2001初夏・サロマ花と時空探訪

このページでは2001年7月3日から訪れた初めての北海道サロマ湖畔の常呂遺跡とワッカ原生花園を舞台に筆者の花いっぱい体験をご紹介します。初夏の清々しさと短い夏を一斉に彩る華やかな花畑の様子を感じていただければ幸いです。(メイン・ビジュアルは真昼の大雪山系を北に見る。6/13)


釧路上空を北へ通過して

道東の空の玄関、女満別空港に降り立つ

今回の滞在地、サロマ湖畔の常呂町に向かった

周囲は一面のビート=てんさい(砂糖大根)畑が広がる

道端に咲くエゾノソナレギク

今回はサロマ湖名物の夕焼けはお預けのようだ
流氷がオホーツクからやって来る頃に訪れてみたい

もう一つのサロマ湖名物「北海シマエビ」濃厚な味で絶品(夏のみ)

「ところ遺跡の森」にある「ところ遺跡の館」
竪穴式住居をイメージして建てられた(問い合わせ : Tel.0152-54-3393)

内部では古代文化を学習し、古代生活を体験できる
(入場料 : 大人200・中高100・小学生50円)

展示住居(約1000年前の擦文文化)

予約をしておくと夜には

竪穴式住居での宿泊体験をさせてくれる

鮭トバ(冬葉)が囲炉裏の上に吊るされ、野趣満点の古代体験

ところ埋蔵文化センター「どきどき」

「どきどき」には遺跡から出土した石器などが収蔵してある
石器の修復作業も体験できる(入館無料)

本州と北海道の考古学編年表

年代

本州

北海道

20000年前

旧石器文化

 
旧石器文化
岐阜第二遺跡
 

10000年前

 
縄文文化

草創期
早期
前期
中期
後期
晩期
 

 

縄文文化

早期(石刃鏃文化)
前期
中期 トコロ貝塚
後期
晩期 トコロ川河口遺跡
 

2000年前

弥生文化

続縄文文化 

栄浦第二遺跡

古墳文化
トコロ川河口遺跡

奈良

擦文文化 栄浦第二遺跡

オホーツク文化

平安

1000年前

鎌倉

室町

江戸

アイヌ文化 

トコロチャシ遺跡

100年前

近代
ライトコロ遺跡

内地(本州)と奥地(北海道)での歴史的な相違を学ぶことができた

7月はラベンダーの香りが漂う何とも清々しい頃である

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