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2020年9月19日

金管五重奏 シューベルト:軍隊行進曲 第1番

金管五重奏 シューベルト:軍隊行進曲 第1番
編成はTp.2本、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
木管四重奏やサックス四重奏でも演奏できます。

シューベルトの明るく活発な名曲を、ぜひお楽しみください。

金管五重奏 シューベルト:軍隊行進曲 第1番
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アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

フランツ・ペーター・シューベルト(Franz Peter Schubert/1797年?1828年)の『軍隊行進曲』は、ピアノ連弾のための曲集で
彼のピアノ作品の中でも有名なものです。
特に第1番は広く知られており、管弦楽用やピアノ独奏用にも編曲され親しまれています。
作曲年は諸説ありますが、1818年が有力だと現在ではされています。

作曲されたとされる1818年頃、シューベルトは貧しい生活を送っていました。
1816年に教師の職を辞めたことで、安定して稼げる仕事がなくなったためです。

しかし仕事を辞めてからは音楽を愛する仲間たちと出会い、彼らに助けられて貧しいながらも充実した時間を過ごしていました。
また1818年は作曲した作品数自体は少ないものの、シューベルトが自らの作品のためのコンサートを初めておこなった年でした。

さらには同年夏(1818年)、シューベルトはエステルハージ伯爵一家の音楽教師としてハンガリーのツェリスにも招かれます。
エステルハージ伯爵家には2人の娘がいましたので、そのために連弾曲が書かれたと推測もされています。

シューベルトはこの地でとても楽しい夏を過ごしたと言われています。
その影響もあるのか、『軍隊行進曲』は3曲とも明るく活発な音楽が印象的です。
この年は、シューベルトにとって明るい道筋が少しずつ開けるような年だったようです。

軍隊行進曲 シューベルト
シューベルト(Franz Peter Schubert/1797?1828)
『軍隊行進曲』は、シューベルトがピアノ連弾のために作曲した曲集『3つの軍隊行進曲 Trois Marches Militaires』 D733 作品51。

作曲された年については諸説あり、一説によれば、シューベルトがエステルハージ伯爵家の娘の教師を務めていた頃と説明されることがあります。
この作品の第1番は、現在シューベルトの作品の中でもっともポピュラーなピアノ曲のひとつとして、独奏されることが多いのですが、
もとはピアノ連弾曲である。シューベルトがジェリズに赴任していた1818年に作曲されました。
この年はエステルハージ伯爵家のふたりの娘にピアノを教授するため、多くの連弾曲が生み出されています。
この行進曲は3曲とも、明るい力強さの中に軽やかさを備えた楽しい連弾曲であり、
エステルハージ家での楽しいピアノ・レッスンの風景を想像させる作品です。

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  2020/09/19   animato

金管四重奏 アヴェ・ヴェルム・コルプス(モーツァルト)

金管四重奏 アヴェ・ヴェルム・コルプス(モーツァルト)
編成はTp.、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
木管四重奏やサックス四重奏でも演奏できます。

モーツァルトの名曲をコンサート・ピースなどに、ぜひどうぞ。

金管四重奏 アヴェ・ヴェルム・コルプス(モーツァルト)
編成はTp.、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
木管四重奏やサックス四重奏でも演奏できます。

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『アヴェ・ヴェルム・コルプス(Ave verum corpus)』は、カトリックの賛美歌の一つとして歌われています。
様々な作曲家がこの歌詞に音楽を付けており、モーツァルトやフォーレなどが特に有名です。

モーツァルトの「Ave verum corpus」は彼の死の半年前に作曲された作品で、46小節からなり、終始ゆったりとしたテンポで演奏されます。
演奏時間は4分程度で、その中で4度にわたり内部転調を繰り返します。
この天と繋がっているかのような美しい音楽は、モーツァルトの妻コンスタンツェの温泉旅行の世話をしてくれた
友人アントン・シュトルのために作曲されたとも言われています。

「アヴェ・ヴェルム・コルプス」は、教会音楽。教会の様々な儀式で歌われる音楽のひとつです。
「アヴェ・ヴェルム・コルプス」はラテン語で、「めでたし まことの御体(おんからだ)」という意味で、
キリストへの感謝と賛美が歌われています。「アヴェ・ヴェルム・コルプス」は、モーツァルト最期の年となった1791年、
ウィーン郊外の温泉保養地バーデンで作曲されたと言われています。
当時、モーツァルトはウィーンに住んでいましたが、病弱な妻は、バーデンで療養生活を送っていました。
バーデンで何かと気遣ってくれた教会の合唱指揮者であった友人に、モーツァルトはお礼として、
「アヴェ・ヴェルム・コルプス」をプレゼントしたのです。友人へ感謝を伝えたかったモーツァルト。
キリストへの感謝である「アヴェ・ヴェルム・コルプス」。
澄み切った美しい響きは、モーツァルトの感謝の響きです。

