'06晩夏の潮岬4/4

 降り出した雨は次第に強さを増してくる。狭い一人用ツーリングテント内でウイスキーに興じるしかない。フライシートにも雨が染みてくる程の勢いだ。雨は朝の5時になっても止んでいない。仕方なくレインコートを着て撤収することにした。潮岬キャンプサイトを出られたのは8時30分、滝のように降る雨で側溝からは噴水のように雨水が吹き上がる道路を北上する。

 帰路は宮川村経由と決めていたが道の駅の道路情報で通行止めを確認し断念する。レインコート内の衣服も全て水浸し、寒さのため指の感覚も麻痺している。榛原町の針インター「道の駅」に近付いたところで悲願の陽光が差してきた。陽の光で暖められた木製のベンチに座り、たこ焼で体温を幾分回復させる。8月に厳しい寒さと闘ったのは北海道ツーリング以来の予期せぬ事態だった。京都宇治に到着は16時30分であった。


不安な豪雨の夜に一人寂しくシャッターを押す


紀宝町ウミガメ公園「道の駅」で宮川村経由は断念


上北山村の清流も川幅いっぱいの濁流となっていた


榛原町の針インター「道の駅」で最後の休息


宇治に戻る頃には眩しい青空を拝む

 天気予報は飽くまで予報、という教訓は今回の苦い収穫となったが、ともかくも本州最南端までは辿り着くことができた。潮岬へは機会を改めて再び訪ねてみたい。走行距離は500km、R6の燃費は24km/litterであった。

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