25.塘路湖周辺施設・釧路空港へ

塘路駅を後に急いで釧路空港へ向かう、時間がない。釧路市を通らずに温根内経由で時間短縮。しかし名残惜しい釧路湿原の施設や展望台に立ち寄った。帰りの飛行機に間に合うのだろうか。

標茶にあった収監所跡の建物を使った

資料館が塘路湖畔にある

懐かしい電話機や時間が刻まれた生活用品が集まる

歴史を物語る数々の展示物は興味深い

アイヌの丸木舟も展示されていた

隣接する塘路湖エコミュージアムセンター「あるこっと」

湿原の自然や歴史についての資料が展示され

特にシアターは感動もの

空港へ急ぐことも忘れてコッタロ展望台で停車する

20分の道を5分で駆け上がり

小高い丘から

コッタロ湿原を一望できる

急いで登ると息も絶えだえに、眼下を見下ろせば

登り始めた駐車場がはるか彼方に「またあそこまで下りるのか....」

はたと我に返り、車を走らせて一路空港に急ぐ

途中でまたもや下車、温根内の牧場では

大変貴重な体験をする→ 内容は同じムービー
ムービー再生2.9MB(240×180 pixel)ムービー再生1.4MB(160×120 pixel)

約1時間で釧路空港にアクセスできた。間に合ってホッと一息

関西空港へは日本エアーシステムにより1日1便が運行されている
往路は1時間50分、復路は2時間10分で接続

機内ではひたすらHP作りに専念し関西空港に到着した


旅を終えて

アッと言う間の視察旅行、お気に入りの北海道で見聞を広められた4日間は至福の時間だった。21世紀を生きる次世代の人達に、我々大人は何を残し、何を伝えるべきなのか?これを真剣に考えることから地球環境と生命の教育が始まると実感した。自然は人間のために.....ではなく、人間は自然のために戻さなければならない多くの借金を抱えている。鮭の誕生から回帰、大地の恵み、広大な景観、脈々たる人の営みに触れることで、若い人達には真摯な気持で人類の行く道を見い出して欲しいと強く願いたい。近々再訪するまでに筆者なりに見い出せる道を踏み固めておきたいと決意を新たに帰京したのだった。(ライター・カメラ = 瀬 浩明)

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