2003夏・罪滅ぼしの旅 ― 運転手+添乗員+カメラマン ― 標津町での感動体験 北方領土に一番近い町、標津町に到着。旅館に入る前にサーモン科学館を見学する。夕闇迫る中、わずか24km 先で手に取るように見える国後島や遠く羅臼岳を見ながら海岸に打ち寄せられた昆布拾いをする。夕食時間になったため「よしだ旅館」に入った。かねてから仕事の関係で懇意にしてもらっていたのだが、今回も一方ならぬお世話になってしまったのだ。
翌日の体験プログラムをご主人に相談したところ快く紹介してくださった。ジャガイモ掘りや搾りたて牛乳の調達だ。急遽決まった明日のプログラムに安心して床に就いたのだった。こんな「棚から牡丹餅」に喜びながらも夜中に何度も脳裏を過ったのは「明日の旅程で何を削るか」であった。
3日目は早朝7:30から野付半島に足を伸ばす。8:30には中標津町の篠永農場で伯爵・紅芋・メイクインなどを掘らせてもらった。まだ収穫には早いのだが惜しみもなく体験させてくださった。30kgを越えるジャガイモが1500円。吉田旅館さん、ネイチャーガイドの太田さん、篠永農場さんには感謝の言葉がない。但し宅急便での送料は4500円であった。それでも土付の新ジャガは格別の味わいである。地元のスーパーで昼の腹拵え分を調達。羅臼に向かった。
国後島がすぐそこに見えた |
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一際高い羅臼岳 |
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野付半島の原生花 |
ヒオウギアヤメが群生していた |
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エゾフウロ・ツリガネニンジン |
ハマナスはもう盛りを過ぎていた |
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中標津町の篠永農場にて |
まだまだ大きくなるジャガイモ |
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「すももを焼酎に漬けて...」と太田さん |
篠永農場には農薬散布の仕事中にお邪魔した |
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