初秋の道東歳時記Vol.2

人と鮭との共存Part1

標津町では朝4時に起床してアキアジの最盛期で賑わう標津漁港を覗かせてもらった。日の出が一瞬のうちに水平線を通り過ぎ、辺りは俄然明るく活気を帯びてきた。漁船がエンジンの音を響かせながら次々と港に帰ってくる。まさしく豊かな自然の恵みと、人による英知の営み(人工孵化)が融合して、現在では全国一の水揚げを(隣町の羅臼漁港と争うように)誇る漁港とならしめているのだ。

堂々たる雄姿が日の出を従えて

次々と帰ってきた

船倉にはアキアジがいっぱい

早速水揚げ作業が始まる

船倉にも網にも多くは入れない

 大切なアキアジを傷つけないためだ

細心の注意を払って選別台に移される

一次選別されたアキアジは塩ビパイプを通って

さらに細かな選別をされる

種類ごとに氷で温度管理された水槽(鮮度保持タンク)に保管される

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