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木管六重奏 ショパン:雨だれの前奏曲(プレリュード)

木管六重奏 ショパン:雨だれの前奏曲(プレリュード)
編成はFl.、Ob.、Cl.、A.Sax.、T.Sax.、B.Sax.です。
A.Sax.、Ob.はCl.に変更可能。T.Sax.、B.Sax.はCl.またはFg.に変更可能。

ショパンの華麗な名曲をコンサートピースの小品に、ぜひどうぞ。

木管六重奏 ショパン:雨だれの前奏曲(プレリュード)
編成はFl.、Ob.、Cl.、A.Sax.、T.Sax.、B.Sax.です。
A.Sax.、Ob.はCl.に変更可能。T.Sax.、B.Sax.はCl.またはFg.に変更可能。

ショパンの華麗な名曲をコンサートピースの小品に、ぜひどうぞ。

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https://animato.official.ec/

参考音源
https://youtu.be/RXqnxJGnVkA

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

雨だれの前奏曲(プレリュード)

前奏曲『雨だれ(Raindrop)』(雨だれの前奏曲/雨だれのプレリュード)は、
ショパン「24の前奏曲(作品28)」の第15番目の曲です。

24の前奏曲作品28 第15番 変ニ長調
ソステヌート、4分の4拍子。有名な「雨だれの前奏曲」です。24曲中最も演奏時間が長い(5分程度)曲です。
「雨だれ」の描写は他調の曲でも行っていますが、繋留音が異名同音でこれほどまでに清明(変ニ長調)と
暗黒(嬰ハ短調)の対比をさせる結果になっているのは本作だけです。
比較的平易に演奏できるが、作曲技術の妙を感じさせ、ショパンの前奏曲の代名詞のようになっています。

作曲当時20代後半頃のショパンは、恋人ジョルジュ・サンド(George Sand/1804-1876)と
スペインのマジョルカ島(Mallorca)で静養中でした。
ショパンとはフランツ・リストを介して出会い、サロンでの演奏に心引かれた彼女はショパンに急接近していく。

付き合い始めた二人は、煩わしいパリのゴシップから逃れ、また体の弱いショパンの静養をかねて、
気候に恵まれたスペインのマジョルカ島で一冬の愛の逃避行を楽しむことにしました。
二人は最初別荘を借りていたが、ショパンが風邪をこじらせ結核にかかっていたため
地元の村人からすぐに追い出されてしまいました。

急遽カルトゥハ修道院の庵室を安く譲り受け、お気に入りのプレイエルのピアノを届けさせると、
そこで第15番『雨だれ』を含む全24曲の前奏曲を完成させました。

ショパンがマジョルカ島に滞在していた頃はちょうど地中海性気候の雨の多い時期で、
長く降り続く雨が前奏曲『雨だれ』の完成に影響を与えたとも言われています。
なお、現在カルトゥハ修道院には当時の部屋がそのまま博物館として残されており、二人の生活を偲ぶことができます。

アトリエ・アニマート
https://animato-jp.net/

  2020/08/30   animato
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