「アイヌコタン」に自然と人の原点を見た
Part 1筆者にとっては北海道の先住民族アイヌの文化に触れることも、そのアイヌモシリ(人間の大地)である北海道の旅で最も大切にしたかった一面である。アイヌ・チセッ(人々の家)が現存する様を見ての感動も少しお付き合いいただきたい。
チセッの中は見学自由とのこと、玄関を覗いてみると今でも住んで居られるようすである。
自給自足の狩猟・採集を彷彿とさせる道具の数々に目を奪われる。
屈斜呂湖畔のチセッ横には丸太をくり抜いたカヌーが極く自然に溶け込んで置いてあった。
アイヌの衣装を身に付けてシャッターまで押してくださるご主人には頭が下がった。すっかりその気になってしまう。
こちらは阿寒湖畔の道内最大のアイヌコタン、土産物や古式舞踊が楽しめる。