツィアの権力と評価を表した記念碑的な作品です。

「サクレ・シンフォニーエ」は、第1巻は1597年、第2巻はガブリエリの死後1615年に出版された声楽曲と器楽曲を合わせた作品集です。
ガブリエリは、この「サクレ・シンフォニーエ」の声楽曲でも器楽曲でも高度な技法を用いて作曲しています。
ヴェネツィアのサン・マルコ大聖堂の左右対称の構造空間を利用して、極めて高度な複合唱形式を発展させました。
「エコー・カンツォーナ」では、独創的な手法を用いて音響効果をあげています。また強弱記号の使用も斬新で「弱と強のソナタ」は
強弱記号を用いた最初の作品と言われています。

ジョヴァンニ・ガブリエーリは、当時流行の多くのジャンルで作曲したにもかかわらず、明らかに合唱のための宗教曲と器楽曲を好んでいました。
声楽のための世俗曲は、すべてかなり初期の作品である。後半生においてガブリエーリは、声楽と器楽のための宗教曲に専念して、
音響効果を最大限に追究しました。

聖マルコ大寺院のジョヴァンニ・ガブリエーリに前後する作曲家と同じように、彼もまたこの大寺院の異例な空間配置を利用しようとしようとしました。
左右両陣の互いに向き合う聖歌隊席(と、それぞれに1つずつしつらえられたオルガン)が、著しい空間効果――エコーやディレイ、
一種のステレオ効果――が得られるのです。

ほとんどのジョヴァンニ・ガブリエーリの作品は、合唱集団ないしは器楽集団が、まずは左手から聞こえ、
それを右手の音楽家集団が追うというように、一種のアンティフォナ様式によっています。このような分割合唱様式は、数十年来の伝統があり、
少なくともヴェネツィアにおいて開祖はおそらくアドリアン・ヴィラールトであったにせよ、ジョヴァンニ・ガブリエーリは、
楽器法において二つ以上のグループを厳密に方向付けることにより、器楽集団や声楽集団の利用を、細心の注意をもって決定した
最初の作曲家となったのです。

聖マルコ大寺院のアコースティックはこの400年の間にほとんど変化していないので、楽器は、適切に配置すれば、
遠い地点でも完全に明晰に聞き分けることができます。したがって、たとえば弦楽器の独奏者と金管楽器の集団というような楽器編成は、
文字にすると奇妙に見えても、聖マルコ大寺院で響かせてみるなら、完璧なバランスを保っているのです。
ガブリエーリは楽器の活用においてだけでなく、強弱記号の展開においても独創的でした。
《ピアノとフォルテのソナタ Sonata pian' e forte》は、おそらく強弱法を用いた最初期の作品です。
しかもその上、通奏低音を用いた最初の作曲家の一人でもありました。通奏低音は、1602年にロドヴィコ・ヴィアダーナの曲集によって
一般化した作曲技法だったからです。 

「シンフォニエ・サクレ」(1597)の各曲名は、旋法と声部数などを表現しています。
例えば、第1曲目の曲名 "Canzon duodecimi toni in eco a 10" は「第12旋法による10声のエコーを伴ったカンツォン」ということになります。
他の曲にも "in eco" と書かれているものがありますが、それらの曲では複数の管楽器群による掛け合い(エコー)の効果を
明瞭に聴くことができます。

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  2020/12/02   animato

フルート四重奏 フルート協奏曲:A.マルチェッロ

フルート四重奏 フルート協奏曲:A.マルチェッロ
Concerto di Flauti  S.D945

編成はフルート3本、アルトフルート、バスクラリネット(省略可)です。
1stフルートは1楽章、2楽章でピッコロ演奏することもできます。
フルート3本とバスクラリネットのカルテットでも演奏可能です。

3rdフルートはクラリネットまたはオーボエで演奏可能です。
バスクラリネット譜、クラリネット(3rd)譜はセットに同梱しています。

バロック期の美しい名曲をコンサートピースの小品に、ぜひどうぞ。

フルート四重奏 フルート協奏曲:A.マルチェッロ
Concerto di Flauti  S.D945

編成はフルート3本、アルトフルート、バスクラリネット(省略可)です。
1stフルートは1楽章、2楽章でピッコロ演奏することもできます。
フルート3本とバスクラリネットのカルテットでも演奏可能です。

3rdフルートはクラリネットまたはオーボエで演奏可能です。
バスクラリネット譜、クラリネット(3rd)譜はセットに同梱しています。
アルトフルート譜をクラリネットで演奏するためのパート譜も同梱しています。

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バロック期の美しい名曲をコンサートピースの小品に、ぜひどうぞ。
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https://youtu.be/jRLQSjqY7XQ

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

アレッサンドロ・マルチェッロ(またはマルチェルロ、Alessandro Marcello, 1669 - 1747)は、
数学者・哲学者・音楽家として、多分野にわたって活躍したイタリア人貴族です。
バロック・コンチェルトの作曲家として有名です。
この作品は7本のリコーダーと弱音器を伴った弦楽器のために書かれました。
1楽章アンダンテ、2楽章アレグロ、3楽章プレストといった構成になっています。
今回はフルートにバスクラリネットを加えてアレンジしました。

アレッサンドロ・マルチェッロは、とりわけオーボエ協奏曲ニ短調で有名です。
《オーボエ協奏曲ニ短調》は、中間楽章が映画「ベニスの愛」において使われ、再び脚光を浴びるようになりました。
バッハが若い頃、イタリアから伝えられた協奏曲を多数チェンバロ・ソロ用に編曲しました。
これらの編曲のうち、アレッサンドロ・マルチェッロ(1669~1747)のオーボエ協奏曲ニ短調を元にした、
協奏曲BWV974からの第2楽章アダージョは、現在でもピアニストのレパートリーとして、しばしば単独で演奏されます。
シンプルなメロディーですが、当時は楽譜通りには吹かず、それぞれの演奏家が独自に装飾を加えていました。
バッハも、編曲する際に装飾をふんだんに加え、情緒豊かな旋律に仕立て上げています。
このバッハの編曲、第2楽章だけ取り出して弾かれることが多いのですが、実際にはバッハは、第1、第3楽章も編曲しています。

なお、数年前に亡くなったアメリカの巨匠ピアニスト、アール・ワイルド(1915~2010)も、この第2楽章を単独でピアノ用に編曲しており、
こちらは、より重厚な編曲になっています。

マルチェッロは、弟のベネデット(1686~1739)と共に、イタリア・バロックを代表する作曲家として活躍していました。
兄アレッサンドロのオーボエ協奏曲は、18世紀初頭に書かれたと言われ、
彼の代表的な作品として現在でもオーボエの重要なレパートリーになっています。

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  2020/12/01   animato