ドゥオモ入場

ルネッサンスの発祥の地であり「花の都」と呼ばれるこの街はふとした街角の光景からも芸術の香が漂ってくる。街中が文化遺産そのものだ。その街の中心がドゥオモであることを疑う者はいないだろう。ジョットとその弟子ピサーノによって設計され14世紀後半に完成したジョットの鐘楼も目を引いた。その美しさはフィレンツェを追われたダンテも「神曲」の中で触れている。高さは84メートル、白、ピンク、グリーンの大理石で造られている。塔の下段を飾る六角形のレリーフパネルには、人間の再生の過程が繊細に描かれているが、オリジナルはドゥオモ美術館に収蔵されている。塔の東側にある414段の階段を上れば、美しいドゥオモの姿とフィレンツェの街が一望できるのだが時間がない、次回に再訪した際には是非上ってみたものだ。ドゥオモ内部は圧倒的な外観とは対照的に落ち着いて広さを感じさせなかった。ドゥオモ入場の後は解散場所に移動をした。


ドゥオモ正面の扉上にある装飾


ドゥオモに入場


圧倒的な外観とは対照的に落ち着いて広さを感じさせない内部


祭壇の天上にある装飾


ドゥオモを出て南側に歩く


これで一旦ドゥオモとはお別れ


オルサン・ミケーレ教会を通って


解散場所に向かう


街でよく見かける電気式の小型バス


サンタクローチェ教会横で解散となり昼まで自由な時間を得る

←前へ 戻る↑ 次へ→