牛タン定食

関西で食べるものとは、全然違っています。まず肉厚がすごい。ほお張ってでも熱いうちに食べるのがコツ。前もって「南蛮つけてね」って頼んでおかないと付けてくれない「とうがらしの漬物」も絶品。妙に麦飯に郷愁をそそられました。

 やっぱり「牛タン」でしょ

「仙台に行ったら、まず牛タン!」と、数ヶ月前から言われ続けて、やっとたどり着いたのが、濃紺の暖簾が渋い牛タン屋『太助』。おもむろに店の中を覗いてみると、炭火の煙と臭いの中で黙々と牛タンにかぶりついている客が所狭しと並んでいるではないか。まずは、その異様なまでの熱気に驚いてしまった。数分後、狭すぎる席に着き、いよいよかと待っていた。。

「うおぉ〜〜!!この牛タンぶあつくて、大きすぎぃ!!」出てきたボリューム満点のあつあつ牛タンに驚きの声を上げるや否や、皆、息つく間もなく「ガブリッッ!!」とかぶりついた。もう美味しいのなんのって、前代未聞の絶品☆☆☆☆☆五つ星クラス間違いなし!!

こだわりの炭火で焼くことにより、しっかりした酷のある味付けがなされ、引き締まったお肉の歯ごたえが食べる者に感動を与えてくれた。それに加えて出てきたテールスープがこれまた絶妙にマッチング、ピリ辛の南蛮漬けと白菜の漬物に麦ご飯の懐かしい味。あぁ〜、ほんとにほんとに美味しかったなぁ。。思い出せば食べたくてたまらなくなるあの牛タン、忘れられない牛タン屋でのひとコマである。

レポーター:小林 知子さん

「仙台うまいもん報告」

証言1.「すじこはプルンプルン」

 みなさん、「いくら」はご存知でしょうね。「すじこ」は、その原料、つまり「すじこ」に味をつけたものが「いくら」なのです。仙台駅前の朝市で、箱から開けたての「すじこ」を買って帰って、「すじこどんぶり」にして食べました。炊き立てのご飯の上に、すじこと、焼き鮭の身をほぐしたのと、錦糸玉子、そして焼き海苔をふりかけて食べると最高。塩味もちょうどよい加減で、すじこはプルンプルンして、歯さわりが最高でした。ウーン、もう一度食べたい!

 

証言2.「牛タン定食まさに病みつき」

 京都で食べる、牛タンはうすーい肉だとか…。仙台のは、とーっても分厚くて、ジューシイです。私は、ピアニストの川口先生(とても、肉などは口になさらないようなお上品な方)と、まさに取り合いをして食べました。女同士の壮絶な戦いでした。口では、「どうぞ…」と言いながら、心の中では、「…」と思いながら。だいたい、2人分をいっしょにお皿に入れて出すからこうなるのよね。お店の人も悪い。未練があったのか帰りしな、仙台空港のレストランでもう一度「牛タン定食」を食べて帰りました。でも、味は、下記の店のが格段においしいです。FAX注文可能です。

980−0803 仙台市青葉区国分町二丁目11−11千松島ビル内

「太助」TEL022−262−2539 FAX022−214−5498

 参考までに
 牛タン 一人前 750円
 テールスープ 二人前 800円から

 冷凍で送ってくれるようです。

 

証言3.「チャーシュウは本当の味」

 「太助」から、ちょうど裏手にある「寿屋精肉店」。自家製の焼き豚を売っているお店です。ブロックだから、好きな大きさに切って食べられるのがいい。まさに、家で作っていますと言う感じのおじさんがおられます。肉はもちろんのこと、味加減が特にちょうどよいのです。ここも、宅急便で送ってくれます。にぎりこぶし二つ分ぐらいなの3000円ぐらいです。

980−0803 仙台市青葉区国分寺町2−11−8

「寿屋精肉店」TEL022−222−8692

 

証言4.「仙台味噌はやっぱりおいしい」

 昔から、城下町は味覚も洗練されていると言います。仙台の人はプライドをもっておられるとか…。生活に欠かせない「味噌」は、それこそ洗練された味覚の象徴と言えるでしょう。私は、しっかり注文して帰りました。「佐々重」というお店は、全国から注文があるとのこと。安政元年創業と言うだけあって、りっぱなお店でした。極上味噌2kgと紅こうじ1kgそれらを混ぜて、毎日のお味噌汁に使っています。まろみのある味わい深い汁にしあがります。マルコメとかタケヤミソは、化学調味料の味ですが、仙台味噌は大豆の味です。つまり本物です。ぜひ、味わってみてください。

980−0811 仙台市青葉区一番町3−6−1

株式会社 「佐々重」TEL022−222−6506FAX022−225−1918

  以上、「仙台うまいもん報告」を終わります。

レポーター:藤田 加代 先生

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