1756年、ザルツブルクに生まれたモーツァルト。当時ザルツブルクは、ローマ教皇によって任命された大司教が支配する、
カトリックの宗教の街でした。モーツァルトの父も敬けんなカトリック信者で、教会音楽の演奏や作曲を仕事にしていました。
そのため、少年モーツァルトの周りには、教会音楽があふれていました。
そして、モーツァルトも13歳にして、ザルツブルクの大司教に仕える身となります。
教会音楽の演奏や作曲をする事が重要な仕事となりますこうして、教会音楽は作曲家モーツァルトの基礎となったのです。
ウィーンに移り住んだモーツァルトは、オペラ、交響曲、ピアノ曲などあらゆるジャンルで、
ヒット曲を次々と生み出す人気作曲家となります。しかし、モーツァルトは教会音楽を忘れてはいませんでした。
人生の節目で教会音楽を作曲していたのです。父親の反対を押し切った結婚の時には、ミサ曲を作曲し、
ふるさとザルツブルクの教会に奉納します。さらに、戦争がおこり、ウィーンでこれまでのような音楽活動が
出来なくなるというピンチを迎えた時、モーツァルトは、教会音楽に活路を見出します。教会音楽家としての第1歩を踏み出した、
そんな時期に「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を作曲したのです。「アヴェ・ヴェルム・コルプス」の作曲からわずか半年後、
モーツァルトはこの世を去ります。教会音楽に育てられ、教会音楽家として生きていこうとしていたモーツァルト。
モーツァルトが完成させた、最後の教会音楽、それが、「アヴェ・ヴェルム・コルプス」です。

3分ちょっとしかないこの曲は、メロディーに細かい音符や複雑な音型なく、とてもシンプルな構造です。
ところが4回も転調し、こまやかに曲の雰囲気が変化しています。例えば、短調から長調に変化する部分では、
どちらの調にも存在する和音を間に挟み、自然な流れで転調が行われています。
グラデーションのようにいつの間にか調が変わっているのです。
このように気付かれないように行われている“ひそやかな技”が最大の効果を生み、
この曲の厳かな雰囲気を生み出しています。

歌詞

Ave verum corpus natum de Maria Virgine.
アヴェ ヴェルム コルプス ナートゥム デ マリーア ヴィルジネ

Vere passum immolatum in cruce pro homine
ヴェーレ パッスム インモラートゥム イン クルーチェ プロ オーミネ

cujus latus perforatum unda fluxit et sanguine.
クーユス ラートゥス ペルフォラートゥム ウンダ フルクスィットゥ エットゥ サングイネ

Esto nobis praegustatum in mortis examine.
エスト ノービス プレグスタートゥム イン モルティス エクサミネ

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  2020/09/19   animato

サックス四重奏 シューベルト:セレナーデ

サックス四重奏 シューベルト:セレナーデ
編成はソプラノ、アルト、テナー、バリトンです。
クラリネット四重奏、木管四重奏、金管四重奏にも変更可能です。

恋人への苦しい思いを歌った作品をコンサート・ピースなどに、ぜひどうぞ。

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シューベルト 歌曲「セレナーデ」

『シューベルトのセレナーデ(Standchen)』は、オーストリアの作曲家フランツ・シューベルト(Franz Schubert/1797年-1828年)によって書かれました。
『白鳥の歌(Schwanengesang)』の第4曲に当たります。

『白鳥の歌』はシューベルトの死後に、出版社や友人たちによってまとめられました。
従って、歌曲集ではありますが曲ごとの繋がりはありません。

歌曲集「白鳥の歌」14曲中、第4曲が「セレナーデ」です。
ドイツでは白鳥は死ぬ前に一度だけ鳴くという言い伝えがあり、シューベルトが亡くなる最後の年の作品です。
シューベルト歌曲の中で最も有名なものの一つで、恋人に対する切々たる思いをマンドリンを模した伴奏の上に歌いあげます。

