八重山・沖縄ふたたび 3/8
- メンソーレ、ウチナー!(ようこそ、沖縄!) -
白保の海を守り抜く人々の思いを十分に感得した。こちらでも八重山そばをジューシー(沖縄伝統食で肉や野菜を入れた炊き込みごはん)にぎり飯とともに味わった。豚のゆで汁で炊かれているのでコクがある味わいだ。八重山そばには沖縄独特の胡椒ピィヤーシを振りかけていただく。サンゴを守るために赤土流出を防止する必要がある。キビ畑の周囲に「月桃」を植える取り組みに触れた。月桃(げっとう)はショウガ科の植物で、その葉は消臭効果とともに防虫や防カビにも用いられ、近年ではお茶・化粧品・健康食品などさまざまなものに加工されている。籠を編んだりした民芸品も注目されている。
沖縄独特の胡椒ピィヤーシの話を地元のお母さんに伺った。生垣に案内され、ヒハツモドキという胡椒科の植物を見せていただいた。日本で唯一作られる香辛料として有名で、「ピパーズ」、「ピィヤーシ」「フィファチ」とも呼ばれている。 実を乾燥した後で粉末にして使うと コショウのような味で独特の甘い香りがする。ピリっとくる辛味が食欲を増進してくれる。沖縄では、そばやうどんにかけたり、野菜炒めや肉料理などにかけ独特の香りを楽しめる。
エメラルドグリーンとはこの色だ
気温15度・水温20度
八重山そばとジューシーにぎり飯
生垣のヒハツモドキ
神聖な祈りの場「御獄(オン)」
新空港近くのキビ畑(収穫後)
月桃関連グッズ