室戸岬を左後方に見て土佐湾の国道56号線を高知市に向かう
室戸岬を後に海岸線を走っていく。今日も穏やかな天候で太平洋に開いた土佐湾は凪いでいる。2日目は何としても佐田岬へ到達しなければ日程的に厳しくなる。途中の立ち寄りも制限しながら高知市を目指した。
京都市では久しく見られなくなった市電を高知市で出会うことが出来た。都市部は敬遠したいところだったが「ごめん」の地名を掲げて走る市電が愛らしく、レトロな雰囲気を醸し出す高知市ならば少しでも停車して味わおうと思わせてくれたのだ。
ゆっくりするわけにはいかないが20分程度の滞在で南国土佐の中心地を楽しんだ後は、国道を離れ春野町から土佐市、須崎市へと県道を進んだ。正午を過ぎた頃には横浪黒潮ラインに入るため仁淀川沿いに海岸へ向かったのだ。