男性が歌う歌詞で、今の時代では少し気恥ずかしいのですが、素晴らしい歌詞です。
セレナーデは夜のしじまに恋人の窓辺に立って歌う愛の歌。

ドイツ語原文では、夜鳴きウグイスと呼ばれるナイチンゲールの声に例えていますが、
この鳥は、ヨーロッパに住み、冬になると暖かいアフリカへと飛び立ちます。

叶わぬ恋に咽び泣き、愛おしい恋人を誘い出すのが小夜曲です。
アンデルセン童話の「小夜啼鳥」にナイチンゲールと王様のお話があります。

鳥の鳴き声で王様の病が治るという、それぐらい巧妙で美しい鳴き声です。
ナイチンゲールはヨーロッパの春を告げ、夕方から夜更けまで鳴き通すのです。

日本語では堀内敬三の訳詞で歌われており、艶めかしさたっぷりです。
ロマン溢れる感傷的な歌詞は、今の時代では作ることは難しく、見事な名文です。


日本語 歌詞 堀内敬三 訳詩

秘めやかに 闇をぬう 我が調べ
静けさは 果てもなし 来よや君
ささやく木の間を もる月影 もる月影
ひとめもとどかじ たゆたいそ たゆたいそ

君聞くや 音にむせぶ夜の鳥
我が胸の秘め事を そは歌いつ
鳴く音に込めつや 愛の悩み 愛の悩み
わりなき思いの かの一節 かの一節

深き思いをば君や知る
わが心 さわげり
待てるわれに 出で来よ君
出で来よ

ドイツ語歌詞 Standchen (セレナーデ) 作詞:ルートヴィヒ・レルシュタープ

Leise flehen meine Lieder               僕の歌は夜の中を抜け
Durch Nacht zu dir;                       あなたへひっそりとこう訴えかける。
In die stillen Hain hernieder,           静かな森の中へと降りておいで、
Liebchen, komm zu mir!                 恋人よ、僕のもとへ!

 
Flusternd schlanke Wipfel rauschen 細い梢が月の光の中で
In des Mondes Licht;                      ささやくようにざわめいている。
Des Verraters feindlich Lauschen     裏切り者の意地悪い盗み聞きを
Furchte, holde, nicht.                      怖がる事はない、優しい人よ。

 
Horst die Nachtigallen schlagen?     ナイチンゲールの声が聞こえるかい?
Ach! sie flehen dich,                       ああ!それはあなたに訴えている。
Mit der Tone susen Klagen              甘い嘆きの音色で
Flehen sie fur mich.                        僕の代わりに訴えているんだ。

 
Sie verstehn des Busens Sehnen,   ナイチンゲールはこの胸の憧れ、
Kennen Liebesschmerz,                  愛の苦しみを知っていて、
Ruhren mit den Silbertonen            その銀色の音色で
Jedes weiche Herz.                         やさしい心を揺さぶるんだ。

 
Las auch die Brust bewegen           どうかあなたも胸動かされ、
Liebchen, hore mich!                      恋人よ、僕の願いを聞きいておくれ!
Bebend harr' ich dir entgegen!        僕はあなたの前で身もだえ、待ちわびているんだ!
Komm, beglucke mich!                   来て、僕を幸せにしておくれ!


<セレナード>の訳語「小夜曲」はあまり見かけません。
意味するのは、男性が思いを寄せる女性の家の窓辺で夕暮れにうたう歌や器楽でうったえる音楽のことです。
朝方ならフランスにオーバードaubade、イタリアに<マティナータ>があります。
夕べの情緒と若々しい愛情を歌いあげた歌曲です。
この<セレナード>はシューベルトの没後に編まれた歌曲集『白鳥の歌』14曲のなかにあり、
楽譜を見ると曲名はStandchenシュテンチェンとあります。これが<Serenade>の原題です。
ドイツリート[歌曲]というジャンルは、シューベルトが1814年17歳のとき作曲した<糸を紡ぐグレートヒェン>で
確立したといわれます。彼は1828年に31歳で亡くなりますが、短い生涯でたくさんの音楽作品を残します。
なかでも「歌曲王」とよばれるように、このジャンルが多く名曲ばかりです。

シューベルト没年の作品<セレナード>は、歌曲集に7曲あるルートヴィヒ・レルシュタープの詩によります。
ハインリヒ・ハイネの詩は6曲あり、なかに<海辺にてAm Meer>があって、
字面から独語オンチにはシャンソンのLa Mer(仏語)のように明るい地中海を想像させますが、
ドイツリートのほうは北の暗い海でしょうか、夕暮れの海辺での悲恋をうたった歌のようです。

ハイネはシューマンの歌曲集『詩人の恋』などで知られますが、レルシュタープにはスイスの
ルツェルン湖で舟遊びをしたとき波間に映る月影をながめベートーヴェンのあのピアノソナタを思い浮かべて
「月光」と名づけた、という逸話が残いってます。シューベルトは異性にたいし内気で善良で消極的でした。
彼は「愛を歌うと悲しみになり、悲しみを歌うと愛になった」というのです。
彼の生涯を知るには、映画『未完成交響楽』1935、『シューベルト未完の旅路』、
『三人姉妹の家』があります。

シューベルトが作曲した歌曲は約600曲といわれます。
シューベルトなら交響曲、管弦楽、五重・四重・三重などの室内楽、ヴァイオリン・ピアノほかの器楽曲など、
やはりすべて美しい作品です。
セレナードはドイツだけではありません。イタリアにトスティの歌曲<セレナータ>があり、
シャンソンにはフランシス・ロペス作曲の<パリのセレナーデ>があります。
ティノ・ロッシが映画『Paris chante toujours』1952のなかで若い娘に寄り添い歌いかけています。

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