大宮島幻想 4/5

― グアムの横顔 ―

 最終日の4日目はマイクロネシア・モールや旧日本軍の大砲がそのままになっているニッコ-ホテル横ガンビーチから、奥に位置するファイファイパウダーサンドビーチを訪れた。

 マイクロネシア・モールは120店舗のショップ、ブティック、レストラン、映画館、スーパーマーケット、室内遊園地、宴会場、750席のフードコートが集結するアメリカンスタイルのショッピングモールだ。 マイクロネシア・モールの構造は、中央のセンターコートから四方にコンコースが延びている。 広すぎて購買意欲が減退したのは筆者だけかもしれない。

 ファイファイパウダーサンドビーチは、パウダー状の白い砂浜と透き通って美しいエメラルドグリーンの海を満喫できるプライベートビーチだ。ガンビーチからビーチまでトレッキングをしながらたどり着いた。グアム中心街に近いビーチではグアム特有のヤシガニも生息する。ファイファイジャングルは、バナナの木もあり熱帯樹が一年を通じて緑一色だ。 古代チャモロ人の遺跡である「ラッテストーン」もそのままに保存され、透明な水が湧き出る「真水の洞窟」では、夕暮れ時一筋の太陽光線が差し込む。

 恋人岬を仰ぎ見ながら美しいビーチを歩く。ここにもまた、太平洋戦争の爪あとが残っていた。

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マイクロネシア・モール


センターコート


ニッコ-ホテル横ガンビーチ


岩盤を刳り貫いて続く道


ファイファイパウダーサンドビーチに到着(正面が恋人岬)

 

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