バチカンを出て次に訪れたのはクイリナーレ宮殿に程近いトレビの泉である。トレビの泉は教皇クレメンティウス12世の命によって、1762年に完成した。泉のデザインは建築家ニコラ・サルヴィ。泉の後ろの宮殿をデザインに取り込み、中央には二人のトリトーネが引く馬と海神ネプチューンの彫像がたたずむダイナミックな構造になっている。この泉には、右手で左肩越しにコインを投げ入れると再びローマを訪れることができるという伝説がある。続いて徒歩でスペイン広場に移動した。スペイン大使館があることから名づけられ、正面のスペイン階段は映画「ローマの休日」でオードリー・ヘップバーンがアイスクリームを食べた場所だ。クリスマスのゴスペルコンサートが繰り広げられていた。エウル地区のホテルにバスで移動、明日に備えて22時に早々と就寝した。
トレビの泉では特にスリに注意とのこと
美しい彫刻が照明で幻想的に浮かび上がっていた
もちろん筆者もコイン（日本円しか持ち合わせがなかった）を投げた
スペイン階段は人集り
コンサートが催されている
筆者が期待した佇まいはなかったが
ゴスペルの調べと観客の熱気に圧倒された
クイリナーレ宮殿北側にてバスに乗りエウル地区のホテルに向かった