2002年冬のウィーン・ザルツブルク・プラハ・ドレスデンの旅

一目でもフォルクスオーパーを

E.フンパーディンク作曲、歌劇「ヘンゼルとグレーテル」を昨夜はキャンセルしたので、どこか落ち着かない。アイ氏には「昨夜、ヘンゼルとグレーテルを観ればよかったのに」と嗜められる。やはりフォルクスオーパーを一目でも見ておきたいとの思いに駆られ、一人でホテルを出た。11時にはアイ氏と落ち合い、空港に向かわねばならない。それまでの時間を有効に使って回る予定はカールス教会、フォルクスオーパー、新王宮古楽器コレクションだ。まずはカールス教会の前まで急いで行ってみる。中には入れないようだが、バロック建築の代表的建物を目前に見た。マリアテレジア女帝の父、カール6世がペスト流行が鎮まることを祈願して完成させた教会だ。そこから地下鉄U4とU6でフォルクスオーパーに向かった。下車したのはいいが、反対方向を目指して10分歩く。間違いに気付き、ようやくフォルクスオーパーの正面に辿り着いた。ウィーン庶民の楽しみ、オペレッタの上演が行われる要所だ。次回はこのホールで観劇を楽しみたいものだ。

バロック建築の代表的建物、カールス教会。

ヴァーグナーパビリオン・カールスプラッツ駅。

一昨日のジルベスタコンサートが行われた楽友協会ホール。

ここから地下鉄U4とU6で移動する。

中心部から北西方向のフォルクスオーパー駅に到着。向きを間違えて歩く。

逆戻りをして、ようやくフォルクスオーパー正面。

中に入ってみる。当日券売り場はこの右側だそうだ。

フォルクスオーパー付近の地下鉄は高架になっている。

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