釧路市は世界有数の大自然を背景に都市と自然が融合した街だ。北緯43度に位置する北の国際都市である。夏は涼しく、霧が幻想的に町を包み込む。港町釧路の豊富で新鮮な海の幸も魅力のひとつ。関西空港空港から釧路の空の玄関、釧路空港まで110分のフライト。そこはもう遥かなる北の大地。古く釧路は”クスリ”と呼ばれ、アイヌの人たちが川筋にコタン(村)を作って生活していた。松前藩が船で交易をしたことによって栄えはじめ、18世紀半ば頃から木材や昆布を積出す為に、本州の農民や漁民が多く出稼ぎに訪れた。明治幕府のもと、蝦夷地は北海道、”クスリ”は釧路に改称されたとさ。佐賀藩が支配した時もあるが、鳥取士族による農業や北方警備の移住があり漁業も繁栄した。現在では道東最大の20万都市である。