ウイスキー大学

京都に住んでいて行ったことが無い場所はたくさんある。その中でもサントリー山崎蒸溜所は魅力たっぷりのロケーションである。自然の恵みをしっかりと受け、その恩寵を技によってウィスキーへと昇華させる匠の住む場所である。弛まぬ英知の結晶に更に磨きをかける営みが今も息づいている。彼らの言葉や身のこなしから何かを学びたくてウイスキー大学に参加した。今回はウイスキーマスターコース〜「山崎」醸造・蒸溜・貯蔵篇〜という難しそうなカリキュラムである。もちろんテイスティングも楽しみなプログラムの一つであることに違いない。 →第2回訪問ページ

午前11時58分、京都から乗車した普通列車で東海道線を走り、程なく山崎駅に到着。線路沿いに大阪方面に徒歩で10分、サントリー山崎蒸溜所が威風堂々とした姿を見せた。折しも北海道への豪華列車トワイライトエクスプレスが遮断機を横切る時間でもあり、三脚とカメラを構える多数の鉄道マニアが見受けられた。

天王山を後ろに従え、山崎蒸溜所の構内に入っていく。

山崎ウィスキー館に入ると蒸溜器が我々を迎えてくれた。

1924年に初めて持ち込まれたポットスチル。

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