2002年冬のウィーン・ザルツブルク・プラハ・ドレスデンの旅

ケーブルでホーエンザルツブルク城へ

大聖堂を後に、Mozartplatzモーツァルト広場を通ってPapagenoplatzパパゲーノ広場を訪れた。やや風化したモーツァルト像と飾り立てのないパパゲーノ(オペラ魔笛の主人公)像に出会うことが出来た。改めてザルツブルクが生んだ偉大な天才モーツァルトを当地の人々が誇りに思う心に触れた気がした。大聖堂南側のKapiteplatzを通り抜けてケーブルカー乗り場に向かう。ここには大聖堂と同じ大きさの鐘が置かれていた。時間になると街中に響き渡る音の主は、こんな大きな代物だったのだ。坂を登って駅に着いたところでドジなことにザルツブルクカードを所持していることを忘れ、8時54分に4.25ユーロでケーブルのチケットを買う(カードを買った意味がない)。所要時間はものの2分、あっと言う間にホーエンザルツブルク城に到着した。朝の寝ぼけを吹っ飛ばすような眺望に、しばし立ちすくんだ。いよいよ城壁の中に入るのだ。

モーツァルト広場のモーツァルト像、銅像なので錆びが出ている。

パパゲーノ広場のパパゲーノ像。大変シンプルで好感が持てる。
パパゲーノの役柄自体がシンプルなのでベストマッチではないだろうか。

だんだん近付いてきた城郭。

Kapiteplatzに置かれている鐘、人と比較すると大きさが分かる。

小道に入って坂を登る。

右手がケーブル乗り場である。

チケットの二重購入に気付いたのはこの2分後。

約2分でホーエンザルツブルク城に到着。

岩盤の上に立つ自然の城砦という感じだ。

大聖堂をはじめとして朝靄にけむる街が一望できた。

またまた階段を上がって、城壁の入口へ進む。

外の風景とは一時分かれて、いよいよ城壁の中に入る。

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