初秋の道東歳時記Vol.12

達古武木道散策Part1

ノロッコ号で釧路湿原の細岡駅に到着。いよいよ釧路湿原を我が足で歩くことになる。細岡ビジターズ・ラウンジ前で幸運にもキタキツネ出会えた。若い兄弟らしい。我々ビジターズに愛嬌を振りまいてくる。彼らを後に達古武(タッコブ)沼にあるオートキャンプ場までのネイチャーウォークに興じた。

「日本一遅い列車」を堂々と名乗るノロッコ号

我々の前に餌をねだりに来たキタキツネ兄弟

用心しながらも少しずつ近付いてくる

大きなあくび、どうやら安心したみたいだ

木道は我々を優しい表情の湿原へと導いてくれる

低層湿原では完全に水に浸り土はなく、主にアシが群生している
泥炭と呼ばれる未分解(低温)の堆積物だけなので木が生えないのだ

中間湿原では可憐なウメバチソウの花が我々をを出迎えてくれた

鮮やかな紫色を放つサワギキョウ

ミゾソバ(タデ科)

ナガボノシロワレモコウ

エゾオオヤマハコベ

欄干には地衣類のウメノキゴケ

アキアカネが秋の風と共にやってきている

夏と秋を分ける9月、陽射しはまだまだ強いが雲と風は確かに秋を運んできていた

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