アッシジを出てバス内で一息ついた頃、太陽道路(高速道路)に入った。テヴェレ川沿いにひたすらローマを目指す3時間の道程。ウンブリア州からラッッイオ州へ移動は続く。周知のことだが欧州の水は硬水であり飲用には不適である。この石灰質の山々が水源なのだ。北イタリアでは見られなかったオリーブの木々も目につくようになってきた。「すべての道はローマに通ず」という格言を思い出した。